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夢見る黄金地球儀



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夢見る黄金地球儀の評価: 3.28/5点 レビュー 40件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20:
(3pt)

読み物としてはそこそこ

コンゲーム、あるいはSFとしてフィクションと割り切って読みきるには悪くは無い。
ただ、氏の他の著作と違いリアリティーが全くないので、その点は留意が必要。
ご都合主義的な部分も多々見受けられますので。
すらっと読みきる、あるいは暇つぶしで深く考えずに読むならおすすめです。
夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア)より
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No.19:
(2pt)

中途半端なドタバタ劇

07年10月の単行本の文庫化.ノンシリーズですが他作とのリンクも含まれた作品です.
物語は三部構成となっており,各部をさらにいくつかの章にわけて進んでいきます.
ただ事の起こりから結末,後日談を含めた真実までをキレイに分けて描かれるものの,
都合の良すぎる展開やおかしな行動など,ドタバタ劇にしても首を捻る場面がいくつか.
プロローグから第一部までは期待も膨らむのですが,その後は尻すぼみ…という印象です.
また,章の冒頭には日時が記されているのですがこれが物語の方にはあまり生きておらず,
時間が入り組むような展開だったり,タイムリミットに追われる緊張はほとんどありません.
お役所批判の込められたエピローグもありきたりで,一気の『種明かし』もいささか蛇足気味.
ある意味予定調和的な物語なのですから,最後まで賑やかなまま読ませて欲しかったです.
夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:夢見る黄金地球儀 (ミステリ・フロンティア)より
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No.18:
(3pt)

どうやって困難を切り抜けて、黄金地球儀強奪を実行するのか

ガラスのショーから持ちかけられた黄金地球儀強奪に平々凡々と暮らしていた平沼平介が挑むという物語である。数々の困難があるが、どうやって困難を切り抜けて、黄金地球儀強奪を実行するのか。
平介とガラスのジョーの掛け合いは互いにずれてて面白いなあとは思う。最後は、中途半端な終わり方でなくスカッとしたような終わり方なのは良かったように思う。ガラスのショーの存在が何者かということに注目して読んでいくといいかなと思います。
うーん。海堂尊氏には、医学小説だけを書いてほしいかなと思います。本書は、ちょっと稚拙なような気がする。小説としても、ミステリー小説としても中途半端かなと思います。
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No.17:
(4pt)

おかしくも楽しい作品

内容から言うと「クライム小説」と言うことになるのでしょうか?
降って湧いたようにとんでもない不平等な契約書が出てきて、非常なピンチに陥ってしまった主人公平介ですが、旧友の<ガラスのジョー>とアイの力を借りて、黄金地球儀の強奪作戦を遂行します。
ところが、予想外の出来事の頻発に、一層の窮地に陥って行きます。
果たして結果は如何に?と言う話なのですが、奇想天外なストーリー展開と、奇妙なキャラクターの集まりに笑ってしまいます。
最後の大団円で明かされる真相に、主人公ならずともあっけに取られてしまいます。
市の公務員が、民間の中小企業に財政危機の責任を押し付ける話で、読む側はやっていることは違法なのですが、主人公に肩入れしたくなります。
と同時に、主人公たちの頓珍漢な行動ぶりに、怒りよりも同情を禁じ得ません。
読んでいて、そんな馬鹿なと思いながらも、止めずにはいられない、そんな楽しくもおかしな話です。
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No.16:
(4pt)

軽妙なクライムコメディ

『チーム・バチスタの栄光』の著者によるクライム・コメディ。
どこかの自治体の水族館に保管される黄金の地球儀を盗み出そうという設定は面白いけど、ところどころ、無理のある設定や強引な展開、そして、最後のところは、正直言えば、あまり納得がいかない。
でも、解説で香山二三郎氏が書いているように、どこか、ドナルド・E・ウェストレイクの作品を思わす、軽妙なタッチの犯罪小説は、日本ではあまりないので、細かいことをあまり言わず、楽しめると思う。
なかなか、ユーモアのセンスのある多才な作者だ。
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No.15:
(3pt)

話は面白いが、単行本として1500円出すには装丁がお粗末.

海堂さんのバチスタシリーズ外作品。ふるさと創世1億円なるばらまき政治の遺産を巡るお話ですが、ここでも悪役は役所、役人です.「まるであいつらはやくざのようだ」と主人公は嘆きますが、まさにそのとおり。官僚は国民から税金を搾り取るだけでなく、規制や法律で縛り付け、手数料だといて金を巻き上げます.極北クレイマーで問題になった「病院機能評価機構」は、医療の質を評価するのではなく(医療そのもの評価は全く行いません)、病院の入れ物が厚生省の通達に従っているかを監査する機関です。なのに、まるで優秀な医療を行っているかのようなお墨付きを与え、手数料に500−1000万近い金を病院へ要求します.病院の質・格を金でかえということですね。非常にあくどい団体なので、ぜひ民主党政権、長妻大臣に廃止していただきたい性悪天下り機関NO.1です。皆さんも「病院機能評価機構の認定を受けました」などと宣伝している病院は、ブランドを金で買っているのだと思ってください.話が脱線しましたが、作品は面白いのですが、やや現実離れしすぎていて、バチスタのファンには抵抗あるかもしれません。それに装丁が文庫や新書レベルでこれで1500円は高すぎます.内容もユーモアミステリですし、新書判800くらいで発行すれば、もっと売れたのではないでしょうか.ナイチンゲールに出てき小夜、瑞人がゲスト出演しています.この辺は海堂作品らしいサービス精神ですね.
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No.14:
(3pt)

話は面白いが、単行本として1500円出すには装丁がお粗末.

