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夢見る黄金地球儀
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夢見る黄金地球儀の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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桜宮市を舞台にしたコンゲームものだが、展開がどうにもトントン拍子すぎて終盤まで盛り上がり どころがなく、軽い文体なので気楽に読めるもののやや退屈 こういう作品で盛り上がりどころの盗みのシーンも警備がザルなこともありあっさり 見所は終盤の真相が二転三転するシーンなのだろうが、どうにも話が細々していて ミステリとしてそこまで面白いという感じでもない それなりには楽しめるが、それなり以上ではないというところだろうか ただシリーズではないのだし、セルフパロディのようなネタの数々はいらなかった | ||||
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『チーム・バチスタの栄光』などで知られる海堂尊さんの作品。 今作の舞台も地方都市、桜宮市なのですが、病院とは関係なく、 ある家族経営の町工場、平沼鉄工所の営業部長・平沼平介が主人公。 8年ぶりに再会した旧友が持ちかけてきた儲け話を聞いてみると、 バブル期にばらまかれた“ふるさと創生事業”の一億円で市が作った黄金地球儀を、 展示場所である水族館から盗み出す計画だった。 途方もないと思われた計画は、警備体制の調査や、自社の重量検知システムを導入していることから、 成功への道すじが見え始めた。 そして黄金地球儀のすり替え作戦は決行される… 天藤真さんの『大誘拐』に近い感じで、ユーモアもありつつ、十分楽しめる作品ですが、 コンゲームとして読むと、ちょっと騙し合いの中身が弱いかなぁ。 キャラ設定も『バチスタ』シリーズより弱い気が… | ||||
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『チーム・バチスタの栄光』などで知られる海堂尊さんの作品。 今作の舞台も地方都市、桜宮市なのですが、病院とは関係なく、 ある家族経営の町工場、平沼鉄工所の営業部長・平沼平介が主人公。 8年ぶりに再会した旧友が持ちかけてきた儲け話を聞いてみると、 バブル期にばらまかれた“ふるさと創生事業”の一億円で市が作った黄金地球儀を、 展示場所である水族館から盗み出す計画だった。 途方もないと思われた計画は、警備体制の調査や、自社の重量検知システムを導入していることから、 成功への道すじが見え始めた。 そして黄金地球儀のすり替え作戦は決行される… 天藤真さんの『大誘拐』に近い感じで、ユーモアもありつつ、十分楽しめる作品ですが、 コンゲームとして読むと、ちょっと騙し合いの中身が弱いかなぁ。 キャラ設定も『バチスタ』シリーズより弱い気が… | ||||
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ジェフリー・アーチャーの『百万ドルを取り返せ!』を読みながら思い出しました。 いわゆる怪盗劇なのですが、いつもどおり海堂節がきいた楽しい会話とキャラ作りが魅力です。 明るく楽しい、笑える作品ではあります。 ただ、全体的に緊迫感や手に汗握るシーン、あと「なるほど!!」「やられた!!」と言いたくなるような展開はありませんでした。 個人的に、修士号をとっていない人がたった2年で博士と呼ばれることに違和感を感じるんですけど、そんなところが気になるのは私だけか。 | ||||
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海堂尊の作品の最大の魅力は 他の作品にはない医療現場における 鬼気迫る臨場感ではなかろうか? その点、この作品はまったりとしており そうした緊張感の欠片もないと思いました。 文学的にはもっと複雑な意見も あるのでしょうけどね。 | ||||
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コンゲーム、あるいはSFとしてフィクションと割り切って読みきるには悪くは無い。 ただ、氏の他の著作と違いリアリティーが全くないので、その点は留意が必要。 ご都合主義的な部分も多々見受けられますので。 すらっと読みきる、あるいは暇つぶしで深く考えずに読むならおすすめです。 | ||||
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ガラスのショーから持ちかけられた黄金地球儀強奪に平々凡々と暮らしていた平沼平介が挑むという物語である。数々の困難があるが、どうやって困難を切り抜けて、黄金地球儀強奪を実行するのか。 平介とガラスのジョーの掛け合いは互いにずれてて面白いなあとは思う。最後は、中途半端な終わり方でなくスカッとしたような終わり方なのは良かったように思う。ガラスのショーの存在が何者かということに注目して読んでいくといいかなと思います。 うーん。海堂尊氏には、医学小説だけを書いてほしいかなと思います。本書は、ちょっと稚拙なような気がする。小説としても、ミステリー小説としても中途半端かなと思います。 | ||||
