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かげろう砂絵



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【この小説が収録されている参考書籍】
かげろう砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)

かげろう砂絵の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

時代小説であり、しっかりとした探偵小説

いつものなめくじ長屋のメンバーが、大活躍のシリーズ6作目。
江戸の風俗に裏付けされた、江戸情緒あふれる捕物である。不可不思議な謎の詰まった事件が、砂絵描きのセンセーを中心に、さまざまな乞食家業を行いながら、町を歩き回って情報を収集するなめくじ長屋のメンバーたちによって、理論的に解決されていく。
江戸に入ってくる海外製品「酒中花」や「ぎやまん燈籠」をタイトルとした短編では、江戸における海外の雰囲気を感じ取ることができるし、また一方で江戸時代の祭りや信仰をネタに使った事件もある。
不可不思議な謎が、きれいに解けていく「探偵小説」としての楽しさはもちろん、しっかりと描かれた江戸の雰囲気と、確立された長屋の面々の個性が、長く続くシリーズを飽きさせないものにしている。
かげろう砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:かげろう砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)より
4334715559

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