空中庭園

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空中庭園の評価:

4.05/5点 レビュー 91件。 D ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全161件 81〜100 5/9ページ
No.81
(3pt)

「普通」であることの気味悪さ

多分世の中の家族ってみんなこんな感じなんだろうなぁと他人事のように思ってしまった。
それぞれの独白にオチはなく、それ故に、この先も延々こんな感じで
この人達は暮らしていくのだろうなというのが感じられる。
ある時秘密がひとつ露見して、そこから崩壊が始まる・・・なんてのは実は幸せな事なのかもしれない。
崩壊すれば建て直しの策を練ることも見切りをつけることもできるけど、何もなければこのままなんでしょ?
気味悪いわぁ。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.80
(3pt)

「普通」であることの気味悪さ

多分世の中の家族ってみんなこんな感じなんだろうなぁと他人事のように思ってしまった。
それぞれの独白にオチはなく、それ故に、この先も延々こんな感じで
この人達は暮らしていくのだろうなというのが感じられる。
ある時秘密がひとつ露見して、そこから崩壊が始まる・・・なんてのは実は幸せな事なのかもしれない。
崩壊すれば建て直しの策を練ることも見切りをつけることもできるけど、何もなければこのままなんでしょ?
気味悪いわぁ。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.79
(3pt)

感じ方の違いか?

女性の登場人物、祖母や母親、長女、父親の愛人の物事に対する考え方や感じ方が自分とは激しく違い過ぎて、同調や感情移入し難いことが多かったように思う。フィクションだから極端な人物描写なのか、作家さんが女性で、読者である自分が男だからなのかは分からないけど。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.78
(3pt)

感じ方の違いか?

女性の登場人物、祖母や母親、長女、父親の愛人の物事に対する考え方や感じ方が自分とは激しく違い過ぎて、同調や感情移入し難いことが多かったように思う。フィクションだから極端な人物描写なのか、作家さんが女性で、読者である自分が男だからなのかは分からないけど。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.77
(4pt)

淡々とした葛藤。幸せとは。

まさしく現代のお話。

現代の、家族、親と子のありかた、男女のこと、社会の問題や不可解な発展などが、
一現代家族の一人一人それぞれの視点から、事実、心理を淡々と語られることによって、浮き上がってくる作品。

伝わらない親の想い、子の想い。
愚かな男と馬鹿な女。
一見、現代社会に流されるように、空っぽな考えでただ生きているように見える現代の子供の心理、考え方、生き方の複雑さ。
一人一人、それぞれの葛藤。

娘(姉)→父親→母親→祖母→父親の不倫相手→息子(弟) という順番で語られていく。

一つの家族は、誰の視点からみるかによって、こんなにも形が違う。
きっとどの家庭も、うちの家庭も、同じなんだと思う。


ゆるーくあっけらかんと現代の若者言葉で現実を語る娘の言葉に、彼女なりの周りを心配する心を感じ、辛い現実をいともあっさりと受け入れることができてしまう、その心のうちを辛く思った。

弟の、からっぽに見えて複雑な考え方や行動はまさしく現代の子っぽい。
だらだらとした話し方をして、だらだらして見える生活の中で、実は複雑な心うちと考えと葛藤をもっているんだよね、みんな。

母親の想いと祖母の想い、伝わらない相互の想いが辛い。
私と母親のことのようで、他人事と思えない。
最初に語られるのが、母親の祖母に対する憎しみだから、祖母はどんな酷い人かと思いきや、祖母目線の話を聞いてみりゃ、ちょっと間抜けでのん気なものの、悪い人なわけじゃない。
祖母の話は、本当にその人を目の前にして話を聞いているような錯覚を覚えるようなリアリティがある。孫世代の私だが、あぁ、そうなのね、うまくいかないものね、と相槌を打つようにしみじみ思った。

母親はおバカママに見えて、痛々しいほど、幸せな家族作りに奔走する。
でもその“幸せ”とは、自分の母親を反面教師に、自分が作り上げた概念での“幸せ”であって、
それはどこか不自然で作り物のよう。