海堂さんのバチスタシリーズ外作品。ふるさと創世1億円なるばらまき政治の遺産を巡るお話ですが、ここでも悪役は役所、役人です.「まるであいつらはやくざのようだ」と主人公は嘆きますが、まさにそのとおり。官僚は国民から税金を搾り取るだけでなく、規制や法律で縛り付け、手数料だといて金を巻き上げます.極北クレイマーで問題になった「病院機能評価機構」は、医療の質を評価するのではなく(医療そのもの評価は全く行いません)、病院の入れ物が厚生省の通達に従っているかを監査する機関です。なのに、まるで優秀な医療を行っているかのようなお墨付きを与え、手数料に500−1000万近い金を病院へ要求します.病院の質・格を金でかえということですね。非常にあくどい団体なので、ぜひ民主党政権、長妻大臣に廃止していただきたい性悪天下り機関NO.1です。皆さんも「病院機能評価機構の認定を受けました」などと宣伝している病院は、ブランドを金で買っているのだと思ってください.話が脱線しましたが、作品は面白いのですが、やや現実離れしすぎていて、バチスタのファンには抵抗あるかもしれません。それに装丁が文庫や新書レベルでこれで1500円は高すぎます.内容もユーモアミステリですし、新書判800くらいで発行すれば、もっと売れたのではないでしょうか.ナイチンゲールに出てき小夜、瑞人がゲスト出演しています.この辺は海堂作品らしいサービス精神ですね.
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No.13:
(5pt)

最高の番外編

辛口なレビューがいくつかありますが、非常に面白い作品だと思います。
著者の発表作を発表順に読んで行くと、この作品は辛いものを食べた後の甘いデザートのようなものに思えました。
また、海堂氏の作品群全体をながめるとこの「夢見る〜」は非常に重要な役割を担っていると思います。
なぜなら今回は今までのように病院内で話が展開していくパターンでなく、海堂氏の世界が縦だけでなく横にも広がり始めたきっかけの作品であり、非常に新鮮な印象を受けるからです。
単品として考えてももちろん素晴らしい作品なのですが、海堂ワールドの1つのパーツと考えると更に素晴らしいものであり、十分に星5つに値する作品ではないかと私は思います。
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No.12:
(5pt)

最高の番外編

辛口なレビューがいくつかありますが、非常に面白い作品だと思います。
著者の発表作を発表順に読んで行くと、この作品は辛いものを食べた後の甘いデザートのようなものに思えました。
また、海堂氏の作品群全体をながめるとこの「夢見る〜」は非常に重要な役割を担っていると思います。
なぜなら今回は今までのように病院内で話が展開していくパターンでなく、海堂氏の世界が縦だけでなく横にも広がり始めたきっかけの作品であり、非常に新鮮な印象を受けるからです。
単品として考えてももちろん素晴らしい作品なのですが、海堂ワールドの1つのパーツと考えると更に素晴らしいものであり、十分に星5つに値する作品ではないかと私は思います。
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No.11:
(4pt)

日本社会の問題点をえぐり出す

一日で読破してしまった.それほど目を離させない巧妙なストーリー展開となっている.
海堂作品と言えば,メディカルミステリーだとばかり思っていたが,このようなストーリーの作品もあるとは少し意外であった.しかし,日本医療機関や政府・厚生労働省の抱える問題点を鋭くえぐり出した他の作品と同様,本作でも政府や役所の悪の体質を糾弾している.すべての作品から,著者の日本社会の持つ根の深い問題に対する憂いの念が伝わってくる.
読者の一人としては,著者が分かりやすく提示している日本社会の問題点をひとつでも理解し,日本社会が良い方向に向かうように,微力ながら協力していきたいと思う.
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No.10:
(3pt)

毒にも薬にもならない

「チーム・バチスタの栄光」シリーズの愛読者で、一連の登場人物を知っていれば、そこそこ面白い。
ただし「そこそこ」である。
お馴染みの街を舞台にして、お馴染みのキャラクター達が繰り広げるドタバタ喜劇といったところであろうか。
暇つぶしとしての娯楽なら十分合格点だが、「チーム・バチスタの栄光」のような現代医療に関する問題提起などもなく、心に残る箇所は何もない。
ミステリとしては平均以下。
桜宮市を舞台にした一連のシリーズの愛読者なら一読してもいいと思うが、そうでない人にとっては、この本単体で読んでも暇つぶし程度にしかならないだろう。
やはり海堂氏には医療小説を書いて欲しいと思う。
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No.9:
(4pt)

