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暗黒館の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
暗黒館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 21~40 2/6ページ
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こんなに長いミステリーは初めてです。やっと3冊目を読破しました。まさに佳境です。疑問がどんどん解明されていくが、大事なところは4巻までお預けか。登場人物が今どこからどこに行くのか、本付属の地図を見ながら頭の中は館内の三次元の画像がめくりめく展開される。ミステリーと言うより、この秘密に満ちた浦登家の過去が、”私”の次の主人公に値する”玄児”によって語られていくストーリー性とおどろおどろしい館の雰囲気が見事にマッチして、読み応え抜群です。まさに館シリーズの集大成と言えるでしょう。さあ、次はラストとなる解決編の4巻目を気合を入れて読み進めます。 | ||||
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まさに「綾辻行人全部盛り」、自他共に認めるであろう館シリーズの集大成。これほどまでに集大成という言葉がふさわしい作品が他にあるだろうか。 第一巻にあたる序盤1/4ほどは道行きも重く読むのがかなりつらいが、事件が起きた後はあれよあれよと引き込まれ、館を支配する暗黒に読者もまた取り込まれていく。作者も我々も愛してやまない乱歩・小栗・横溝の正統派怪奇探偵小説のめくるめく絢爛かつグロテスクな世界がこれでもかというくらい繰り広げられる。さんざんもったいつけられる《肉》の正体など、おそらくほとんどの読者は早々に予想がつくだろうが、いよいよ言及されたところで出てくる感想は「想定の範囲内」というよりは「待ってました!」である。 そしてクライマックス、ミステリを読み慣れた読者ならばこの作品の最大のサプライズが殺人事件の真相ではなく中也の正体であることを薄々察しながら読むはずで、その期待に完璧に応えるものを用意してくれている。集大成、という言葉しか出てこない。 いまいち評価が高くないのは多分に「視点」どうのこうのという叙述によって江南孝明を話にからめようとしているせいだろう。この部分は、いかに綾辻ファンといえど擁護のしようもなく、失敗していると言わざるを得ない。手記を読んでいる体にするとか、もう少しスマートなやりようがあったはずである。 が、枝葉末節。この作品の真価はそんなところにはない。 綾辻行人が自作を「傑作」と言い切っているのはこの暗黒館以外に思い浮かばない。こんな暗黒の大伽藍を何年もかけて苦しみながら書ききったのであれば当然の自己評価だろう。大傑作である。 | ||||
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館シリーズの中で1番ハマりました。 面白くて、とにかく先が知りたくて夢中で4冊読んでしまいました。 館シリーズ好きなら読まないなんてもったいないです。 後半は途中、何回も「えぇっ!」って声を出して驚きました。 あぁー、衝撃だった。面白かった…。 | ||||
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最近『館シリーズ』を一作目から読みはじめ、たった今暗黒館を読み終えたところです。 最初は全4巻(しかも全部分厚い☆彡)の圧倒的物量に怯みはしましたが、 2巻からは世界観にどっぷり引き込まれ、そこから2日で一気に読み切りました。 過去作にないほどホラーテイストな世界観、過剰なまでに謎に満ちた登場人物達、入り組んだ視点など、 読む人の好みで賛否は大きく分かれるんだろうな、とは思いました。 個人的には「推理小説」というよりは「物語」として非常に心惹かれました。 | ||||
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ヨレているのを覚悟していたのですが、きれいな状態で嬉しかったです。 | ||||
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2020年春、世間は新型コロナウイルスで大騒ぎだ。仕事も暇である。お出かけもままならない。そうだ! この機会に…と本棚に10年以上放置していた『暗黒館の殺人』全4巻を、やおら取り出した。僕はもともと本を読むのが遅いのだが、この4冊は仕事もまあちょこちょこやりながら、約10日間かけて読了した。異例のスピードである。それだけ引き込まれた、ということだろう。 怪奇、幻想、狂気、推理の堂々たる満漢全席である。これでもかこれでもかのつるべ打ちで、いつ果てるとも知れぬ悪夢が展開する。良くも悪くも綾辻行人の趣味が「全乗せ」なので、ぶっちゃけ万人好みの作品だとは思えない。僕はミステリファンではあるが、熱心な綾辻ファンとは言えないので、基本はおいしくいただきながら、ところどころで胸焼けを感じないでもなかったのが正直なところ。 だから、館シリーズの集大成としての読みどころとか感慨を云々する資格は僕にはない。最後はもちろん「ああ、そうなのか!」と大いに驚愕したし、こういう展開をよく考えたものだなあと感心しかない。しかしそれよりも、そこかしこの場面や描写に、僕は綾辻行人という作家が吸収してきたさまざまなものを感じ、それらがちゃんと血となり肉となって独自のワールドを形成していることに唸った。 物語の基本フォーマットは横溝正史だろう。それも『八つ墓村』が根底にあると思う。主人公の自分探し、過去の殺戮、双子の姉妹、ラストの…おっと、それ以上は言えないけれど、その他の横溝作品も含めて共通項は多い。ミステリ要素としては、クイーン風のロジック、カー風のトリックも盛り込まれている。ホラーでいえば、例えば2巻終わりの鮮烈な恐怖シーンに、「フェノミナだ!」とアルジェント作品を思い出さずにはいられなかった。さらに少年たちの健気なシーンには、楳図かずおの『漂流教室』を重ね合わせて読んだ。 | ||||
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評価が難しい作品で、単純に面白いとも、時間の無駄と言い切ることが難しいように思います。 とても長い小説ですが、読み終わると、「この長さが必要?」という感想を持つ一方で、暗黒館という物語世界にどっぷりとつかったことで、眩暈にも似た読後感を味わうことの出来た忘れがたい作品だったともいえます。 他の館シリーズを読んだことがないと細かいくすぐりや、語り手/視点をめぐる仕掛けを楽しめないと思うので、十角館の殺人他、数冊の館シリーズは事前に読んだ人向けだと思います。 | ||||
