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(短編集)
ヒトリシズカ
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ヒトリシズカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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読みやすいです。しかし皆様がおっしゃるように最終章が酷い。下手な邦画の投げっぱなし感に似ている。 各章の警官がそれぞれで静香を追い、ピースが揃って静香を追い詰めるというお話ではないです。 殺された探偵がメッセージを残すわけでもなく、木崎がピースを埋めていくわけでもなく、あんなに大見栄切って調子乗った大村が真相に自分で辿りつくわけでもなく、結局静香に辿り着いたのは事故った車に残った血痕っていうね(笑) 各章を繋ぐ唯一の人物である探偵が、静香の手がかりを掴んだというのに伊東に報告しないまま手がかりを残すわけでもなく死んでしまったが、あの章丸々カットしても問題ないよね。 大村に関してはどういう義理があるかと思えば、寮の入居を融通して貰っただけだろ、そんなんで犯罪見逃すなよ(笑) 人間の行動すべてに意味があるわけではないが、こうした謎を含んだ犯人の心理描写はきちんと描いて欲しいわ。 幼少時の心の傷が静香の闇を作っているみたいな描きかたも見られるがコレはどちらかというと先天性殺人鬼の分類だろ。急に妹LOVEされても困るわ。 探偵を自分のために殺すくらいなら、戸籍を買った人間を妹のために殺せるだろ。 何も持たなかったクレイジー静香が妹LOVEになったため弱くなったってことにしたいなら、そういう静香の心理描写は欲しかった。 最終章は、 ●澪を静香に見せかけよう ●数年後の話にしよう ●静香死なせよう ●各章の人間集めて静香語らせよう っていう設計を無理やり繋げようとした感じがきつかった。 ただ未成年犯罪者を子供にもった親のどうしようもない無能なイラつく感じや、静香が起こした各事件にはそれぞれちゃんと容疑者がいるし~警察の身内だし~被疑者死亡してるし~このまま内々で触らないでおこうっていう警察の感じが浮かんできたのは上手く描いてるなっておもった。 | ||||
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相葉雅紀 大倉忠義 藤ヶ谷太輔 山田涼介 手越祐也 重岡大毅 木村拓哉 メロリーナ てれびちゃん 杉山優奈 キュアブラック役(熊田胡々) ベッキー 「小雪の仮面の段」 スノウ スノーマン アイスドアース アイスキーチェーン 氷の菓 値しの天使 ウンディーネ | ||||
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6編からなる連作小説。 異なる5つの殺人を警官たちが追う。 一見、無関係な事件がかかわりを持つことが明らかになっていく。 先へ先へと物語を進め、読ませる技はさすがである。 しかし、とてつもなくおもしろくなりそうな構成なのだが、 読後感は「薄い」「残念」 なにがそう感じさせるのだろうか。 主人公の人物造形は魅力的だ。その抱える闇もずしりと重い。 が、それ以外は有体に言えば「手抜き感」満載だ。 たとえば謎を解明する役割を担う警官たちの人物造形が、いかにも平板だ。 同僚に金を借りていたり、ギャンブル好きだったり、 それぞれに個性はあるのだが、それらが描写されず、すべて説明に終始している。 また、発端から最終章まで16年という時間が経過している設定なのだが、 時間の経過感がきわめて乏しい。 会話も服装も社会風俗も街の様子も、ほぼ変化が描かれていない。 だから謎を追った(抱えた)歳月の重さがまったく伝わらない。 各章ともに書き込み、深堀の余地がある。 とりわけ最終章は走りすぎで、興が削がれる。 ぎりぎりの推敲を重ね、人物や事象を深堀して加筆していけば、 どえらい傑作になった可能性がある。 残念だ。 | ||||
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最初から、読み手を一気に引き付けて離さない。 とても面白かった、が・・・ 最後がどうもあっけない・・・。 結局、シズカという人物は・・・ そこが一番知りたいのに、 急に死んでしまい、幕引き・・・なぜ? いろいろ事件からの描写で、 ちょっとした短編集のようになっているが、 どんどんと物語りは繋がっていく。 そこまでがとても面白かった分、悲しすぎる・・・。 | ||||
