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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2076件 1421~1440 72/104ページ
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戦争物は、読んだことがなかったので、本屋さんで何度も1位になっているのを知っていましたが、手に取るのをためらっていました。先日クイズ番組に百田さんが出演しているのを観たのがきっかけになりました。戦闘機の名前が難しく、歴史にもあまり興味がないほうなので、読み始めはとにかく感じが多くてなかなか進みませんでしたが、途中から、宮部さんの人物像に惹かれ、のめりこみました。最後は、電車の中で読みましたが、ウルッとしてしまいました。戦争を知らない私たちが読むべき本だと思います。また、日本人が持っていた精神力の強さは、どこに行ってしまったのだろう?と思いました。 | ||||
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テレビで紹介されているのを見て、どんな話かよくわからないまま購入しました。 こんな愛もあるのかと読めば読むほどじわじわ来て、最後は一人で号泣でした。 かなり良いです。 | ||||
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良くできた小説だけに米海軍の戦闘機「コルセア」を「シコルスキー」と間違えたのが残念かな ところで誰もこの件は突っ込まないの? もしかして映画でも「シコルスキー」と言っちゃうんでしょうか | ||||
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若い人がこれを読んで、戦争について学ぶにはいい本だと思う。 私のようなおじさんからすると、宮部さんの話以外は、 有名な戦記ものの本をそのまま引き写して、登場人物に喋らせている点が多く、 あああの本だなとわかってしまうのが難点。 作者がすごいというよりは、特攻という事実がすごいのであって、 それに乗っかっている本という印象。 | ||||
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戦争者は嫌いですが、よかったです。遊就館を思い出し心打たれました。 | ||||
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零戦や戦争のことについて専門的な知識が無い方におすすめします。 一つの物語として、戦争の無益さと若者の命を浪費してしまうことへのいたたまれなさを 感じずにはいられません。 登場人物の主張、戦闘機のスペックなどの専門的かつ細かな部分についての正確さを欠いている といった評価もなされているようですがおそらくきっとそうなのでしょう。けれどこの物語の 言わんとしていることはそういった点を勘案しても十分に伝わると思います。 10〜20代の方にも読んでもらいそれぞれの世代で感じたことを語り合いたいと感じさせられる一冊です。 | ||||
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最初、とてもわかりやすく描かれている零戦の戦闘シーンを脳裏に描きながら、わくわくしながら読んでいました。 楽しんで読んでいたのですが、途中からでしょうか、涙が止まらなくなりました。 悲劇的な物語ではないのですが、読んでいてなぜかとても切ない気分になりました。 なぜ泣けてきたのか、うまく言い表せないのですが、「誰かのために命をかける意味」とか、「今まで自分にはほとんど芽生えてこなかった愛国心」とか、「自分の生き方」とか、いろいろなことが戦後生まれで平和な時代に暮らしてきた私の頭の中に徐々に撃ちこまれていき、玉砕しました。 これを感動の物語というのでしょうか、読んでいてこんなに泣けてしまった小説は初めてです。 読後、コミックス全5巻も購入し、追加で感動を味わいました。 映画が公開されたら見に行きたいと思っています。 | ||||
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せんそうやゼロ戦に対する予備知識が無ければもっと楽しめたのかなとおもいます。 | ||||
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非常におもしろく、一気に読んでしまいました。どのように映画化されるのか楽しみです。 | ||||
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久々に読んでいて心が震えて、泣けた本でした。☆1〜5まで様々なレビューが長文で書かれていますが、まず、フィクションとして認識しておかないと、ただの粗が多い戦記物になっちゃいます。読む前に「大空のサムライ]とか「零戦」とかも読んで置くと、多角的に見れてますます楽しめると思います。複数人の語り部から、無くなったお祖父ちゃんの姿を模索していくとう流れで、クライマックスの部分は流れに乗ってに楽しみましょう。 | ||||