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よく利用させて頂いています。いつも安心です。 | ||||
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館シリーズ。なんとなく他の作品と異なり、テイストが暗い感じ。(他の作品が明るいとは言わないが)まだ半分も読んでいませんが、今後の展開に期待もこめて。 | ||||
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こんなに長い小説を読破した読者にもあって当然でしょう。 十角館から読んできてずっと胸につかえてたモヤモヤ感が少し晴れた気がします。 3巻の終わりあたりからもう地図なしに暗黒館の中を一人でうろつけるくらいになり 長いのは全く苦にならなくなったと思ったら今度は暗黒館ロスに悩まされそうです。 | ||||
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もうお腹いっぱいです(笑)。でもそれは飽きてしまったとか悪い意味ではなく、 肉体的にも精神的にも最後の巻をこれから読み続けていく余裕があるのだろうかと不安になっている状態です。 最初からずっと自分なりに推理してきた浦登家の複数の謎がこの巻でほぼ現実になっていき、 でも実際の殺人に関してはまだまだわからないことだらけで最終巻突入です! | ||||
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ここまで館シリーズを読み進めてきて、かつてない長さ!なんと4冊に分かれているらしい。4 冊の1冊目ということで物語の起承転結の起の部分。まだまだ全容が掴めないけれど、至る所で気になる記述が。以外気になった点↓ ①物語の一人称である「中也」とは何者か? ②いきなりトラブってしまった江南の運命やいかに…!島田潔はまだ出てきてないけれど、どのタイミングで登場するのか? ③ダリアの日、またダリアの宴とは? ④時計館で既出のあの人の名前が&水車館で既出のあの人の名前が出てきた。今後どう関係していくのか。 ⑤キメラ。これは物語のキーポイントなのか? これからどう展開していくのか楽しみ! | ||||
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がこの巻の最終章あたりから最後まで転げ落ちるように速度を増して、最後には大変なことになって終わってました(笑)全巻ではバラバラに登場していた人物たちもこの巻では徐々に、まるでパズルが出来上がっていくかのように一緒になっていき全体像や関係性が見え始めてきます。そしてもちろんタイトル通りの殺人も発生してどんどんおもしろくなっていっているので、先が気になって仕方がなく3巻に突入です! | ||||
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漂う1巻でした。長かったにも関わらず一瞬たりとも退屈はしなかったですが、途中これは誰?という登場人物が出てきたり、今までの話とは全く違う、しかもどうこれから繋がっていくのかも予想不可能になっていたりと後々になってから納得できるのか覚えてられるのだろうかと不安にさせられる箇所もありました。館シリーズを最初から読んでる読者としては、他の館の登場人物が出てくるとやはり繋がっているのか!とワクワクさせられますね。それから館の地図や主な登場人物の紹介同様、表紙の絵で暗黒館がどのようなところに建っているのか参考になりました。とにかく先が気になって仕方ないので2巻へと読み進めたいと思います。 | ||||
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綾辻さんの作品は全て読んでいますが、個人的に一番面白く感じました。 世界観や舞台もいい。長いのが嫌だったと書いておられる方もいらっしゃいますが、この世界観を書くのにはこの位の長さが必要だし、この世界に長く没頭出来て、私は歓迎でした。 多分チャチャッと読みたい人には長さが向いていないんだと思いますが、綾辻さんの良い世界観が出てたと思います(自分的にはAnotherとかが綾辻さんの作品の中では面白くないと感じましたが、簡単に読めるものを探してる人や小中学生でもサッと読める感じ) 個人的には、時計館とかより世界観が凝っていたと思います 内容も色々なものが沢山詰め込まれてて、濃く感じました | ||||
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といっても内容の話ではありません。 本が分厚いので読み難かったというか持ち難かったです。 今は文庫が出ているので再読のときは買いなおそうと思います。 | ||||
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賛否が分かれる作品のようですが私は面白く読めました。 たまたまこの本を手にする前に囁きシリーズを読んだのが良かったのだと思います。 トリックは別として館シリーズで一番好きな作品かもしれません。 | ||||
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最初は暗黒館の殺人を購入して失敗したかなぁと思いました。2巻目になり、面白くなってきた。まだ、読んでいる途中ですが読むスピードが速くなりました。 | ||||
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2度目の挑戦、新しく暗黒館の殺人を買い、四冊ありますが今度こそ最後まで読みます。最初の方は2度目なのでサラサラ読めます。一気に読んでしまうつもりでいます。まだ、途中です。 | ||||
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暗黒館の殺人の本を持っていますが私は二段の行になっている本が苦手なので、今度こそ最後まで読みます。 | ||||
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