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死都日本
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死都日本の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 41~60 3/7ページ
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作中にあった「地震には上限があるが、火山には上限がない。」という台詞が、東日本、熊本と目の当たりにしてきた地震の悲惨さを思い返しても、どれだけの事態になるのかを想像するに空恐ろしくなりました。 作品の最後は、やはりお話として希望が持てるものになっていましたが、自分が作中にいたとしたら、どうやっても逃げ切れないな…と、地理的なことが分かっているからこそ恐怖感は倍増です。 ぜひ映画化してほしい作品ですね。 | ||||
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小説とは言えないような気が致します。説明文のオンパレード。それでも興味のある方はどうぞ。 | ||||
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何度読んでも素晴らしい!黒木のような友人がいれば楽しいだろうな〜!時間ができれば鹿児島に、桜島を見に行きたいと思います。 | ||||
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石黒 耀さんは医者なのに、火山に対する知識量がものすごいです。 破局噴火がもし起きたら「大変」では済まされない被害がでるのが分かりました。 | ||||
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他のディザスター小説と比べて破壊と死者の規模が段違いですね。 カルデラ噴火だから当たり前ですが、色々な配慮から少し想定を緩くのでは?という感じもします。 主人公中心視点がちょっと多いのがアレでした。もっと破壊度合いを広範に記述頂ければもっとインパクトがあると思いますが、 刺激的な良い作品。もし起きたら絶対死ぬって諦めが付く内容です。 | ||||
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前半は、圧倒的な迫力と科学的な考察を交えた説得力のある内容で、寝るのも忘れて読みました。終盤の、「神の手作戦」は、やや苦しさがあります。しかし、現在の日本について、大きく見方を変えさせられたのも確かです。面白い! | ||||
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破滅的な噴火についてとてもわかり易く書かれている本です。火山国日本に住んでいる限りいつ襲ってくるかわかりません。一読を薦めます。 | ||||
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阿蘇山の噴火が気になりますね 大規模カルデラ噴火の災害をイメージさせてくれる良著 | ||||
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宮崎と鹿児島に出張する機会があり、だいぶ前に購入したのを思い出し読み始めた。 この本を読むことで、火山列島日本という不安定な天秤の上に住んでいるということを改めて認識した。 また、破局的噴火があった際の民族・経済の立ち直り方から 米中の動向まできちんと書かれていて勉強になった。 ただ、何百万人という日本人があっという間に亡くなる中、主人公夫妻のハッピーエンドはリアリティーを薄めてしまった。 | ||||
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この作品のストーリーは既に知っておられると仮定して、アメリカ大統領顧問が地球寒冷化が起こり 食糧危機が起こると示唆している、正にその通りこれを「火山の冬」と云うVEI7以上の噴火だとまず 起こりますねタンボラの時は幸いにも小規模な寒冷化で済みましたがそれでも翌年は「夏のない年」 と言われていますが。 この作品の様に中緯度でしかも初夏で人口密集地域だととんでもない被害がでます、VEI7クラスでは この程度の被害でも死者はその後の餓死者も含めて1千万人程度しょう、しかしながら噴火で発生した エアロゾルは20000~30000メートルの上空に滞留し全地球を覆います、結果、日光がその層で 反射され所謂「火山の冬」を起こします、これがVEI8クラスに成ると1000立方キロに成り数年は続きます その後エアロゾルの重い部分は降下しCO2等の軽い部分は数十年から数100年長い場合は数1000年 続くこ事に成り今度は温暖化の原因に成るでしょう、実際にPーT大絶滅の初因はこれだと言われています。 