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自分なりに三行でまとめると 爺さんだと思っていた人は 実の爺さんから妻を譲られた人でした インスパイア 飛行前に発動機の致命的な故障を予知してしまう。 妻のため生き残る事に執着していた人が、自ら死にに行ってしまう。 終戦後やくざがその妻を助ける。 故障機を譲られた相手が生還してその妻と再婚する。 …昨今のテレビ番組のように安っぽい構成で興ざめしてしまいます。当然これを覆い隠す程の没入感などありません。 継ぎ接ぎを一人で書いたかのように並べたものを読んでいる感触です。 もちろん私は戦争を知りませんが、私の祖父は帝国海軍の軍人でした。 戦友との笑い話の一つも話してくれませんでしたが、シベリアで大変な思いをした人です。 | ||||
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私の父も18歳頃に戦争に行った。 9年前に86歳で亡くなった。 陸軍だったのは聞いたことがあるが 戦争の話は父の口から一度も聞いたことはなかった。 この小説で、戦争の悲惨さを教えてもらった。 読み終わって、体の中を一迅の風が吹き抜けた。 これほど重い感動を受けたのはあまり記憶に無い。 日本軍の戦死者2百数十万人の必死の想いの上に 日本の信じられない戦後の復活があったことを決して忘れてはならない。 本当の愛とは、人を思うとはどういうことか。 作者の圧倒的な調査力、構想力に脱帽だ。 | ||||
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極限の戦いの最中、愛と人としてのあるべき姿を貫こうとする意志、死後もその意思が人を動かしてゆく、フィクションを超えています。 | ||||
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戦争の悲惨さや悲しさが身に染みる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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映画化すると聞いて、題名も良いので読んでみました。 映画もドラマも小説も「戦争もの」は苦手な私は8月の特番なんかは避けてきたのですが、 この本は 少し様子が違ってました。 戦争体験者のインタビュー形式のためか「泣かそう」といういやらしさはなく、 淡々とした描写が胸を打ちます。 また、なぜ戦争に負けたのか、なぜ戦争に突き進んだのかということも 彼らの口から出た言葉だと、素直に理解できます。 現代と何も変わっていない「官僚主義」や「マスメディア」への批判も インタビューされた老人たちの言葉を借りて 垣間みえます。 社会派でもあり、工学的な見識もあってリアルでした。 やはり戦争はダメですね。 日本の戦後が百年、二百年、いや、千年続けばいいなと思わせられました。 死ぬためだけに生きた若者たちには 憐みよりも 愛しさがこみ上げてきました。 | ||||
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これは小説だが、実際にあったエピソードを見事に再編集して一つの物語にしている。 戦争を知らない世代の若者が、祖父達の足跡を追っていく構成になっている。 もしエピソード集として出版されていたらヒットしなかっただろう。 架空の人物に語らせ物語にすることで、読者に感情移入させ、祖父達がどんな壮絶な想いを抱いて戦地で戦っていたのかを伝えるのに成功している。 私は坂井三郎や岩本徹三の本が大好きなので、彼ら名パイロットにもう一度光を当ててくださった作者に感謝したい。 「とにかく戦争は悲惨なのだ、してはいけないのだ」という底の浅い事ばかり強調される小説とは一線を画する。 冒頭の若者と老人の会話が絶妙。以下、大筋を略して書き出してみた。 「命が大切というのは当たり前じゃないですか?」 「それは平和な時代の考え方。我々は日本が滅ぶかどうかという戦いをしてきたんだ。たとえわしが死んでも、それで国が残れば良いと。 戦争で逃げ回る兵隊がいたら戦いにならない。」 「みながそういう考え方であれば、戦争なんか起きないと思いますよ?」 「じゃあ、今も紛争を続けている地域にでも行って、 みんなで逃げ回れば紛争はなくなります、と説いてまわれ」 「戦争は必要悪だと言うのですか?」 「もちろん戦争は悪だ。だが誰も戦争をなくせない。」 平時に暮らす私達からすれば「死を恐れ戦場で逃げ回るパイロット」というのは違和感がない。しかし「当事の状況」を知れば知るほど、それがいかにありえないかわかる。 当時の状況とは、「非日常の世界。死と隣り合わせの世界。死を恐れる感覚では生きていけない世界」のことだ。 私達は戦後教育やマスコミのせいで、国のために死んだ特攻たちをテロリストだとか国家と天皇のために命を捧げる狂信的な愛国主義者だと誤解していた。 (そもそも国が滅ぶという非常事態だった過去の事件に、現代の平時の感覚を持ち込んであれこれ非難するのが間違いなのだが。) しかし、本当の臆病者は末端の兵士ではなく日本の高級士官であり、本当に非難されるべきなのは日本の組織そのものにあった。 これは今の官僚組織の問題と共通する。彼らはペーパーテストのエリートだが、実戦を経験したことがない。出世競争の世界だけで生きてきたからだ。 実戦経験がないから実態を知らず無謀な計画を立て失敗する。 しかし彼らは完璧でミスをしない人間ということになっていて、自分が間違っているとは絶対に思わない。 彼らはミスをしても互いに庇い合い、部下や外部に失敗の原因を見出し、責任をなすりつける。 責任をとらないどころか、驚くべき事に出世さえしているのだ。 本当の臆病者である官僚が非難されずに出世し、 臆病だと非難されている旧日本兵の一兵士が、その敵であったアメリカで勇敢な兵士として英雄扱いされている。 なんと皮肉なんだろう!! | ||||
