アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全512件 61〜80 4/26ページ
No.452
(5pt)

宵闇の優しさ

人は人生のある時期において、夜の優しさの中にしか生きられないことがある。
夜は全て受け入れてくれる。朝や昼のように人々を照らし出し、糾弾したりはしない。
そういう優しさが滲みに出ているような作品。主人公マリは、夜と夜の住人たちである高橋やカオル、コオロギなどの優しさに助けられながら、夜の街を駆け抜けていく。
夜は優しくもあるが、危険もはらむ。その闇に完全に同化してはならない。いずれ朝の世界に戻らなくてはならない。
マリは朝に辿り着く。夜がくれたものを抱きしめながら。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.451
(5pt)

宵闇の優しさ

人は人生のある時期において、夜の優しさの中にしか生きられないことがある。
夜は全て受け入れてくれる。朝や昼のように人々を照らし出し、糾弾したりはしない。
そういう優しさが滲みに出ているような作品。主人公マリは、夜と夜の住人たちである高橋やカオル、コオロギなどの優しさに助けられながら、夜の街を駆け抜けていく。
夜は優しくもあるが、危険もはらむ。その闇に完全に同化してはならない。いずれ朝の世界に戻らなくてはならない。
マリは朝に辿り着く。夜がくれたものを抱きしめながら。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.450
(5pt)

読み易い、村上春樹初心者・苦手な人にもお薦め

村上春樹の作品は非常に独特で

本を開いて作品の世界に入っている時はメタファーによる様々な意識の変化を楽しめる

しかし読み終わると大して何も残らない

印象的なシーンやフレーズがあるにはあるのだけど別段後味というほど残らない

村上作品はバラエティ豊かだけれども、孤独、孤立、断絶、無常といったテーマが根底にあると思う

が、幻想と日常が混ざり合いメタファーが散りばめられているので明確な掴み所がない

さて本作品はそういった村上作品の中でも特異な作品で

テーマがかなり明確であり、シンプルで読み易い

ステージの移動も少なく、時間の経過も限定的で

視点移動や人称の手法もかなり効果的に作用していて印象に残っている

そして章ごとに時間を表示することでよりわかりやすく物語の進展を助長している

とても良かったです
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.449
(4pt)

徹夜は出来ません

この本が出た当時に一度読んで、あまり好きではなかったのですが、
10年ぶりくらいに読み返し、そんなに悪くないと思いました。
渋谷あたりの深夜でしょうか。
若者だからこその物語。
徹夜はもう出来ません。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.448
(3pt)

お…おう…みたいな感じ(読み終わって)

まるでかつてNHKで放送していた「ドキュメントにっぽん」の村上版といった感じ。あの男性アナウンサー(多分わかると思うが)の声で「私たちは~」が脳内再生されていた。例によって何とな~く実験的に仕上げた小説なんだろう。あんまり深く考えずに、さっと流し読みした(細かい描写の部分より、会話の内容のほうが意味があると思う)
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.447
(5pt)

希望の訪れを告げる新しい小説世界

人は同じ屋根の下で暮らしていても、成長の過程でさまざまな個性を獲得していきます。
突出した個性を持つものは、時に抑圧を受けた感情の暴走に苦しむと言われています。

妹マリは姉エリの混乱に満ちた無意識の存在に気づき、そこから彼女を救い出そうと決意します。
本書は二人の個性が互いの欠落を埋め合い、理想の人格に向かって歩んでいく姿を描きます。

【無意識の暗闇】
エリはその美しさゆえに自己の内面を疎外し続けた結果、人生の深淵に呑み込まれていました。

「顔のない男は、かたちを隠された目で、帳の奥からエリを見守っている。」

私たちは架空のカメラによって、虚ろな心を持つ白川の世界に彼女が幽閉されている姿を目撃します。

【アルファヴィルの暴行事件】
深夜のラブホテル『アルファヴィル』で中国人娼婦に対する暴行事件が起きました。

「君のお姉さんはどこだかわからないけど、べつの『アルファヴィル』みたいなところにいて、
誰かから意味のない暴力を受けている。そして無言の悲鳴を上げ、見えない血を流している」

マリは被害者となった美しい少女に、エリのこれまで置かれてきた境遇を重ね合わせます。

【逃げるものと追うもの】
事件の犯行におよんだ白川は、何食わぬ顔で空白の時間を過ごしています。

「逃げきれない。どこまで逃げてもね、わたしたちはあんたをつかまえる」

復讐のメッセージは、事件と関わりのない高橋に、そして私たち読者に向けられました。
加害者と同じ場所に立っているのだという想像力が、そのような自責の念を生み出します。

