■スポンサードリンク
西の魔女が死んだ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
西の魔女が死んだの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全404件 81~100 5/21ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分と周囲との違和感、なぜ生まれてきたのか、死んだらどうなるのかという疑問、独りよがりの人間関係、どうでもいいけど本当はどうでもよくない青年期の思いを丹念に、温かく描いています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほぼ毎日、アマゾンで本を購入してますが、一番読んでよかったと思える本です。 よしもとばななさん・角田光代さん・山本文緒さんの作品など大好きな本は、いくらでもあります。 しかし、この本は死について、どう生きたらよいか書かれてる。 私は、40歳ぐらいからおりにふれて、死んだらわたしという存在は、どうなるのだろうと考えるようになりました。その疑問の答えが、この本にあった。 もちろん、たんなる小説家の たわごとと言ってしまえば、それまでですが。 私にとっては、たいせつな1冊になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、まいの母の年代で読んで、どこか英国の香 りのするような空気を感じたくなって再読。 この小説は児童文学の類に位置しているが、 しっかりと死とか老いとかを考えさせられる本。 学校に馴染むことのできない感受性豊かな主人 公まいが自然の中で暮らす西の魔女(まいのママ のママ)とひと月あまりを一緒に過ごすうちに、 生きるヒントを得てゆく魔女修行のお話。 読むうちに私の頭の中で、まいの年齢だった頃 と今では西の魔女の年齢に近づいた今とのシンク ロが起こって、この年代でもまた楽しめました。 生きとし者としてどう考えていくか、何を継承 していくべきかを考えさせられる冬の日。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初に映画を見ました。 で、今一つだったのですが、「きみの友だち」の類似商品にこの本があり、恥ずかしながら原作があったことを知りました。 まいという少女と祖母の交流を描きながら、人の生き方についての示唆をくれます。 自分がもっと若ければ★5個ですが、児童文学なので★4個で。 素晴らしい本です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと不思議ですごく愛情にあふれた素敵な話。 読み終わって心地の良い余韻が残った本だった。 文章のテンポも良くすごく読みやすい。 中学生の少女まいは、学校での人間関係に嫌気がさし、登校拒否になってしまう。 気分転換の為、彼女は田舎の祖母の家で過ごすことになる。 彼女の祖母は、イギリス人で日本で結婚し日本の田舎に住んでいる。 祖父は既に亡くなり、祖母は一人で暮らしている。 祖母はちょっと不思議な感じのする人だが、彼女と共に生活する事でまいの心は健やかさを取り戻していく。 そして彼女の家系の秘密も知ることになる。 まいのおばあちゃんの人物造形がとても秀逸で、ちょっとミステリアスでユーモアを漂わせたイギリス人女性が目に浮かぶようです。 このキャラクター無しに本書は成立しないと思う。 著者の才能にただ脱帽するばかりである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほっこりとした内容でした。故人が最後のメッセージを残してくれたのが、唯一の救いでもあり、希望を持たせてくれた。愛と思いやりを感じた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本では比較的タブー視されている「死」という言葉が題名に なっていることにまず興味を持った。内容も暗く重いものかと思った。 しかし実際はどうだろう。この暖かな余韻を残す内容。特にラスト3ページ。 おばあちゃんとまいの交流。おばあちゃんの生活。シーツを足で踏んで洗い、 ラベンダーの茂みにかぶせて乾かす。ワイルドストロベリーを摘みお手製の ジャムを作る。英国の映画のシーンのようだ。 よきことばかりが起こるわけでもない。しかしそれもまた話に奥行きを与える。 短い作品だが、じっくりと味わってもらいたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供が夏休み宿題の読書感想文に欲しいとの事でしたので購入しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいると、頭の中にジブリ映画のような柔らかくあたたかな画が浮かんできます。 主人公を通して、思春期のうまく整理がつけられない真っ直ぐな怒りの感情や、初めて大切な人の死と向き合って感じる後悔や感謝の念など、中学生の頃の自分が感じていたものを思い出しました。高学年・中学の女子におすすめの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の人生をそっと導いてくれる人がいたら どんなに幸せだろうと、何度願ったことか…。 この本には、そんな私たちを“導いてくれる女性”がいます。 主人公のまいは、ある時期から学校になじめず、 実の母親からも「扱いにくい子」として接せられるようになります。 -人と違うことはいけないことでしょうか? -複雑な面を持っていることは悪いことでしょうか? 読者の私はそんな怒りを覚えながら読み進めていました。 そんな主人公・まいの心の悲しみを癒してくれたのは、 思慮深く愛情深い彼女の祖母でした。 魔女の血を引く祖母は、魔女の力を身に付けたいという まいに修行を与えます。 それは「なんでも自分自身で決めること」。 同時に祖母は、掃除や洗濯、早寝早起きの大切さも まいに伝えていきます。 