アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全512件 381〜400 20/26ページ
No.132
(1pt)

いやいや…

皆さん。ひょっとして、今作品には講談社の新手戦略として(下)あるいは(中・下)が隠されているのはないでしょうか。なぜならば、この作品を見る限り未だに、たぶん渋谷(ファミレス、ラブホテル、公園、コンビニ)と井の頭線沿線(エリ&マリの実家)と江古田(白川宅)しか、例の「カメラ」は移動していません。ジェイズ・バーから始まり、北海道、ノルウェー、ハワイ、湘南、ギリシャ、モンゴル、モノンハン、ロシア、四国etcへと連れて行ってくれた羊博士の生みの親がここで終わる小説を書くとは思えません。当然、マリも高橋も中国に行かなければならないし、白川は「皮剥ぎ」以上の宿命を負うべきでしょう。現代日本を代表すると言っても過言ではない小説家の新作に期待する、老若男女の読者に対して講談社どう対応するのか。お手並み拝見。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.131
(3pt)

奇妙な世界

夜は明けるし、希望はある。おしゃれな会話のやりとりは期待を裏切らない。けれど何だか物足りない。俯瞰的なナレーションより、一人称で語られる「僕」の物語が読みたかった。ところで、白川をジョジョのキラヨシカゲをイメージして読んだのは僕だけだろうか。荒木ヒロヒコは絶対ムラカミハルキファンだと思う。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.130
(4pt)

さらっと読めた

読む前はかなり気合いを入れて、(いままでの村上さんのイメージが頭の中にかなり強く残っていたから)緊張して読み始めました 時間と共に進んでいく物語・・・そこにひとり、またひとり、と絡まりながら、断片的ではあるけれど、細い糸を繋いだように話が流れていく印象を持ちました ところどころに音楽が効果的に表れ、朝の訪れと共に終わりを告げる・・・登場人物もそれぞれに個性的で人物像の違いがはっきりとうかがえました さらりとした、液体のように私の中を通って行った一冊でした この次は長編が読みたいです
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.129
(3pt)

中途半端な発売タイミングだな~

どう考えても、これから始まる物語のプロローグにしか過ぎない。物語の全体構成を示してから、この作品の位置づけを示したらどうだろうか?少なくとも、あと2冊は続編が期待できるが、全部書き下ろしてから発売したらどうか?まさか、生活に困っている訳でもあるまいに。。。また、主人公役は読者自身であるとでも言いたいのだろうか?それは著者の驕りではないか。いかにも村上春樹の作品に登場しそうな浅井エリがどうなっていくかが読者の期待である。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.128
(3pt)

迎合…狭小…錯誤…

満を持して放たれた村上春樹の最新作。干渉せず、他者との関わりを拒絶する大都会の、とある一夜の出来事。だが、村上春樹が描くと、なぜかやさしく、そしておだやかなものに変質してしまう。それが、村上春樹の持つ強みでもあり、同時に弱みでもある。暴力を描いても、都市の持つダークサイドを描いても、なぜか「ほんわか」してしまうのだ。新宿(だとボクは思うんだけど)の裏舞台を描かせたら、馳星周にはかなわないんではないか、と言ったら、村上シンパに起こられそうだけど、こういった舞台での村上春樹作品に、あまり魅力を感じない。とは言え、こういう辛口な採点は、ボクの村上春樹に対する期待の大きさゆえ。他を圧倒する筆力は健在。あまり読書家でない人は、ぜひ一読を。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.127
(1pt)

がっかり

長年の村上春樹ファンとしては、やはり本作品を読んだ後、失望したというのが正直な感想。もしかしたら著者はなにか新しい方向性を求めているのかもしれないが本作品は見事に失敗している。ストーリーに引き込まれていく感じは健在だが、今までの作品に見られた著者の特徴は見事に消え去り、むしろ変質し、本当に村上春樹が書いたのかとさえ感じた。次回作品に期待すべきか、村上は終わったのか。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.126
(2pt)

短編映画の味わい

「映画監督」村上春樹の第一作目の作品だと思いました。全ての視点が、映画監督的、映画観客的視点で描かれていてホテルの名前が「アルファヴィル」であることも象徴的だし作者の頭の中に浮かんだ映像を、読者の頭の中に限りなく忠実に喚起させることに挑戦したのかな、と思いました。そして、この作品で言いたかったことは家族(姉)からの逃避(中国へ)、そしてそれからは決して逃れられない(どこまで逃げても逃げられない)。映画ではここ何年かでよく使われる同時進行形の物語で同じ時間に同じ街で、一見まったく関係なさそうな事件がどこかで繋がっている、という手法ですがそれは手法であって、主題はあくまでも1つだと思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.125
(2pt)