父親とその愛人の話では、あまりの愚かさとロクデナシ加減にうんざりしたが、
さて私の愚かさ、私の知る男のロクデナシ加減と比べてどうか、と思うと、形は全然違えど大差ない気もした。
父親も愛がないわけでなく、最低限のことは守っていると言えなくはないし、浅はかな女にはそれなりの過去がある。

結論、みんなそれぞれ、自分の中にだけ留めているいろいろなことがあり、いろいろな問題を抱え葛藤し、現代社会に振り回されながら、ごく一般的な人間としてありふれた人生を送っているってことかな。


もう一つだけ。。
妻子持ちとわかっていながら割り切ったつもりで不倫して、結局自分の感情がコントロールできなくなって愚かな行動に出てしまうような女にだけは、絶対になりたくない。。。
男はなんで、そういうのに引っ掛かるんだろうね。。。

空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.76
(4pt)

淡々とした葛藤。幸せとは。

まさしく現代のお話。

現代の、家族、親と子のありかた、男女のこと、社会の問題や不可解な発展などが、
一現代家族の一人一人それぞれの視点から、事実、心理を淡々と語られることによって、浮き上がってくる作品。

伝わらない親の想い、子の想い。
愚かな男と馬鹿な女。
一見、現代社会に流されるように、空っぽな考えでただ生きているように見える現代の子供の心理、考え方、生き方の複雑さ。
一人一人、それぞれの葛藤。

娘(姉)→父親→母親→祖母→父親の不倫相手→息子(弟) という順番で語られていく。

一つの家族は、誰の視点からみるかによって、こんなにも形が違う。
きっとどの家庭も、うちの家庭も、同じなんだと思う。


ゆるーくあっけらかんと現代の若者言葉で現実を語る娘の言葉に、彼女なりの周りを心配する心を感じ、辛い現実をいともあっさりと受け入れることができてしまう、その心のうちを辛く思った。

弟の、からっぽに見えて複雑な考え方や行動はまさしく現代の子っぽい。
だらだらとした話し方をして、だらだらして見える生活の中で、実は複雑な心うちと考えと葛藤をもっているんだよね、みんな。

母親の想いと祖母の想い、伝わらない相互の想いが辛い。
私と母親のことのようで、他人事と思えない。
最初に語られるのが、母親の祖母に対する憎しみだから、祖母はどんな酷い人かと思いきや、祖母目線の話を聞いてみりゃ、ちょっと間抜けでのん気なものの、悪い人なわけじゃない。
祖母の話は、本当にその人を目の前にして話を聞いているような錯覚を覚えるようなリアリティがある。孫世代の私だが、あぁ、そうなのね、うまくいかないものね、と相槌を打つようにしみじみ思った。

母親はおバカママに見えて、痛々しいほど、幸せな家族作りに奔走する。
でもその“幸せ”とは、自分の母親を反面教師に、自分が作り上げた概念での“幸せ”であって、
それはどこか不自然で作り物のよう。

父親とその愛人の話では、あまりの愚かさとロクデナシ加減にうんざりしたが、
さて私の愚かさ、私の知る男のロクデナシ加減と比べてどうか、と思うと、形は全然違えど大差ない気もした。
父親も愛がないわけでなく、最低限のことは守っていると言えなくはないし、浅はかな女にはそれなりの過去がある。

結論、みんなそれぞれ、自分の中にだけ留めているいろいろなことがあり、いろいろな問題を抱え葛藤し、現代社会に振り回されながら、ごく一般的な人間としてありふれた人生を送っているってことかな。


もう一つだけ。。
妻子持ちとわかっていながら割り切ったつもりで不倫して、結局自分の感情がコントロールできなくなって愚かな行動に出てしまうような女にだけは、絶対になりたくない。。。
男はなんで、そういうのに引っ掛かるんだろうね。。。

空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.75
(4pt)

