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死都日本
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死都日本の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全125件 21~40 2/7ページ
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ヒトは100年単位が制限ですが、地質学的年数単位では人が経験したことのない大規模自然災害があったことが、身に沁みてわかります。 巨大災害の有様の1パターンを現実感をもって知ることができます。 人知を超える巨大災害にも日頃から備えられることがあると知ります。 無闇に恐れるのではなく、まず学び、備えることの重要性が分かります。 | ||||
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破局的噴火が起きたときに起こるあらゆる事象が描かれています。それらは直接的には全てが未曽有の大惨事で、その大惨事が これでもかと後から後から休み無く致命的な追い討ちをかけてくるのです。怖くて休みながら読みました。やがてその噴火の影響は地球規模になり世界を巻き込んで広がります。 地球の災害で1番怖いのは火山噴火なのだということをイヤという程知りました。 | ||||
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小説の内容もさることながら,筆者の知識量や文章力に度肝を抜かれました。どうやったらこんなすごい内容が書けるのか不思議です。まるで本当にカルデラ噴火を見ているような錯覚を覚えます。 | ||||
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これは預言の書でしょうか? いまのスポーツに浮かれている我が国を見ると、本当に重要なことを隠すための隠れ蓑としか思えない日々を過ごしていたので、ここ数年のことがこの小説を読んで府に落ちました。何名かの方もお書きくださっていますが、ぜひ映画化していただきたい作品です。 | ||||
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大地震の前に人々が異様に躁状態となる「踊狂現象」。 過去の事例が紹介されていて、この本でも正月に起こり6月に噴火しているが、 現実でも2009年に政権交代が起こり2011年の東日本大震災と一致している。 今後起こるとされる、東海・東南海・南海地震の前にも政権が揺らぐる事が起こるか注視したい。 | ||||
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破局噴火の恐ろしさがよく書けてるが、日本の保守派政権が単なる集金マシーンで、革新新政権は国民の見方で、災害時にもベストな対応・・・と言うのはかなり無理があるのでは。 特に保守派政権の腐敗ぶりをアメリカ官僚の分析としてしゃべらせる当たり、欧米のことは何でもありがたがって引用する左翼とダブって臭くて読んでて恥ずかしい。 | ||||
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最初のうちはただ読み進んでいたのですが、あまりにもリアルな表現からGoogleMapを開いて、ああここから振り返って噴煙を見たのかとか、このトンネルに逃げ込んだのかなどとこんな本の読み方も面白な思いました。 | ||||
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噴火や火砕流の描写は迫力があるのですが、小林市やえびの市など南九州各都市の被害状況がぼんやりとしか描かれておらず、数値的にどのくらい被害があったのかなど、全体像が掴みにくいところがありました。 噴火で200万人が死んだ、噴火で都市が全滅とぺらっと書かれても、想像力の乏しい私にはなかなか厳しい。 それと最後の首相演説はどうなんだろう。K作戦として破局噴火に対する準備をしていたとはいえ、破局噴火の翌日にそこまで対応ができるとは思えないし、しかも東海地震まで…。いくらなんでもイベントスケジュールに少し無理があると思います。 読み終わってみて、噴火と火砕流の描写だけを描きたかったのかな、と勘ぐってしまいました。 レビューの高評価が多かっただけに、個人的には肩透かしを食らった感じです。 衛星徹甲弾はどうなったの? | ||||
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火山、地震の描写の精緻さは舌を巻く リアルだけど、小説として人物の描写はステロタイプで魅力的な人間が少なくつまらない 図表がもっと欲しいなあ、南九州も何度か旅行行ってますが、わからなくなります あと、国土交通省の県事務所って何度も出てくるけど、なにそれ | ||||
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まあまあ、面白かった。 流れは迫眞に満ちたところもあるが、執筆にあたってかなり調査勉強をしたのだろう。随所で長々と知識を披露するが如く解説が多く、うんざりするところもある。 火山の噴火、それにまつわる歴史、古代の言い伝えの解説と人によっては面白く興味深く読む人もいるだろうが、私にはちょっと煩わしかった。 | ||||
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カルデラ噴火の恐ろしさを知らされました。これまで十和田湖とか観光に行ってカルデラ湖の美しさに魅せられていましたが、その湖がどのようにできたか知るにつれ美と恐怖の混在に認識を変えさせられました。 内容は詳細を極めていて、この本を書くためにどれだけ調査したのか考えると作者に敬意を表さざるを得ません。 日本では約 7300年前に九州南方にある鬼界カルデラがカルデラ噴火を起こした時は九州の縄文人が全滅したと聞きました。自分が生きている間にはそんなことは起きないで欲しいと願うばかりです。 | ||||
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娯楽として楽しむにはあまりにも現実問題と重なり過ぎている。でも、だからこそ余計に、不謹慎な言い方だが、スリル満点だった。巨大な火山噴火の物理的・経済的な影響と、その対応策が、物語に乗せて語られている。正直、説明のほとんどが私には理解不能だったため、「なんだか凄いぞ」という雰囲気だけ受け取って、パニック映画と同じ楽しみ方をしてしまった。駄目だと思う。もっとちゃんとした、権力のある人に読んでおいてほしい。 | ||||
