アフターダーク

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評判

アフターダークの評価:

3.48/5点 レビュー 468件。 C ランク

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平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全512件 301〜320 16/26ページ
No.212
(3pt)

おもしろいのはおもしろいんだけど

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」で2つの物語が平行しながら見事ならせん状の軌跡を見せるスタイルに陶酔させられたので、今回もと期待したけど、アフターダークは、感心させられるような構成や展開はなく物足りなかった。特にエリのシーンは、動きがなく静かすぎて退屈した。最後までそんな調子のエリにページをさきすぎかな。続編よりも、新編に期待します。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.211
(2pt)

『僕』を手放した村上春樹

11:57から時間と並行して、複数の人が絡み合うこれ迄村上春樹の特徴でもある『僕』の一人称を止め『私たち』が小説を引っ張ってゆくしかし、『私たち』は視覚のみの参加であり、そこにいかなる暴力が生まれようとも止めることも、守ることも出来ない真夜中の『すかいらーく』や『アルファヴィル』(ラブホ)などで危険は境界線など持たず闇に紛れて潜んでいる多く登場する浅井エリ19歳と、眠り続けるエリの姉マリトロンボーンを弾くタカハシ19歳、眠れないサラリーマンの白川『アルファヴィル』のカオル・コオロギ・コムギ自覚しているいないも含めて、登場人物は何かから逃げている逃げても私たちの周囲には危険が蔓延る喪失感は村上春樹がもともと作風にあったものだが今回の作品では、そこに感性が消えてしまったように感じる故に、その潜む危険からもたらされる喪失感に輝きはない更に、伊坂幸太郎を読んだことがあると、こういう構成にキレが無くおやじ臭い小説にしか感じない設定に19歳を置くには、今の19歳が持つ喪失感と村上春樹が創り出した19歳に隔たりを感じるデビュー25周年、50代の感性を生かした作品のほうが読んでみたい装丁の重厚感から期待すると寂しい思いをします村上春樹にとって、サリン事件は本当に何かを抱え続ける大事件だったと今回の作風で改めて痛感しました
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.210
(2pt)

ちょっとね

ずっと村上春樹のファンで、本作品も発売と同時に購入し読了しました。都会の深夜を舞台に、秘密を抱えて生きていく姿がそっと描かれていて、静かに心にしみわたるような作品であったと思います。しかしながら旧来の村上作品のような作品を期待して本を買っただけに、多くの方が批判されているように、内容には戸惑う事の方が多く、話の一つ一つが不完全で物足りなさを感じましたので、やや辛口な評価にしました。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.209
(4pt)

長い夜が必要な場合がある

 異常な物語は、淡々と、いやに淡々と流れていく。それぞれに意味がありそうで、その実、たいして意味が無いようにも思える。でも、そういう出来事がひとつでも欠けてしまうと、その夜は構成されることはなかった。そんな気にさせられる物語である。村上春樹の作家としての裁量というのは、恐らくそういう物語のつむぎ方と、細部の細やかさにある。この物語を読むものが、どのようにこれらのエピソードを消化するのかはよく分からない。しかしどのようにも消化の仕様がある。つまり、自分の物語を発見できる仕掛けになっているのである。だから読者はそれに任せて自分の夜をすごせばいい。夜が明けると、そういう事情を消化して、ともあれ自分が再生できる仕掛けである。小説の勝利とは、そういうことを言うのではないか。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.208
(4pt)

それなりに楽しんで読みました

スプートニクの恋人あたりから自分の中の村上春樹離れがあり、その後の作品をまともに読んでいませんでしたが、今回久しぶりにハードカバーで購入し読了してみて、このサイトで多数の方々が批判されているようには感じませんでした。たしかに不完全、きっと続きがあるに違いない、と思わせる終わりで、まぁきっとあるんでしょうけれど登場人物たちの会話から見える人間の不安とか孤独とかいったものを、興味深く読みましたし、以前の村上春樹小説同様に登場人物をなんとなくこの人好きだな、と思っちゃいながら読める本でした。また、スガシカオとかセブンイレブンとかそういう現代俗っぽさキーワードには「村上春樹もこういう目線もってるんだなー」とちょっと変な安心感をもちましたけどね、私は。しかし、エリの部屋でのストーリーは正直うざったるくて、カメラ視点もよくわかりませんでしたし、二つのストーリーがもっとばっちり組み合わされたらストンとくる読後感があっただろう、とは思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.207
(3pt)

本当に自由な空想とは

 村上春樹は力のある作家だと思う(文章力) 前作のカフカは傑作でした しかし 今作において村上さんは素晴らしい導入部を描きながら 失敗していると思う 読者は自由なカメラとなり羽ばたこうとするが 村上氏が視点を規定しているため動きは封じられているのだ もしあのイントロを生かそうと思えば村上氏の文章が邪魔なのだ
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.206
(5pt)

