告白

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告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

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平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,594件 1,201〜1,220 61/80ページ
No.394
(4pt)

映画と併せて読んでみると興味深いかも

語り手が次々と自分の事情を語ることで物語が進む、と聞いて「藪の中」を連想し読んでみた。
「藪の中」はとうとう真実に近づけないまま終わってしまう。
あそこまで真実が「謎」のままでなくてもいいけど、
もう少し各々の「告白」が身勝手なものでもよかったのは?とこの本を読んで思った。
「ある(殺人)事件」を軸にそれぞれが語るわけだが、結局全員「森口先生」の告白に沿う形というか、
補足するような説明的な「告白」になっているように感じる。
身勝手でひとりよがりな「告白」がない分、わかりやすく親切なストーリー展開だなと思えるが
衝撃的なストーリーなのに、意外に一本調子に思えるのはそのへんの理由からかも。
森口先生の、一貫した「淡々とした態度」は、この小説を支える重要な柱だと感じた。
感情の乱れが一切自分の口からも語られず、そのような描写もない。
感情の揺るぎをまったく見せず、感じさせず、自分のやるべきこと(復讐ですね)を正確に淡々と遂行する様は空恐ろしいのだが、
もはや人間的な情緒や感情が見えないことで、読み手にはかえって救いになっていると感じた。
映画も見たのだが、映画の森口先生も人間らしいところをどこかに預けてしまっているような様子はあったものの、
心の中の葛藤、という人間味のある姿をわずかに描写していた。
そこが映画では救いだったのかもしれないが、小説の中の森口先生の印象とは微妙に違ったものになっている。
映画は見たものの、まだこの原作は読んでいない、という人は試しに読んでみてもいいかもしれない。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.393
(4pt)

映画と併せて読んでみると興味深いかも

語り手が次々と自分の事情を語ることで物語が進む、と聞いて「藪の中」を連想し読んでみた。
「藪の中」はとうとう真実に近づけないまま終わってしまう。
あそこまで真実が「謎」のままでなくてもいいけど、
もう少し各々の「告白」が身勝手なものでもよかったのは?とこの本を読んで思った。
「ある(殺人)事件」を軸にそれぞれが語るわけだが、結局全員「森口先生」の告白に沿う形というか、
補足するような説明的な「告白」になっているように感じる。
身勝手でひとりよがりな「告白」がない分、わかりやすく親切なストーリー展開だなと思えるが
衝撃的なストーリーなのに、意外に一本調子に思えるのはそのへんの理由からかも。
森口先生の、一貫した「淡々とした態度」は、この小説を支える重要な柱だと感じた。
感情の乱れが一切自分の口からも語られず、そのような描写もない。
感情の揺るぎをまったく見せず、感じさせず、自分のやるべきこと(復讐ですね)を正確に淡々と遂行する様は空恐ろしいのだが、
もはや人間的な情緒や感情が見えないことで、読み手にはかえって救いになっていると感じた。
映画も見たのだが、映画の森口先生も人間らしいところをどこかに預けてしまっているような様子はあったものの、
心の中の葛藤、という人間味のある姿をわずかに描写していた。
そこが映画では救いだったのかもしれないが、小説の中の森口先生の印象とは微妙に違ったものになっている。
映画は見たものの、まだこの原作は読んでいない、という人は試しに読んでみてもいいかもしれない。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.392
(4pt)

映画を観てから読んだ者の感想

本書を読む前に映画を先に観たが、映画は文句なしの傑作。今年上半期に公開された邦画でベスト5に入ると評価できる作品だった。
原作である本書を映画と比較すると、映画は原作にほぼ忠実であるというか、この原作が映画の台本のように思える。モノローグを活字で追うよりも、生身の肉体によって語られる台詞や演技の迫力、スピード感、モンスターのような中学生を演じた招来有望な若手俳優の爆発的な躍動感に満ちた映画の方に私は軍配を上げる。
映画館では見落としていた細部を確認するのには本書は好都合だが、映画を先に観た人に本書も是非、と薦めるのには躊躇する。
もちろん、本書固有の面白さが無いわけではない。例えば、各章のタイトル。「聖職者」はわかるにしても、「殉教者」とは何に対する殉教なのか、「求道者」「伝道者」の道とは何か。まだ私の頭の中ですっきりとした解答が出た訳ではないが、このタイトルに込めた作者の意図を探るのは一興と言えるだろう。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.391
(4pt)