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本は毎日読んでいてかなり読むのですが、なんだろう、ダメでした。 久しぶりに途中でやめました。 流し読みもできないで。 今後、面白くなるのかもしれませんが、読んでて私には楽しくない本でした。 文面も、内容も。 少数意見だと思いますが。 | ||||
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破局的噴火という火山活動があることを初めて知った。 特に九州はカルデラ火山地帯であり、地震よりも怖い。地震は一過性の災害ともいえるが、噴火、それも破局的噴火は何十年という単位で災害の影響を受ける。考えてみれば、地球も様々な活動を行っており、その活動の積み重ねで、現在の日本列島ができているはずなので、日本にいれば、必然的に火山や地震のことは考える必要があると思う。小説中で、以前住んだことのある場所が巨大火砕流に飲み込まれたのは、他人事ではないように感じた。エネルギー政策は、この小説で書かれているリスクも含めて考える必要があると改めて感じた。 「死都日本」という小説のストーリーはおいておいたとしても、火山と古事記との関係や、アイスランドのラキ火山の噴火とフランス革命との関係や、ミノア文明を消滅させた火山とアトランティス伝説など、ところどころに挿入される火山話が大変興味深かった。特に、古事記における火山の解釈は、日本が火山地帯にあることを思えば、そういう解釈があっても全然おかしくないし、むしろ説得力があるように感じた。 例えば、古事記の記載について、この小説中で次のように展開する。『スサノオが泣き喚くと山が枯れ、川が乾き、海が干上がり、万の災いが世に満ちた、という。古事記学者は「泣く」を「豪雨」だと考え、スサノオ=暴風雨神だと説明するが、この解釈は子供が考えてもおかしい。豪雨では川は増水し、海は 高潮 となる。「いや、泣き過ぎて涙が涸れた干ばつだ」と言う人もいるが、死海やカスピ海ならいざ知らず、九州の海が干ばつで干上がることはない。こういう矛盾は古事記の至る所に存在し、そのことが逆に古事記の文学的価値を高めているとも言える。しかし、このスサノオの涕泣場面などは、スサノオを火山神、泣き喚く声を噴火の轟音だと考えれば何の矛盾もない。降灰により山が枯れ、川が乾き、土石流で海が埋まるのである。黄泉の描写同様、天孫族の先祖が子孫に宛てた噴火災害警告である可能性は高い。』 小説というより、著者の火山に対する思いをぎゅっと詰め込み、小説中の主人公の黒木の口を借りて持論を繰り広げているようなスタイルである。 小説という形をとっているが、自然災害のリスクに対してどのように対処していくべきかという啓蒙書でもあると思う。この小説の災害の対応中の合言葉として、「SECOND BEST, TOMORROW!(今できることをしろ!)」がある。〝最善を求めて手遅れになるよりも、次善で良いから今出来る事をしろ!〟というナチスの侵攻を目前にした英国の戦時訓だそうだ。 不勉強で知らなかったが、それが当てはまるケースはいっぱいあると思う。特に、緊急な対応が必要な際には、次善の策でも適切な対応をすばやく対応したほうがよいであろう。とても長い小説だったが、勉強になった。 | ||||
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大規模噴火の臨場感溢れる描写に惹きつけられる。反面、政府の動きは如何にもフィクションで現実味が薄く、噴火の描写との落差が大きいのが残念。しかしながら多彩な要素を詰め込み、壮大な物語を創り上げた作者の熱量を感じる作品で、読了後は面白い本を読んだ満足感に浸ることができた。 | ||||
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火山パートは文句無しにリアリティあって面白いだけに、政治パートの陳腐さがすべてぶち壊しで結果、この点数に落ち着きます。 | ||||
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新燃岳7年ぶりの噴火の最中に読みましたが、リアルと小説の間を行き来する怖いくらいのリアリティがあり、づっ引き込まれっぱなしでした。映画化期待しています。 | ||||
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いつ起きてもおかしくない破滅的噴火。古事記が古代の破滅的噴火の表現だという視点も説得力がある。ぜひ映画化してもらいたい作品だ。 | ||||
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●良いところ 他の方も述べているように、火山描写は非常にリアルです。 また、登場人物の心理描写もリアルかつ丁寧に描写されています。 更に、ところどころ日本神話の話を織り交ぜてあり、 重いテーマにも関わらず暗い一方の物語になっていない点も見事です。 ●悪いところ 日本の技術を明らかに盛っています。 仮に今から全力で火山対策をしても、実用化に最低5年は掛かる技術が平然と出てきます。 でないと「日本が滅びました、終わり」になってしまうので、やむを得ない部分はありますが、 それだけに現実と混同しないよう、ある意味で読み手の知識と注意力が問われます。 また、火山については丁寧に調べ尽くしている一方で、 軌道力学(人工衛星)・医学の調査はおろそかだったようです。 話にからむ3機の人工衛星の内、1機は物理学的に不可能な軌道を計画され、 1機は不可能な軌道変更を2度実施しているため、まともに描画された衛星は残りの1機だけです。 さらにNASAとESAの実力も甘く見積もりすぎです(神の手作戦 関連)。 また、医学についても看護師が素人丸出しの病名の間違え方をしています。 | ||||
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2011年の霧島新燃岳噴火、2016年の熊本地震を身近に体験した事、描写されている地域に馴染みがあることで背筋が寒くなる作品でした。 是非、実写映画化して欲しいです。 ただ、スケールが大き過ぎて邦画のレベルで扱えるのか…。 | ||||
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