新たな表現方法への挑戦。

  おそらく、春樹さんにとって、この「アフターダーク」は、新たな表現方法への挑戦なのだろう。今までであれば観念的な叙述で表現していたものを、事実や情景を忠実に再現することによって表現するという一つの試み。 この小説が、映画のシナリオに見立てられているという話があるが、われわれの生きる日常=現実世界は、小説よりも、むしろ映画に近い。つまり、観念的な説明の付されない事実(例えば、会話だったり、情景だったり)がそこにあるだけだ。 われわれは、そうした現実世界において、観念的な言葉がなくても、目の前の事実から<観念的なあるもの>を感じ取って生きている。春樹さんは、きっとそれを再現したかったのではないだろうか。 そのほか、気になったのは、この小説の中で、エリは2つの世界を行き来するが、この2つの世界という概念と、今回の小説の中でたびたび出てくる「逃げられない」「逃げ切ることはできない」という概念とがどのようにリンクするのかということである。もしかすると、この2つは全く別のことを言っているのかとも思ったが、それでは何だかおもしろくないという気がするし、「逃げられない」という概念がこの小説の中で宙に浮いてしまうような気がしたのである。この点については、もう一度、小説を読み直して考えてみたい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.205
(4pt)

アフターダーク

冒頭から「私たちは・・」と何かのアトラクションに招待されるような感じにドキドキして、何だろう何だろうと思っているうちに朝が来て、でもまた夜は来るし。もうフラフラです。おもしろかった。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.204
(3pt)

のめり込めませんでした

春樹さんの本といえば、読み終わるのがもったいなくてわざとのっそり読んだり、いやそんなことは言っていられん!と夢中になって読んでしまったりと、とにかく読む幸せがあった。ところが今回は時折読み返さないと進まない、読んでいてもいまいちのめり込めない、と今までの春樹本との違いを感じた。日が暮れてから朝が明けるまでのダークな時間に「私たち」という視点を軸に物語を覗き見る。僕はいない。自分の内心を語るべき人はおらず、そこでは私たちとして窺うだけである。視点は細切れに動きふれることもできない。そういう不安がのめりこめなかった理由なのかと思うけれど、多分それだけではないんだろうな。皆さんの読み方を見て自分では気づかなかった点や、見過ごした点を感じたのでもう一回読み直してみたいと思う。もしかしたら今回とは違う評価ができるのかも。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.203
(2pt)

?何だこれ?

今まで村上作品を読んでない人は文庫で初期の作品から読んで下さい。昔はすごかったんだから!この一作で村上さんを評価しないで下さい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.202
(3pt)

混沌

生きることの虚無感。そこに微かな光を差し込もうとするのにいつもその光は遮られる。いったいいつになったらこの虚無感から脱することができるのか。永い永い夜の暗闇。朝が来ることは知っているけれど、繰り返すこの夜に私はいつまで耐えられるのだろう。私がここに居るという感覚はいつも危うい。重力を感じ、自分の肉体を感じることももはや潰される恐怖でしかない。村上春樹の作品からは暗いものを一番強く感じてしまう。小説のなかの描写された現代社会と現実の現代社会のギャップは感じてしまうけれど、登場人物の根底を占める感情は変わっていないように思う。その感情が時代に合わせて少しだけ表現の仕方が変わってきているだけなのだ。その意味で村上作品の根底は変わっていない。希望のようなものは作品中に見出せなかったけれど、マリがいろんな人に出会い自分を再確認したことで、マリのこれからに希望を抱ける。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.201
(2pt)

気楽に読みたいのに

往年のJAZZファンは、JAZZをあまり好まない人たちからは、「眉間にしわを寄せてる偏屈おやじ」というイメージと言われるが今回の小説も、なんとなく、そんな感じで終わってしまった。JAZZファンとしては小説にでてくる曲を聴きながら楽しめたというオマケはあったものの、でも、最後まで「眉間のしわ」はそのままだった。作者のエッセイは本当に気軽に楽しくよめるのに。ただ、なんとなく渋谷の街の退廃したムードやその中で生きるということなど、非常に生き生きと描かれていたとは思います。次の作品を期待したい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.200
(3pt)

村上春樹さんに惚れ直しました

2つの世界が同時進行し、あとあと話が繋がっていく。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と少し似た展開ですごくおもしろかった。最後数ページになって、もっと小説の世界にいたくて惜しいと思ってしまうほど。改めて、「村上春樹とは一体どんな人物なのか」と思わされ、本人に会ってみたい衝動に駆られた。村上春樹の本は、すべて、何気ない人間の日常の動作を「いとおしい」と感じさせてくれる唯一の作品であると思う。日常、欲しいものを買いあさり、すべて手に入れようとする私たちに、心が豊かであることの幸せを感じされてくれる。このアフターダークのなかで描かれている人物も描写を読む限り、とてもお洒落な若者ではない。しかしどこか、読み手を虜にさせる魅力を秘めている。ぜひぜひ一読して欲しい。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.199
(1pt)