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数年間の間に、警視庁管内で散発する殺人事件。 これらの事件に関連性はないようだが、、どうやらひとりの少女が関わっている。 それぞれの事件を担当する、刑事たちは完全にモブキャラで、彼女に辿り着く寸前でギブアップ。 どんな目的を持っているのか? なぜ、冷酷かつ凶悪な犯行を実行出来るのか? 謎が少しずつ解明していく、、、のではあるが、 全て読み切っても、消化不良な感じがした。良い余韻があるわけでもない。 彼女のキャラクタが、分からず終いだったからか。。 凶悪性を裏付ける出来事や、行動原理なんかも、途中で明らかになるけれど、 少女本人の語る言葉があまりに少なくて、人物像が固まらないままラストを迎えてしまった。 特に、探偵との攻防を描く章で、大きくバランスが崩れてしまったように思う。 そして肝心のラストシーンも、安易な辻褄合わせのようで、スッと胸に収まる感じはしなかった。 はっきりとモンスターとして描くか、ミソジニー的見地で狂気を持たせるとか。 殺人事件の主犯格として、いろいろ遣り様があったと思う。 | ||||
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フィクションだから何でもあり?な作品です。 著者のデビュー作「妖の華」と同じで各キャラクターが全然 描けていないし、印象に残らなかった。 特に主人公はひどい。殺人の動機が??? 主人公のシズカにいたっては、現実的にはあり得ない唐突な設定。 13歳の少女がどうがんばっても20歳前後に見えないし、特に裸に なったら年齢はごまかせない。 シズカと肉体的に関わった人間は全てロリコン趣味? 15歳で暴力団同士を戦わせる、拳銃のドンパチに加わるなんか あり得ないでしょ。普通、どう考えても。 最終章が一番ひどかった。 | ||||
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最初からグイグイ読ませる筆力はさすがと思うけど、主人公のはずのシズカがまったく書ききれていない。 誉田哲也の著作でよく感じるのが、物語が唐突に終わってしまうという不満! この作品でもそうだ!あと2,3話を追加してでもちゃんと書き上げろと言いたい! | ||||
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最初からグイグイ読ませる筆力はさすがと思うけど、主人公のはずのシズカがまったく書ききれていない。 誉田哲也の著作でよく感じるのが、物語が唐突に終わってしまうという不満! この作品でもそうだ!あと2,3話を追加してでもちゃんと書き上げろと言いたい! | ||||
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5つの物語が全て繋がっていくという連作形式です。 シズカという女性が全ての物語に絡んでいき、 やがて最終章に全ての謎が明らかになっていくんですが、 まずこのシズカなる女性の背景の描き方が結構大ざっぱ。。 全ての行動の裏付けとなる、生い立ちや過去の出来事、 そしてそういう心情に至る過程が強引な印象を受けました。 そしてシズカに各章で関わってくる警察官や探偵等が 全く描き分けができていない。。。 複数人にして、各章を分けて、それが最終章で 全て繋がっていく、という風にしたかったという 著者の狙いは分かるんですが、空回り的な印象でした。 上手にプロットや背景を組み立てれば、もう少し 面白くできそうな作品だっただけに残念です。 | ||||
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5つの物語が全て繋がっていくという連作形式です。 シズカという女性が全ての物語に絡んでいき、 やがて最終章に全ての謎が明らかになっていくんですが、 まずこのシズカなる女性の背景の描き方が結構大ざっぱ。。 全ての行動の裏付けとなる、生い立ちや過去の出来事、 そしてそういう心情に至る過程が強引な印象を受けました。 そしてシズカに各章で関わってくる警察官や探偵等が 全く描き分けができていない。。。 複数人にして、各章を分けて、それが最終章で 全て繋がっていく、という風にしたかったという 著者の狙いは分かるんですが、空回り的な印象でした。 上手にプロットや背景を組み立てれば、もう少し 面白くできそうな作品だっただけに残念です。 | ||||
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