ところでエアロゾルの重い成分は所謂「火山灰」です、これが曲者でガラスの砕片です、しかも帯水すると 良導体と成り電線等に積るとショートさせるしそれ自体の重量が増し5cmも積もれば屋根等を潰してしま います、さて阿蘇4程度の噴火が再び起こった場合、関東等でも降灰量は5cm程度だと考えられていますから まず現在の通常の和式建築物は帯水した火山灰の重さの為に潰れるでしょう、高層ビル等にはやはり灰が 付着して最初はショートそして灰の重さに耐えかねて断線してしまう電線の為に生活は不可能と成ります 更に水源が灰に汚染されては農耕は勿論、飲料水として確保する事が非常に困難と成ります、また、現在の ビルは電力で水を貯水槽に組み上げてから使用している為、電力が無ければポンプがまわせず貯水槽に水を 上げる事が出来ず断水です、更にで発電にも酸素が必要ですから特殊なフィルターを取り付けなければ タービンが使えません、更には現在では鉄道も電力が無ければ動かせません又、灰はガラス質なので1cmの 降灰で車も動かせなく成ります、人間が灰を吸い込んだ場合そのガラス質の灰により呼吸が出来ないでしょう 要するに、もし霧島があの様な噴火を起こせば日本の大半は居住不可能に成るんです、これがVEI7の噴火の 被害として想定できる事なのですが、この地球上には更に大きなVEI8といわれる噴火も起きる可能性が 在る火山も存在しているのです。 そこで問題になるのが超巨大噴火に対し人間はどうすれば良いのか、と云う問題ですが答えは簡単です その徴候を逃さずに捉え、もし兆候が見えたのなら逃げ出す事です、現在の科学・技術では何をしても無駄 でしょうから、出来得れば火山の全く無い所へ、最もいのは宇宙でしょうね、それも惑星では無く人工の天体へ。 「日本沈没 第一部」の映画で総理大臣に「箱根の老人」が言った「何もせん方がええ」と言う事は事噴火に 対しては現在の人間の科学・技術力では残念ながら事実なのです。 では何が甘いかと云うと調査及びその結果の発表の方法です、現在の人間にできる事は徹底的な調査で 兆候が在ったら即、避難出来る様に結果は公表しなけれれば成りません、しかし公表するとパニックが起こり それなら事前に多少の情報をリークさせて一般市民が即、政府を信用し避難する事も出来る様にしておく事や 予め経済界対し経済状況が変ると云う点もやはりリークさせておく事も重要です、そうすれば噴火後の経済界 の説得も楽に成ります、政策と言うと皆さん事後の政策の事は良く解かっているのですが果たしてあれだけの 噴火の後その連絡が出来るのでしょうか、この点は「日本沈没 第一部」の方が上回っていると考える次第です、 確かにあれだけの噴火が起きるのなら何時と云う点も重要なんですけれどそれを政官界に留めておき秘密主義に 徹する事は致命的なあやまりに成ります、もし鹿児島県知事にある程度の情報が流れていれば鹿児島は救えな くとも一部の人間は自力で避難し救えたでしょう、それが黒木のやっていた事なので宮崎の人間はある程度は 自力で逃げる事が可能に成ったのです、逆に鹿児島では何の情報も無いので全滅したのです、つまり事後の情報 よりも事前の情報の方が有効に成ったケースですが、今の政府にはその力はありません、何もかも官僚任せの そして官僚は秘密第一主義なのです、ですから秘密主義の壁をを打ち破れないのです、そしてそれに輪をかけて 駄目なのがマスコミでしょうね、このマスコミを何とかアメリカ並みにする事が現在の日本の最初の課題ですね 現在の日本のマスコミは視聴率に胡坐をかいているだけですから(あろう事かNHKもそう成りつつある)この様な 啓蒙作品は殆ど作りません、また災害時にも自らが第一の姿勢です(311にも取材現地へ行かなかったとも聞く) フリー・ランスの記者に依頼するか殆ど外注で済ませています、それを編集し流している様な状況です,更に悪い 事はそのうちに国民全体にそのマスコミ体質が広がり全て安易に済ませる様に成ってしまうから311の様な時に 全くなすすべがなくなったのです、自然界に対し自分達の安直さを求めてその答えが311の様なお返しを自然界 がしたともいえないでも有りません、危険な土地開発、安価な電力こういった事がいかに危険であるかを示したとも いえるでしょう。 さてでは結論として小説の中の菅原首相が現在の首相だたとして何が出来るかはっきり言って何も出来ないでしょう それほど現在n日本は個人・個人がエゴイスズムに侵されているのと世界が後輩しつくしいてるからです、まず日本 で黒木の言うような事をする事は不可能でしょう、何故なら現在の日本国民はどんな時でも安直な方法を取ると考え られるからです311後、まだまともな復興していないのににオリンピックをする事にを行う事は普通の国のあり方では ありません’、あんな物は単なる娯楽です他の国がやりたいといっているのに、復興は娯楽ではありません増税も有り 得るでしょう、けれどもそれは後の後の為に成るのですから、しかしながら娯楽は一時的なものです、それをマスコミが 批判もしないで真っ先に立ってやれやれと言う様な組織は一般民衆の為にははなはだ好ましく無い事です。 t一部の利権団体が自分達の利権を追求しより好ましい政策を求めるのは致し方無いとして、もしそれがマスコミの様な 組織だと反対する権利を封じる可能性が合法的に出来るのがマスコミですから.、ちょっと話がそれましたか、では戻して この様な国で国家が民衆の利益に成る事を益を出来はずが有りませんこれではバカを見るのは自分達自身が選んだ 民衆です、その結果は国破れて山河無し」と成る事は明白です、故にこの役立たずで害の多いシステムまず変えなければ あのレベル噴火にタチウチ出来る訳が無いのです、その点で菅原総理はまず最初に官僚システムでは無くマスコミ及び それを利用している政・財・官のシステムを破壊しなければ成らなかったのですが却って利用しようとししたのです。 | ||||
