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死都日本



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【この小説が収録されている参考書籍】
死都日本
死都日本 (講談社ノベルス)
死都日本 (講談社文庫)

死都日本の評価: 4.22/5点 レビュー 129件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全129件 1~20 1/7ページ
No.129:
(5pt)

火山小説として最高です

ハードカバー発刊時に購入して火山小説としては最高と思っておりました。ここ数週間の霧島火山帯の活発な動きで読み返したく書庫を探しましたが所在不明で,電子文書で買い直しました。やはり最高に面白くまた昨今の南九州の状況が恐いです。SFサスペンスとしてではなく,火山災害の啓蒙書としてもわかりやすく良くできているとあらためて実感しました。与党と政府とマスコミには選挙などにうつつをあげておらず,南海トラフばかりを騒ぐのではなく火山対策など他の災害危機管理をきちんとしていただきたいと切に思いました。無理でしょうが...。
死都日本 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615
No.128:
(4pt)

■預言書!? まさに大災害前夜の今の日本に住む我々が読むべき本です。

2025年。 あいつぐ九州地方の地震、新燃岳、桜島の噴火、
そして南海トラフ震源域であいついで起きているスロースリップ。
まさにこの本で書かれる「大災害」の前夜の描写に酷似しています。
2025年7月5日大災害が日本を襲うという話題が日本を、そして海外を
駆け抜けましたが、それ以上にこの本の内容は今後日本に起きる苦難を
言い当てているような気がします。

「破局的噴火」は必ずいつか起きます。
その時にどう対応すべきか、この本はその予習本といっても良いでしょう。
科学的に分析しても、あと50年以内に必ず起きる可能性が高い
南海トラフ地震だけでもこの日本はこの本が記すような「国家存亡の危機」を
もたらすことは明白です。 その時にどう対応すべきかのケーススタディ
としてぜひ政治家の皆さんにも読んでいただきたい本だと思います。
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No.127:
(3pt)

中だるみがなければ...

想像を超えるスケール感でとても面白いのだが、中盤の神話部分が冗長でもったいない。
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No.126:
(4pt)

「破局噴火」という言葉を作ったSF小説を楽しもう

霧島連山がカルデラ噴火を起こして、運悪く居合わせた大学教授が噴火の中を逃げ惑うという小説です。
あらすじを言ってしまうととても味気ないのですが、本作品の魅力は、深い科学的な知識に裏付けられた、迫力ある火山噴火のシミュレーションと描写にあります。
あまりにもリアリティーのある噴火の様子に、火山学者が本作品をネタに緊急のシンポジウムを開いたほどです。
もし、霧島山や阿蘇山が大規模なカルデラ噴火を起こすのならば、日本は壊滅してしまうでしょう。
本作品を読んでいると、カルデラ噴火が起こったときに生き延びることができるか心配になってきます。
実際に7300年前の縄文時代には、鹿児島県沖にある喜界カルデラを作ったカルデラ噴火が起こり、九州は全滅、以降100年間にわたって人が住まない事態になったそうです。
アメリカのイエローストンは、約60万年毎に巨大噴火を起こしており、最後の噴火からすでに60万年過ぎていますので、いつ破局噴火が起こっても不思議ではない状況にあります。
富士山も300年間噴火しておらず、そろそろ噴火の時期という人もいます。
ちなみにイエローストーンが巨大噴火を起こしたら、文明の崩壊が起きます。
富士山が巨大噴火を起こしたら、神奈川県は全滅、関東地方は壊滅的な被害が出て、ピナツボ火山の噴火(1991)のように世界的な影響が出るそうです。
地震で滅んだ国はないが、火山噴火で国は滅びると本作品は言いますが、恐ろしい話です。
「破局噴火」でネットを検索すると、もっと恐ろしい話が出てきます。
ちなみに、「破局噴火」は学術的な用語ではありませんが、本作品を起点として広まり、火山学者も使うようになっています。
本作品はSF(Science Fiction)小説です。
小松左京の「日本沈没」のように設定とシミュレーションを楽しみましょう。
主人公の活躍や、心情描写、苦悩・葛藤などを味わう一般的な小説ではありません。
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No.125:
(1pt)

22%でやめた

説明がやたら長くてうんざり。古事記や神話の話しがだらだらと続き、ストーリーが全く進まず。
なので、無駄にページが多いのが理解できる。
買って損した本、トップに君臨。
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No.124:
(1pt)

つまらない

つまらないので 途中で読むのをやめました。
大失敗、他の本を買えばと後悔
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No.123:
(5pt)

素晴らしい

読んでて怖くなるけど読み始めたら止まらない。昔読んで再読しました。
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No.122:
(5pt)

紙の本を持っていても電子書籍でも欲しかった本

もともと図書館から借りて紙の本で読んだのですが、その本がめちゃくちゃタバコ臭くて気持ち悪くなりそうでした。しかし面白さのあまり読むことをやめられず読了。その後面白さが忘れられず紙の本も購入したのですが、とうとう電子書籍まで購入してしまいました。分厚い本なので通勤や旅行先に持ち歩くのは難しく、電子書籍で読めるのはありがたいです。
ストーリーは最後のほうにややご都合的な展開や左派を持ち上げすぎ?と思える箇所もありますが、地震や地学の知識に裏打ちされた物語は、何度読んでも本当に読みごたえがあります。著者の他の本も読ませていただくきっかけになりました。
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No.121:
(1pt)

