行きずりの街

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評判

行きずりの街の評価:

2.78/5点 レビュー 69件。 C ランク

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平均点2.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全111件 81〜100 5/6ページ
No.31
(3pt)

本書で作者の力量を評価するものではない

「行きずりの街」は少々過大評価されてる部分が否めません。
主人公の真相探る動機の弱さ、ご都合主義的な面が多々観られて
これはチョット・・・・という場面もあります。
アクション・シーンもいまいち緊迫感(リアル感)が無くて物足りない。
ストーリーの骨格は面白いものがあったのでそこが残念です。
主人公の女性に対する独白、女性観は
これは反発を覚える人が多いだろうな〜と男の私でも思いました。
主人公の元妻に対する発言など読んでいてウンザリする場面が多い・・・
「このミス」1位の結果のみで本書を手に取った人はシミタツに
これで見切りをつける方もいるかもしれません。
しかし、シミタツの本領が発揮されているのは本書ではありません。
初期の「飢えて狼」「裂けて海峡」そしてシミタツの文句なしの最高傑作
「背いて故郷」などです。
これらはプロット、人物造形、風景描写、心理描写、
アクション、スピード感どれをとってもすばらしいとしか言いようがありません。
特に「背いて故郷」は本書に失望した方に読んでもらいたいものです。
本書とまるで世界が違います。
それでも駄目ならシミタツに向いてないと思ってください。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.30
(1pt)

騙された自分が悪い

日本冒険小説協会大賞受賞作、このミスNo.1の肩書きで読んでしまった自分が悪い。このような作品に賞を与えたのは単に功労賞的意味合いで、私のようにこの小説から入った者は二度と作者の作品に手を出さなくなる。出版界はこうしたマイナス効果を考えているのだろうか。
スキャンダルを起こした元教師がかつての学園の問題に取り組むという陳腐なストーリー。元教師がこの問題に取り組む必然性はなく、単に元教師(=作者)の気合の空回りである。そして何を意図したのか不明な分かりずらい文体。ハードボイルド的効果を狙ったのだとしたら、作者の日本語の感覚はおかしい。リテラシーが低いのである。
とんだ駄作を読まされたが、これも自分の選択眼の無さと諦めるしかない。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.29
(4pt)

確かにおもしろい。けど。。。

「このミス第1位」という帯に迷うことなく読んだ。
確かに読んでいてページをめくる手が止まらなかった。
作品の構成が、あちこち飛ばずに、展開が引き続き連続していくからか。
読んでいて確かにおもしろいが、作品自体の奥行きや訴えるものが薄い。
主人公の人柄やこれまでの人生。何をかけて生きているのかが見えてこない。
なぜ、命をかけてまで行方不明の教え子を捜すのか。
自分が学園を追われた理由を追及したいのか、不正を正したいのか?
いずれにしても命をかけるだけの理由にはすこしあいまいな感じ。
別れた妻との関係もはっきりしない。
最終的に、結果が上手くいった。ということなんだろうか。
その割には安易に死人が出過ぎる。
ミステリーの一番中心の骨格が細いので、後から後からいろいろ
付け足したって感じかな。
おもしろいと感じたのは事実だけど、同時に誰かの作品に似てるかな?
と感じたのも事実。
そして、この著者の作品をもう1冊読もうかなと思ったのも事実。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.28
(4pt)

シミタツはこの本だけで判断すべきじゃない

 『行きずりの街』は去年、16年ぶりに?急に売れて、シミタツを固定ファンから一般の人に知らしめたことになった。それだけで星4つ。
 シミタツをはじめて知り、『このミス』期待でこの本から入った人は本書をミステリーじゃないと言って貶める。しかしそれはあまり正当ではない。91年頃の『このミス』は、ミステリーと言っても本格派からハードボイルド、冒険小説まで非常に広く網をかけて投票されていた。私は1位で良い作品だと思います。「なんで?」と言う人は当時のほかの作品をいろいろ読んでみて再評価したらどうでしょう。
 最近のミステリーはプロットの巧妙さだけでうまい下手が言われる嫌いがあるように思うけど、シミタツはミステリーではないし、本人も認めるようにプロット作りはうまくない。本書も皆さんが指摘しているようにあまりに都合のよい展開やややステロタイプ的な人物造形があるのは否めない。だからこういうところが気になる人にはダメですね。私は、最近のミステリーはプロットを複雑にするだけに力を注いでいるように思えて、あまり評価していませんが。
 シミタツのすごさはむしろ自然風景、人の情景を描く表現力でしょう。この点についてはほとんどの小説家は適わないのでは? 本書の女性像は確かに男の目線かもしれないけれど、それでも人情の機微が浮き出ているなぁと感心します。
 だからこそシミタツは本書だけでなくいろいろな作品を手にとって欲しいと思うのです。 
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.27
(1pt)

