死都日本
評判
死都日本の評価:
4.20/5点 レビュー 132件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1〜20 1/3ページ
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死都日本の評価:
4.20/5点 レビュー 132件。 A ランク
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一方で米国と日本の首脳の描写はラノベ的。
他の方のレビューでも多々批判されてますが島耕作とかゴルゴにも及ばない青臭い妄想を活字で読まされるとキツいです。
Amazonレビューに「やや稚拙とも思われる政治的考察や筆者の個人的な主張がほぼ全ての登場人物の台詞等に色濃く反映されている」と書いている方がいましたがその通りだと思います。
2008年刊行の文庫版を読みましたが当時の水準からして原発は地震に脆弱と思い込んでいたんでしょうね。
その後に東日本大震災があって福島第一は津波の浸水による電源喪失が事故の引き金となりました。
しかしながら建屋自体は地震の揺れに耐えましたし女川原発は震度6弱を受けても再稼働を果たしました。
この本の首相は自民党の後に生まれた正義のリベラル内閣のように書かれていましたが、現実にはその内閣が発電行政をグチャグチャにしてしまったために再稼働にこんなに時間がかかり化石燃料の輸入に膨大な国富が失われました。
ラスト付近の再生可能エネルギーをフル活用した循環可能な社会経済のお花畑演説のくだりは赤面してしまって読むのが苦痛でした。
2024年の衆院選で立憲民主党が似たようなプランを発表して支持を得られず、国民民主党が議席を伸ばす一方で自民党が失った議席を全然獲得できず、共産党と共に議席を減らしました。
作中では世界がスタンディングオベーションという典型的なお花畑状態でしたが、本当にあの演説をやらかしていたら日本は確実に終了だったでしょうね。
作中では病院から脱出するところがあります。
そこまでで読むのを止めたほうが読後感は良いと思います。
またそこまでであれば政治パートは逃避劇に絡んできませんので小見出しが「東京」とか「アメリカ」になってるところはスキップして大丈夫です。
地学的な迫力ある描写のみ読んで残りは捨てるのがこの小説の楽しみ方だと思います。