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(短編集)
タイムスリップ森鴎外
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タイムスリップ森鴎外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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実在する企業や商品名の羅列が多く、あまりにも「現代」ということを頻繁にアピールしすぎて「もういいよ」ってなりました。小向美奈子のグラビア写真がどうこうあたりで読むのを辞めました。 | ||||
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テンポが良い展開で楽しく読みました! 読み終わってすぐに「タイムスリップ明治維新」を注文。届くのが楽しみです!森鴎外の本を読んだことがない方でも楽しく読めます。 | ||||
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文学史にくわしくなくても読み進むうちにグイグイと作品のせかいに引き込まれて行くのが心地よかったです。 | ||||
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今、本屋に行ってもね森鴎外の本確かに売ってないかも… でも50年くらい前の高校入試問題集には『高瀬舟』とか載ってた記憶がある。 数年前もセンター試験の国語で『ゴジインガワラの◎◎』が出題されてた。 まあ、ゴジインガワラは今の高校生はあまり読まないカモね… ところで江戸川乱歩ってそんな大物だったっけ? | ||||
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鯨氏の講談社ノベルズ初登場にしてタイムスリップシリーズの第1作目である。 タイムスリップときて森鴎外・・・・どうせ鯨氏の作品なので思いつきだけの企画だおれだろ・・・とハードルを下げて読むと、これが思いのほか楽しめる痛快作である。 森鴎外が現代にやってくるという時間SF主体にはせず、同時期の作家達が絡むある隠された陰謀に挑むという鯨氏ならではの歴史ものミステリーに仕立てあげてあるのが成功の要因だろう。 冷静に考えると別に本書は森鴎外である必然性はあまりないし、事件の真相もこじつけ意外の何物でもないが、あまりそういう深いところは突っ込まないのが鯨氏の作品におけるマナーである。 | ||||
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タイトルと裏面のあらすじから、面白そうだとは思ったけど、タイムスリップ物なんて世にごまんとあるので、期待半分不安半分の気持ちで読み始めた。 だが、読み始めてすぐに期待をいい意味で裏切られたことを思い知らされた。 飛ばし飛ばしで読んで、それでも二日で読み切ったのだけど、時間さえあればたぶん半日もかからずに終わって、自分の最速の読破記録を大きく更新していただろう。 本作を一言でいうなら「とにかく面白い」ということ。 森鴎外が、未来での自分の評価に対して一喜一憂するところや、自分の死後の作家の作品を読むところなんかも面白かった。 それに読みながら驚かされるのは、作者の読書量、取材量と言い換えてもいいかもしれない。 この作品を作るには、作中に出てくる作品を読んでいなければいけないことはもちろん、そこから疑問点を見出して物語を創り上げなければいけないことだ。 本作の次の作品もどうなっているのか気になるので、すぐに読みたいと思う。 | ||||
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女子高生と文豪という登場人物があり、違う形で歴史の勉強になる | ||||
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このシリーズでは結局これが一番面白い。 登場人物があとの作品ほど不自然じゃなくて、みんな生き生きとしているから。 | ||||
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鯨統一郎は多作で知られるが、当たり外れが大きい作家だと思う。天才作家かと思う作品もあれば、途中で読み進められなくなってしまう「う〜〜ん」な作品もある。この「森鴎外」は、タイムスリップものの第一作だが、一番出来がいいと思う。タイムスリップ系列の「明治維新」は、後半が殆ど箇条書きの「説明」になってしまっていたし、アイデアも『邪馬台国はどこですか』の中の一篇(ネタばれになるのでこれ以上は言えない)を再利用している。同系列の「水戸黄門」に至っては、つい、「これが金を取って読ませるものか」と正直思ってしまった。......ただ、そうかと思うと、目を瞠るような傑作をものしたりするので、油断がならない.....本当に不思議な作家だ! | ||||
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シリーズ化している作品とは知らずに間違えて第3弾(タイムスリップ釈迦如来)の方から先に読んでしまいましたが、とても面白かったので前作も読みたく思い、第1弾にあたる本作をGETし、さきほど読み終えました。 釈迦如来の方と同じく内容自体は相変わらず漫画的ではあるものの、釈迦がどちらかというとギャグタッチだった事を思えば、ハードボイルド的な展開もあるこちらは、なかなかのサスペンス仕立てでしたね。鴎外の書いた作品が消えていく展開にはハラハラしました。 次は第2弾の(タイムスリップ明治維新)を読もうと思います。 | ||||