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小説としてのクオリティは、それほど高くない。 が、火山災害のありうべき未来図を、物語形式でわかりやすく落とし込んだ力技には脱帽である。 火山災害に関する知識の深さは、日本地質学会からもお墨付きをもらっている。 刊行が2008年だから、大震災の3年前である。 原子力発電所を巻き込んでのあの大惨事を予想する内容になっていることにも驚く。 それでも地震災害は、火山災害に比べると規模からすればおとなしいようだ。 歴史上、噴火で滅びた文明はあっても、地震で倒壊した国はないという。 日本は、1万年に1回の割合で破局的大噴火に見舞われており、 最後の破局的噴火からはおよそ7000年が経過している。 とすれば、いつ破局的大噴火に見舞われてもおかしくないということか。 本作の舞台は、霧島火山地帯の破局的大噴火により、西日本のほぼすべてが壊滅的被害を受け、 南海トラフ地震、東海地震、富士山噴火へと連動する筋立てになっている。 おそらく最悪のシナリオという事になるのだろうが、こういうディストピア小説が成り立つような立地条件で、 日本の原子力政策や政経が進められているという現状が再認識できる。 この現状に無力な庶民がいかに対峙するかと考えると、ちょっと気が重くなる。 警告の書と言っていい作品だ。 | ||||
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ここまでくると一般小説の範疇からははずれていると思います。多分火山学を専攻なさっている学生さんや、ともすると教授クラスの先生までもうならせるような内容なんじゃないでしょうか、地図をひろげつつウィキペディアで調べつつじっくり時間をかけて読ませていただきました。かなり面白いです。 | ||||
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厚みのある本ですが、読み始めたら、一気に最後まで読んでしまいました。中断するのがもったいない。 火山の噴火について非常に良く調べてあります。次々と起こる事態に、ハラハラのしどおしでした。 自分がそういう事態に遭遇したら、どういう状況になりうるのか、非常に勉強になりました。 日本人には、地震は非常に身近ですが、火山のほうは、6000年前に大きな大爆発を経験したのみで、 資料が少ないです。 フィクションですが、実際、日本がこういう経験をする可能性は決して少なくないと思われます。 2011年の東日本大震災以前に、書かれている点は重要だと思います。大災害について想像だけで 書かれているわけですが、大災害について日本人が実際に経験することを、精確に予想できている と思います。 | ||||
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4月21日に注文して 30日についた。どうやら わざわざニカラグアから船便できたらしい。 | ||||
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素晴らしい。 そして恐ろしい。 ぜひ映画化して、日本国民を啓蒙して欲しいです。 でも… この話が現実に起こり得るってなると、川内の原発は再稼働出来なくなりますからね。 こんな話は絶対に映画化出来ないでしょうね。 | ||||
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一括りに「災害小説」という本ではありません。 災害発生による社会全体の変化から一人ひとりを取り巻く環境の変化までが、幅広く優れた観察眼と予測とで描かれています。 最後半の想定は希望的にすぎるとは思いますが、「救い」を感じさせ、自らの被災時の行動を考えさせてくれます。 | ||||
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すぐ対応して頂いて、とても助かりました。 ありがとうございました。 | ||||
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NHKスペシャルでカルデラ噴火見てから、カルデラ噴火が頭を離れず、この本を読んでさらに世界観が変わりました。 | ||||
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九州が火で生まれ、いずれ火で滅ぶというのが良く分かります。 その様が凄まじく、近いうちに一度九州を旅して小説の舞台を訪れたくなりました。 登場人物の人間ドラマ、海外や経済への影響、はたまた日本存亡をかけた賭けにまで及び、非常に読み応えがありました。 日本の天災は地震、津波だけでうんざりでしたが、国民はこの本を読んで、最も致命的な破局的噴火という最大のリスク、来るべき”その時”に備えないといけないと思いました。 最近の九州で起きている地震が気になります。 。 。 | ||||
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自分はこの物語の舞台のほぼど真ん中に住んでいます。でてくる地区地域は全部よく知っています。そのために登場人物がどの風景を見たか、どの位置で決断を迫られたか。。。あまりにも圧倒的なリアリティで、本当に心拍があがり、息が詰まりました! ただ、ここまでのリアリティを感じられた本当の理由は、自分がこの物語の舞台に住んでいる、という幸運ではなく。。 著者の”火山”やその他に対する卓越した知識と、それを物語にふんだんに入れ込む勇気、そしてなによりも、、【この現象が過去実際に起こったという事実】ではないかと思います。 Tomorrow never knows なことを改めて思い出させてくれ、今を生きる気にさせてくれる傑作として、日常を退屈に感じるあなたに是非!おすすめ致します。 読んでみらんね!てげ良い本やよ! | ||||
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