アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全512件 241〜260 13/26ページ
No.272
(4pt)

村上春樹としては、標準的な作品

 村上春樹としては、標準的な作品じゃないですか?  なんか、無理に今風に背伸びしてるのかよって、感もありますけど、やっぱり、村上さんの文章はいいですよね。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.271
(4pt)

さすが!!

うまいなぁ、の一言です。私たちの世界とは違うところに存在する何かによって語られ話が進みます。その不思議で捕らえがたいものの不気味さが、場面をリアルに想像できるストーリーと合っています。いるかわからないけど、いるだろう何かの存在と、それに気付かずそれぞれを生きる登場人物達のつくるながれにすっかり引き込まれてしまいました。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.270
(5pt)

ソフトウェアとしてのアフターダーク

アフターダークについては否定的な意見が多いようですが、私は割りと肯定的な立場でいます。海辺のカフカに続いて出されたのも私には良かった。ただアフターダークを読み進むごとに苦しくなったことを覚えています。割愛しますが、それは私の個人的な経験が絡んでいるのかもしれません。だから、あの小説は簡単に言ってしまうと読み手次第なのではないのでしょうか。村上春樹氏はあくまでソフトを作って、それを読むということで利用するのは読者の勝手です。とにかく私にとっては素晴らしい一冊です。一読者として満足できたから、私にとっては素晴らしい小説なのです。シンプルにそれだけ。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.269
(2pt)

降りてきた村上春樹

 村上春樹の作品にしてはえらくほっそりとした感がある。俯瞰的に見るという意味ではわかるような気もするが、映画には映画の特徴が、小説には小説の利点があるはずである。ロブ・グリエも嘗て視線で見続ける者を描くということをやってみせたが、アフターダークにはあまり新しさを感じない。                                                         作者が敢えてその全てを現在進行形で書いたことの意義はわかるが、私の感性からは遠く離れつつある。何も解決されず、日常という一枠の中で私たちも置き去りにされる。現在進行形なのでこの作品の中においては問題が終わることはない。謎が解き明かされることもない。嘗てのような鋭角に突き放しつつ、その一方で同化をはかってきた村上春樹の姿はない。その試みは評価しますが、それが+かーかはここでは論じないでおきます。緩やかにつつみ込む彼女たちの姿はどこかもの悲しい。であるならば、なおさら救済だけではすまないはず。                                         倫理的な作家であった村上春樹がさっと降りてきたが、込み入る境地はない。降りてきた村上春樹はもう少し自分の足で探す必要があるように思える。なだれゆく時の中で模索してゆくのであれば自分の足で探す以外にはない。私の中で村上春樹は比較的好きな作家の部類に入るが、現実に追いやられ、そこで悩みゆく氏の姿が仄かに垣間見えるようだ。一時代を築いた村上春樹は少し後退した印象を受けた。                                        長くなってすみません。忙しすぎて読む暇がなかったので今頃読むはめになりました。感想遅くなってすみません。ちなみに「グランド・フィナーレ」すらまだ読めていません。けど、ここ数日は読書三昧なるやもしれません。マイナーなものも、ビッグなものも区別なく。                                     最後に「アフターダーク」をこのお眼鏡がどう見たかお知らせします。このお眼鏡が少し曇ってきました。村上春樹氏へ、この眼鏡をシンチョウできることを期待します。   
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.268
(1pt)

あまりお勧めできません

村上春樹さんの小説が好きでほとんど本棚に並んでいます。しかし、この小説は正直言ってあまり面白くありませんでした。楽しみにしていたのでちょっと残念です。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.267
(5pt)

Get rid of bias, and feel metaphor!

この作品において注目する点は二つ。第一にバイアスを取り除いて捉える目。これはあくまでもメタファーをクリアに使うための前提である。いわゆる神の目。第二にメタファーが境界を越えて、複合的な世界を作り、経験するための道具になっているということ。この物語は「ユリシーズ」に似て、一夜というかなり短い時間幅で進行している。しかしこの一夜の世界はメタファーによって高次元の他の世界をも説明できるだけでなく、様々な世界との複雑な関わりをも説明できる。彼はメタファーを異次元への乗り物として考えているのではないか。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.266
(2pt)