短編映画の味わい

短編映画の文章化、これがこの作品を読んだ印象です。『映画監督』村上春樹の第1作目の作品ではないかと思います。ホテルが「アルファヴィル」であることも象徴的だし、文章の全てが、映画監督的、映画観客的な視点で描かれています。作者の頭の中に浮かんだ映像に限りなく近いものを読者の頭の中に喚起させることに挑戦したのかな?と思いました。そして、この作品の言いたかったこと、それは家族(姉を通して)からの逃避だと思います。いくら(中国へ)逃げても決して逃げ切れない(どこまで逃げても逃げられない)そういう現実と苦悩。全く別の2つ(3つ)の物語が近頃映画ではよく使われる「同時進行形」の手法で描かれていますがそれは手法であって、主題は1つだと思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.124
(4pt)

新境地開拓。

「恋する惑星」のウォンカーウァイが「花様年華」を、はたまた「OK COMPUTER」のRADIO HEADが「KID A」をこの世に送り出したときと同じような衝撃を覚えた。「ノルウェイの森」から17年、新境地開拓である。映画のシナリオのような簡潔で、客観視した文章スタイルによって人それぞれの心の闇を見事に描く。ただ今までの村上作品に比べて淡白な印象を受けたのはたしか。でも、それがまた”都会の街をそのまま切り取ったような”リアルティーを感じさせる。これから村上春樹を期待させてくれる作品だ。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.123
(2pt)

少しガッカリしました。

「ダンスダンスダンス」が一番好きで、4回読みました。他の作品も長短編に関わらずすべて読んでいますが、正直言って本作にはガッカリしました。妻もファンで、読後に、「最近のキーワードを盛り込んでいるが、それらを追いすぎてちょっと無理しているじゃないか。」と言っていました。私も同じ意見です。今風の設定がバラバラでまとまっていない気がします。(これが「いま」なんだと言われればそれまでですが。)しばらくして気持ちが落ち着いてから、もう一度読んでみたいと思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.122
(4pt)

「アフターダーク」悪くない作品です、だけど・・

私にとって「ねじまき鳥クロニクル」が村上作品を読む上での分水嶺だったように思います。それまでの現実世界と、そこから少しずれたパラレルワールドが交差するようなファンタジー的な味わいが大好きで、何度も繰り返しよみたくなってしまいます。でも「ねじまき鳥クロニクル」から少しずつ村上作品が変質していくんですよね、テーマが重苦しくなっていったと言うか・・(いやテーマの重苦しさは以前の作品にも包含しているのかも知れないが、その描き方が、ファンタジーの要素に包まれて、どこか清涼感を持って描かれていた・・・)おそらく、村上春樹が時を重ねるに従って書きたくなった世界と、少なくとも初期作品が大好きでたまらない読者が求める作品世界との間に開きが出てしまったのではないでしょうか?それは今回の「アフターダーク」を読んでも感じます。中国から来た娘が受ける暴力、白川へ向けられる非情な復讐の予感、この辺りの生々しい描写が、どうも好きになれません。「ねじまき鳥」でも皮剥のシーンがやけに丁寧に描かれてましたが、現実世界の闇やバイオレンスを余りリアルに書いて欲しくない。そういうのを書かなくても深い闇をファンタジーに包んで表現できるのが村上春樹じゃなかったのかな?
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.121
(1pt)

つまらない

前作からそうですが・・・もう村上氏の小説は行き詰ってる。まるでうつ病の人の独り言みたい・・・気がめいる小説・・・というか妄想・・パラノイア。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.120
(1pt)

辛口でごめんなさい!

春樹さんの作品のなかでは一番エネルギーが希薄な作品のように思います。当然、「カフカ」や「ねじまき」の時のようにわけがわからなくても小説(物語)の中にひきずりこまれるような圧倒的な春樹さんの小説力or物語力を得ることができませんでした。ただなにか次におこる「なにか」がdyu-kuさんの言葉を借りるなら「通奏低音」のように感じとれました。春樹さんはよく短編をのちに長編になさるのでこの作品もそうかしらと思います。元々春樹さんは読者に不親切なタイプの作家さんで、読者置いてきぼり作家ですが、そんなことどうでもいいくらい小説は面白いわけです。が、今回はただやっぱりストーリー性がなくて読者としては欲求不満です。早く次を読みたい!
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.119
(3pt)