現代の「家」を描いている。でもまだ救いの余地がある。

家族の集うところは「家庭」であり、それを象徴するのは形のある「家」という建築物である。一戸建てであれ団地であれ、扉の中と外で家族は区分されている。それが最近では家の中の各居室のドアでさらに細分化されて区分されている。
 この小説の家族は形としての「家」は共有しているが、心の居場所としての「家庭」は共有できていない。「実物の家」という箱の中で、家族がバラバラにイメージする「家庭としての家」。家族は仮想の「空中庭園」を、理想の「家」のイメージとして持っているに違いない。そしてそれは現在の家族では珍しくない状態に思える。
 山田太一の「岸辺のアルバム」と言うドラマも、ひとつの家の中でバラバラな家族を描いていた。それが最後に家を失い、その想い出である家族アルバムを前に気持ちがまとまるシーンで終わりを告げた。この作品の最後のシーンでは、バスの中でまだかすかな家族の絆が確認されている。まだ何とかなるのではないか、そういう希望が残る作品だ。

空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.74
(4pt)

現代の「家」を描いている。でもまだ救いの余地がある。

家族の集うところは「家庭」であり、それを象徴するのは形のある「家」という建築物である。一戸建てであれ団地であれ、扉の中と外で家族は区分されている。それが最近では家の中の各居室のドアでさらに細分化されて区分されている。
 この小説の家族は形としての「家」は共有しているが、心の居場所としての「家庭」は共有できていない。「実物の家」という箱の中で、家族がバラバラにイメージする「家庭としての家」。家族は仮想の「空中庭園」を、理想の「家」のイメージとして持っているに違いない。そしてそれは現在の家族では珍しくない状態に思える。
 山田太一の「岸辺のアルバム」と言うドラマも、ひとつの家の中でバラバラな家族を描いていた。それが最後に家を失い、その想い出である家族アルバムを前に気持ちがまとまるシーンで終わりを告げた。この作品の最後のシーンでは、バスの中でまだかすかな家族の絆が確認されている。まだ何とかなるのではないか、そういう希望が残る作品だ。

空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.73
(4pt)

結局「自分ではない人」

家族といったって、結局「自分の外側にいる人」。同じ場所にいても、結局見える風景は別。行き違い、すれ違い、勘違い。わかりあおうと努力してもしなくても、お互いにずれる部分は必ずある。それが家族だよと言われているような気がしました。そのとおりだと思います。
今回登場する家庭は極端かもしれませんが、多かれ少なかれこうやって同じ場所から別の風景を見ているのが家族なのかもしれません。
健全な家族なんてどこにもない。悲しくもそれが事実。そういった部分を切り取った本として、身につまされるような思いで読みました。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.72
(4pt)

結局「自分ではない人」

家族といったって、結局「自分の外側にいる人」。同じ場所にいても、結局見える風景は別。行き違い、すれ違い、勘違い。わかりあおうと努力してもしなくても、お互いにずれる部分は必ずある。それが家族だよと言われているような気がしました。そのとおりだと思います。
今回登場する家庭は極端かもしれませんが、多かれ少なかれこうやって同じ場所から別の風景を見ているのが家族なのかもしれません。
健全な家族なんてどこにもない。悲しくもそれが事実。そういった部分を切り取った本として、身につまされるような思いで読みました。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.71
(4pt)

絶望感

小気味いい文章で流れるように読み進められるが「現代の家族」がテーマであり、身近に起こる小さな出来事の積み重ねから発展していくストーリー展開なだけに、色々考えさせられ重い作品になっている。

登場人物それぞれの視点で家族を捉え語られているが、その視点の移り変わりが文章全体に空虚さを生み出し、漠然とした空しさを描き出している。結末がない事で読み手からすれば腑に落ちないが、それが逆にリアリティに繋がっているのかとも思う。テクニカルな文章という感じも受けるので、評価は個々で分かれる作品だと思う。