これは、小説ではなくて、映画の台本でしょ。

 デビュウ作からのファンのにとっては、たぶん全然面白くないでしょう。最近、春樹の小説は、彼の虚無感というか、実存神経症の軽快とともに「救い」のあるものに変わってきている。 この作品は、明らかに現代の若者10代後半から20代前半を対象に書かれていると思う。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.265
(3pt)

私は馬鹿なのでしょう。

この物語は何?これからどうなるの?3部作のはじまり?全くもって、著者の真意を理解できない私はたぶん、馬鹿です。アンニュイな気分だけは感じましたが。特に、私自身は再生することもなく・・・。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.264
(3pt)

私好み♪

考え方、生活のパターン、性格、性別・・。それぞれ異なる人々が、同じ時間の中にいる。どこかでつながっているようでもあるけれど、それに気づくことなく生きている。そういう人たちを、密やかに見つめる目がどこかにある。それは人間ではない。人間の想像をはるかに超えた、超自然的なものではないだろうか。人々の真の目覚めとは?おのれの心の内側をのぞき見れば、答えは見つかるのだろうか?難解な作品だけれど、私好みの作品だった。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.263
(3pt)

「アフターダーク」を媒体にしての我々のコミットメント

誰かが「風の歌を聴け」から「風の歌を聴く」に変わった、と書いていたのを読んだが、その通りだと思う。1月17日、朝日新聞で村上春樹が「地震の後で」と言う文章を一面割いて載せていたがそれを読んだ時、この作品が胸の奥に落ちた気がした。声なき声で、エリは叫ぶが、誰にも聞こえない。当初、他人事である「視点」は、いつしか他人事ではなく、エリに深くコミットメントしている。エリを救ってやれるのは、マリなのだ。コミットメントの極端に失われてしまったこの時代だが、深い「井戸掘り」作業のその向こうで我々は繋がることが可能なのだ。最後に、エリとマリは深くコミットメントできる。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.262
(4pt)

まるで映画をみているようでした。

村上春樹さんの作品を読むだびに難解な表現や、象徴的な言葉が出てくるのが常で時々「う~む」と考えさせられることもありましたが、この作品は意外といってはなんですが、音楽を聴くように滞りなく流れていく作品でした。読みながら、主人公のマリを宮崎あおい、その姉エリを楠城華子、そして高橋をオダギリジョーとして映像化して読み進めていました。まるで映画を見ているようで仕事帰りの読書時間が楽しかったです。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.261
(4pt)

人それぞれの人生がある事実を確認できる。

私は電車に乗るたびに、様々な人を観察して、1人ひとりの乗客にはそれぞれの人生があり、それぞれの家族や友人があり、そして、様々な人生を生きているのだという不思議な感覚に襲われることがあります。アフターダークを読み終わった時、世の中にはやはりいろんな人がいて、いろんなところで交わったり、離れたりして生きているんだといううまく説明がつかない確信を得ることができたような気分になりました。春樹さんはいつものように、こちらの世界とあちらの世界で私を楽しませてくれましたが、今回の作品はこれまでの典型を少しはみ出した感があり、その点が嬉しくもあり、困惑した原因でもあるという、これまた曖昧な後味を残して下さいました。いずれにせよ、春樹さんの「二つの世界」が好きな私にとっては楽しめた作品であったことは言うまでありません。もう一度読むと、また違った印象を受けるはずなので、2度目も存分に楽しみたいと思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.260
(3pt)

作中の経過時間より短い時間で読める

第三者視点ということでくどさがなく大分ストイック。若年層には多分春樹作品で一番読みやすいし読んでる間は面白いと思う。けど毒にも薬にもならないです。飴玉かガムのよう。ここにきてこんな当たり障りのない作品を出すよりもっと時勢を反映した危険なテーマに挑んでほしい。主役のひとりの高橋は氏の男性キャラには珍しく主体的で好感を持ちました。内容うんぬんより、マンネリになっていた方法論の転機という意味で次作に期待できます。元に戻らないといいな。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.259
(4pt)

なにごともなかったかのように

一つのシステムの全体とは、複数の細部の連なりである。この単純な命題を、小説において、あるいは、小説として示すのは案外難しい。本作は精緻な文体で細部を描くことによって、都市という一つのシステムの全体のありようを巧妙に暗示することに成功した佳作であると言えよう。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.258
(1pt)

えっ!

