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西の魔女が死んだ
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西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 141~160 8/21ページ
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登校できない少女が魔女のようなおばあさんと暮らす小説と、その後の少女の生活の小説 知らなかったのですがDVD化されていますね。確かに映像が 目に浮かぶようないい作品で合点がいきます。 あらすじは、登校拒否というか、学校に行くのが重圧になった女の子が 一時おばあちゃんの家にあづけられます。 そこでは、外国から来た彼女のおばあちゃんが自然の中で暮らしていて 次第に彼女が成長するさまがよい作品になっています。 また、渡りの一日は、成長した彼女が、友達と渡り鳥の様子を 観に行く約束をしていたものの、いろいろなことがあって 計画が変更されるものの、おばあちゃんから受け継いだ 「魔女の心」が生きてよい一日になる話です。 ちょっとしたきっかけで学校に行けなくなった少女、それを訳も聞かず、 温かく見守る両親、そしておじいちゃんをなくし、自然の中でしっかり 生きてゆくおばあちゃんともうそれだけで絵になりそうな内容です。 自然の中で、「魔女の修行」をすることにより成長してゆくさまは とても気持ちいい作品です。 そして、その修行の成果から、渡りの一日が計画変更につぐ変更でも いい日になる「魔法」を身に着けているのがすばらしいです | ||||
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この物語を読んだら、子育てが楽しくなります^^ 映画のおばあちゃん役、サチ・パーカーさんがスピリチュアルのパイオニア、シャーリー・マクレーンさんの娘さんであることにも 宇宙の壮大な計画が潜んでいそうです。 梨木香歩さん、この物語を書いてくださってありがとうございます。。 | ||||
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多くの女性は魔女という言葉に飛びつきやすいのかなと思う。私自身、魔女は大好きである、夢があるから。実際は特殊能力があることは大変であるようだが、あんなことできたらいいなと思ってしまうからかもしれない。 この本は、そういう魔女とは別に楽しく読ませてもらえた。 | ||||
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中学生のまいが、学校になじめず不安を抱えて おばあちゃんのとこで、魔女修行を始めるって設定。 もちろん全部比喩なんだけど、色んな考え方とか 立場を魔女という言葉をキーワードに素敵に表現している。 人の注目を集める事が、人を幸福にするのか? 自分の居場所は? 結局はすべて自分で決めるしかないんだよね、 自分の思いが大事。 最初のストーリーの終わり方、好きだなぁ。 | ||||
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何度も映画は見ましたが、本は細かな描写や気持ちまで伝わって来た感じです。何度も読みたくなる一冊です。 | ||||
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梨木香歩さんの作品は「裏庭」「りかさん」と 読んでいます。 そんな中でもこの作品は映画化されたことからも 分かるように一番入り込み易い作品ではないでしょうか。 読めば、子どもでも感じるものがあると思います。 まさに「魔法」にかけられたような1冊でした。 読後の満足感が何とも言えません。 ちなみに映画は良くできてはいましたが、「本」 ほどの感動は再現できていませんでした。 やはり「文章」の力は凄いと感じさせられた1冊 でした。 | ||||
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なかなか読む人を選ぶ小説かもしれない、と最初に思いました。 そもそもまいの魔女修業は、ありふれたファンタジーに満ちたものでもありませんでした。 それでも私の心をとらえたのは、人が長いあいだ受け継いできた知恵や優しさといった現代で忘れがちなことがらを思い出させてくれたからでしょう。 厳しく優しくまいを自分で考えさせる女性に育てるおばあちゃんの存在が、この素敵な物語の中心にあります。 あとがきも味わい深いのでぜひ読んでみてください。 | ||||