私個人としては、何度も読み込みたいと思う作品だった。
この作者の他の作品も読んでみたいと思う。

空中庭園 (文春文庫)空中庭園 通常版 [DVD]
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.70
(4pt)

絶望感

小気味いい文章で流れるように読み進められるが「現代の家族」がテーマであり、身近に起こる小さな出来事の積み重ねから発展していくストーリー展開なだけに、色々考えさせられ重い作品になっている。

登場人物それぞれの視点で家族を捉え語られているが、その視点の移り変わりが文章全体に空虚さを生み出し、漠然とした空しさを描き出している。結末がない事で読み手からすれば腑に落ちないが、それが逆にリアリティに繋がっているのかとも思う。テクニカルな文章という感じも受けるので、評価は個々で分かれる作品だと思う。

私個人としては、何度も読み込みたいと思う作品だった。
この作者の他の作品も読んでみたいと思う。

空中庭園 (文春文庫)空中庭園 通常版 [DVD]
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.69
(4pt)

自分なりに解釈して人生は過ぎていくのだろうね。

2008.7小節毎に 家族・一人ひとりを主人公に進められていく話は興味深かった。きっとママとおばあちゃんのように私と母も世の中の嫁・姑そして世界中の人たち全員も自分に都合のいいように 自分なりに解釈して人生は過ぎていくのだろうね。でも なんで空中庭園のか最後までわからなかった。知っている人は教えて。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.68
(4pt)

自分なりに解釈して人生は過ぎていくのだろうね。

2008.7小節毎に 家族・一人ひとりを主人公に進められていく話は興味深かった。きっとママとおばあちゃんのように私と母も世の中の嫁・姑そして世界中の人たち全員も自分に都合のいいように 自分なりに解釈して人生は過ぎていくのだろうね。でも なんで空中庭園のか最後までわからなかった。知っている人は教えて。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.67
(4pt)

娘と母との葛藤がリアル

映画を観てから小説を読みましたがどろどろした思春期とそのころから、大人になっても続く母親との永遠の葛藤とてもリアルで自分の現実問題が外在化されていて少し離れて考えられたりあぁ大変だよなと共感したり自分をケアしているような感覚でした。ただ、映画の終わり方が私は好きです。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.66
(4pt)

娘と母との葛藤がリアル

映画を観てから小説を読みましたがどろどろした思春期とそのころから、大人になっても続く母親との永遠の葛藤とてもリアルで自分の現実問題が外在化されていて少し離れて考えられたりあぁ大変だよなと共感したり自分をケアしているような感覚でした。ただ、映画の終わり方が私は好きです。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.65
(5pt)

純文学の最高傑作

それぞれの人生があり、それぞれにやりきれない、歯がゆい毎日を送っている・・・。
いちばん近くで暮らす家族でさえ、今の瞬間、それぞれの部屋で何を考え何を思うのかわからない。
切なさと、不安と、少しの希望と、小さな夢と、そんなものが静かに押し寄せてくる物語でした。
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.64
(5pt)

純文学の最高傑作

それぞれの人生があり、それぞれにやりきれない、歯がゆい毎日を送っている・・・。
いちばん近くで暮らす家族でさえ、今の瞬間、それぞれの部屋で何を考え何を思うのかわからない。
切なさと、不安と、少しの希望と、小さな夢と、そんなものが静かに押し寄せてくる物語でした。
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030
No.63
(3pt)

空中庭園

家族ってなんだろうと考えてしまう。
家という舞台でそれぞれが父、夫、母、妻、娘、息子、子供という役割を演じている。
みんな表の役とは別に、裏の事情がある。それをだれに見せる?
空中庭園 Amazon書評・レビュー: 空中庭園より
416321450X
No.62
(3pt)

空中庭園

家族ってなんだろうと考えてしまう。
家という舞台でそれぞれが父、夫、母、妻、娘、息子、子供という役割を演じている。
みんな表の役とは別に、裏の事情がある。それをだれに見せる?
空中庭園 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 空中庭園 (文春文庫)より
4167672030