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(短編集)

光媒の花



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【この小説が収録されている参考書籍】
光媒の花
光媒の花 (集英社文庫)

光媒の花の評価: 4.06/5点 レビュー 66件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 21~40 2/4ページ
No.46:
(4pt)

おもしろかった

道尾秀介らしい話。
ミステリーは暗くなる傾向にあるけど、この作者の小説は「救い」がある。
基本的には暗いけど。
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No.45:
(5pt)

読み終わった時には、外は明るくなっていました。

良い作品でした。
その一言につきます。
内容は他の方が書いているので省きます。

読み終わった時の満足感。達成感。そんな思いが入り乱れながら本を閉じた時に、目にはいった表紙に描かれていた蝶。
その時、頭に蝶道と言う文字が浮かんだ。
不規則に飛んでいるように見えて、同じ道を通る蝶。
この話の最大のキーワードだったのだと感じました。
最後の最後まで、驚かされ、感心させられました。
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No.44:
(5pt)

素晴らしい

道尾さんの短編を初めて読みました。表現の素晴らしさはさすがです。是非読んで頂きたい本です。
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No.43:
(4pt)

この作者の「暗さ」を敬遠してきた人にお勧め

少しずつリンクはしているものの短編集である。短編集が売れないといわれる時代、
あまり無理に長編を装うことは出版社が浅ましく見えてしまうから、やめた方がいい。
第1話など暗澹たる話だが、ハッピーエンディングのものもいくつか混ざっている。
暗い結末で終わったものが別のエピソードで救いをもたらされているものもある。不幸
や残酷を通じて人間の希望をうたった力強い物語として読んだ。
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No.42:
(5pt)

日本語がうまい

短編集ですが、章ごとに微妙につながっていて、
順番に読む必要があります。
次の章の主人公を見て、前の章を確認してしまう。
短編が嫌いな人でも比較的大丈夫だと思います。

難しい言葉を使っていないわりに、日本語がうまい。
うまい日本語が読めて楽しい。そんな感じにさせてくれる文章です。
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No.41:
(3pt)

クライマックスを感じにくい

連作群像劇だからでしょうか クライマックスが実感できにくかったのです
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No.40:
(5pt)

新鮮な作品

短編集だったこともあってか、最後におっと言わせるものはなかったが
どの物語も面白い。
ほどよく切ない感じがちょうど良かった。
また、前章のサブキャラクターが次の章では主人公という設定が
とても新鮮で楽しむことができた。
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No.39:
(5pt)

悲しみを秘めたサスペンス、最高!

なんともいえない悲しみをはらんだ物語にぐいぐい引き込まれました。
読み終えた後にタイトルをしみじみと見直す作品もめずらしかったかな〜。
どんな賛辞も陳腐になってしまいそうでこれ以上評価がかけません。
この作品に出会えて感謝です。
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No.38:
(3pt)

まずまず

6編からなる連作集です。
全体的に重いお話が多いですが、道尾さんらしさ全開の作品で思わず見入ってしまいます。
悲しいエピソード、残酷なエピソード、暖かいエピソードと盛りだくさんです。
光媒の花という良く分からないタイトルですが、その辺は気にせず手に取ってください。
道尾さんの作品が好きな方ならば、楽しめると思います。
この方の作品を読まれた事のない方は、別の著書から入った方が良いかもしれません。
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No.37:
(1pt)

鳥肌が立った

文章がナルシスト感、満載で寒すぎ…。筆者のアイドル気取りの写真を思い出し、あの人なら書きそうだと納得した
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No.36:
(5pt)

読後感ー毒誤勘

道尾 秀介 光媒の花 40年音信不通だったの女性に薦められ、実用書しか読まない私が、珍しく最後まで読み通せた作品、繊細な女性の様な感性、日常に潜むミステリアス・・・随所に登場するあの嫌いな昆虫どもが、しまいには(最後には)天使からの連絡係の思えるようなリアルさを・・・感じられる・・・かも?!
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No.35:
(4pt)

自分が作ってしまう世界からの脱出

人間は自分の行為の結果として自分の世界を作り上げてしまう事があり、そこから無意識に出る事を願っている。本6つの短編で、その様な人間の心の動きを非常に巧みに描いている。その世界を抜け出すきっかけの象徴として登場する蝶のシーンは非常に美しいものになっている。
個人的には短編小説はあまり好きではないのであるが、この6つの短編は非常によく構成されていて、一つの作品として楽しめた。
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No.34:
(4pt)

完成度が高い

それぞれが緩く繋がる6つの話。
途中、児童虐待か、
とやや滅入りそうになったけど、
全体の完成度は高く、驚きました。
終盤にさしかかると、
まるで序盤の暗闇の舞台に徐々に
光がさしこんでいくかのような構成で、
奇しくも、幻想的な光景が目の前に
広がるかのように錯覚。
「光媒」という言葉も効いてます。
本当にいい作品です。
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No.33:
(4pt)