買うんじゃなかった。。。

なんとなく帯に釣られて買ってしまいました。「このミス91 1位!」とか書いてあるし。
でも、何故この本が「このミステリーがすごい!」で1位を取れるのか、良く分りません
でした。他のレビューにもあるとおり、偶然だらけの都合の良い展開も気になりましたが、
それ以上に気になるのは主人公の「動機」。命をかけて守らなくてはいけないほど、この
主人公と教え子(ひとみちゃん)の絆が描き切れてない。だから感情移入が全く出来ない。
はっきり言って駄作です。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.26
(3pt)

主人公があまり・・・

初めてこの作家さんの本を読みました。
文体があまり自分と合わない気がしましたが、
まあこういう表現もあるのかな、と思って読んでいました。
しかし、私は主人公の男性があまり好きになれず、
そこまで入り込んで読むことができませんでした。
後半は展開が早くて「お」と思うところもありました。
戦闘シーンの描写はわかりづらかったかなーと思いました。
学校経営の裏側を知る勉強にはなるんじゃないかなと
思う作品でした。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.25
(1pt)

いまいちかな

「しみたつ」の本をはじめて読みました。
私には文章が読みにくく、人物描写についても「なぜ?」
といった点が気になってしまい、一気に読み通すことが
できませんでした。
ストーリーも、「ちょっとできすぎじゃないのー」的で
いまいちでした。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.24
(2pt)

私には面白くない小説でした。

この作品は好き嫌いが分かれるようですが、私は後者でした。
まず、話の展開に説得力を感じられませんでした。
心を病んでる男女の屁理屈を長々と聞かされる会話シーンと
暴力シーンの細かい描写の繰り返しでうんざりしてしまいました。
また文体も、わかったようなわからないような比喩表現が鼻について
楽しめませんでした。
私の読解力の問題かもしれませんが、そうであっても、今後は
ミステリーのなんとかで1位といううたい文句を信用しないことにします。
あと、文庫本とはいえ、あの装丁は辛いです。
なんとかで1位という宣伝の太い帯が巻いてなければ買う気は起きなかったと思います。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.23
(4pt)

良質のハードボイルド作品

 教え子と結婚し,それがスキャンダルと指弾されて名門高校を追われた元教師(現在は塾講師)が,塾の教え子を探す過程で,かつての追放劇の裏面を含む名門高校の暗部を知ることになる……
 「偶然」の要素が強すぎて,ミステリーとしてよくできているとは言い難い(いくら世間が狭いからといって,現代日本の大東京で,かつての敵と偶然再会するなどありうるのだろうか?)。
 しかし,ハードボイルド作品として読むなら,教え子を探す過程で事実が一つ一つ淡々と明らかになってくストーリー展開にグイグイと引きつけられ,最後まで一気に読み通すことができた。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.22
(2pt)

残念ながら、お勧めしません

このミステリーはすごいNo.1の呼び声高く購入しました。350ページですので、それなりに読み応えあるのですが、なかなか面白さを感じさせないまま、終わってしまいました。ストーリーがつまらないと言うのも残念ですが、一番の残念さは、ミステリーではなく単なる暴力シーンの描写展開小説であると言うことです。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.21
(2pt)

キャラ立てがイマイチ

日本冒険小説協会大賞受賞作と題名に惹かれ購入。
読み始めはかったるく、違う本に目移りし、再度挑戦。
展開がまだるっこしく、登場人物のキャラがイメージできない。
主人公のそれでさえ、最後までぼやけていた印象です。
一応ハードボイルド路線なのでしょうか、でもそれを期待するとがっかりかも・・・。
他の作品を読んでないのでなんとも言えませんが、文章力のある作家という印象はない。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.20
(3pt)

出版社の勝ち

帯が目につき購入、1991年度の作品でしたが、古さは感じません。解説を読むと著者は北方謙三氏とほぼ同時期の方のようです。何となく読んでみて納得です。ストリーは「話がうまくいきすぎ」で、むしろ男女間の心情の機微を描きたかったのではと思える作品です。
帯がなかったらシミタツ作品を手に取ることはなかったでしょう。これを読んで他の作品をすぐ買い求めたいと思わせるほどではありません。出版社の戦略勝ち。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.19
(3pt)

行きずりの小説

91年の「このミス1位」の帯に釣られて読んでみましたが、期待が大きすぎたのか、最後まで楽しめませんでした。
文体が合わないのか?テンポが合わないのか?
他の方のレビューでも好きか嫌いかに二分されているみたいですね。この作品が代表作ならば、他の作品も私には合わないかな。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.18
(5pt)

