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(短編集)
タイムスリップ森鴎外
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タイムスリップ森鴎外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『タイムスリップ森鴎外』です。 命を狙われている1922年の森鴎外が、2002年の渋谷にタイムスリップして来る、という話です。そこで女子高生と知り合って…… 鴎外は現代に馴染み、自分の命を狙っている者の正体を推理します。 ノリとテンポで読む作品です。鴎外も現代に馴染んで、現代語を使って話しています。鴎外作品にあるようなきっちりした格調を求めても……求める人はいないと思いますが。 文学史の謎、真相は、確かに意外性はありましたが、全体としてこじつけやご都合主義が多いとは感じました。仲間に文学やミステリーに詳しい者がいたり、犯人の正体を含むラストの展開も。また鴎外が現代にタイムスリップして来た原理も、元の時代に戻る展開についても、納得しにくかったです。 途中、仲間があんなことをしたり、モリリンの部屋にあの人が襲撃したりもありますが、展開のための出来事という感じを受けました。 と、細かいことを言えばいくらでも言えそうですが、あくまでもノリとテンポの作品です。 本格ミステリーとして期待するのではなく、気楽に楽しんで読めば、もちろん面白いです。 | ||||
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期待をもって読むとちょっとつらい作品。 森鴎外が活躍していた大正時代のよもやま話などは 非常に興味深かった。 今まで当時の作家の方が早くお亡くなりになったのは 単純に医療関係等の問題と思っていたので 「そういう見方もあるのか」と、そこは面白かったです。 鯨氏はうっかり見逃してきたことや 疑問にも思わなかった出来事に対し 新たな解釈や物語を展開してくれるので 期待せずに読むと面白いと思います。 | ||||
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鴎外が現代風な「おじさん」に変わっていく様が面白い。携帯やワープロをたくみに使いこなし、ラップを楽しむ鴎外の姿を想像しただけでも愉快だ。もし、本物の鴎外が今の日本をながめたら、彼は何と言うだろうか?聞いてみたい。 | ||||
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