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完全犯罪に猫は何匹必要か?
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完全犯罪に猫は何匹必要か?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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『烏賊川市シリーズ』の3作目,03年08月のノベルス作品の文庫化です. どうしてもドタバタやユーモラスな掛け合いに目が行きがちですが, ミステリとしてもしっかりしていて,特に伏線とその回収はおみごと. あくまでもミステリがあり,その中にユーモアがあるという印象です. 事件の動機にもなる『うんちく』も,無理なく採り入れられているようで, 舞台となっている街のイメージに合わせているあたりにもうまさを感じます. ただ,読んでいて『あやしい』と気づかされるのが多すぎるようにも思え, ほかにも,ちょっとイメージの沸きづらいトリックの図解がほしかったです. なお,タイトルはもちろん,表紙にも猫が前面に押し出されていることから, 作中にも猫たちがたくさん出てくるように感じますが,実際にはそうではなく, 事件の『鍵』という位置づけで,猫好きの方の期待には添えないかもしれません. あとはタイトル,どうやらダブルミーニングになっているようですので, これに気づけると(かなり簡単ですが),ちょっとニヤリとできそうです. 一応,シリーズ間の繋がりはありますが,こちらからでもだいじょうぶです. | ||||
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中盤、妙にダレる。読むのが面倒なほど。 私の読み方が荒いせいなのか、 現場の敷地の様子などが、うまく思い描けない。 略図でもあるといいなあと思った。 逆に言えば、そこをきちんと読み込んでおけば、 全体に面白く読めるのかも。 中盤が退屈だった割には、ラストは面白いので、不思議な物語だ。 どうでもいいが、「等身大の招き猫」という表現。 変だと思う。 個人的には、それが引っかかって引っかかって、集中できなかったほどだ! | ||||
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(;'Д`)ハァハァ 戸村流平や鵜飼探偵シリーズの3作目・・・。まあ ホッカルさんはキャラが好きだからな・・・。うほほっ?!今回は・・・前2作と比べると・・・ちょい落ちるかな。納得させられる・・・話ではあるが・・・いまいち・・・な感じが否めない。 | ||||
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招き猫と猫をテーマにしたユーモア本格ミステリ。私の場合、東川氏の作品は小説として面白い、あるいはキャラが好きなのかもしれません(キャラ萌えとはちょっと違う感じです)。トリックについて、ハウダニットに関しては終盤のヒントで分かりましたが、ワイダニットに関しては『トリビア』で見たネタとか、『三毛猫ホームズの推理』を知っていると、なるほど、と納得でした。ちなみに、タイトルと内容はあんまり関係ないかも…。でも、非常にキャッチーなコピー(タイトル)です。 | ||||
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烏賊川市シリーズ第3弾。少し落ち着いてきた感じで、前2作ほどのパワーがない。この作者はもう霞流一と並ぶユーモア・ミステリの双璧と言ってよいと思うが、アヴァンギャルドな霞に比べぐっと一般受けするタイプ。軽すぎると感じる人もいるだろうが作りはしっかりしていて、確実に楽しませてくれる作家である。さっぱり色気沙汰に発展する気配のない男女三人組探偵、探偵とほぼ互角の推理力を持つ警部などユニークなレギュラー設定を活かし、今後もさらに我々を楽しませて欲しいものだ。 | ||||
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