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(短編集)
タルト・タタンの夢
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タルト・タタンの夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 41~60 3/5ページ
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短編で読み易く。フランス | ||||
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久しぶりに面白い短編集を読みました。 古今東西ミステリーとされているものには幅広いジャンルがあり、この物語も短編としてきちんと構成されています。 フランス料理店「パ・マル」で展開する7編の物語が収録されており、シェフの三舟が良い味で書かれています。 作品によって出来不出来の差はありますが、なかなか奥の深い内容もあり、第7話の「割り切れないチョコレート 」は絶品です。 女性ファンが多いようですが、男女・年齢を問わず、ミステリーの好き嫌いにかかわらず、それぞれの楽しみ方ができると思います。 ミステリーとは離れますが、酒については、山口瞳、開高健、オキ・シローといった名人が残した往年の素晴らしい短編集があります。 この作家のシリーズも味わいは大分ちがいますが、一層の磨きをかけていただけることに期待します。 | ||||
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品物はきれいで、迅速に送付されてきたので、満足しています この調子で今後とも対応されるよう期待しております。 | ||||
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ストーリーテラーである主人公のキャラが極薄で、というか存在感がゼロに近い。まさに読者の視点のみの役割。だからこそ料理やワインの魅力が引き立つのかもしれません。そこが今までになく、不思議な感覚でした。ワイン片手にほろ酔い加減で読むのに向いた、肩の力が抜けた良作。 | ||||
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主な登場人物はシェフ、三舟。副料理長、志村。ソムリエ、金子。そしてギャルソン、高築の4人。 小さなフレンチレストランに訪れるお客様との素敵な料理、 そして大事件というほどでもないけどそこそこ楽しめる謎解き。 シリアスな刑事ドラマや難解なミステリー小説を連想して読むとちょっと物足りないかもしれない。 そこは非日常空間ではなくありふれた日常の空間。 人物像がしっかりとイメージされるととても味わい深くなる作品。 ドラマ化されたら配役は誰がいいかなぁ~などと楽しく想像が膨らむ。 ゆるさがちょっとクセになる素敵な小説でした。 | ||||
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美味しそうな料理ばかりで、空腹時には危険な本でした。 短編ばかりでさらりと読めるのが、とても気楽で心地よい。 胃もたれしない軽めのものをお好みな方にお勧め。 ミステリというよりは、ちょっとした謎解きですね。 カスレの話とチョコレートの話。最後の方のお話が好きでした。 続きも楽しみです。 | ||||
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肩が凝らない 雰囲気と 食べやすそうな料理の数々とデザート。フレンチ食べたことないですが(笑)4人で、回してる下町にあるビストロ。規模が小さいからこそ お客さんのちょっとした表情、言葉 、食べ具合などから 、謎?は大袈裟かな〜。疑問かな。 その疑問をギャルソン君やソムリエさんを通して 三船シェフが お客さんに出す「ヴァン・ショー」と共に 解かれていきます。 といっても 犯罪とまではいかない(犯罪になってもおかしくないのもありましたが)疑問を解いたり、可愛い疑問だったり、ラストの「割り切れない思いチョコレート」のように、実は愛情あるお話だったりと。 みなさんのレビューの通り こんなビストロあったら 1人でもカウンターで食べてみたい! そしてメニューにはないヴァン・ショーを飲みたい!(^^)て思いますよ〜。まだ2月 ヴァン・ショーがより美味しいに違いない。と思いつつ第2作目を購入します! | ||||
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続きをよみたい。 読みやすくて、良かった(^∇^) 食べてみたい料理がたくさん。 | ||||
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料理が出てくる本とミステリーが好きです。この作品はその両方を満たしてくれました。シェフとお客の関係がとてもいい。近所にこんな店があったらなぁ。 | ||||
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丁度テレビでタルトタタンの特集が放送され、京都の店に行きたくなった。 | ||||
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日本の下町の小さなフランス料理店「パ・マル」で展開する物語。7編のショートストーリーで構成されています。 シェフの三舟(男性)、料理人の志村(男性)、ソムリエの金子(女性)、ギャルソンの高築(男性。語り手)の4人が働く店に、毎回異なるゲストが訪れ、事件が展開するという趣向です。まるで良質の演劇を鑑賞しているようです。 「事件」は、殺人のようなおどろおどろしいものではなく、人生の機微を感じるようなものばかり。4人はそれぞれ好感の持てる人物であり、描かれる料理や酒についての記述にもひきこまれます。 読んでいてとても心地よい、後味のよい本でした。 私は、第7話の「割り切れないチョコレート」がとても好きで、第6話の「ぬけがらのスフレ」もいいと思いました。 | ||||