祖母の心が美しく澄んでいるからこそ、 面倒くさく感じてしまいがちな、それらの家事が きらきらとした“柔らかな光を放つ尊いもの(行動)”に感じることができます…。 私は、この本を何度も読み返すと思います。 言葉は、“誰が伝えるか”で受け取り方が大きく変わるものだから 思慮深くて優しい西の魔女に、そっと諭して欲しいから 大事な人に会いに行くように、この本を何度も何度も開くと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供の課題図書用で購入しましたが、タイトルにひかれて私も読んで見ました。まだ途中ですが、なかなかの進みかたの本です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あるキッカケで主人公がおばあちゃんの家でナチュラルライフを通して個性豊かに成長していく物語でした。 生死とは?という深い哲学的な要素も持っている内容で、読み終えたあとの充実感も得られました。いい本だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今頃読んで感想を書くのも気が引けますが、温かくて美しいお話 でした。まいちゃん頑張れ!良いおばあちゃんがいて良かったね! と云ってあげたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童向けの作品だが、大人が読んでも胸にぐっと来る作品。人はなぜ生きるのか、という問いにシンプルに答える作品であるという点で素晴らしい。おばあちゃんがまいに聞かせた話の中で、「魂は本質的に成長したがるもの、ただ、魂が成長するためには肉体を通じた経験が必要なので人生はとても貴重で大事なもの」という内容に共感した。まいも、きっと、なぜ生きるのか、という問いに自分なりの答えを見いだして転校を決めたのだろう。悩みがあるときはこの根源的な問いと答えのセットを思い出したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は小学校高学年、中学生くらいの女子生徒向けに書かれた本だと思いますが、大人が読んでも楽しめます。 私は三十代後半にならんとする男ですが、このお話を読んだ後はほっこりとした気持ちになれました^^ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公まいの葛藤・対立は学校のクラス、おばあちゃんの家での魔女修行、まいからすると粗暴なゲンジさん、人の死について、と思春期らしく自分自身や周囲との折り合いをつけようとするものがそれぞれ絡み合っている。 ただ、それらの対立の解消は曖昧なままだったり、ある程度の辻褄合わせはあるがドラマ仕立てのオチになっていないので、期待するものが何かによって不満が残るかもしれない。 人物への共感という点では、まいが不登校になった理由が物語がかなり進んでから説明のみで示されて、感情移入を誘う情景として描かれないなど、読者に委ねるような感じであっさりめになっている。 おばあちゃんと娘(まいの母親)との考え方の違いによる葛藤も同様で、過去にいろいろあったことが仄めかされるのみになっている。 また、まいの母親だけでなく父親もおばあちゃんの考え方に必ずしも賛成でないことが示され、物語の基盤であるナチュラルライフ、自然への回帰というテーマは相対化されている。 このあたりは、おばあちゃんの古い考えと子供世代の考えとのよくある対立という感じでどちらが正しいというのでもなく、おばあちゃんの頑固さと無下にされたら可哀想という微妙なバランスの感情が生まれたが、孫のまいにはおばあちゃんのもの全部が新鮮でよく響く。 不登校になった娘を連れてきたということは、母親もおばあちゃんを認めて信用しているのだろう。 おばあちゃんと娘との関係としては、過去の対立、まだわだかまりが消えたわけではないが大事な娘(まい)をたくすことのできる信頼感、そして亡くなったときの反応と、物語上で強調されはしないが見知った感情の流れがある。 この物語は、ナチュラルライフが正しいとかそういうことではなく、おばあちゃんのまいへのすべてを包み込むやさしさのためにあるという感じがする。魔女修行も、ゲンジさんのことでの諍いでの動揺も、わだかまりを解消しないまま自分がいなくなることでまいの心に残る傷を癒すためのエンディングも、すべてはまいを思ってのやさしさだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなに素敵な本には、長いこと出会っていないように思います。 まるで目の前にその風景が表れるような描写、穏やかで優しい時間。 読んでいるうちに、本の世界に入り込んでしまいます。 先を読んでしまうのがもったいない、読みたいけれど終わってしまうのが寂しい。 本を読んでそう感じたのは初めてです。 現代社会で忙しさに追われているうち、この本のような優しさや温かさを 忘れていってしまうものなのだと気づかされました。 基本的に一度読んだ小説はめったに読み返さないのですが、この本は 心がささくれてしまった時や疲れてしまったときにまた開きたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったー! 子供が読んだら尚いいかもって思いました♪ 自然のことも書かれてて楽しいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
薄いのであっという間に読めるけど、思春期の葛藤や大人になることの難しさ、周りと折り合いをつけていくことに対する抵抗感などの心情が細やかに表現されていて最高の読後感でした。大人になってから読んでも十分面白いし、悩んでいることから少し開放された気持ちになれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を先に見ましたが、映画よりも細やかで丁寧に暮らしぶりが書かれていて、 その有様がとってもすてき。 繰り返し読みます^^ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!