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テンポよく話が進むので読みやすいです。 私としては、鴎外が現代の生活になじんでいく 序盤から中盤が特に面白いと思います。 | ||||
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『タイムスリップ森鴎外』です。 命を狙われている1922年の森鴎外が、2002年の渋谷にタイムスリップして来る、という話です。そこで女子高生と知り合って…… 鴎外は現代に馴染み、自分の命を狙っている者の正体を推理します。 ノリとテンポで読む作品です。鴎外も現代に馴染んで、現代語を使って話しています。鴎外作品にあるようなきっちりした格調を求めても……求める人はいないと思いますが。 文学史の謎、真相は、確かに意外性はありましたが、全体としてこじつけやご都合主義が多いとは感じました。仲間に文学やミステリーに詳しい者がいたり、犯人の正体を含むラストの展開も。また鴎外が現代にタイムスリップして来た原理も、元の時代に戻る展開についても、納得しにくかったです。 途中、仲間があんなことをしたり、モリリンの部屋にあの人が襲撃したりもありますが、展開のための出来事という感じを受けました。 と、細かいことを言えばいくらでも言えそうですが、あくまでもノリとテンポの作品です。 本格ミステリーとして期待するのではなく、気楽に楽しんで読めば、もちろん面白いです。 | ||||
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期待をもって読むとちょっとつらい作品。 森鴎外が活躍していた大正時代のよもやま話などは 非常に興味深かった。 今まで当時の作家の方が早くお亡くなりになったのは 単純に医療関係等の問題と思っていたので 「そういう見方もあるのか」と、そこは面白かったです。 鯨氏はうっかり見逃してきたことや 疑問にも思わなかった出来事に対し 新たな解釈や物語を展開してくれるので 期待せずに読むと面白いと思います。 | ||||
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文豪森鴎外が現在の渋谷にタイムスリップ。もっとはちゃめちゃドタバタ劇が展開されるかと思いきや、意外にこじんまりと現代日本に対応していくのが何か不思議な感じである。 森鴎外らしいのは現在の日本語の乱れに敏感であること。マクドナルドでのマニュアル言葉「こちらでお召し上がりですかー」の言葉に窓口で食べられるわけがないと思うところが、森鴎外らしいではないか。 | ||||
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邪馬台国はどこですかが大好きだったのですが、これは…でした。SFです。&無理なこじつけ。どうなんでしょうねぇ。 | ||||
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大正11年、何者かに命を狙われていると悟った森鴎外は、団子坂から道玄坂まで移動したところを襲われ、80年後の平成の時代にタイムスリップしてしまう。そこで若者に袋叩きにされているところを、女子高生のうららと七海に助けられる。鴎外は、うららと七海、それに香葉子と小松崎の力を得て、元の時代に戻る方法を探るのだが…。鴎外以降の16人の作家が短期間に亡くなっていることから、ある衝撃の事実が明らかになることに衝撃を受けた。また、作品の中で鴎外は現代文化(ファーストフード、ワープロ、ケータイなど)を驚くほどのスピードで吸収していくのだが、この姿勢に私はとても驚いた。私が鴎外の立場なら何もできないだろう。推理力においても適応力においても驚嘆してしまった私であります。 | ||||
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鴎外が現代風な「おじさん」に変わっていく様が面白い。携帯やワープロをたくみに使いこなし、ラップを楽しむ鴎外の姿を想像しただけでも愉快だ。もし、本物の鴎外が今の日本をながめたら、彼は何と言うだろうか?聞いてみたい。 | ||||
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森鴎外にはかたいイメージがついてとっつきにくい人が多いと思われる。けれどこの本の森鴎外こと、モリリンはどうだろう。兎に角現代に馴染んでしまうモリリン。あまりの適応力に吃驚してしまうと思う。もし森鴎外を普通に読んでみたいと思ったらこの本の後に読んでみるといいかもしれない。ただ、最後が個人的に少しだけ気に入らなかったので、評価は此れくらいで。娯楽小説な上軽く読めるので、あまり考えたくないときに読む本としても最適。 | ||||
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森鴎外が現代にやってきたら…。 ベルリン留学の体験を生かしていろんなことをやってくれます。 作者が最初に「何をするか誰にも言わないでください。」と書いていらっしゃるので、ここで紹介するのはあきらめます。「そうじゃないの、小松崎。モリリンはね、ヤンキーどもにフクロにあってたの」「フクロ…」「そうだ。私は袋小路に陥っている」「モリリンは黙ってて」といったやりとりには笑いました。 教科書に載っているようなものから、現在の推理小説まで、たくさんの本が紹介され、楽しく読みました。 テンポがよくて面白い娯楽小説です。 | ||||
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小説として非常に読みやすかったです。かなりさくさくと読み進むことができ、楽しめました。この作品の前に「隕石誘拐」みると良いかな・・・あ、逆でもいっか(笑) | ||||
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