■スポンサードリンク


V.T.R.



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
V.T.R. (講談社ノベルス)
V.T.R. (講談社文庫)

V.T.R.の評価: 3.97/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
<<12
No.3:
(4pt)

あっという間に

まず手にとってその薄さにちょっとびっくりしました。

スロウハイツのコウちゃんのデビュー作としては、もう少し内容に厚みが欲しかったが、それでもこの質量にしてはうまくまとめてあると思います。

ライトノベル調の語り口にすっかり油断してしまい、ラストに明かされた伏線にはまんまと引っかかりました。

何よりティーを取り巻く人々が温かい。
傷を抱えてるからこそ優しい。
そのことがむしろ、彼が背負わざるを得ないものを浮き彫りにしていて切なくなる。

読後の余韻はやっぱり辻村さん。
歪でありながらも、痛々しいほどの覚悟を孕んだ一途な愛。
それはコウちゃん自信が求めたものでもあるのだろう。

どこに重きを置くかで評価は別れるかもしれないけれど、私は好きな作品です。
V.T.R. (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:V.T.R. (講談社文庫)より
406277478X
No.2:
(5pt)

好きです。

失礼ながら著者の作品を読むのはこれが初めてなのですが、すごくよかったです。(好きとか嫌いとかじゃなくて)他の方がおっしゃられているように、携帯小説…よりはライトノベルよりかな、と言う気がします。読みやすいですが一人称なので苦手な方もいそう。個人的にラストの章の流れが非常に印象深いです。今までヒロインの状況(状態)ばかりが明るみになり、イマイチ主人公がよくわからなかったのですが、ラストの主人公が自分について語るシーンはいろんな意味で胸が熱くなりました。あぁ、そういうことだったのかと。いままでが静かなだったため、ラストの怒涛の流れに私も一緒に流されてしまいました。マーダーとして、人として、ひとりの恋人として。彼の今後をつい想像してしまう。きちんとしたラストがないというのがこの作品が印象に残った部分のひとつでしょう。読み終わったあとにあれこれ考えられる、いい終わりかたでした。作品はチヨダ・コーキが書いたということですが、やはり女性が書いたであろう雰囲気が出ています。あとこれで新人賞は…無理じゃね?とか思いました(余計な一言ですが)。私は好きですけど…。
V.T.R. (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:V.T.R. (講談社ノベルス)より
4061827049
No.1:
(5pt)

好きです。

失礼ながら著者の作品を読むのはこれが初めてなのですが、すごくよかったです。(好きとか嫌いとかじゃなくて)

他の方がおっしゃられているように、携帯小説…よりはライトノベルよりかな、と言う気がします。
読みやすいですが一人称なので苦手な方もいそう。

個人的にラストの章の流れが非常に印象深いです。
今までヒロインの状況(状態)ばかりが明るみになり、イマイチ主人公がよくわからなかったのですが、ラストの主人公が自分について語るシーンはいろんな意味で胸が熱くなりました。
あぁ、そういうことだったのかと。
いままでが静かなだったため、ラストの怒涛の流れに私も一緒に流されてしまいました。

マーダーとして、人として、ひとりの恋人として。

彼の今後をつい想像してしまう。
きちんとしたラストがないというのがこの作品が印象に残った部分のひとつでしょう。
読み終わったあとにあれこれ考えられる、いい終わりかたでした。

作品はチヨダ・コーキが書いたということですが、やはり女性が書いたであろう雰囲気が出ています。あとこれで新人賞は…無理じゃね?とか思いました(余計な一言ですが)。私は好きですけど…。
V.T.R. (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:V.T.R. (講談社文庫)より
406277478X

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!