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おばあちゃんが、自分の生き方はオールドファッションかもしれない という場面がある。 確かにオールドかもしれないが、それは地に足の着いた、とても素敵な生き方だと思った。 その一方で、ママはおばあちゃんからの束縛から逃れたいと必死になっている。 その姿は悪あがきではあるのだけれど、共感できる部分もあった。 人は不完全で、だから完全な者のそばにいると息苦しくなる。 私も自分の両親から「完全であること」を強要されているような気持ちになり、逃れようと必死になっていた時があった。 今でも両親は私の生き方そのものに口出ししてくる。 親は完全、子は不完全。そういう思い込みがあるように。 主人公がおばあちゃん大好きで、おばあちゃんの言うことは素直にきけたのは、親子ではなく、祖母と孫という関係だったからだろう。 今の核家族社会では、だんだん失われつつある関係。 ここまで書いて気が付いた。 あれ、これってあまちゃんとそっくりな設定!? | ||||
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読者はその年齢にかかわらずいつしか主人公のまいになってしまう。そして新緑のおばあちゃんの家での暮らしに深く癒されるだろう。 こんなおばあちゃんがいたらいいなというのが万人の素直な感想だろうが、その感想を越えてほしいと言わんばかりに、その後のまいの物語「渡りの一日」、挿画を手掛けた早川司寿乃の解説も付いている。 とくに早川の文は3,11以降の本書の読者である私は身を揺さぶられる思いで読んだ。 物語は何度も読み返したくなる仕掛けに富んでいる。私はまいが言葉を獲得しながら精神的に成長していく描写に惹かれ、おばあちゃんとママなど少ない登場人物の関係や距離に巧みさを感じた。 作者が故意に書き込まなかった、ポケットの中の忘れもののような要素、たとえばケンジさんについてその意図を考えてみるのも面白いかもしれない。 魔女にはなれなくても、素直に自分をぶつけてくるティーンエイジャーを片目をつぶってにやりとしながらうけとめる芯のある女性を目指そうと思うと、おばあちゃんお勧めの魔女修行が私にも必要なこ とに気付かされた。 | ||||
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読後に清涼感があり、たまにこのような本で箸休めをしたくなります。 気持ちよく読めました! | ||||
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今日、遅番の前に、はじめて、いっきに、読んだけれど、こんな素敵な本、探してもなかなか見つからんわ。 あー、感動した、出逢えてよかった。 娘が少し大きくなったらどっかで見つけて読んでほしい、本当の魔女のことと、もっと大切なことを教えてくれる本。 魔女の家系に生まれたなら必読。 | ||||
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魔女にあこがれる主人公と、そのおばあちゃんの話。 魔女になるために必要なことは何なのか。 読むとだんだんにわかってきます。 表現も平易で読みやすいです。 学生の読書感想文にも最適だと思います。 | ||||
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不登校になった女の子とイギリス人祖母との交流を描く。同名映画の原作。 映画を見てこのおばあちゃんはキリス教や仏教の様な大きな宗教でないお坊さんの様なものなのだと思ったが、原作でははっきりとおばあちゃん自身の口から魔女はキリスト教ができる前からあってそういう役割も兼ねるものと言ってたのが興味深かった。あと、小説を読んでるとシゲさんがいかにも悪い人の様にも思えるんだけど、それはマイの目線で見てのことだと最後に分かる。 どう生きるかという点と並行して死が語られる。中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊。 | ||||
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とても、有名なYA小説ですが、今頃読みました。 おもしろく読みました。 ちょっとした1文1行がいいでね。 登校拒否になったまいが、母方のおばあちゃんのお家でしばらく養生して、少しづつ、成長していく姿を、さらっとした文章でつづられていて、その感じが、とても心地よい。 気持ちが和んでいくのがわかります。 おばあちゃんの心持ちも知りたくなります。 おばあちゃんとおじいちゃんのことを描いた、他の小説はないんでしょうか? | ||||
