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完全犯罪に猫は何匹必要か?
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完全犯罪に猫は何匹必要か?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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同じシリーズを何冊か購入しました。 届いた状態から、包装の口が破いた状態でしたが、本が落ちるような大きさでは無かったため気にせずに開けました。 すると、写真の通りこの本の帯だけがグシャグシャになっていました。本自体に目立つような傷はなかったため、返品はしませんが、気分は良くなかったです。 | ||||
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「謎解きはディナーのあとで」が本屋大賞を取って話題の時に、一緒に平積みになっていて以来、3度の引越を経てずっと積読。やっと読みました。 推理小説読むのは久々ではありましたが、刑事コンビと探偵コンビがそれぞれ事件を追っていく様に引きずり込まれていきました。 猫派としては、猫が事件の鍵を握っているのは気になる。 三毛猫のほとんどがメスで、三毛猫ホームズもメスなのは常識だと思っていたけどな。 | ||||
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使われているトリックは有名なトリックですので、 ミステリ小説を読み慣れている人からすれば、 すぐに分かると思います。 ましてこの小説は、 トリック、動機、凶器の隠し場所、すべて記載してます。 ギャグに混じっているため、気づきにくいのですが、 むしろ気づかせないためにギャグを使っているとも考えられ、 巧みな文書構成力のなせる技です。 事件は、砂川警部と鵜飼探偵と二つの視点から、 別々に解決していく。 あと最後のダイイングメッセージの回収はお見事。 約450Pも長く感じない名作だと思います。 | ||||
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東川氏の烏賊川市シリーズの長編3作目で、恒例の映画タイトルもじりでくるのかと思ったら本作からそれはなくなった。 猫探しから始まる猫ネタづくしのミステリーで、今回も密室とアリバイトリックが融合した趣向である。 アイデア自体は面白いが、ユーモアミステリーという体裁だからだいぶ助けられているやや強引なアリバイトリックという感はある。 ここまで大掛かりで手間のかかるアリバイ工作を行いながら、アリバイが成立するのはそこに時刻をはっきり認識した通行人が偶然一定時間ごとに何人も通りがからないと成立しないという偶然性に頼ったものであるため、実際はほぼ犯人のもくろんだ通りのアリバイトリックは働かないと思うのだが・・・。 まあ若干のご都合主義が目立つが、相変わらず面白さは健在である。 | ||||
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東川先生の作品は本格ミステリーとしては余計な表現が多くて疲れるのですが、この作品は同期の意外性と馬鹿バカしさのバランスが絶妙でした。 | ||||
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普通でした。内容・価格には満足しましたが、一部汚れがあったのが残念でした。 | ||||
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「謎解きはディナーのあとで」で 本屋大賞の信用を地に落とした作者。 475件のレビューがあって星二つ。 しかも大半は酷評。マーケティングでゴミを買わされたと怒りの投稿が大半かな。 amazonレビューが必ずしも正しいわけでは無論ないが、レビュー数の総数から見て評価は歪みはすくない。 まあ、各人の教養などによる好悪は当然ありますがね。 こんなものを読む暇があったら、他にいくらでも読むべきものはありますね。 人生の大事な時間をこんなもので無駄にするのはもったいない。 | ||||
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コメディの要素も十分に満たしながら、テンポ良く進み、思わずニヤッとしてしまう作品ですね。 | ||||
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軽快な台詞回しとキャラクターで、面白く読めました。しかし、主人公が誰なのか、誰が中心で謎を解いていくのかがぼやけてしまいます。 | ||||