風呂敷は畳みません

それを是とするか非とするかは読む方にとってそれぞれなんでしょうけど
興味深い事象が現出するSF思弁小説としてオチを求めない方にはおススメできますし
オチを知って満足したい方には全くおススメできません
アイディアは頑張ってると思うんですけど政権批判と極端な左翼思想が国体維持に必要だとする作中の論調は
好き嫌い分かれるかもしれませんね
作中の主要人物に作者の思想を語らせる話が嫌いでない方にはちょっと変わったお話としておススメできます
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No.120:
(1pt)

火山・火砕流の取説本

火山・火砕流の取説本?
何百億トンの火砕流。とか、サージ内粒子の速度300〜600km、温度500〜700度。....etc 延々とこういう描写が続きます。映像なら凄いと分かると思いますが、活字では小生の想像力が乏しいのか、読んでいて疲れる一方。
レビュー評価は高いようですが。面白さが享受出来ず数十年ぶりに読書放棄しました。
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No.119:
(5pt)

あっという間に読み切ってから、540ページもあったのかと驚いた。

火口の大きさが12×16キロという「破局噴火」のSF。これも「これから何が起こるのか を知るための教養SF超入門」で知った。結末はちょっと想定外だったけど、とにかくこんなおもしろいというか引き込まれる話はすごく久しぶり。
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No.118:
(4pt)

死都日本

まだ読み始めたばかりですが面白い展開に引き込まれていきます。
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No.117:
(5pt)

SFより現実に近い

物語のスピード感、臨場感が抜群で面白い小説ですが、単なるフィクションと切り捨てられないリアリティがありました。

人類史上最大の火山噴火に日本は耐えられるのか、その時私達に出来ることは何か、今できることは何か、日本に住むことがどういうことか見直すいいきっかけになると思います。
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No.116:
(5pt)

おもしろい

噴火や乗り物に関する知識が豊富だ
霧島が噴火してその近くを観測していた主人公が風や地形の条件などで生き延びたがそんな事があり得るのか疑問だが
リアルで非常に面白くあっと言う間に読んだ
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No.115:
(4pt)

良かったです

状態も綺麗で良かったです。
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No.114:
(5pt)

現実に起きそうな迫力

休火山と言う分類が無くなってからだいぶ経ちますが、活動状態であった時の爪跡がいつでも再現されうると言う、実は当たり前のことを強く再認識させてくれた良書でした。
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No.113:
(5pt)

トンガ沖の火山噴火で色々調べていたらこの本に辿り着きました

気象衛星から見えるトンガ沖の爆発的噴煙を見て、この小説は「起こり得る」のだと再認識しています。

小松左京の日本沈没のエンディング「そして誰もいなくなった」に比べて、スッキリした経済復興オチがあるので読後感も良かったです(実現性はさておき…)

なお政治的思想で星1をつけてる人がいましたが、小説に政治思想の文句つけてどうするんだと笑ってしまいました。そんな人が書き込みしちゃうほど現実とフィクションの境界があやふやになる出来の良い設定だと言うことなのでしょう。
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No.112:
(4pt)

破局的噴火の描写がとてもリアル

個人的には火山=温泉のイメージですが、VEI7以上の超巨大噴火が起こると、大変な事態になることが分かりました。厚めの本ですが、面白かったです。
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No.111:
(5pt)

日常の危うさ

未知新型のウイルスによる病気が広まり緊急事態となっている昨今だが、何をもって緊急とするかを考えてしまった。
この程度の噴火による災害は地球規模の時間、エリアでは普通に起こりえるものなのだろうが、幸いなるかなこの数千年で日本全体に壊滅的災厄をもたらすような噴火は起きていない。なので今を生きている私はこれが日常で、日常が根底から覆されるなんてことは当然考えない。しかし、実際のところ日本列島はかなり火山、地震活動が盛んなエリアであって、今日以降数千年以内!?に小説内のようなこんな噴火が起きてもなんら不思議では無いのかも知れないし、日本に点在している過去の大きなカルデラを生じさせるような噴火が起きたら物語と同じような災害が生じるのだろう。
お話は災害に対する描写はなかなか迫力があったのだが、主人公をとりまく人々との関りは某沈没ものとダブる部分もあり、他のレビュアーが言っている政治関係の部分もやや深さが足りなかったように思いました(衛星軌道の例のものが出てきた際には面喰いましたが、これはお話が発展しなくて幸いだったです。一気に嘘くさくなったと思う)。小説自体は読みだすと先が気になり購入してから読破までほとんど間を開けず一気にしました。面白かったです。
(最近ヒットを飛ばしている、アニメーションから実写迄撮っているあの監督で映画化したら面白そう)
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No.110:
(3pt)

科学的考察は見事。政治的主張はお粗末

火山や地震に関する考察はとてもよくできていて、災害の描写もリアリティがあります。

一方でやや稚拙とも思われる政治的考察や筆者の個人的な主張がほぼ全ての登場人物の台詞等に色濃く反映されている(何故か外人まで同じ考え)のが気になります。

あと序盤〜中盤までと比べると終盤は全体的にクオリティが低くなってる印象。
特に最後の首相演説の内容はもう少し練った方が良かったと思います(いくら短時間で準備したという設定だとしても)。
死都日本 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:死都日本 (講談社ノベルス)より
4061825615

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