完成度が高い

それぞれが緩く繋がる6つの話。
途中、児童虐待か、
とやや滅入りそうになったけど、
全体の完成度は高く、驚きました。
終盤にさしかかると、
まるで序盤の暗闇の舞台に徐々に
光がさしこんでいくかのような構成で、
奇しくも、幻想的な光景が目の前に
広がるかのように錯覚。
「光媒」という言葉も効いてます。
本当にいい作品です。
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No.32:
(4pt)

大人向けの切なさ

40代男性です。
”冬の蝶”に一番感動しました。

エロでグロテスクな部分もあり、大人向けだと思います。
エログロな場面を「世の中、全く納得できないひどいことがあるよなぁ」と思えたので、”切なさ”が伝わってきました。もう少し若い時に読んだら、嫌悪感だけが残ったかもしれません。
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No.31:
(4pt)

大人向けの切なさ

40代男性です。
”冬の蝶”に一番感動しました。

エロでグロテスクな部分もあり、大人向けだと思います。
エログロな場面を「世の中、全く納得できないひどいことがあるよなぁ」と思えたので、”切なさ”が伝わってきました。もう少し若い時に読んだら、嫌悪感だけが残ったかもしれません。
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No.30:
(5pt)

著者の印象を揺るがす

道尾秀介というと「向日葵の〜」が強く印象に残っている。いい印象ではない。悪い印象だ。優れた技術を保持しながらアレはないだろう、というものである。 しかし、本作はその印象を鮮やかに払拭した! 流麗な文章、巧みな構成、心にほんの少しの温もりを残す読後感、文芸的ともとれる「光媒の花」は道尾秀介の多面性を垣間見れる作品だ。 あくまで大きな衝撃をもたらす小説ではない。やさしく──ふわりと蝶が手に舞い降りるように──光で包み込み、ほんの少し温かい、といった印象である。 また同時に、道尾秀介らしく闇も描かれている。その両者あってこそ、「光媒の花」であるのだろう。 手軽に読めるので、ハードカバーだからと肩を恐ばらせず、手に取ってみるといい。
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No.29:
(5pt)

著者の印象を揺るがす

道尾秀介というと「向日葵の〜」が強く印象に残っている。いい印象ではない。悪い印象だ。優れた技術を保持しながらアレはないだろう、というものである。

しかし、本作はその印象を鮮やかに払拭した! 流麗な文章、巧みな構成、心にほんの少しの温もりを残す読後感、文芸的とも捉えれる「光媒の花」は道尾秀介の多面性を垣間見れる作品だ。


あくまで大きな衝撃をもたらす小説ではない。やさしく──ふわりと蝶が手に舞い降りるように──光で包み込み、ほんの少し温かい、といった印象である。

また同時、道尾秀介らしく闇も描かれている。その両者あってこそ、「光媒の花」であるのだろう。


手軽に読めるので、ハードカバーだからと肩を恐がらせず手にとってみるといいだろう。
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No.28:
(5pt)

儚くも美しい、6つの物語

本を読み終えたとき、思わず「いい小説だった…」とつぶやいてしまった。

6つの物語から成っている。
それぞれの物語の登場人物は、お互いどこかでつながっている。
登場人物たちは、若かったり、年老いていたり、子どもだったりするが、
それぞれにさまざまな事情を抱えて生きている。
それは罪の重さであったり、過去への悔恨であったり、
現在への不安であったり、家族へのゆがんだ感情であったり…
そんな普通の、弱さを抱えた人たちの6つの物語。
彼らを儚く彩るように、目立たないが美しい花や蝶が
寄り添うように登場する。

それらが、傷と弱さを抱えた登場人物たちを、そっと見守る
著者自身の姿と重なるのは、気のせいだろうか。

静かに、その物語の中に身を沈めるように読める、
そんな珠玉の1冊である。
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No.27:
(5pt)

儚くも美しい、6つの物語

本を読み終えたとき、思わず「いい小説だった…」とつぶやいてしまった。

6つの物語から成っている。
それぞれの物語の登場人物は、お互いどこかでつながっている。
登場人物たちは、若かったり、年老いていたり、子どもだったりするが、
それぞれにさまざまな事情を抱えて生きている。
それは罪の重さであったり、過去への悔恨であったり、
現在への不安であったり、家族へのゆがんだ感情であったり…
そんな普通の、弱さを抱えた人たちの6つの物語。
彼らを儚く彩るように、目立たないが美しい花や蝶が
寄り添うように登場する。

それらが、傷と弱さを抱えた登場人物たちを、そっと見守る
著者自身の姿と重なるのは、気のせいだろうか。

静かに、その物語の中に身を沈めるように読める、
そんな珠玉の1冊である。
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