【朝の新しい光の中で】
マリは闇の時間をくぐり抜け、そこで出会った人々の言葉から数々の真実を受け取りました。

「私が幼稚園のときに、エリと二人で、うちのマンンションエレベーターの中に閉じ込められたことがあるの」
「エリは真っ暗な中で、私を抱きしめていてくれた」

過去の記憶が呼び起こされ、マリは人生に立ちふさがる不安から逃げないことを心に誓います。
再び姉妹の絆を取り戻すために、古き時間を壊して前に進むために、エリをしっかりと抱きしめます。

私たちの日々の暮らしの中で、何気ない記憶が唐突によみがえることがあります。
それは心の奥底に潜む機能が、私たちの意志とは無関係に古い認識を更新し、新しい個性を生み出そうとしている過程なのかもしれません。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.446
(5pt)

なんと言えない

正直、ページがなくなるにつれ、終わってほしくない気持ちが強くなりました。もっとこの人たちに会っていたい。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.445
(1pt)

崖から雪崩落ちたような超劣化作

村上春樹大劣化は、まさしくこの一本から始まった、大、、いや超劣化作。これ、、本当に村上春樹が書いたの??、とは僕も思ったし、やっぱり大勢の人が思っていた。それにもまして驚いたのは、インタビュー記事か、エッセイか忘れたが「奥さんは、今までの作品で一番だ、と言っているんですよ、」と語り本人もたいして異論の無さそうだったこと。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.444
(5pt)

読み易い、村上春樹初心者・苦手な人にもお薦め

村上春樹の作品は非常に独特で

本を開いて作品の世界に入っている時はメタファーによる様々な意識の変化を楽しめる

しかし読み終わると大して何も残らない

印象的なシーンやフレーズがあるにはあるのだけど別段後味というほど残らない

村上作品はバラエティ豊かだけれども、孤独、孤立、断絶、無常といったテーマが根底にあると思う

が、幻想と日常が混ざり合いメタファーが散りばめられているので明確な掴み所がない

さて本作品はそういった村上作品の中でも特異な作品で

テーマがかなり明確であり、シンプルで読み易い

ステージの移動も少なく、時間の経過も限定的で

視点移動や人称の手法もかなり効果的に作用していて印象に残っている

そして章ごとに時間を表示することでよりわかりやすく物語の進展を助長している

とても良かったです
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.443
(4pt)

徹夜は出来ません

この本が出た当時に一度読んで、あまり好きではなかったのですが、
10年ぶりくらいに読み返し、そんなに悪くないと思いました。
渋谷あたりの深夜でしょうか。
若者だからこその物語。
徹夜はもう出来ません。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.442
(3pt)

お…おう…みたいな感じ(読み終わって)

まるでかつてNHKで放送していた「ドキュメントにっぽん」の村上版といった感じ。あの男性アナウンサー(多分わかると思うが)の声で「私たちは~」が脳内再生されていた。例によって何とな~く実験的に仕上げた小説なんだろう。あんまり深く考えずに、さっと流し読みした(細かい描写の部分より、会話の内容のほうが意味があると思う)
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.441
(5pt)

希望の訪れを告げる新しい小説世界

人は同じ屋根の下で暮らしていても、成長の過程でさまざまな個性を獲得していきます。
突出した個性を持つものは、時に抑圧を受けた感情の暴走に苦しむと言われています。

妹マリは姉エリの混乱に満ちた無意識の存在に気づき、そこから彼女を救い出そうと決意します。
本書は二人の個性が互いの欠落を埋め合い、理想の人格に向かって歩んでいく姿を描きます。

【無意識の暗闇】
エリはその美しさゆえに自己の内面を疎外し続けた結果、人生の深淵に呑み込まれていました。

「顔のない男は、かたちを隠された目で、帳の奥からエリを見守っている。」

私たちは架空のカメラによって、虚ろな心を持つ白川の世界に彼女が幽閉されている姿を目撃します。

【アルファヴィルの暴行事件】
深夜のラブホテル『アルファヴィル』で中国人娼婦に対する暴行事件が起きました。

「君のお姉さんはどこだかわからないけど、べつの『アルファヴィル』みたいなところにいて、
誰かから意味のない暴力を受けている。そして無言の悲鳴を上げ、見えない血を流している」

マリは被害者となった美しい少女に、エリのこれまで置かれてきた境遇を重ね合わせます。

【逃げるものと追うもの】
事件の犯行におよんだ白川は、何食わぬ顔で空白の時間を過ごしています。

「逃げきれない。どこまで逃げてもね、わたしたちはあんたをつかまえる」

復讐のメッセージは、事件と関わりのない高橋に、そして私たち読者に向けられました。
加害者と同じ場所に立っているのだという想像力が、そのような自責の念を生み出します。

【朝の新しい光の中で】
マリは闇の時間をくぐり抜け、そこで出会った人々の言葉から数々の真実を受け取りました。

「私が幼稚園のときに、エリと二人で、うちのマンンションエレベーターの中に閉じ込められたことがあるの」
「エリは真っ暗な中で、私を抱きしめていてくれた」

過去の記憶が呼び起こされ、マリは人生に立ちふさがる不安から逃げないことを心に誓います。
再び姉妹の絆を取り戻すために、古き時間を壊して前に進むために、エリをしっかりと抱きしめます。