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こんなトリックで誰も騙されるわけないよ。 この一年で読んだ本の中で一番つまらなかった。 読者を笑わそうとしている部分なんかは読んでてイライラした。 何度も挫折しそうになったけど、とりあえず最後までは読めたので星2。 | ||||
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このシリーズ第三作はほんとうに完成度が高いと思いました。 招き猫長者が殺される、という事件に、飼い猫、巨大招き猫、野良猫とさまざまな猫がからみ、犯罪のすじと、最後にみごとによりあわされます。 砂川刑事の口をもれた呟きから、ん? とトリックをかすかに予想したのですが、それが実に数学的なみごとさで解き明かされます。視覚のトリック、アリバイのトリック、第二の殺人の意味、すべてがもれなく説明しつくされ、物語の網にすくいあげられて、快哉を叫びたくなる爽快な謎解きの後味です。 またユーモア部分もあいかわらず冴え、前作からの美人大家も紅一点で大活躍、凸凹刑事コンビと、鵜飼探偵が謎解きを半分ずつ分け合うかたちで、それぞれの得手が発揮されて痛み分け。 前作では、殺人の重みづけが、ユーモア部分とのバランスが悪い感じでしたが、今回は見事にトリッキーな味が勝って、パズルとして楽しめました。 そして猫、猫、猫。動物好きにはたまらないほっこりした味を出してくれていますし、招き猫の由来も、そして犯罪の焦点も、動機も・・・・。今後は猫を見たら、このミステリを思い出さずにはいられないでしょう。 | ||||
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トリックそのものは小道具が出てきた瞬間予想がついてしまう程度で、たいしたものではありません。 が、それ以外のキャラクターの性格や、メインシナリオには直接関係しないような部分での伏線設定や回収が非常に上手く、読んでいていっこうに飽きない素晴らしいエンターテイメント作品でした。 刑事と探偵が出てきますが、よくあるミステリもののように刑事が無能で探偵が優秀とかそんなあからさまな作りはしておらず、両者ともほどほどに有能でほどほどに無能というリアルな作りでした。 で、読みながら気付いたんですがこれシリーズもののようですね。 店頭で見て買っただけだから全然わからなかったよ。 | ||||
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トリックと動機に,猫をフィーチャーした面白い趣向のユーモアミステリー. 猫探しと,2つの殺人事件という,いかにもアンバランスなテーマをうまくまとめている. 招き猫と三毛猫のうんちくもからめて,真相はなかなか面白い. しかしながら,小説としての出来は今一つ. ユーモア部分が,ストーリーと無関係なダジャレやスラップスティックであるため とにかく文章のテンポが悪い. もう少しウィットのある会話やオチでユーモアを表現しないと 一番の売りであるはずのユーモアが無駄な付加物と化してしまっている. ユーモアミステリーとしての素材はよいのだが,仕上げが悪いという印象. | ||||
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2003年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。 鵜飼杜夫シリーズの長編ミステリである。 迷子の三毛猫探しを依頼された鵜飼たちが連続殺人に巻き込まれていくというストーリーである。奇想天外であまりにもバカなトリックがいい。こんなの、ホントにひっかかるやつがいるのか? ユーモアとドタバタも健在。 動機もユニークでおもしろかった。 猫好きには物足りないかも。蘊蓄も薄いし、それほど猫が活躍するわけでもない。 | ||||
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烏賊川市シリーズの第三段になります。 相変わらずユーモア満載ですが、いつもよりミステリー色が濃く、 トリックに関してはなかなか見破るのは難しいかと思います。 また、今作は迷コンビの刑事がいつもより活躍します。 その反面、探偵コンビの出番が少し少なかったように思えます。 そのせいか、個人的には過去2作品よりも、面白くなかったと思います。 | ||||