映画を観てから読んだ者の感想

本書を読む前に映画を先に観たが、映画は文句なしの傑作。今年上半期に公開された邦画でベスト5に入ると評価できる作品だった。
原作である本書を映画と比較すると、映画は原作にほぼ忠実であるというか、この原作が映画の台本のように思える。モノローグを活字で追うよりも、生身の肉体によって語られる台詞や演技の迫力、スピード感、モンスターのような中学生を演じた招来有望な若手俳優の爆発的な躍動感に満ちた映画の方に私は軍配を上げる。
映画館では見落としていた細部を確認するのには本書は好都合だが、映画を先に観た人に本書も是非、と薦めるのには躊躇する。
もちろん、本書固有の面白さが無いわけではない。例えば、各章のタイトル。「聖職者」はわかるにしても、「殉教者」とは何に対する殉教なのか、「求道者」「伝道者」の道とは何か。まだ私の頭の中ですっきりとした解答が出た訳ではないが、このタイトルに込めた作者の意図を探るのは一興と言えるだろう。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.390
(4pt)

多角的視点によるミステリー

あるレビュアーの方が書かれている通り第1章のみの短編として書かれたものです。
確かにこの1章のみで読み終え、後は自分の想像の世界で楽しむ方法もありでしょう。
しかし、物事とは一方からのみ見たのでは分からない部分があります。
そこを明らかにし、そのうえで森口先生がしたことについて考える。
これも悪くはありません。
確かに章が進むに従い話が大きくなりすぎ収集がつかなくなり
ラストに至っては、まったく違うテイストのお話になってしまっています。
ですが、最後まで読んだからこそ「このストーリー、このラストで良かったのか?」
の議論ができるわけです。
映画はさらに小説よりも出来が良いように思いました。
小説では散漫になってしまっていたものが無理なく映像でつながれ
スピーディーな印象を受けました。
告白する人たちそれぞれにドラマがあり秘密がありラストまで飽きさせずに
読ませてくれます。是非最後まで読んでみてください。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.389
(4pt)

多角的視点によるミステリー

あるレビュアーの方が書かれている通り第1章のみの短編として書かれたものです。
確かにこの1章のみで読み終え、後は自分の想像の世界で楽しむ方法もありでしょう。
しかし、物事とは一方からのみ見たのでは分からない部分があります。
そこを明らかにし、そのうえで森口先生がしたことについて考える。
これも悪くはありません。
確かに章が進むに従い話が大きくなりすぎ収集がつかなくなり
ラストに至っては、まったく違うテイストのお話になってしまっています。
ですが、最後まで読んだからこそ「このストーリー、このラストで良かったのか?」
の議論ができるわけです。
映画はさらに小説よりも出来が良いように思いました。
小説では散漫になってしまっていたものが無理なく映像でつながれ
スピーディーな印象を受けました。
告白する人たちそれぞれにドラマがあり秘密がありラストまで飽きさせずに
読ませてくれます。是非最後まで読んでみてください。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.388
(5pt)

心の奥をつつく

第1章でしばし止まっていたが、映画公開を機に再読。あれよあれよとグイグイ引き込まれ、なぜいままで読まなかったのかと自らを「馬鹿」扱い。心理としては「こんなヤツこうなりゃいいのに」と思う以上の展開に脱帽。ダメなのでしょうがスッキリ、スカッとします。でも、その気持ち、ダメなんだってば。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.387
(1pt)

お薦めはできません

最初にこの小説はとても後味の悪いのもであると言っておきます。登場人物は屑しか出てきません。
1章〜6章で話は構成されています。章ごとに主人公が変わり、その人物の口語体で書かれているので文章は読みやすいです。
しかし、2章〜5章途中までの内容は同じ時間軸で、各章ごとの主人公から語られるので、長々と感じました。
物語が遅々として進むなら修哉の母が語り手の章などがもあってもよいと思いました。
さらに、長々と引っ張ってきた割には最後が淡白過ぎます。その後が少し語られてもいいんじゃないかと。
結末に救いを求めているわけではないのですが、私としては後味の悪い終わり方です。
それと、中学生らしさがなくリアリティに欠けているような気がしますが、エンターテイメントとしてのミステリーを成立させるには致し方ないのかとも思います。逆に映画では面白いものが作れるかもしれません。
ですが、第一章は素晴らしいです。第一章で、悠子が「娘の殺害」についてクラスメイトに淡々と語っていく様は、平凡な日常に突然起きた殺人事件というものをより際立たせていて、色のない何か透明な恐怖を感じ、この先話が進んで行く事への期待感が湧きました。
折角、起承転結「起」は素晴らしいのに勿体無いです。第一章だけで短編集にでもあれば良い作品だったのに残念です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.386
(5pt)