いやいや…

皆さん。ひょっとして、今作品には講談社の新手戦略として(下)あるいは(中・下)が隠されているのはないでしょうか。なぜならば、この作品を見る限り未だに、たぶん渋谷(ファミレス、ラブホテル、公園、コンビニ)と井の頭線沿線(エリ&マリの実家)と江古田(白川宅)しか、例の「カメラ」は移動していません。ジェイズ・バーから始まり、北海道、ノルウェー、ハワイ、湘南、ギリシャ、モンゴル、モノンハン、ロシア、四国etcへと連れて行ってくれた羊博士の生みの親がここで終わる小説を書くとは思えません。当然、マリも高橋も中国に行かなければならないし、白川は「皮剥ぎ」以上の宿命を負うべきでしょう。現代日本を代表すると言っても過言ではない小説家の新作に期待する、老若男女の読者に対して講談社どう対応するのか。お手並み拝見。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.198
(3pt)

奇妙な世界

夜は明けるし、希望はある。おしゃれな会話のやりとりは期待を裏切らない。けれど何だか物足りない。俯瞰的なナレーションより、一人称で語られる「僕」の物語が読みたかった。ところで、白川をジョジョのキラヨシカゲをイメージして読んだのは僕だけだろうか。荒木ヒロヒコは絶対ムラカミハルキファンだと思う。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.197
(4pt)

さらっと読めた

読む前はかなり気合いを入れて、(いままでの村上さんのイメージが頭の中にかなり強く残っていたから)緊張して読み始めました 時間と共に進んでいく物語・・・そこにひとり、またひとり、と絡まりながら、断片的ではあるけれど、細い糸を繋いだように話が流れていく印象を持ちました ところどころに音楽が効果的に表れ、朝の訪れと共に終わりを告げる・・・登場人物もそれぞれに個性的で人物像の違いがはっきりとうかがえました さらりとした、液体のように私の中を通って行った一冊でした この次は長編が読みたいです
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.196
(3pt)

中途半端な発売タイミングだな~

どう考えても、これから始まる物語のプロローグにしか過ぎない。物語の全体構成を示してから、この作品の位置づけを示したらどうだろうか?少なくとも、あと2冊は続編が期待できるが、全部書き下ろしてから発売したらどうか?まさか、生活に困っている訳でもあるまいに。。。また、主人公役は読者自身であるとでも言いたいのだろうか?それは著者の驕りではないか。いかにも村上春樹の作品に登場しそうな浅井エリがどうなっていくかが読者の期待である。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.195
(3pt)

迎合…狭小…錯誤…

満を持して放たれた村上春樹の最新作。干渉せず、他者との関わりを拒絶する大都会の、とある一夜の出来事。だが、村上春樹が描くと、なぜかやさしく、そしておだやかなものに変質してしまう。それが、村上春樹の持つ強みでもあり、同時に弱みでもある。暴力を描いても、都市の持つダークサイドを描いても、なぜか「ほんわか」してしまうのだ。新宿(だとボクは思うんだけど)の裏舞台を描かせたら、馳星周にはかなわないんではないか、と言ったら、村上シンパに起こられそうだけど、こういった舞台での村上春樹作品に、あまり魅力を感じない。とは言え、こういう辛口な採点は、ボクの村上春樹に対する期待の大きさゆえ。他を圧倒する筆力は健在。あまり読書家でない人は、ぜひ一読を。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.194
(1pt)

がっかり

長年の村上春樹ファンとしては、やはり本作品を読んだ後、失望したというのが正直な感想。もしかしたら著者はなにか新しい方向性を求めているのかもしれないが本作品は見事に失敗している。ストーリーに引き込まれていく感じは健在だが、今までの作品に見られた著者の特徴は見事に消え去り、むしろ変質し、本当に村上春樹が書いたのかとさえ感じた。次回作品に期待すべきか、村上は終わったのか。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366
No.193
(2pt)

短編映画の味わい

「映画監督」村上春樹の第一作目の作品だと思いました。全ての視点が、映画監督的、映画観客的視点で描かれていてホテルの名前が「アルファヴィル」であることも象徴的だし作者の頭の中に浮かんだ映像を、読者の頭の中に限りなく忠実に喚起させることに挑戦したのかな、と思いました。そして、この作品で言いたかったことは家族(姉)からの逃避(中国へ)、そしてそれからは決して逃れられない(どこまで逃げても逃げられない)。映画ではここ何年かでよく使われる同時進行形の物語で同じ時間に同じ街で、一見まったく関係なさそうな事件がどこかで繋がっている、という手法ですがそれは手法であって、主題はあくまでも1つだと思います。
アフターダーク Amazon書評・レビュー: アフターダークより
4062125366