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知人に勧められて読んでみました。 読みやすくリズム感のある文章、 なめらかな語り口の中に 「真剣さと厳格さを備えたスピリチュアリティ」が 絶妙なバランスで落とし込まれていました。 これはすばらしい現代のおとぎ話であり、 子どもでも大人でも楽しく読める作品だと思いました。 「魔女」という言葉については、文字通り神秘的で 何でも手作りする感じがあって、 少し怖い部分もあるけれどそこが魅力…という程度の 薄っぺらいイメージしか持っていませんでしたが、 理性を保ち、うわついた生き方や感じ方を避け、 目の前の仕事に心血を注いで生きるのが ここでいう「魔女」なのだ、と感じ、 そのあり方には素直に感動できましたし、憧れました。 心をすがすがしくしたいなあ、 モヤモヤをリセットしたいなあと感じている方に お勧めしたい本です。 | ||||
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登場人物全員が無慈悲で身勝手で残酷です。 いじめられていた主人公ですらそうなのですから、こんなにも早くおばあちゃんが「だっしゅつ」してしまうのもむべなるかな、と大変同情させられました。 生きる力、生きる技術、育っていくときの指針を学びながら、離れたとたんに「忙しいから」と2年間もおばあちゃんを無視していた主人公にはがっかりです。 おばあちゃんは本職のそっち系の妹さんとは違い、生まれつきの素質はなかったと自分のことを説明していますが、たったひとつ(ネタバレ防止のため伏字にします)「自分の××」だけは早くからちゃんとわかっていて、準備をきっちりしていましたね。 でも、おばあちゃんの真価、本当の意味でどれほど得がたく貴重な生命、人生だったのかは誰にも理解されないまま、旅立ってしまったと思います。 そういう意味では「常に虐げられ、誤解され、石もて負われる、強制されたマイノリティー」という意味で言うのなら、おばあちゃんだけは確かに魔女だったと思います。 ぎこちない文章、説明分の過不足の判断ミス、いやったらしい「現代人」だらけのこの本書、「それでも」インパクト大でした。 | ||||
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少女向けと思い放置していた本だったが、哲学的な意味を持っている素敵な本だ。西の魔女と呼ぶ祖母の深い愛、そして、魂と肉体の存在について。死がこうであってほしいと心から願いたくなる。 | ||||
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「おばあちゃんの死」という悲しいテーマにも関わらず、読んだ後に明るくクリアな気持ちになれる物語です。全体を通して絵に描いたような美しいナチュラル・ライフ(森で摘んだベリーでジャムを作ったり、飼っている鶏の卵で朝食を作ったり、良い匂いのするラベンダーの上に洗濯物を広げて乾かしたり)の中で、毎日繰り返す日常の延長のように死が描かれているからかもしれません。魔女のおばあちゃんによれば、死は終わりではなく、魂の解放だそうです。この世界にポトリと落とされた魂は、ある一定の時間を過ごした後、いつの間にかこの世界から出て行ってしまうようです。生前まいに約束した通り、死んだおばあちゃんはそのことを証明してくれます。しかもお茶目な魔女らしく、あれっ?と思う意外な方法で。その場面は終盤に出てきますが、おばあちゃんに再会(?)できた喜びで涙があふれる一方で、思わずふふっと笑ってしまいます。おばあちゃんの死を確認すると同時に、おばあちゃんはまいの側にいることを確信する、不思議な瞬間です。 今回10年ぶりに読みました。前回読んだ時は中学生のまいに近い感情を持ちました。自分の世界の大半は学校で占められていたし、気に入らない人と自分の大好きな家族が仲よくするのは面白くなかったのも覚えています。規則正しい生活もしていませんでした。けれども、考えや立場が変わった今、まいの年頃の子が生きる世界がどれほど小さいかわかりますし、余計な先入観で人を判断してはいけないこと、規則正しい生活が健やかな心と体にどれほど大切か身にしみています。それから、仕事を続けたいお母さんの気持ちもわかる気がします。さらに10年後に読んだらどんなことを感じるのか、いつになったら魔女の気持ちがわかるようになるのか、楽しみです。 | ||||
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2013GW 山梨県清里の映画セットが公開されていました。 その際に見た風景を思い出してこの本を読みました。 さらに感銘を受けました。 | ||||
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先に映画を見ました。とてもよかったので、本も読んでみようと思い購入、これもまた良かった。映画のシーンが脳裏をかすめて・・・・・ | ||||
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