■スポンサードリンク


アフターダーク



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
アフターダーク
アフターダーク (講談社文庫)

アフターダークの評価: 3.47/5点 レビュー 470件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.47pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 101~102 6/6ページ
No.2:
(2pt)

混乱、こんらん、コンラン

映画の脚本のような文体。これまでにないまったく新しいストーリーの組み立て方。いわゆる「村上春樹ワールド」からの一層の遊離。だが今までの作品に共通するテーマも存在する。そういった全てを含んだ今作品。前作の「海辺のカフカ」から(いや「ねじまき鳥クロニクル」からだろうか)、村上春樹の方向性の変化が大きな話題になっていた。村上春樹自身も、自分はまだ発展途上なのだといった。しかし、彼は一体どこに向かっているのだろう?読んでいる間も読み終わった今も、私の中ではこの疑問がふくらみ続けている。まるで制御を失ったある種のエネルギー装置みたいに。今の私の気持ちを表現するとこうなる。混乱、こんらん、コンラン。私たちは考えていたよりも、もっとずっと長い目で村上春樹を見つめ続けなければいけないのかもしれない。
アフターダークAmazon書評・レビュー:アフターダークより
4062125366
No.1:
(1pt)

なんともいえない

昨今取り出さされる恋愛小説なんかと一線を画して浮ついた文学界に天辺から“どすん”と重りを落としてくれるんじゃないかなって思ってただけにショックが大きかった。表層的なストーリーしかまだ読み取ってはいないのからかもしれないけれど今までの本ならそれだけども満足させるだけのことはできたはずなのに。こちらは映画的な視点なんかまるで求めていないし映像化などしてはいけない価値ってあると思う。羊をめぐる冒険でいうところの鼠との会話シーンのように。文体が映像を超えるところを期待して私は本を読んでます。ことさら村上春樹に関しては。また昔の本を引っ張り出して再読する日々が続きそうです。
アフターダークAmazon書評・レビュー:アフターダークより
4062125366

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!