トニー滝谷 早く見たい

高校時代(15年前)から作品を愛読しているものです。正直、物足りないのは事実。でもきっといつまでも「羊~」「ノル」「ダンス」のあの夢中になった各小説の幻影を追いかけてもしょうがないかなとう気にもさせる。多分この違和感は、”こちら側”と”向こう側(深い淵)”をどれだけ読者が連れまわされるかに寄るのではないか。この作品では”渋谷””円山町””哲学堂”なり読者の記憶の現実風景になぞらされる気がする。その分現実感があるけど、物語としての構成を無意識に感じてしまう(東京在住ならね)。多分読者はそれを感じないまま、春樹ワールドに連れていって欲しいのでは(僕もそう)でも今後、、現実とあちら側の世界をよりリアルにかつ深く繋ぐ小説ができれば、この作品の評価はその一歩として(後世)評価されると思う。そういった意味では春樹ファンなら必読。「レキシントン~」とか短編じゃその深さが垣間見えるような気がするのですが。うーん好きな小説家でちょっとがっかりすると期待も混じって複雑な文章になりますね・・・
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.118
(3pt)

リアリティ

好きな小説ではあるし、好きな台詞もたくさんあるんだけど、村上さんの小説って、設定が現代でリアリティがあればあるほど、内容にリアリティがなくなるのでちょっと白けてしまう箇所が多かったかな。逆に「羊~」のようなおとぎ話のような小説の方が、いつまでも自分にとってリアリティを持って心に残るんです。こういう話だったら石田衣良さんが書いてる小説の方が説得力があるように思えるのですが・・・。私は村上さんの70年代の小説はいきいきしてて好きです。それは村上さんと時代がマッチしてたからかな。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.117
(3pt)

まあまあ、だけど・・・喪失感もあり、複雑です。

新しい試みに対し、評価します。ストーリーもまあまあでした。但し、私なんぞのロートルファンにとって「本当にもう鼠はいないのだ」という事がはっきりし、寂しさも感じています。「ノルウェイの森」を読み終わった時に感じた不安感は、随分時間かかかりましたが、やっとここで整理できました。「もう鼠はいなくなったのです」夏の終わりの蝉の声を聞いて、20年前の作品を思い出し、切ない気持ちになっている人も多いのではないでしょうか!村上さんには、この後もどんどん書いて欲しい。誰がなんと言おうと私が一番好きな小説家ということでは変わりないのですから。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.116
(5pt)

これからも。

春樹さんの作品に、時にはあこがれを、時にはもどかしさを、時には鬱陶しさを、時にはいとおしさを感じながら、かれこれ15年の時がたち、私はもうすぐ30になります。50になっても、春樹さんを読み続けたいな、と読後最初に思いました。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.115
(5pt)

「二つの世界」と「記憶という燃料」

ハルキストにとっては、従来の作風とは毛色が違う印象を受けたのではないでしょうか。本人が気付く、気付かないはあっても、実はほとんどの人が持っている「二つの世界」、読み進むうちに感じるなんともいえない閉塞感は1995年以降の日本を象徴しているようであり、また、本作品は、羊三部作に始まり、ノルウェイ、世界の終わり、ねじまき鳥など、実は作者の過去の全作品の解説本であるような気もします。コオロギが言う「記憶という燃料」があるから、人はなんとか生きていけるという考えに共感します。この本の内容は決して「アフターダーク」ではなく、実は「インザダーク」です。でも村上春樹は「アフターダーク」という表題にしたかった。それは希望、願い、がこめられているからでしょうか。やれやれ。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.114
(4pt)

結論をもたないメッセージ

前作は、途切れることの無いメタファーの創出と、多少選民的ですらある人たちが自己の存在に悩みながら世界を救い、前にすすんでいくというお話。多少私にとっては攻撃的とも感じられるテーマでした。アフターダークはやわらかくある意味、多少肩透かしさえ感じてしまう物語です。読者を複数次元に飛ばす語り口や視点を誘導する表現は、シンプルなだけに、老獪なものさえ感じます。あえて掘り下げることをせず、不親切なほどに登場人物を描いていくのは抑制の美学、書かれていること以上のものを様々な切り口で読者に考えさせることを意図しているのでしょうか。この読後のフラストレーションこそ、村上春樹なのだと感じます。満足だけど不満足。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.113
(2pt)

カバーちょっと暗いんじゃないかなあ・・・

うーん。期待していたほどではなかったな。文庫本になってからかってもよかったかな?みんなが思ってるように、これだけのいろんな事をこのページ数で語るには短いような気がしました。「この展開でもう3分の2終わってるよぉ」と思いながら読んでいました。でも、このレビュー読んで、村上さんのことみんな期待して読んでるんだなあってのがすごくよくわかりました。私もその一人です。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366