読了したあと、思わず「えっ!」と漏らしてしまいました。正直、その内容のなさに失望しました。前作「海辺のカフカ」の精緻さはどこへやら……(偉そうにすみません、ただあまりのショックだったもので)次回作に期待するしかなさそうです。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.257
(4pt)

都会の夜

今まで読んできた村上作品は、どれも動きが激しくかなりあっちへ行ったりこっちへ行ったりするものがほとんどだった。本書は都会のある場所での話し。決まった場所しか出てこない。ファミレス、オフィスの一室、ラブホテル、ビルの地下室、ある家の居間、深夜の公園。この範囲での動きしかない。午前0時ごろから始まり午前7時ごろで終わるまで、ある視点から人々を観察する。映画のシナリオのように書かれた文章は、カメラがあっちへこっちへ動くとともに私たちを違うシーンに連れて行ってくれるかのようだ。 【私たちは店内をひととおり見まわしたあとで、窓際の席に座った一  人の女の子に目をとめる。どうして彼女なのだろう?P5,l11~】  【私たちはひとつの視点となって、彼女の姿を見ている。あるいは窃  視しているというべきかも知れない。始点は宙に浮かんだカメラと  なって、部屋の中を自在に移動することができる。P35、l4~】というように、ある視点から見ているので、読み手である私たちは感情移入するというよりは、ある視点と同じように介入せずに観察するように読む。刺激が少なく、ぼんやりとした濃いような薄いような都会の真夜中。刺激のない話しではないんだけれど、あまりリアルではなく、深夜の都会の話なのに生々しさがない。ある意味、なんでもない話なんだけれども、出てくる登場人物はみんな意味深で、すべてを見せずに話は終わる。謎は謎のまま。とても好きな一冊だった。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.256
(4pt)

マトリックスのような・・・

私は村上春樹の作品が非常に好きで、高校時代から読み続けているのだが、今回のこのアフターダークという作品は少し違った雰囲気を感じた。今までの彼の書き方はやや抽象的な面も多かったのだが、これは風景描写が非常にこと細かく書かれている。そしてもうひとつ新たな特徴として時刻の表示であろう。映画『マトリックス』と『24』の両方の特徴を少しずつかいつまんでいるような感じとも取れた。話の内容としては、ねじまき鳥クロニクルのような暴力的な部分がほんのわずかに出てくるぐらいで、全体的には爽やかで、読み終えたときには前向きな気分になれた。いきなり「ねじまき鳥クロニクル」や「ハードボイルドワンダーランド」などの長編は読みにくいという人には、村上春樹の入門編として読みやすいと思う。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.255
(5pt)

文学界4月号は要チェック!

村上春樹さんの約20ページのロングインタビューが文学界4月号に載っています。アフターダークに関する話が多いです。この本を気に入った方は必読でしょう。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.254
(4pt)

謎は謎のままで

良くも悪くも、これまでの村上春樹さんの作品とはちょっと違う印象を持ちました。文体によるのでしょうが、これまでの作品が一人称によって描かれ、そのため読者もその物語を直に体験しているように感じられるのに対し、この作品では物語に間を置いて眺めている様に感じられました。しかし物語そのものの質は高く、間を置いて眺めているにもかかわらず、その物語に強くひきこまれているような、不思議な感覚でした。この作品では多くの出来事が謎に包まれています。これは何なんだ? 象徴なのか? 現実なのか? そういう不思議な出来事が、結局解明されないままに物語は幕をひきます。でもそれで良いのだと思わせる説得力があります。色々なことが不思議だったし、何も解決していないけれど、でも希望はあるし人生は続いていくのだ、と思いました。個人的には、春樹さんの小説の中ではかなり好き、という方ではなかったのですが、それでも余韻が随分長いこと自分の中にとどまっていたような気がします。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.253
(4pt)

近くに来た村上春樹

風の歌を聴けから読んでいますが、何度も読み返しているのは世界の終わりとハードボイルドワンダーランド。今回のAFは自分のすぐ隣・自身の中に起きている/起きることだと思え、ずいぶんと私自身に近づいてきたなと思いました。反面、遠くで起きている出来事に憧れて読む私も居るので、今回それは遠ざけられた気がします。いずれにせよ、もう一度読み返すと思います。もう少し暑くなったらですが。 乱文申し訳ありません。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366