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どうかこれからも「ユーモアミステリ」を書いてくださいますように。人気シリーズに胡座をかき 「お馴染みのキャラクターがドタバタしてるだけで、ミステリ部分薄&少」なんて作品を乱発する作家さんにはならないでくださいますように。 「ユーモアミステリ」と銘打たれてますが、あくまでミステリが主だからこそ許せる「ユーモア」であり、「ユーモア」だけを取り上げるのなら暖かく優しい作風だとは思いますが、素晴らしい文章とか人とは違った視点とかは無い作者さんだと思いますので。どっちかと言うとドリフ系。 まだそうなってもいないのに、全く余計なお世話なんですが。 読みながらずっとそう思ってしまった… この作品の感想。 主人公の登場シーンには本当に吹きました。 優しい人達の出てくる優しい世界は好きです。 | ||||
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東川氏の言語感覚は1級品だ… これは解説での、作家霧舎氏の言葉です。 確かに言葉選びは1級品かもしれません。 当然ながら素人には考えつかない語彙の量、 ユーモアミステリーの名に恥じない、テンポの良い面白さ。 最新作が本屋大賞をとるのがわかるような気はします。 しかしミステリーとしてはどうでしょうか。 数日前に見た夜道で見たオブジェの左右を見分けられる人がどれだけいるでしょうか。 鰹節での殺人を現実的なものとして受け取れる人がどれだけいるでしょうか。 10mと20mを見間違う人がどれだけいるでしょうか。 少なくとも私はどれにも当てはまりません。 ミステリーは現実的なものであってほしいと私は思います。現実感があるからこそ、その臨場感を楽しむことができます。 文章は面白かったけれど、ただそれだけ。 ミステリーとしては評価できない、現実感のない作品でした。 本屋大賞をとった東川氏の作品はまだ読んでいませんが、もう何冊か読んで、本屋大賞の作品を読んでみます。 批判はそれから。全てを読まないでの批判や肯定ははやめます。 | ||||
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猫、が推理の鍵という点では斬新だと思いました。 ただ、犯人が途中で容易に推測できてしまったのが少し残念でした。 でも、あちこちにちりばめられたピースは最後にきちんとつながって、ああ納得、という感じでした。 タイトルもその点では非常に切り込んでいるな、と後から納得する感じです。 個人的には、面白いと思います。 | ||||
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招き猫をマスコットキャラにしている回転寿司チェーンの経営者・豪徳寺 豊蔵から、飼い猫である三毛猫のミケ子の捜索を依頼された鵜飼杜夫。 しかし、ミケ子を見つける前に、依頼人の豊蔵が自宅のビニールハウスで殺害されてしまう。 現場となったビニールハウスの入り口には、なぜか屋敷の正門に置かれている巨大 な招き猫が運ばれていたのだが、そこでは、十年前にも、殺人事件が起き、迷宮入り したらしい。 当時の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事が、今回の事件も担当することになる のだが、関係者全員に、鉄壁のアリバイがあり、なかなか真相を導くことができない。 そんな中、豊蔵の葬儀でも殺人事件が起きるのだが、 死体には、なぜか、みそ汁がかけられていた……。 本作では、過去と現在にビニールハウスで起きた殺人事件、 そして、葬儀場における殺人事件が、メインとなります。 前者は、ビニールハウスと巨大招き猫に細工を施し、 人間の錯覚を誘うことで構成した、アリバイトリック。 その上、不測のアクシデントによって犯行計画が狂い、犯人 が、それを弥縫したため、より不可解な状況が生じています。 一方、後者は、現場から消えた凶器と、死体にかけられたみそ汁が 謎となります。どちらもバカミステイストではありますが、猫尽くしの 趣向が採られた本作では、必然的に導きだされたトリックといえる かもしれません。 犯行動機も、猫のトリビアにもとづく、思わず膝を打ちたくなるようなものですが、 それと同時に、犯人の底知れぬ妄執をうかがわせ、よくできていると思いました。 | ||||
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ミステリではおなじみのあのトリックを、まさかこう使うとは! 読んだ後できっとみんなそう思うんじゃないかな。 すれっからしのミステリ読みほど「そう来たか!」と嬉しくなると思います。 おなじみのキャラクターの掛け合いも面白く 猫についての豆知識もいろいろ身につきます(笑) なんだかこの人の書くお話は、殺人事件だというのに最後に「めでたし、めでたし」とつけたくなる。人柄でしょうか。 | ||||
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