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(短編集)
ヒトリシズカ
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ヒトリシズカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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ストーリーは面白いでした。なんとなく話のコンセプトには共感を覚えないというか、私が望まない方にむかって行くので少々読みにくい本でした。 | ||||
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事件の時系列、過去と未来が章ごとに入れ変わり収束していくパターンの犯罪ミステリー。 話も面白いしさくさく読めてしまうのに読後感がすっきりしない。 主人公は何年にも渡って罪を重ね続けるしたたかで残忍な犯人なのに、人物の背景と言うかこ人格形成の経緯が薄いと言うか足りない。なので読み終わっても「なぜ」が強く、まるで読み忘れた章があるかのような物足りなさが残ってしまった。 | ||||
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ドラマを見て原作のほうがおもしろそうだと思い購入。 読んで損はないですが、シズカがイメージできない。 ドラマのほうが良かったかも。 | ||||
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シズカのキャラクターが最後までイメージしづらくブレていたせいでいまいち感情移入できなかった。刑事側の人間像も数が多すぎて結果どの刑事もキャラが立たず。 | ||||
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ストロベリーナイトから興味を持った誉田哲也。 誉田哲也の本ははなぜ影をもった女性を主人公にするのか… 静香が幼いころから心に刻まれてきた憎しみや、絶望。 それにより自分を狂わせた者に対しての復讐の犯罪。 静香は自分のための人生を送ることはできなかったことに、重さを感じた。 | ||||
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ちょっと非現実的すぎるかな、と。 8歳で殺人に加担して、中学生でヤクザを同士討ちさせて、警官に銃を向けて嘲笑いながら逃げる・・・・ いくらなんでもこんな奴おらんやろと突っ込みたくなるとこが多々あり。 そんな簡単に全て上手く行くとも思えない。 現実感のある非日常を求めていた自分にとっては、この作品は完全なファンタジーに思えて微妙でした。 | ||||
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最後の章でずっこけた感じです。 途中までは、ぐいぐいと引き込まれます。 しかし、最後になるにつれて、「これ本当にちゃんと終わるのか?」と不安になりましたが、案の定、最後でせっせと畳み掛けています。よって、読み終わった後に、ため息がでてしまった。 あと1〜2章あれば肝心の「シズカ」も描ききれていただろうし、傑作になっていたと思います。 多くの登場人物のさまざまな観点で、事件が進むので面白いのですが、結果的にそれぞれがまとまる事なく、薄っぺらなヒューマニズムで終わってしまった。 本当に、おしい作品です。 | ||||
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友人が面白いからと貸してくれたので読んだ。読みやすいが特にこれといってあっと驚くような展開はなく ドラマや映画のように映像や音がないとこういう小説は面白くならないのではないだろうか。 普通の小説という感じがする。 | ||||
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WoWoWのドラマの方を先に観ちゃって、その印象が強く初めて映像の方が心に残った。 | ||||
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(ネタばれ注意!!) 中学生の女の子による連続殺人(あるいは教唆)事件を捜査にあたった警察官の視点で描いた短編連作集。 誉田哲也の作品らしく、事件発生から犯人逮捕に向けた捜査の進行や捜査会議でのやり取りなどがリアルに書きこまれる一方で、事件の謎めいた展開にワクワクさせられ、またさりげない伏線に感心しつつ、一気に最終章まで読み進めることとなるが…。 結末がどうしても共感できない。 やくざの子に生まれ、不幸な家庭に育ったトラウマが「シズカ」を犯罪に駆り立てる。東野圭吾の『白夜行』や宮部みゆきの『模倣犯』に見られるモチーフであり、新鮮味はないものの、それ自体は「あり」と思う。 しかしながら、「シズカ」を血を分けた妹の為に自らの身を投げ打つ形で美化してしまうのはいかがなものか? 数々の犯罪を引き起こした狡猾さや冷血さをこの1点でチャラにしてしまうのはアンフェアだし、作品としての深みを損なっていると感じる。シズカには最期まで“悪”でいてほしかった。 また、最新作『ブルーマーダー』でもそうだが、誉田哲也の作品には、救いようの無い犯罪者は『私刑』をもって抹殺すべし、との思想が根本に流れており、本作品にもその思想が色濃く表れている。 上記の通り、姫川シリーズにも共通の思想だが、同シリーズが共感を呼ぶのは、姫川自体がその思想に犯罪被害者として共振しながらも、辛うじて警察官としての、法の番人としての立場に踏みとどまっている…その相克に深みや希望を見出せるからではないだろうか? その意味で『う〜ん。面白いけど共感はできない…。』作品だ。 | ||||