「これが本当の復讐であり、あなたの更生の第一歩だとは思いませんか?」

 本書は、著者・湊かなえ氏のデビュー作にして第29回小説推理新人賞受賞〈第一章 聖職者〉にて第6回本屋大賞(全国の書店員が選出する)受賞など各メディアで大反響を巻き起こし、6月5日に映画化公開(監督:中島哲也、主演:松たか子)された話題小説である。
 市立S中学校、1年B組。三学期の卒業式の日、担任・森口悠子が生徒たちに自分から教師を辞めることを告げるモノローグから始まる展開。そして徐々に生徒たちも認識している“あの事件”の事の顛末を知る事となる…。 学校で起こったひとつの事件について関係者それぞれの立場から語られる形式となっており、まさに題名どおりの“告白”によって綴られている。
・1年B組担任・森口悠子からB組生徒へのお別れの挨拶と事件の顛末が淡々と語られる第一章『聖職者』
・2年に進級したB組クラス委員・北原美月から元担任・森口悠子に宛てたその後のB組クラスの様子が綴られた第二章『殉教者』 
・あの日以来不登校児となった息子・直樹との破局までの生活を母親の日記によって綴られる第三章『慈愛者』
・施設の中で壁に映る幻覚を見ながら、かつてB組生徒であった下村直樹が同じクラスの渡辺修哉との出会いから今日に至る一連の出来事をフラッシュバック形式で回想する第四章『求道者』
・今回の一連の出来事の首謀者であるB組生徒・渡辺修哉が自身のサイトに事件のあらましからその後の彼に降りかかる一連の出来事、そしてこれから起こすある行動について綴られる第五章『信奉者』
・ある行動が不発に終わった渡辺修哉へ元担任・森口悠子から携帯電話の電話口で救いようのない最後の宣告が行われる第六章『伝道者』
 一連の出来事を通して各登場人物の立場からそれぞれの心情を描いており、物語としては意外な結末に堪能しつつ、読後感としては作中、主人公・森口悠子が身に降りかかった不幸や事の真相を明らかにされても一切の感情を表に出さず、最後の最後まで用意周到に計算し尽くされた彼女の行動に一抹の恐怖を感じさせる余韻の残すラストは印象的だ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.385
(5pt)

心の奥をつつく

第1章でしばし止まっていたが、映画公開を機に再読。あれよあれよとグイグイ引き込まれ、なぜいままで読まなかったのかと自らを「馬鹿」扱い。心理としては「こんなヤツこうなりゃいいのに」と思う以上の展開に脱帽。ダメなのでしょうがスッキリ、スカッとします。でも、その気持ち、ダメなんだってば。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.384
(1pt)

お薦めはできません

最初にこの小説はとても後味の悪いのもであると言っておきます。登場人物は屑しか出てきません。
1章〜6章で話は構成されています。章ごとに主人公が変わり、その人物の口語体で書かれているので文章は読みやすいです。
しかし、2章〜5章途中までの内容は同じ時間軸で、各章ごとの主人公から語られるので、長々と感じました。
物語が遅々として進むなら修哉の母が語り手の章などがもあってもよいと思いました。
さらに、長々と引っ張ってきた割には最後が淡白過ぎます。その後が少し語られてもいいんじゃないかと。
結末に救いを求めているわけではないのですが、私としては後味の悪い終わり方です。
それと、中学生らしさがなくリアリティに欠けているような気がしますが、エンターテイメントとしてのミステリーを成立させるには致し方ないのかとも思います。逆に映画では面白いものが作れるかもしれません。
ですが、第一章は素晴らしいです。第一章で、悠子が「娘の殺害」についてクラスメイトに淡々と語っていく様は、平凡な日常に突然起きた殺人事件というものをより際立たせていて、色のない何か透明な恐怖を感じ、この先話が進んで行く事への期待感が湧きました。
折角、起承転結「起」は素晴らしいのに勿体無いです。第一章だけで短編集にでもあれば良い作品だったのに残念です。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.383
(5pt)