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すごい殺人事件が起こるわけではなく、でも一寸した謎が解けて納得する、そんな短編を料理を味わうように楽しみました。 | ||||
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謎解きやミステリーに主眼を置いているわけではなく、かといって 料理本でもないのですが、バランスが絶妙で、肩の凝らない、楽しい 一冊でした。 続編の「ヴァン・ショーをあなたに」も早くKindle本化されないかな と楽しみにしています。 | ||||
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フランス料理店パ・マルの客にまつわる日常のミステリー7編です。 客のプライベートを積極的に暴こうとするものではなく、 「実はこういうことではないですか」とアドバイスする感じです。 最初の2編は登場人物が好きになれずNGでしたが、 あとの5編はとても楽しめました。 ただ私にはフランス料理とワインについての知識がさっぱりないのです。 作中に出てくる料理のイメージがわかなかったのが残念です。 | ||||
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下町の小さなビストロを預かるシェフ、三舟氏。彼は、来店した客の悩みや謎を、極上の料理と快刀乱麻を断つ推理とで解決するのだ、 という短編連作集ミステリである。 この種のいわゆるグルメミステリ、個人的に好きな分野なので多めに読んでいるというのを割り引いても、枚挙にいとまがない。 海外ではマイケル・ボンド、日本では北森鴻がその最右翼であろうことは間違いないが、最近では石持浅海や、坂木司、似鳥鶏なども。 そういった中でも本作は、料理自体のうんちくに偏ることもなく、人物像などの描写ばかりになるわけでもなく、といって謎解き話にやたら傾倒することもなく、うまいバランスになっているといえよう。 筆力の問題にもなるが、描写される料理の数々が本当に「うまそう」なのもポイントだ。 ボンド作品など、作品にでてくる料理を実際に料理店で食べてみたくなる。(で、後日食べてみました、牛ヒレのマディラソース。) この作品もそれと同じ。フレンチ料理にそんな詳しいわけではないので、数少ない高級本格フレンチの記憶を反芻しながらになるのだが、例えば、カッテングボードに並んでいるとおぼしき旨そうなフロマージュ、想像するだけでもうよだれがでそうである。 続編もあるそうなので、いまから楽しみだ。 | ||||
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この著者は「サクリファイス」で知ったのですが、作品ごとの内容やテイストがバラエティに富んでいて、とても楽しませてくれます。 庶民的なフランス料理屋さんが舞台で、シェフのちょっとした推理と、おいしそうな料理と、人情味あふれるストーリがきれいにブレンドされた、7つのお話が一つ一つフレンチのお皿のように出てきてそれぞれが絶妙な匙加減の、素敵な小作品のまとまったお話になっています。 とてつもないお話は一つもなく、どれももしかしたらあるかもしれない、というとても身近なミステリーです。それがまた、次はどんな小さな事件が起こるんだろう、とドキドキしながらページをめくる楽しみをくれます。 読後感もとても爽やかで、著者の人柄を想像してしまいます。 欲を言えば、フレンチなんてあまり食べたことのない私は料理名や説明が出てもあまりピンとこないものもあったので、「タルト・タタン」とか「カスレ」の挿し絵が入っていると最高だったと思いますが、読んだ後でネットでググたら簡単に出てきましたので、たいした問題ではないですかね。 とても読みやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。 | ||||
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「ミステリ」と銘打ってますが、刃傷話はありませんので、ご安心下さい。 舞台は下町商店街にある小さなビストロ。 食事に訪れるお客さんをめぐるプチ事件や謎を、三舟シェフが仏田舎料理をkeyに、ふわっとした人情話で解きほぐしていく7短編です。 読後感がとても温かく、思わず近所のビストロをネットで探したくなってしまうかも。 | ||||
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子供が欲しいと言って買ったのですが、内容が面白くて子供は大変満足してました。 | ||||
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日常生活にありえそうで、ありえない謎が無口なシェフによって解かれる・・・ 美味しい料理を想像しながら、すらすら読めます。 私的には久々の大ヒット!!! | ||||
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7つの短編が収められています。 どの作品も味があって、面白かったです。 個人的には、「割り切れないチョコレート」が一番良かったです。 次なる事件簿ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)も是非読んでみようと思います。 | ||||
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