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新世界



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【この小説が収録されている参考書籍】
新世界
新世界 (角川文庫)

新世界の評価: 4.33/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

柳広司の本ではマシな方

史実を背景に架空の事件を挿入して筋書きを作るというトーキョー・ブリズンに似通った展開の話。
今回はマンハッタン計画を基にしてやっているが、歴史的事実の部分は面白いのでまあまあ読ませる。
全て架空の物語として構築するとこの作家の場合、文筆家として力量の無さが顕著に表れる為
ライトノベル級の酷さだったジョーカー・ゲームと比べればまだ救いがある。
小説は所詮虚構であるが読み手にそれを感じさせない技倆を持ち合わせない本は読んでいてシンドイ。
小松左京は部屋の中で百科事典を頼りに訪れた事の無い国を完全に描写してみせた。
船戸与一の小説からは諸外国、何処であろうとも現地に住んだ経験があるに違いないと思わせる程にその土地の臭いや温度まで伝って来る。
2氏と比べるのは酷かもしれないが・・・
新世界 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新世界 (角川文庫)より
4043829019
No.1:
(3pt)

いい意味で再構築の作品

40歳以上の本読みのかたなら、この分野の作品を何冊か読まれたでしょう。これは再構築の作品です。内容は他の小説や技術書から持ってきたものが大半を占めるのではないでしょうか。それを若い読者にも興味を抱かせるようわかりやすく、かつテンポ良くまとめあげています。ミステリーとしてはかなり脆弱です。
わたしは戦争中の原爆をあつかう小説は、娯楽作品としてでも十数年に一冊は出版されることを願う者です。わたしたちの国がそれを行わずにどの国が声を上げるのでしょう。
そんな意味で挑戦された作者に敬意を表します。
新世界 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:新世界 (角川文庫)より
4043829019

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