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隠蔽捜査



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【この小説が収録されている参考書籍】
隠蔽捜査
隠蔽捜査 (新潮文庫)

隠蔽捜査の評価: 4.39/5点 レビュー 207件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.39pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全207件 1~20 1/11ページ
No.207:
(5pt)

ジャ・ジャ

最高に傑作です、ハマリました。
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No.206:
(5pt)

状態良し

綺麗な本でした。これからシリーズを集めていこうと思います。
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No.205:
(5pt)

面白い!

面白い!
このシリーズハマりそうです。
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No.204:
(5pt)

読み始めたら止まらない!今野ワールド!

警察庁の総務課長の竜崎伸也と警視庁刑事部長の伊丹俊太郎は幼馴染。竜崎は東大卒、伊丹は私大卒のキャリア官僚である。竜崎は子どもの頃伊丹にいじめられたというトラウマがある。

 本書は『隠蔽捜査』シリーズの第1巻で、吉川英治新人賞を受賞した作品。

 伊丹は竜崎を「変人」と呼ぶ。「何が正しいのか」「誰が正しいのか」警察組織であれ、省庁であれ、企業であれ、人が何かを判断する場合には、このいずれかの基準で判断をする。

 本書では、残忍な事件を捜査していた警察官が被害者への思いから、事件に関与した加害者を殺害する事件を起こした。この犯人を隠蔽しようとする指示を受けた伊丹を、竜崎が説得して真実をマスコミに公開させる。

 そのことをめぐって伊丹は自決を試みるのだが、竜崎の訪問が伊丹の気持ちを変えさせることになった。この辺りは本シリーズにおける二人のパートナーシップを生み出す上で最も重要な出来事であった。

 事件と並行して、竜崎の家庭内で受験生の長男邦彦がふとした過ちでヘロインに手を付けてしまい、それを竜崎が見つける。この大小二つの事件は日頃の竜崎の官僚としての信念が試される踏み絵となる。

 警察組織の威信を守るためにどちらも隠蔽を主張する伊丹に竜崎は断固自説を曲げない。息子には自首を進め、事件に関しては、事実の公開を参事官や官房長に進言する。

 「変人」竜崎に多くの読者は自分にはない勇気や信念を見るに違いない。竜崎の妻冴子が息子に自首を勧める夫の判断を受容し賞賛するシーンは感動的だった。

 その場しのぎの隠蔽は、長期的には組織や人々を奈落の底へ落とすことになる。最近のメディアの不祥事の合わせ鏡のような作品である。

 警察のキャリア官僚の竜崎が息子の犯罪を見逃さずに、自首させる場面の「どんなにつらくても、耐えなければならないときがある。それが生きていくということだ」という言葉は心に残った。
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No.203:
(3pt)

気がめいる性格の男の刑事もの どうだろうか

まだ最初だけで読んでいません。出だしは、東大卒のキャリアで好きでないタイプ、気がめいる性格の男で
読んで失敗かな??  暫く中断。
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No.202:
(5pt)

読み応えのある警察物

主人公はもちろん、周囲の人たちもみんな味が出ていてとてもいい作品だと感じました。
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No.201:
(5pt)

原理..原則に帰る。

私、迷った時は、原理原則で行動するようになった。
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No.200:
(5pt)

間違いなく面白い 今野敏ワールド

今野敏さんが書いたものは、まず間違いなく面白い。知らず知らずに、今野ワールドに引き込まれて居る自分が、、あっと言う間に時間が。とにかく楽しく読めます。
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No.199:
(5pt)

めちゃくちゃ面白い

警察小説といえば現場の刑事たちのものと思っていましたがこちらはキャリア官僚が主人公です。
ミステリ要素は薄めですが警察小説としてしっかりしていてとてと面白かったです。
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No.198:
(4pt)

警察官僚による隠蔽工作と対立の論理

凄惨な少女監禁強姦殺人事件を起こした少年たちが出所後、次々と殺害される。
その報復を現場に密着して捜査するストーリー(『ネメシスの使者』など)と異なり、国家権力の正当性を守ろうとするキャリアと呼ばれる警察官僚の活躍を描いている。
ここで問題にされているのは、少年法という司法判断の妥当性ではなく、国松警察庁長官狙撃事件で行われた警察による隠蔽工作の是非である。
警察官僚による画策と対立を軸に緊迫感あふれるストーリー展開で時間の経つのを忘れさせるほどである。
子供の不祥事は、もみ消すかなと思ったが、それをバネに逆に正論を貫くあたり、よくできているなぁと感心した。
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No.197:
(5pt)