「これが本当の復讐であり、あなたの更生の第一歩だとは思いませんか?」

 本書は、著者・湊かなえ氏のデビュー作にして第29回小説推理新人賞受賞〈第一章 聖職者〉にて第6回本屋大賞(全国の書店員が選出する)受賞など各メディアで大反響を巻き起こし、6月5日に映画化公開(監督:中島哲也、主演:松たか子)された話題小説である。
 市立S中学校、1年B組。三学期の卒業式の日、担任・森口悠子が生徒たちに自分から教師を辞めることを告げるモノローグから始まる展開。そして徐々に生徒たちも認識している“あの事件”の事の顛末を知る事となる…。 学校で起こったひとつの事件について関係者それぞれの立場から語られる形式となっており、まさに題名どおりの“告白”によって綴られている。
・1年B組担任・森口悠子からB組生徒へのお別れの挨拶と事件の顛末が淡々と語られる第一章『聖職者』
・2年に進級したB組クラス委員・北原美月から元担任・森口悠子に宛てたその後のB組クラスの様子が綴られた第二章『殉教者』 
・あの日以来不登校児となった息子・直樹との破局までの生活を母親の日記によって綴られる第三章『慈愛者』
・施設の中で壁に映る幻覚を見ながら、かつてB組生徒であった下村直樹が同じクラスの渡辺修哉との出会いから今日に至る一連の出来事をフラッシュバック形式で回想する第四章『求道者』
・今回の一連の出来事の首謀者であるB組生徒・渡辺修哉が自身のサイトに事件のあらましからその後の彼に降りかかる一連の出来事、そしてこれから起こすある行動について綴られる第五章『信奉者』
・ある行動が不発に終わった渡辺修哉へ元担任・森口悠子から携帯電話の電話口で救いようのない最後の宣告が行われる第六章『伝道者』
 一連の出来事を通して各登場人物の立場からそれぞれの心情を描いており、物語としては意外な結末に堪能しつつ、読後感としては作中、主人公・森口悠子が身に降りかかった不幸や事の真相を明らかにされても一切の感情を表に出さず、最後の最後まで用意周到に計算し尽くされた彼女の行動に一抹の恐怖を感じさせる余韻の残すラストは印象的だ。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.382
(1pt)

わたしが作品を拒んだのか、作品がわたしを拒んだのか。

とりわけ、この作品の評価は各々の「読者」によるところが多いのだと思いますが、それならば、わたしはこの作品の「読者」にさえなり得なかったのかも知れない、と読書後に考えました。作者は、深淵な文学的空間での思索を、小説の中で試みることに拒絶しているようにしか思えませんし、それを認めているかのように、あえて小賢しい人物設定、感情的な文体を多用することで、一部の読者を欺くことに成功したのかも知れません。小説を、文学を心から愛し、生きる糧としている者として、美しい文章には素直に「美しい」と言いたいですし、全身に鳥肌の立つような緻密かつ大胆な構成には、スタンディングオベーション、拍手喝采でもって認めてあげたいです。しかし、この作品は、わたしが「読者」になることさえ拒ませたのです。あるいは、むしろこの作品自身の「拒み」が何らかの作用を及ぼして、わたしが読者になることを拒ませたのかもしれません。次に手に取る小説が、今回のような絶望を感じさせない作品であることを願います。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.381
(1pt)

わたしが作品を拒んだのか、作品がわたしを拒んだのか。

とりわけ、この作品の評価は各々の「読者」によるところが多いのだと思いますが、それならば、わたしはこの作品の「読者」にさえなり得なかったのかも知れない、と読書後に考えました。作者は、深淵な文学的空間での思索を、小説の中で試みることに拒絶しているようにしか思えませんし、それを認めているかのように、あえて小賢しい人物設定、感情的な文体を多用することで、一部の読者を欺くことに成功したのかも知れません。小説を、文学を心から愛し、生きる糧としている者として、美しい文章には素直に「美しい」と言いたいですし、全身に鳥肌の立つような緻密かつ大胆な構成には、スタンディングオベーション、拍手喝采でもって認めてあげたいです。しかし、この作品は、わたしが「読者」になることさえ拒ませたのです。あるいは、むしろこの作品自身の「拒み」が何らかの作用を及ぼして、わたしが読者になることを拒ませたのかもしれません。次に手に取る小説が、今回のような絶望を感じさせない作品であることを願います。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.380
(3pt)