本筋よりも

今回の主人公は、医学のたまごの主人公・薫クンの同級生平沼クンのお父さん・平沼平介。
主人公の父・暴走職人親父(でも愛すべき人物なのです!)がある日「宇宙に溶鉱炉を持っていきたい!」と言い出した。
いくら理論上は可能でも先立つものが…と思っていた矢先に現れる、かつての悪友と「黄金地球儀」!
他にも未来の桜宮市が舞台とあって、要所要所で海堂先生作品の登場人物たちのその後に逢えるので、地球儀泥棒のスリルぢつはそっちにドキドキです。
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No.8:
(2pt)

専門分野を離れると

これが海堂尊の限界なのでしょうか。
医療分野と官僚批判では新鮮だけど、フツーのミステリを書こうとしたら馬脚をあらわしたって感じです。
いくらなんでも、この展開ってないでしょ…。手、抜きすぎ。
ショボい。
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No.7:
(4pt)

筒井康隆的な作品

 「チーム・バチスタ…」を読んで、医療ミステリーを期待していた人には「大外れ」かもしれませんが、単純に面白いです。ストーリーはある個性的なおやじが経営する町工場を舞台にした小説。個人的には、筒井康隆の娯楽作品を読んでいるような心地よい既視感で、スイスイと読めました。楽しく読める作品を求めている人にお勧め。
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No.6:
(3pt)

超番外編

1988年未曾有のバブル景気に沸く日本では国庫から各地方公共団体に一律一億円が支給された。その使いに使い道に困ったあげく桜宮市では黄金の地球儀を作成し,深海水族館に展示した。時はたち2013年金の価値が上がり,当時1億だった金がマーケット上では1億5千万円に値上がりしていた・・・
桜宮市の平沼鉄工所で営業部長兼臨時工員の主人公:平沼平介が大学時代のチューリップハットをかぶった悪友:久光穣治からその黄金地球儀の強奪計画を持ちかけられるところから物語が展開されていく。チームバチスタシリーズの作者の著書であるが,舞台は同じ桜宮市ではるものの全く物語的には関係ない。物語もとても読みやすく,展開も速く一気に読める内容である。全くバチスタシリーズを読んでいなくても読めるが,読んでいたらちょっとした部分でほほえむことができるような点もあり,シリーズの超番外編的ものであるとも感じられた。
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No.5:
(2pt)

少しのサービスがあっても

著者の一連の作品を読んでいる人には、ニヤットするサービスショットがありますが。白鳥、田口の両雄を筆頭とする登場人物のキャラクターと比較すると、何とも貧弱なキャラしか登場しておりません。登場人物のキャラクターに期待する方は・・・・。
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No.4:
(4pt)

なんとなく・・・手抜き?(笑

海堂様の新作です。
すんごく、あっさり。
ま、確かにおもしろいけど、あんまり心に残らないかなぁ。
今までの本より100円安い分、なんか表紙も安っぽいし(笑
それでもま、それなりに楽しめます。
小夜ちゃんが、なんか「どす黒い女」っぽくなっていて、ちょっと嬉しいな。
でも、なんとなく、手抜き感、否めません。
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No.3:
(2pt)

これはやばい

デビュー作「チーム・バチスタの栄光」と比べ構成がしっかりしてきたが、反面キャラクターの魅力が消えてしまった。
盗みを主体にした痛快さが全く活かされていない。
主人公を30代にしたものの、どうにも30代に思えない会話でギャップがある。
これは次の作品できっちり練らないとファンが離れていきそうだ。
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No.2:
(3pt)

スピード感あふれるユーモア小説

非常に軽い。あっさりとした読み口。
舞台もやっぱりあの桜宮。登場人物も、あの・・。
シリーズ外といっても、そこから離れることはできないのです(笑)。
小説自体が大好きであるという人にはちょっと物足りない出来かもしれないが、
海堂作品が好きだ、という人はそれなりに楽しめるレベルにあるはず。
つまり、いつもの海堂節だということ。
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No.1:
(4pt)

ライトながらに笑えますよ!!

著者初めて医療外をテーマにしたライトノベル的な感じの作品でした。しかし、登場するのは、桜宮市で桜宮病院がある都市だったり『螺鈿迷宮』で登場した小夜が登場していたりと部分的に前作までのシリーズと繋がりがあります。
内容的には…。これはこれで軽い感じでサクサクと読めて面白いと思います。黄金の地球儀を巡る怪盗物のお話です。あっさりしていると言えば、あっさり感はありますが後味も良く個人的にはこういうジャンルでの著者の活躍にも期待します。
登場人物達もなかなかクセもの揃いだからこそ面白く笑える作品でした。
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