私たちの日々の暮らしの中で、何気ない記憶が唐突によみがえることがあります。
それは心の奥底に潜む機能が、私たちの意志とは無関係に古い認識を更新し、新しい個性を生み出そうとしている過程なのかもしれません。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.440
(5pt)

なんと言えない

正直、ページがなくなるにつれ、終わってほしくない気持ちが強くなりました。もっとこの人たちに会っていたい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.439
(5pt)

村上ワールド

真夜中の都会が舞台で、いくつかの事件が起こります。文章は平易ですぐに読めてしまうと思います。姉の眠りなど、よく分からないものが出て来るのはいつものことです。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.438
(5pt)

これ好き

視点が面白い。鳥瞰するカメラなのだ。
そして語られる人称は「I」でも「you」でもなく「私たち」。
単に第三者ではなく、自分をも含めた「私たち」が、
同時多発的に登場人物たちをとらえ、必要ならズームする
こともできる。が、介入することはできない。
単なる視線に徹する。
新しい手法で面白い。

ラスト近くにマリとコオロギが語り合う場面が、興味深い。
なんだか大事なことをたくさん語っている気がする。

それにしても村上さんの文章のうまさは舌を巻く。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.437
(1pt)

理解が出来ない

村上主義者どっぷりの頃に読んだのですが、唯一理解が出来なかった作品です。
面白いかどうかと問われると、面白く無い。
その本は、ある日水没してしまいました。
他の本でしたら直ぐにでも買い直すのですが、そのまま処分したくらいです…。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.436
(1pt)

崖から雪崩落ちたような超劣化作

村上春樹大劣化は、まさしくこの一本から始まった、大、、いや超劣化作。これ、、本当に村上春樹が書いたの??、とは僕も思ったし、やっぱり大勢の人が思っていた。それにもまして驚いたのは、インタビュー記事か、エッセイか忘れたが「奥さんは、今までの作品で一番だ、と言っているんですよ、」と語り本人もたいして異論の無さそうだったこと。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.435
(1pt)

つまらない

言葉多くて、内容が無い、結論が無い、感動が無い、考えるようなところが無い。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.434
(4pt)

夜の世界を生きる意味

本作品は、題名こそ「アフターダーク=闇の後」となっていますが、実際に描かれるのは、東京のある一日のうち、深夜から朝までの約7時間の闇の時間帯です。

この深夜の時間帯に、マリと高橋という男女二人が再会し、心を通わせ始めます。
また、ラブホテルの一室で、コールガールの中国人女性が、客に殴打され、衣服を奪われるという事件が起きます。
この事件の犯人、白川という人物は、なぜそんな事件を起こしたのか分からず、大きな謎です。

そして、一番の謎といえば、マリの姉、エリでしょう。
彼女は、数ヶ月の間、ほとんど眠ったままなのです。
読者は、神の視点で、エリの部屋の様子を描写するというシーンが、物語の所々に挟み込まれているのに、不思議な印象を持つこととなるでしょう。

人間は、昼間活動し、悩みや苦しみを乗り越えて生活していきます。
それに対して、本作品で描かれる闇の時間帯に、人間は眠り、休息を取ります。
昼間のような悩みや苦しみからは、一旦解放されるのです。

しかし、夜が明ければ、また、新しい「生活」という営みが待っていて、どんな苦難があるか分かりません。

こうしてみると、人間は、昼と夜という二つの世界を生きているとも言えるのではないでしょうか。
でも、マリや高橋、白川のように、夜活動する人間もいるし、昼間も眠っているエリにしてみれば、夜の眠りは、果たして休息と呼べるのか…。

本作品では、人間が住む二つの世界のうち、夜の世界で起きたことを描くことで、人間は、昼の世界だけを生きているのではない、夜の世界も含めて、その人の人生というものが形づけられているのだ、ということを強調したかったのではないかと感じています。

マリとエリの姉妹や高橋、それに白川。
彼らに今後どんな人生が待ち受けているのか、とても興味の沸いてくる物語。
深い余韻が印象的な作品でした。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.433
(3pt)

「村上春樹の文法」が駆使された作品だと思うが、それで?

視点を変えて、因果関係のある登場人物を個別に描写した一晩のスケッチ。
 唐突な出会い、何気ない話題に織り込むマニアックな知識やエピソード、風変わりな比喩、それらを駆使した饒舌な発言、それに呼応してくれる相手との会話・・・。
 私が感じる「村上春樹の文法」が駆使された作品だと思う。ただ、人間関係と一緒に拡散したストーリー、各方面に枝を伸ばした結果、「それで?」という状態で消化不良になってしまう気がした。「まだ続きがあるだろう?」と思わずにはいられない。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366