官僚というエリートの在り方

警察庁官僚と警視庁官僚の二人を軸に、警察始まって以来のスキャンダルに発展する事件を、どう処理するのか・・・息をつく間もない展開と、思いがけずホッコリした読後感に、次作への期待が高まります。
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No.196:
(4pt)

良いもの安く速やかに

このシリーズを面白く読ませてもらっています。あっという間に1冊読み終わってしまいます。
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No.195:
(5pt)

キャリア目線の話

キャリア目線の警察物語
堅物で理屈っぽい主人公の話が淡々と続くが不思議と飽きず、だんだんその感じが好きになってくる
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4101321531
No.194:
(5pt)

期待していなかったけど

なんか有名だし試しに読んでみたらあっという間に引き込まれて読了しました。
竜崎のウザったらしいキャリア風情にイライラしながらとんでもない展開にハラハラワクワク笑
シリーズ化してくれてて嬉しいです。
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No.193:
(4pt)

面白かった。

前半は堅物な官僚としての親父が仕事(本人は仕事とは言わない)と家族の問題の解決に奮闘する。後半はクスッと笑える部分も有り楽しく読ませて頂きました。
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No.192:
(4pt)

組織と個人

前半は、主人公竜崎のエリート姿勢に共感はできなかったが、後半で、人間味が出てきて、面白くなってきた。特に、息子と対峙するシーン。組織と個人、どちらを優先する、というものでもないと思う。どちらも、ウィンウィンで。
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No.191:
(5pt)

警察小説です。

淡々と物語は進み面白い作品です。
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No.190:
(5pt)

信頼出来る出品者です

大変状態の良い物を安価で、丁寧な梱包で届きました。また利用したいと思いました。
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No.189:
(5pt)

誇張を感じさせないリアリティ

警察小説数ある中で、官僚の役目や捜査本部の様子が、誇張なく描かれていて、リアリティを感じる。そして、そのどだいのもと、主人公と周囲の人物の心情が表されていて、人間味を心地よく感じさせる。
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No.188:
(4pt)

キャリア警察官僚の活躍

竜崎伸也は東大を出て、警察庁の総務課長をしている。古い考え方の人間らしく、夫は働き、妻は家のことをするべきだと思っている。息子の邦彦は、現役で一流私大に受かったのだが、竜崎は入学に反対して浪人させ、東大を受けることを勧めた。

本書の冒頭で殺人事件が起き、被害者は暴力団組員らしい。しかも、1980年代に起きた誘拐や殺人事件の実行犯の1人だった。しかし、竜崎のところにはその情報は来ていなかった。竜崎は警視庁の刑事部長の伊丹を呼んで不満をぶつけたが、伊丹は動じない。

実は、竜崎と伊丹は小学校の同級生で、竜崎はいじめられていたのだ。しかし、今では竜崎の方が上の立場にいる。

妻の冴子は、竜崎は変わっているという。世間は、テレビを中心にマスコミにコントロールされているというのが竜崎の世界観だ。国民ではなく、エリートである官僚が日本を動かしている。しかし、政治と官僚の仕事は関係ないという。国民が政治家を選ぶのだから、政治が良くならないのも国民が望んでいることなのだ。確かに、こんな建前ばかりで押し通す官僚は今では珍しい変人かもしれない。

そこへ新たな事件が起きる。最初の事件と同一の事案で逮捕された暴力団組員が銃撃された。大きな事件になると思い、準備をする竜崎だが、彼の出番は回ってこなかった。

一方、息子の邦彦は「気晴らし」と称してヘロインを使っていた。まあ、使いたくなる気持ちは分かる。勉強して一流私大に受かったのに、東大以外は大学とは認めないなどと言われては、やる気もなくなるだろう。キャリア官僚として警察庁で勤めてきた竜崎は、自分の人生は終わりだと絶望する。彼はどうこのピンチを切り抜けるのか。

キャリアというのも大変な仕事だとは思う。あまり感情移入はできないのだが、読み進めると、確かに冴子の言うように、竜崎と伊丹はいいコンビかもしれない。頭は良いが、世間からだいぶずれており、外交的ではない竜崎と、人当たりが良く、優れたバランス感覚を持った伊丹。

けっこうたくさんシリーズ作品が出ているようだ。続編も賞を取っているので、そのうち読むかもしれない。
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