アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全287件 1〜20 1/15ページ
No.287
(5pt)

人知れず静かな世界に浸りたい人へ

物語というより、記録に近い作品。
真夜中から明け方までに起きた出来事を、正確に淡々とつづっている。
知らないうちにリンクしていた登場人物たち、知らないうちに起きている不可思議な出来事、これらは私たちと同じ、私たちが気がついていないだけで、自分もまたふとしたときに誰かの人生と一瞬だけ点と線で結ばれて、また知らないうちに離れていっているのかもしれない。
そんな奇妙なリアリティと不思議な安堵感、心地よい静けさが好きです。
カオルさんとマリが行ったお店の雰囲気が特に好きで、初老のバーテンダーが口にした「真夜中には真夜中の時間の流れ方がある」という言葉がしんみりと沁み込んできます。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.286
(5pt)

視点

ファンタジーが苦手なので村上春樹の世界を享受する機会に乏しいのですが、本作品はフィクションがSF的・実験的に描かれており、素晴らしい体験でした。登場人物と読者の視点をずらすことで、描かれる出来事の隠された側面に鋭く迫ります(読者の想像力も一気に飛躍します)。もっとこのような作品に触れたい。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.285
(5pt)

日常とファンタジーのギャップ

デニーズ、出てくるのは私たちの日常茶飯事。そこからグローバル的にストーリー展開されるのは流石ですねw
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.284
(5pt)

人知れず静かな世界に浸りたい人へ

物語というより、記録に近い作品。
真夜中から明け方までに起きた出来事を、正確に淡々とつづっている。
知らないうちにリンクしていた登場人物たち、知らないうちに起きている不可思議な出来事、これらは私たちと同じ、私たちが気がついていないだけで、自分もまたふとしたときに誰かの人生と一瞬だけ点と線で結ばれて、また知らないうちに離れていっているのかもしれない。
そんな奇妙なリアリティと不思議な安堵感、心地よい静けさが好きです。
カオルさんとマリが行ったお店の雰囲気が特に好きで、初老のバーテンダーが口にした「真夜中には真夜中の時間の流れ方がある」という言葉がしんみりと沁み込んできます。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.283
(5pt)

視点

ファンタジーが苦手なので村上春樹の世界を享受する機会に乏しいのですが、本作品はフィクションがSF的・実験的に描かれており、素晴らしい体験でした。登場人物と読者の視点をずらすことで、描かれる出来事の隠された側面に鋭く迫ります(読者の想像力も一気に飛躍します)。もっとこのような作品に触れたい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.282
(5pt)

日常とファンタジーのギャップ

デニーズ、出てくるのは私たちの日常茶飯事。そこからグローバル的にストーリー展開されるのは流石ですねw
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.281
(4pt)

違った感じがした それが良かった

単行本で読んで以来だから 20年振りくらいだろうか ストーリーに記憶があった
深夜の7,8時間の物語 妙なリアリティーを持ちながら読んだ
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.280
(4pt)

違った感じがした それが良かった

単行本で読んで以来だから 20年振りくらいだろうか ストーリーに記憶があった
深夜の7,8時間の物語 妙なリアリティーを持ちながら読んだ
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.279
(4pt)

傑作短編「午後の最後の芝生」のような、女性の男っぽい話し方に心惹かれる。

この作品は、たった一晩の出来事を書いているが、奥が深くてわかりにくいというか、わざと作者が書いていない部分があるような感じで、読後感はスッキリしない。

自分は、ラブホのマネージャーのおばさんの男っぽい話し方にかなり惹かれた。これは同じ作者の傑作短編「午後の最後の芝生」に登場した芝刈りを依頼した婦人と同じ話し方で、自分は大好きです。さすが村上春樹です。

余談ですが、自分は村上春樹の作品を読んでいると、なぜか、自分とシンクロすることがたびたびあるのですが、今回もそうでした。
作中「お化けみたいな人ですね」「お化けがでる時間帯だからね」というような会話がありましたが、ここの部分を読む前日の夜、夜中に玄関ドアをカンカンと軽く叩く音が聞こえて「開けてくれ」と囁く男性の高い声が何度も聞こえたので(変なので、開けません。普通はインタフォンを押すはず)。
その翌日、前述の部分を読んで、「なるほど、あれはお化けだったのかな」とふと思いました。
こういうシンクロは困りますが、村上春樹のせいではないのでしょう、多分・・・。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.278
(4pt)