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海堂さんのバチスタシリーズ外作品。ふるさと創世1億円なるばらまき政治の遺産を巡るお話ですが、ここでも悪役は役所、役人です.「まるであいつらはやくざのようだ」と主人公は嘆きますが、まさにそのとおり。官僚は国民から税金を搾り取るだけでなく、規制や法律で縛り付け、手数料だといて金を巻き上げます.極北クレイマーで問題になった「病院機能評価機構」は、医療の質を評価するのではなく(医療そのもの評価は全く行いません)、病院の入れ物が厚生省の通達に従っているかを監査する機関です。なのに、まるで優秀な医療を行っているかのようなお墨付きを与え、手数料に500−1000万近い金を病院へ要求します.病院の質・格を金でかえということですね。非常にあくどい団体なので、ぜひ民主党政権、長妻大臣に廃止していただきたい性悪天下り機関NO.1です。皆さんも「病院機能評価機構の認定を受けました」などと宣伝している病院は、ブランドを金で買っているのだと思ってください.話が脱線しましたが、作品は面白いのですが、やや現実離れしすぎていて、バチスタのファンには抵抗あるかもしれません。それに装丁が文庫や新書レベルでこれで1500円は高すぎます.内容もユーモアミステリですし、新書判800くらいで発行すれば、もっと売れたのではないでしょうか.ナイチンゲールに出てき小夜、瑞人がゲスト出演しています.この辺は海堂作品らしいサービス精神ですね. | ||||
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海堂さんのバチスタシリーズ外作品。ふるさと創世1億円なるばらまき政治の遺産を巡るお話ですが、ここでも悪役は役所、役人です.「まるであいつらはやくざのようだ」と主人公は嘆きますが、まさにそのとおり。官僚は国民から税金を搾り取るだけでなく、規制や法律で縛り付け、手数料だといて金を巻き上げます.極北クレイマーで問題になった「病院機能評価機構」は、医療の質を評価するのではなく(医療そのもの評価は全く行いません)、病院の入れ物が厚生省の通達に従っているかを監査する機関です。なのに、まるで優秀な医療を行っているかのようなお墨付きを与え、手数料に500−1000万近い金を病院へ要求します.病院の質・格を金でかえということですね。非常にあくどい団体なので、ぜひ民主党政権、長妻大臣に廃止していただきたい性悪天下り機関NO.1です。皆さんも「病院機能評価機構の認定を受けました」などと宣伝している病院は、ブランドを金で買っているのだと思ってください.話が脱線しましたが、作品は面白いのですが、やや現実離れしすぎていて、バチスタのファンには抵抗あるかもしれません。それに装丁が文庫や新書レベルでこれで1500円は高すぎます.内容もユーモアミステリですし、新書判800くらいで発行すれば、もっと売れたのではないでしょうか.ナイチンゲールに出てき小夜、瑞人がゲスト出演しています.この辺は海堂作品らしいサービス精神ですね. | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」シリーズの愛読者で、一連の登場人物を知っていれば、そこそこ面白い。 ただし「そこそこ」である。 お馴染みの街を舞台にして、お馴染みのキャラクター達が繰り広げるドタバタ喜劇といったところであろうか。 暇つぶしとしての娯楽なら十分合格点だが、「チーム・バチスタの栄光」のような現代医療に関する問題提起などもなく、心に残る箇所は何もない。 ミステリとしては平均以下。 桜宮市を舞台にした一連のシリーズの愛読者なら一読してもいいと思うが、そうでない人にとっては、この本単体で読んでも暇つぶし程度にしかならないだろう。 やはり海堂氏には医療小説を書いて欲しいと思う。 | ||||
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1988年未曾有のバブル景気に沸く日本では国庫から各地方公共団体に一律一億円が支給された。その使いに使い道に困ったあげく桜宮市では黄金の地球儀を作成し,深海水族館に展示した。時はたち2013年金の価値が上がり,当時1億だった金がマーケット上では1億5千万円に値上がりしていた・・・ 桜宮市の平沼鉄工所で営業部長兼臨時工員の主人公:平沼平介が大学時代のチューリップハットをかぶった悪友:久光穣治からその黄金地球儀の強奪計画を持ちかけられるところから物語が展開されていく。チームバチスタシリーズの作者の著書であるが,舞台は同じ桜宮市ではるものの全く物語的には関係ない。物語もとても読みやすく,展開も速く一気に読める内容である。全くバチスタシリーズを読んでいなくても読めるが,読んでいたらちょっとした部分でほほえむことができるような点もあり,シリーズの超番外編的ものであるとも感じられた。 | ||||
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非常に軽い。あっさりとした読み口。 舞台もやっぱりあの桜宮。登場人物も、あの・・。 シリーズ外といっても、そこから離れることはできないのです(笑)。 小説自体が大好きであるという人にはちょっと物足りない出来かもしれないが、 海堂作品が好きだ、という人はそれなりに楽しめるレベルにあるはず。 つまり、いつもの海堂節だということ。 | ||||
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