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(短編集)
なみだ学習塾をよろしく!
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なみだ学習塾をよろしく!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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なみだシリーズの3作目ですが、これが一番おもしろいです。 これを読んでから1作目、2作目と読むことをお勧めします。 | ||||
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鯨統一郎の『タイムスリップ』シリーズ以外の作品を初めて読んだけど、良かった。 ベタだけど感動させられるところや、考えさせられるところ等、面白いと思える部分がたくさんあった。 ただ、これはひとえに自分の責任なのだけど、中学時代の勉強をおろそかにしていたせいで、確率や月の満ち欠けの回など、深く読み込めないところもあった。 本を面白く読むためにも、勉強は必要な事なんだという事を痛感させられた。 親や教師の方はもちろん、少しでも子供の教育に関わっている人には是非本作を読んでもらいたい。 | ||||
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切れ者の主人公がボケをかまし、常識を振りかざす相棒がツッコミを入れ、 切り返されて予想外の結果で読者をうならせようとする、 鯨文学の典型的作品ですが、 主人公、波田煌子(なみだきらこ)さんは 童顔で高校生のように垢抜けてなくて、 それがゆえに”萌え”の対象になる感じがあって、 グラマラスな脇役といい対比になっているのがこのシリーズの特徴です。 表紙の絵が見事にその雰囲気を描き出しています。 この、主人公の描写の踏み込みが 他のシリーズと一味違った点といえるでしょう。 3作目の本作がシリーズの最高傑作だと思います。 とにかくエロくない、グロくない。 傷つきやすい青春を過ごしている生徒たちの ふとしたトラブルを見事に解決していきます。 相変わらずグラマラスな脇役は出てきますが、出番はちょっとだけ。 熱血塾長さんもいい味を出していました。 残念なのはお茶の蘊蓄が過剰になったことでしょうか? さくさくと軽い感じで読めるのも相変わらずです。 | ||||
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「なみだ」シリーズの第三弾。サイコセラピスト、プロファイラー、ときて、今度は学習塾の事務員となるのだ。 職業柄か、前作と比べて、ゆるめの日常の謎を解く話が続く。警視庁のプロファイラーのときは、やたらえげつない描写が多かったですからねー。これなら中学生にも読ませられるかなあという感じ。 謎の内容ですが、えーと結構面白いのでは。例によってお茶とお茶菓子のうんちくがあるのは良いとして、学習塾だけに色々と豆知識的な話がちょこちょこ出てくる。これが案外へぇーというものもあって、ちょっと『邪馬台国・・・』に通じるものがあるようが気がします。 | ||||
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小説を読んで泣いてしまうことなど滅多にないが、この、一見ライトに見える『なみだシリーズ』3作目は、もう、感動の嵐。電車で読んでいて、不覚にも涙がこぼれてしまった。ものすごくいい話です。好きだなあ…!なみださんが大好きです。 | ||||
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今回はお茶を究めるシリーズでした。食べ物に対する著者の造詣の深さには感心してしまう。 ストーリーは、可もなく不可もなくといったところでしょうか?学習塾という空間は安心できるものでした。陰湿ないじめなどがテーマにはなっていないしね。 | ||||
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第一作「なみだ研究所へようこそ」が大好きで、初めて読んだ時にはそのムチャクチャさに感動しました。波田煌子も、とぼけた感じで、天才的な発想をする人というぐらいの感じだったと思います。それが徐々に、お茶などにやたら詳しく、やや失礼で自信過剰とも言えるキャラに固定化されつつあり、個人的にはサイコセラピスト時代の波田煌子の方が好きです、ストーリー的にもですが。その流れでいくと、第二作は猟奇殺人を扱うため、型破りな真相や彼女のキャラがあまり合ってなかったように思います。それに比べれば、この第三作は真相も程よくぶっとんでいて、ほのぼのした感じがしていいのですが、第一作を読んだ時のインパクトは超えられなかった、というのが正直な感想です。また、第二作で少し明かされた彼女の過去などが発展することもなかったのが不満です。 結論としては、僕は第一作のように、ぽわーんとした波田先生が、日常の中でおきる小さな事件を、通常では結びつかないものを連合させて推理する、というのがこのシリーズの売りだと思います。そういう点で、波田先生がちょっとキツイのと、事件の飛び具合が第一作よりは落ちるので、未読の人はぜひ第一作を。第二作よりはこっちの方がこのシリーズっぽいと思います。 | ||||
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波田煌子シリーズ3作目です。 メンタルクリニック、警視庁のプロファイラーときて、今回は学習塾の事務員です。 塾に通う学生さんたちの抱えるいろいろな悩みや問題を、 波田さんがぼよーんと解決していく短編集です。 シリーズを続けて読んでいる方なら、波田さんの相変わらずのマイペースっぷりに 苦笑いをしながらも、そのひらめきに感服というところでしょうか。 前作の設定を引き継いではいますが、話自体は独立しているので、この作品から 読んでも全然問題ありません。 前2作は文庫でもでているので、こちらを読んで気に入った方は そちらも読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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