傑作短編「午後の最後の芝生」のような、女性の男っぽい話し方に心惹かれる。

この作品は、たった一晩の出来事を書いているが、奥が深くてわかりにくいというか、わざと作者が書いていない部分があるような感じで、読後感はスッキリしない。

自分は、ラブホのマネージャーのおばさんの男っぽい話し方にかなり惹かれた。これは同じ作者の傑作短編「午後の最後の芝生」に登場した芝刈りを依頼した婦人と同じ話し方で、自分は大好きです。さすが村上春樹です。

余談ですが、自分は村上春樹の作品を読んでいると、なぜか、自分とシンクロすることがたびたびあるのですが、今回もそうでした。
作中「お化けみたいな人ですね」「お化けがでる時間帯だからね」というような会話がありましたが、ここの部分を読む前日の夜、夜中に玄関ドアをカンカンと軽く叩く音が聞こえて「開けてくれ」と囁く男性の高い声が何度も聞こえたので(変なので、開けません。普通はインタフォンを押すはず)。
その翌日、前述の部分を読んで、「なるほど、あれはお化けだったのかな」とふと思いました。
こういうシンクロは困りますが、村上春樹のせいではないのでしょう、多分・・・。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.277
(5pt)

何かがじわじわと浸み込んできた。

習作、というのではないけれど、いろいろ書き方・進め方を試してみたり、これまでのやり方を再構築したり、そんな印象を受けた。
ベテラン投手がさらに新球を会得したような感じ。

面白かった、感動した、ということはなかったのだが、何かがじわじわと浸み込んできた。

登場人物の一人、高橋が言う。
「二つの世界を隔てる壁なんてものは、実際には存在しないかもしれないぞって。」
「僕ら自身の中にあっち側がすでにこっそりと忍び込んできているのに、そのことに気づいていないだけなのかもしれない。」
もしかすると、繋がりなんて実際には存在しない、ぷっつり切れているのに気づいていない、そんなこともあるかもしれない、などと思う。

二元論で切り分けて相手に肉体的/精神的暴力を加えるというのも恐ろしいが、何かが滲んできて、ふと気づくと終わりの見えない不安やいつ暴発するかわからない狂気に包まれている、というのはもっと恐ろしい。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.276
(5pt)

何かがじわじわと浸み込んできた。

習作、というのではないけれど、いろいろ書き方・進め方を試してみたり、これまでのやり方を再構築したり、そんな印象を受けた。
ベテラン投手がさらに新球を会得したような感じ。

面白かった、感動した、ということはなかったのだが、何かがじわじわと浸み込んできた。

登場人物の一人、高橋が言う。
「二つの世界を隔てる壁なんてものは、実際には存在しないかもしれないぞって。」
「僕ら自身の中にあっち側がすでにこっそりと忍び込んできているのに、そのことに気づいていないだけなのかもしれない。」
もしかすると、繋がりなんて実際には存在しない、ぷっつり切れているのに気づいていない、そんなこともあるかもしれない、などと思う。

二元論で切り分けて相手に肉体的/精神的暴力を加えるというのも恐ろしいが、何かが滲んできて、ふと気づくと終わりの見えない不安やいつ暴発するかわからない狂気に包まれている、というのはもっと恐ろしい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.275
(5pt)

リアルと夢が交錯するような物語

すごくリアルなのに夢のような不思議な感覚も混じってくるお話。
 一晩の出来事で、時間ごと、視点違いで小さなまとまりが交互に展開されていくのでテンポ良く読める。
 会話が読んでいていいなと思う。自分も言葉を発するときにこんな風にできたらなと思うところがある。
 内容はあえて考察しないけれど、読後感がとてもいいし、村上春樹の世界を楽しめる作品だと思う。そんなに長くないので気分転換におすすめ。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.274
(5pt)