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この本を読み我が父の戦争中の数々の話が本当だったことが検めて記憶の中で実証されました。私が生まれる僅かばかり前まで行われていた戦争。私が物心ついた頃はすでに平和でしたが、父は、戦争の有様を機会あるごとに語るものですから世に言う戦争ボケかと思っていました。当時の私には映画の中の出来事の様でに当然わかには信じ難い話ばかりでした。私や兄弟達が甘えたりふざけて勉強やクラブ活動を疎かにしていると、父は、「父ちゃんは13歳で予科練に入隊した。今のお前たちにその覚悟ができるか!」と詰め寄り物事に真剣に取り組めと叱られたものです。当時の私たちには予科練が何か?戦争と言われても?と全く実感の無いものを問われてもときょとんとすることしか出来ませんでした。この本の主人公「宮部久蔵」の姿は4年前に亡くなった父そのものに非常に近い姿を感じました。私と同年代の者やともすれば先輩たちの中でさえも第二次世界大戦での出来事が今を生きている自分たちには全く関係の無い事のように言われたり存外に語り扱われたりする昨今。戦争を体験し、また、いろいろな形でその犠牲となった方々の男女を問わない体験が60数年前になりますが私どもが生まれるつい数年前まで日本人の身の上に起っていたことをこの本を通して少なからず再認識することができると確信しました。 最後に私事ですが願わくば、アリュウーシャンで無傷で見つかったゼロ戦の搭乗員のことが書かれていればと思いました。父にはゼロ戦乗りの兄がいて真珠湾作戦の後、アリュウーシャンで行方不明となり戦死と聞いておりますものですからもしやという気持ちがした次第です。 著者百田 尚樹 氏は私より数歳年下の方の様ですがよくぞここまで調べられ執筆なさったことと思います。本当にありがとうございました。 | ||||
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評判通りの1冊だったと思います。 戦争を繰り返すことが無いようにしないといけませんね。 | ||||
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ブックオフで、何を買おうかと本棚を眺めているときに本作を見つけた。 「これ『行列のできる法律相談所』で北村弁護士が勧めていたやつだよな。どんなものか読んでみるか」と軽い気持ちで購入し、読み始めた。 しかし、読み進めていくうちにどんどんのめり込んでいった。 「ラスト50ページくらいは涙なくしては読めませんよね」と東野幸治という言葉を聞いた時は、「そんなことはないだろう」と鼻で笑っていたけれど、実際にそのあたりを読んだときには(泣きはしなかったものの)、もの凄い感動が込み上げてきた。 この作品で作者が伝えたいことは、いくつもあると思うが、私が一番感じたのは「人の命の大切さ」である。 人間は生きなければいけない。 最後まで生きることを諦めてはいけない。 生きていれば、どんなことにでも可能性はある。 でも死んでしまったら、それはゼロになってしまう。 だが、私のような人間の言葉ではそんなことは全く説得力がないだろう。 また、どんなことを言われても通用しない、極限まで追い込まれた人もいるだろう。 そんな人はこの本を一冊読み切る、2日ほどの時間を持ってほしい。 そして、生き続けることを諦めないでほしい。 | ||||
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私は事前に面白そうな本をある程度調べてから買う慎重派なので,中身に感激する機会は多いのですが,心の底から感動する本との出会いは数えるほどしかありません.自分の考え方をガラっと変える本,人生を見つめ直すきっかけになる本,読後の世界が今までとは違って見える本.『永遠の0』はまさに,こういった計り知れないインパクトを読者に与える名著だと思います.ここまでに魂を揺さぶる小説を,しかも処女作で書ける著者は本当に凄い! 本書はもともと,海外出張用の時間つぶしのつもりで気軽に書店で購入し持参しました.異国の地で感傷的になっていたせいもあるでしょうが,途中何度も泣きそうになって,最後はラウンジから場所を自室に移して読了しました.この数年で読んだ小説の中で文句なくベスト.ラストも衝撃的です!! 蛇足ですが,いわゆる“戦争モノ”は(著者が抑えているつもりでも)戦後自虐史観への反発が表面に出過ぎて,ややもすると(狭い意味での)愛国的・戦争肯定的な読後感を読者に残しやすいように思います.そうした中にあって本書は,当時の空気ーー言い換えるならばそれぞれの当事者たちの立場やインセンティブーーを無視した安易な自虐史観や平和ボケに冷や水を浴びせつつも,必要悪ではなく”絶対悪”として戦争を描くことに成功しているように感じました.本書を読まれた多くの方が,大切な家族や国の未来を守るために先の大戦を戦った私たちの祖先に深い感謝と畏敬の念を抱くとともに,戦争の怖さや虚しさ,愚かさをくっきりと胸に刻むに違いありません.教育的な面においても,一線級の素晴らしい作品だと思います. | ||||
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