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夢見る黄金地球儀
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夢見る黄金地球儀の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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チーム・バチスタが非常に有名でしたので期待して読み始めましたが、いつ面白くなるのか、もう少し、もう少しと思いながら読み進めましたが、最後まで面白くなることはありませんでした。 正直、こんなにつならない本は初めてです。全くお薦めできません。 | ||||
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海堂尊の医学ものについては かなり 突っ込んでいておもしろいが、 この物語は 桜宮市の 小さな町工場の営業部長 平沼平介の話である。 物理学の大学院を中退して、発明家のオヤジの 会社に入り営業として 手伝う。 確かに、しきり屋で 人脈があるが、物理学者らしいとは言えないな。 ふるさと創世資金の1億円を どう使うかで 悩むのであるが、桜宮市は 50キロの黄金を使って、地球儀を作る。 チューリップのガラスのジョーが 8年ぶりにふらりと現れ、その地球儀を盗もうとするのだが。 いい加減な感じで、よくわからない存在。 ふーむ。全然おもしろくない。 平介もガラスのジョーも。海堂尊が 遊んでいる感じがあって つきつめていないなぁ。 | ||||
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海堂尊の医療作品はどれも楽しく読めたが、本作だけは駄目だ。後書きを読むと、「推理小説としての評価が良くないので、ちゃんとした推理小説を書こう」と思ったらしく、コンゲーム小説ということらしい。 しかし、出来映えがひどすぎる。小説として下手すぎる。医療作品の場合には、小説としての下手さが医療の話に隠れてしまう感じで、アラが目立たなかった。しかし、医療の話が消えてしまうと、純然たる小説として評価することになる。すると、そのレベルの低さに愕然とする。 文章はひどい。人物造形は低劣。小説の新人賞に応募しても当選できないぐらいの低レベルの小説だ。これを面白がって読む人の神経がしれない。 ちなみに、同様のコンゲーム小説なら、東野圭吾の「流星の絆」がある。こちらは、文章も、人物造形も、雲泥の差だ。本作(地球儀)に比べれば、★★★★★ と ★ ぐらいの差が付く。本作(地球儀)よりもひどいのは、どこかのイケメンタレントの書いたヘナチョコ小説ぐらいしかありえない。そのぐらい、ひどい出来だ。特に、文章がひどすぎる。 海堂尊は、もっと文章をきちんと書くべきだ。そして、それができない理由ははっきりとしている。手抜きだ。やたらと大量に乱作するせいで、低レベルの文章しか書けない。 ま、それが持ち味なのかもしれないが、それだったら、得意分野の医療に絞って書けばいい。そうすれば、読者も文章には期待しないで読むから、楽しく読める。 海堂尊の小説は、医療の小説ならばおしなべて ★★★★ なのだが、医療のない本作は ★ か ★★ にしかならない。「自分は推理小説家だ」などと勘違いしない方がいい。小説の能力も、ストーリーの能力も、小説家としては著しくレベルが低い。ただし、医療の物語を書く力は傑出している。「医療小説家」としての分をわきまえて欲しいものだ。 どうしても普通の小説(および推理小説)を書きたくなったのなら、まずは、きちんとした文章を書けるようにするべきだ。また、乱作しないで、まともに推敲するべきだ。今のように低レベルの文章を大量に書き散らすのでは、普通の小説(および推理小説)としては読むに耐えない、と理解するべきだ。 | ||||
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バチスタ、ジェネラルルージュで海堂氏の作品に惹かれ、氏の作品を買いあさったが 最近の駄作を読み続けてすっかり興覚めした。 どたばたコメディ的な作品なら他の作家の方が数段面白いし、きちんとプロットが 練られている。海堂氏にしか書けない作品を書いていて欲しかった。 もう氏の本を買うことはないと思う。テレビに出て変わってしまったのだろうか。 このままでは非常に残念な作家の一人になりそうだ。 | ||||
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桜宮市を舞台にした作品であるが、今のところ医療問題をテーマにした本編との関連は極めて薄い。 二転三転する展開は劇場型のドタバタ劇に近い。 といって意外な展開はさほどなく、気軽にパラパラページをめくれる感じです。 著者の新たな一面を示す実験的な要素が色濃い作品という気がするが、 やはり本領は医療問題を扱ったものと思いました。 本作品の登場人物が、今後本編にどうかかわるかによって、 本作品の価値が変化するかもしれません。 | ||||
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07年10月の単行本の文庫化.ノンシリーズですが他作とのリンクも含まれた作品です. 物語は三部構成となっており,各部をさらにいくつかの章にわけて進んでいきます. ただ事の起こりから結末,後日談を含めた真実までをキレイに分けて描かれるものの, 都合の良すぎる展開やおかしな行動など,ドタバタ劇にしても首を捻る場面がいくつか. プロローグから第一部までは期待も膨らむのですが,その後は尻すぼみ…という印象です. また,章の冒頭には日時が記されているのですがこれが物語の方にはあまり生きておらず, 時間が入り組むような展開だったり,タイムリミットに追われる緊張はほとんどありません. お役所批判の込められたエピローグもありきたりで,一気の『種明かし』もいささか蛇足気味. ある意味予定調和的な物語なのですから,最後まで賑やかなまま読ませて欲しかったです. | ||||
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これが海堂尊の限界なのでしょうか。 医療分野と官僚批判では新鮮だけど、フツーのミステリを書こうとしたら馬脚をあらわしたって感じです。 いくらなんでも、この展開ってないでしょ…。手、抜きすぎ。 ショボい。 | ||||
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著者の一連の作品を読んでいる人には、ニヤットするサービスショットがありますが。白鳥、田口の両雄を筆頭とする登場人物のキャラクターと比較すると、何とも貧弱なキャラしか登場しておりません。登場人物のキャラクターに期待する方は・・・・。 | ||||
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デビュー作「チーム・バチスタの栄光」と比べ構成がしっかりしてきたが、反面キャラクターの魅力が消えてしまった。 盗みを主体にした痛快さが全く活かされていない。 主人公を30代にしたものの、どうにも30代に思えない会話でギャップがある。 これは次の作品できっちり練らないとファンが離れていきそうだ。 | ||||
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