リアルと夢が交錯するような物語

すごくリアルなのに夢のような不思議な感覚も混じってくるお話。
 一晩の出来事で、時間ごと、視点違いで小さなまとまりが交互に展開されていくのでテンポ良く読める。
 会話が読んでいていいなと思う。自分も言葉を発するときにこんな風にできたらなと思うところがある。
 内容はあえて考察しないけれど、読後感がとてもいいし、村上春樹の世界を楽しめる作品だと思う。そんなに長くないので気分転換におすすめ。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.273
(5pt)

登場人物はどのように関連しているのか、あるいはしていないのか、漠然としているところがよい

何本かの線が走り、それらの線は交差しているのか、交差していないのか判然としない。しかしその判然としない点がとても良い。
読んでいて、視点の移動が独特だと感じた。最初は鳥の目から見た風景から始まり、徐々に下界に降りていく。この第三者視点が最後まで続くが、時折再び上からの視点になる。村上春樹の小説は「僕」からの視点が多い印象だが、その意味でこの作品での視点の使い方は新鮮に感じられる。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.272
(5pt)

登場人物はどのように関連しているのか、あるいはしていないのか、漠然としているところがよい

何本かの線が走り、それらの線は交差しているのか、交差していないのか判然としない。しかしその判然としない点がとても良い。
読んでいて、視点の移動が独特だと感じた。最初は鳥の目から見た風景から始まり、徐々に下界に降りていく。この第三者視点が最後まで続くが、時折再び上からの視点になる。村上春樹の小説は「僕」からの視点が多い印象だが、その意味でこの作品での視点の使い方は新鮮に感じられる。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.271
(5pt)

村上春樹らしく、らしくない作品。

都会の深夜を住処とする人たちの一夜物語。結局作者が何を伝えたかったのか分からない。自分の解釈では「どんな出会いにも意味があり意味の無い出会いなど無い。」ということを伝えたかったのではないかと思ってる。伏線の回収がされないまま終わってしまった等のレビューが多々見受けられるが、自分はリアリティがあって続きの気になる作品だと思った。普通に星5。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X
No.270
(5pt)

村上春樹らしく、らしくない作品。

都会の深夜を住処とする人たちの一夜物語。結局作者が何を伝えたかったのか分からない。自分の解釈では「どんな出会いにも意味があり意味の無い出会いなど無い。」ということを伝えたかったのではないかと思ってる。伏線の回収がされないまま終わってしまった等のレビューが多々見受けられるが、自分はリアリティがあって続きの気になる作品だと思った。普通に星5。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.269
(5pt)

定期的に読みたくなる

村上春樹の作品でこの「アフターダーク」が好きという人は少ないかもしれません。何か特別な物語性があるわけでもなく、私自身も10年ほど前に初めて読んだ時は正直なんだか良く分かりませんでした。
ただ不思議なことに、何年か経ってふとした瞬間にこの作品のことを思い出すようになりました。
なぜかは分かりません。ただこの作品のそれぞれのシーンが、自分の身近な出来事として印象付けられていたということなのかも知れません。
そんなわけで、特別のお気に入り、というわけではないのですが、なんだか気になってしまう、そんな存在です。
ふとした瞬間に手に取って、1日2日で勢いよく読み切ってしまう、ということをかれこれ5回ほど繰り返しました。少しずつ読むには適さない作品です。ホントは真夜中にデニーズで読みたいなぁ。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.268
(5pt)

定期的に読みたくなる

村上春樹の作品でこの「アフターダーク」が好きという人は少ないかもしれません。何か特別な物語性があるわけでもなく、私自身も10年ほど前に初めて読んだ時は正直なんだか良く分かりませんでした。
ただ不思議なことに、何年か経ってふとした瞬間にこの作品のことを思い出すようになりました。
なぜかは分かりません。ただこの作品のそれぞれのシーンが、自分の身近な出来事として印象付けられていたということなのかも知れません。
そんなわけで、特別のお気に入り、というわけではないのですが、なんだか気になってしまう、そんな存在です。
ふとした瞬間に手に取って、1日2日で勢いよく読み切ってしまう、ということをかれこれ5回ほど繰り返しました。少しずつ読むには適さない作品です。ホントは真夜中にデニーズで読みたいなぁ。
アフターダーク (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: アフターダーク (講談社文庫)より
406275519X