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男が拳銃で撃たれ死亡した。だが、射創には不可解な点があった。犯人だと思われていた 男は犯人ではないのか?現場から走り去った少女は?シズカというひとりの女性をめぐる 物語が始まる・・・。6編の連作集。 さまざまな事件がおきる。その陰に、人を殺すのに何のためらいもない残虐性を持つシズカと いうひとりの女性の姿が見え隠れする。非情な彼女の行動はその生い立ちに由来するのだが、 もともと彼女の中にあったものがあるきっかけで姿を現した・・・そんな気がする。なぜ彼女は 人を殺すのか?彼女の行動にはインパクトがある。だが、殺人の動機には少々納得できない 部分もある。シズカの心情に寄り添うには、描写不足なのでは?ラストはシズカの意外な面を 知ることになったのだが、そこに至るまでの彼女の行動を考えると、今までの彼女のイメージと うまく結びつかなかった。また、あっさりとこういう結末にしてしまったことに拍子抜けした。 あまりにも安易な終わらせ方だ。プツンと断ち切られたような感じで物足りない。また、最後まで シズカという女性の人物像がぼやけたままで残念だった。 | ||||
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なかなかに面白く二日で読破しました。最終章ですべての事件の繋がりが解明されるわけですが、まぁ悲しい一人の女性の物語という感じと言えばそうですが、2、3章の悪意ある巧妙かつ計画的な犯行を繰り返えされた経過からすると、若干、尻すぼみ的な終わり方だったと思います。個人的には、これまでの巧妙かつ計画的に実行された犯行の全貌をもう少し解説して欲しかったです。誉田氏の作品は、毎回、なんとも悲しい真実があり、心が痛んでしまいます。しかし、作品自体は、帯にあるように一気読み傾向になってしまう面白さがあるので、個人的な満足度としては100点満点中71点といったところです。(^ー^) | ||||
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シズカという女性が絡んでいく事件が最後全て繋がるストーリー。 最初の方の章はシズカの謎めいた感じに惹きこまれていきスラスラと読めていきますが、 短編集のせいか他の方も書いている通り描写が弱くなって厚みが少し少ない感じです。 探偵が殺される章や、シズカの過去の賞などもう少し深く突っ込み、 次への章への布石を打ってくれる方がもっとのめりこめたのではないかと思う。 最後の章での、シズカの登場の少なさが勿体ない! | ||||
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5つの物語と1つの終章からなる連作集です。 シズカという一人の少女の物語と言って良いでしょう。 決してシズカ自身の描写は多くないのですが、起こる事件にはいつも彼女の影が。 最後はどうなるんだろうと、読者の掴みは非常にうまいと思います。 しかし、終わってみれば、もう一筆欲しかったです。シズカの内面の描写をもっと。 結局、彼女はその時々、いったい何を考え、思っていたのかが知りたかった。それが残念です。 | ||||
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短編小説の連作で一つの物語になっていく作品なら、高野秀明の『6時間後に君は死ぬ』のほうがずっと面白かったと思う。 驚きもそんなになかったし、感動もなかった。 ただ、最後の1ページを読み終えた時に思い出した事がある。 以前、ドラマだったか映画だったか小説だったかは覚えてないのだけれど、「犯人を早く捕まえてやることが、犯人のためだ」という意味の言葉を聞いたことがある。 最後の伊藤静加が起こした事件に関わった刑事たちの言葉を聞いたときにそれを思い出した。 なんとなくだけれど、このことは覚えておかなければいけないことのように思う。 誉田哲也の作品をこれから読み始めようという人にはあまりお勧めしない。 入るなら、『ストロベリーナイト』や『武士道シックスティーン』辺りをが良いと思う。 | ||||
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一人の女が発端で色んな事件が複雑に絡む。タイトルのままで、最終章迄は良かったのだが、最終章でそれまでの流れが悪く流れ着いた、そんな感じ。最終章迄は、女が何をどうするか、どう関わるかを楽しみに頁をめくったが、結局女が何をどうしたかったのか、どうしてこうしたのか、もう少しその辺りを書いて欲しかった作品です。女のキャラが痛切なくて好ましかった分、尻切れ感が拭えないです。非常に勿体無いと感じました。 | ||||
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交番勤務だったり、元警官の探偵など、異なる警察官が関わる事件にシズカという一人の女性が絡んでいく。 殺人を重ねる謎の女性、シズカ。 シズカを知りたく、どんどんと引き込まれていく。 ただ、警察官たちのキャラクターが描き切れていないのが残念。 章が変わり、事件も変わるのに、調子が変わらず、一辺倒な感じ。 警察官たちの個性が伝わると、もっと作品に深みが出たのではと思います。 最終章でシズカの別の一面が描かれるのだが、その意外さと感動が伝わりにくい。 これは、殺意の底にある動機が読者に伝わりにくく、シズカの心に沿いきれないせいではないだろうか。 シズカの冷たいキャラクターが良いだけに残念です。 | ||||
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交番勤務だったり、元警官の探偵など、異なる警察官が関わる事件にシズカという一人の女性が絡んでいく。 殺人を重ねる謎の女性、シズカ。 シズカを知りたく、どんどんと引き込まれていく。 ただ、警察官たちのキャラクターが描き切れていないのが残念。 章が変わり、事件も変わるのに、調子が変わらず、一辺倒な感じ。 警察官たちの個性が伝わると、もっと作品に深みが出たのではと思います。 最終章でシズカの別の一面が描かれるのだが、その意外さと感動が伝わりにくい。 これは、殺意の底にある動機が読者に伝わりにくく、シズカの心に沿いきれないせいではないだろうか。 シズカの冷たいキャラクターが良いだけに残念です。 | ||||
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