■スポンサードリンク


サウダージ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
サウダージ
サウダージ (文春文庫)

サウダージの評価: 3.68/5点 レビュー 41件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
<<12
No.3:
(4pt)

垣根流恋愛小説か!?

 この小説の紹介にはなぜか「ヒートアイランド」「G・S・L」の続編、ではなく、姉妹編と紹介されているが、その理由は読めばすぐにわかります。 今回の主役は日系ブラジル人の耕一と、見習ギャングのアキの二人。そして彼らの好対照な恋愛模様という、今までの垣根作品からは意外な展開。 もちろんおなじみのキャラクターも出てきていつもどおりのテイストは楽しめますが、あくまで味付け的要素。一風変わった恋愛ものとして読んだほうがよいでしょう。 プロローグの強奪劇で「ヒート・・」の流れを期待すると期待はずれとなり、ラストの麻薬取引現場の襲撃もあっさりしたもので、この作品でアクションはあまりなく、メインとなっているのは日系ブラジル人の耕一で、なんとなく、ではなく完全に「ワイルド・ソウル」を彷彿とさせるような内容でした。彼とDDの馬鹿っぽいやりとりも、見ようによっては純粋で、おかしくもあり、悲しくもある二人の物語として、私は楽しみました。 個人的希望としては「ヒートアイランド」の完全続編。アクション満載の大争奪戦的な、柿沢、桃井、アキの活躍をそろそろ読みたいですね。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.2:
(4pt)

硬軟織り交ぜた垣根流エンターテイメント

相変わらずのテンポの良さが嬉しい、裏金専門強盗シリーズ第3弾。シリーズを追うごとに、だんだん軟派路線に傾いているあたり、若干気がかりですが、個人的評価は、第1弾「ヒートアイランド」第2弾「ギャングスター・レッスン」の中間くらいです。(「ヒート~」が1位)もう少しストイックなクライムノベルが個人的には趣味ですが、恋愛にはまるアキの姿が妙にリアルで、かなり感情移入してしまいました。100人からを束ねていたアキが、デートで懊悩する様は笑えますが、ヒロインに佐々木和子などという平凡な名前をつけるあたりも、実は笑うポイントです。DDの健気さにもおもわずホロリとしましたが、一途を通り越した馬鹿さ加減にもいらいらしっぱなしでした。ああ、これはきっと作者の術中にはまっています。垣根氏のキャラを立たせるテクニックが一級品なのは疑いようがありません。硬派と軟派をブレンドする垣根風は意外と新しいエンターテイメントの形なのかもしれません。次作にも期待。
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206
No.1:
(4pt)

正直言うと、

~なかなか甘い評価です。『ワイルドソウル』を同じ☆4つにしている手前、内容的に言えばこの本は☆2~3が妥当なのかもしれませんが、ただ一つ、もうとにかくDDが魅力的だった!スゲー愛おしくなってしまいました。昨日からじゃじゃ馬的な女の子をDDちゃんと呼んでいます。~~前作までの登場人物もさることながら、僕はこの作家さんの描く女の人にいつも魅力を感じなかったのですが、今回は本当に良かった。それだけで☆4つの価値はあると思いました。面白かったかどうかというと、正直言ってよく分かりませんが、でも僕はお勧めできる本だと思います。~
サウダージAmazon書評・レビュー:サウダージより
4163232206

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!