不撓不屈の熱き魂

 テンポ良く,リズミカルで巧みな心理・情景描写。それが志水節と呼ばれる名調子であることを読後に知った。
 悪は悪,善は善で,その中間の濁ったキャラクターはいない。失踪した塾の教え子の足跡を辿りつつ,巨悪に独り立ち向かう主人公。燻っていた純愛の復活もあり,不撓不屈の熱き魂全開で読める,ハードボイルド・アクション・アドベンチャー・ラブストーリーだ。
 絶体絶命の主人公が「殺るなら殺れ,俺は何度でも立ち上がる」ってな感じの矢吹丈的な口上を呟く場面に胸が躍った。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.17
(3pt)

期待が大き過ぎた

本屋で「売れているミステリー」と、かなり大きな張り出しがあって購入。
かなり期待して読み始めた。
内容は全体的に悪くはないが、前半部はやや退屈。
2/3を過ぎた頃から一気にストーリーの面白さが加速する感じであった。
もっとも、そもそもミステリー作品との売りではやや無理があり、ハードボイルドものの色彩が強かった気がする。
志水氏の作品は初めて読んだのであるが、ストーリー展開は巧みとは言いがたい。
というのも、肝心な場面で懸命に探している人物が偶然見付かるといった手抜きとも言える箇所が多過ぎるためである。
やはり物語の重要な場面は、それなりの偶然と必然を組み合わせて、それを読者が楽しめることがこうした作品の醍醐味ではないかと思う。
残念ながら読後は他の作品も読んでみたいという気持ちは起きなかった。
本当にそれほど売れているのだろうか…。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.16
(3pt)

前半はかなりだるいが、後半は一気に読める

 初めてシミタツを読んだ。前半の展開がかなりだるく、内容もかび臭いので、途中でやめて、他の本を読み始めてしまったくらいだ。
 週末に、もうちょっとだけ、読んでみようかと続きを読んだ。都合よすぎる展開が笑ってしまうが、まあ、エンターテイメントだから、こんなもんでいいのかな。後半は、非常にテンポがよく、あっという間に読んでしまった。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.15
(1pt)

行きずりの街

 本作は91年のミステリー大賞受賞作ということで、読んでみました。 でも、なんだか文体や登場人物の台詞回しが自分の感性と合わない感じがしました。読んでて虫酸が走りました。志水氏の作品を読んだのは初めてなので、この著書だけで志水作品に見切りをつけるのは、申し訳ないと思うのですが、彼の他の作品をもう読むことはないと思います。  
 志水作品のファンの方々、申し訳ありません。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.14
(4pt)

失われた十数年を取り戻せるか?

前々から書店で見かけて気になっていたのですが、何故か購入する気になりませんでした。
ところが、その後書店に行く度に気になるため購入して見ました。
結果は、正解でした。
女生徒との恋愛スキャンダルによって辞職せざるを得なくなった元高校教師が主人公
です。
ところが、十数年振りにある事情で、辞職せざるを得なかった高校と関わる事になり、命懸けでその事件を解決します。
その過程で、この主人公が辞職せざるを得なくなった背景に今回の事件と関係のある陰謀があったことが判明します。
主人公は失われた十数年を取り戻せるのでしょうか?
著者の名前すら知らなかったのですが、場面場面の描写なども優れており一気に読み終えてしまいました。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.13
(2pt)

期待はずれでした・・・

私立高校って・・権力にまみれた理事長とかっているのかな。そんなことを考えたことがあるが、この小説に登場する学園はまさにそういうところだ。この学園の教師をしていた主人公の波多野は、女生徒との恋愛がスキャンダルとなり追放された。そして失踪した教え子を探すうちに、自分の追放には意外な事実があることを知る。しかしハードボイルドというのか、純愛小説というのはよくわからなかった。91年のミステリー小説で1位となったと書かれていたので買ってみたのだが、ちょっと期待はずれだったような・・。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112
No.12
(5pt)

探偵ではないハードボイルド

誰がなんと言おうと本作は「ハードボイルド小説」です。それは主人公が様々な困難や苦難、暴力、女性、裏切り、騙しなどの様々な障害と出会います。しかし彼の意思は折れません。唯一教え子を救う、という目的のみを見つめているのです。それを達成まで彼の意思は貫かれています。主人公の人生にもバックグランドが当然あり、それは会話から理解できるように、良いものではありません。それをまったく見せず、男の意思のみで追求していくのです。だから、物語のもう一つの柱である、別れた妻との物語も深まっていくのです。彼女との会話や仕草、波多野の思惑は読んでいて、ずっぽりその世界に引きずりこまれてしまいました。ここまで感情を書き込める作家だとは。敬服します。ラストもよかったです。言うことなしです。
新たな帯で売れ始めていると聞きましたが、良い書物が時を超え再発見されるのは、嬉しい限りです。
行きずりの街 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 行きずりの街 (新潮文庫)より
4101345112