まあまあ面白いです

お勧めいただいて、今話題の『告白』読みました。
なかなか面白いですよ。
結構引き込まれる展開でした。
全体的に登場人物の心理や行動がちょっとチープかな、とは思います。
感情描写も、かなり部分的にグッとくるところはあるのですが、全体的にそのあたりの表現が甘めかなと思います。
が、それも計算に含めた構成なのかな、という感じでもあります。
こういった、気持ちの悪い作品は結構好きです。
かなり読みやすく、一日で十分読めます。
機会があったら手にとってみてもいいかも。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.379
(5pt)

今までにない小説

映画の告知で絶対見たいと思って・・・でも何か少し怖い感じの内容だから、初めに小説を先に読んで内容を知って心の準備をしてからと思って読みました。
こんな、色々な人物の視点から書かれている本は珍しくて皆、この時はこんな風に感じていたんだって分かりやすかったです。
それをふまえて、映画を見て小説に忠実に作ってあって、でも少し変えてある部分もあって両方楽しめました。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.378
(4pt)

スピーディに読ませる小説

自分がそれほど頻繁にするわけではない読書ですが、話題性につられて手に取ってみた一人です。
そんな自分が第一章から最後まで数時間で読破させてしまう筆者の文章力や物語に引き込ませる力には関心させられてしまいました。
登場する主な人物の冷酷で残虐な思考にリアリティの無さも感じましたが、森口先生の娘を想う気持ち、渡辺や下村の母を想う気持ち。その辺りに生身の人間臭さを感じさせながら読ませるのが要因だと感じました。
救いの無い哀しいだけの作品ですが、登場人物の誰かを想う心情はきっと誰にでも当て嵌まるものだと思いました。彼ら(彼女ら)は少し歪んだ形でしかそれを「想う人」に表現出来なかっただけなのではないでしょうか?
そんな登場人物の心情(とった行動はまた別)に共感を覚えた自分は彼らに少し似た不器用さを持ち合わせた人間だと思いました。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.377
(3pt)

一章はすごく完成度が高いが、以降は印象がどんどん薄くなる

不思議と読めば読むほどに印象が薄れていく話だった。一章を読み終えた時には、全身に緊張感が走り、自分のつばを飲み込む音が大きく聞こえる程に感性が研ぎ澄まされていた。二章もその流れで読み進めた。少年AとBが第一章の後どのようになっていったか興味もあったし、クラスメートが集団でいじめを楽しみ始める様は怖かった。なぜ、怖かったかと言えばそうなってしまう気持ちがわかってしまったからだ。
三章以降は、週刊誌のゴシップが好きな人は楽しいのかもしれないけど、僕はそのチープさが気にいらなかった。それと登場人物に魅力的なキャラクターがいなかったので、頭の中で余韻が消えるのが早かった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.376
(3pt)

まあまあ面白いです

お勧めいただいて、今話題の『告白』読みました。
なかなか面白いですよ。
結構引き込まれる展開でした。
全体的に登場人物の心理や行動がちょっとチープかな、とは思います。
感情描写も、かなり部分的にグッとくるところはあるのですが、全体的にそのあたりの表現が甘めかなと思います。
が、それも計算に含めた構成なのかな、という感じでもあります。
こういった、気持ちの悪い作品は結構好きです。
かなり読みやすく、一日で十分読めます。
機会があったら手にとってみてもいいかも。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.375
(5pt)

今までにない小説

映画の告知で絶対見たいと思って・・・でも何か少し怖い感じの内容だから、初めに小説を先に読んで内容を知って心の準備をしてからと思って読みました。
こんな、色々な人物の視点から書かれている本は珍しくて皆、この時はこんな風に感じていたんだって分かりやすかったです。
それをふまえて、映画を見て小説に忠実に作ってあって、でも少し変えてある部分もあって両方楽しめました。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X