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アフターダーク
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アフターダークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 21~40 2/6ページ
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0時あたりから読み始めることをオススメします。 その方が3倍この作品を楽しめます。 元来の村上春樹ファンからは厳しい評価を受けているようですが、私個人としてはそんなに嫌いな作品ではない。 ただ、読んで良かったと思える作品でもありませんでした。 村上作品を知らなかったので、最後「え?死んじゃうの?」っとドキドキしましたがそういう話じゃなかったようです。 私的には最後から6、7ページ目はないほうが終わり方として好きでした。 | ||||
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村上春樹作品の中では一位二位を争う「駄作」だと思います。 文体も彼特有の読者をグイグイと引き込む感じが全くなく、本当に村上春樹が書いた作品かい?と疑いたくなる程です。彼の才能の枯渇を感じずにはいられませんでした。 でも1Q84で挽回してくれたので良しとします。 | ||||
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中国行きのスロウ・ボートであれだけ異質な手触りを覚えていたかの国に対して、作者が大きなシンパシーを寄せている本作品に、膨大な時間の流れと進展を感じました。 作品についていえば、このタイプの同時進行型の群像劇は、断片を積み重ねることで総体としての大きなドラマを描くのに適していますが、作者自身は巨大なドラマを描く気はなく、むしろ登場人物たちの個人的な絆の深淵を描きたかったようです。 しかし第三者的視点で描かれているため、かつてねじまきにおいて我々が井戸の底で垣間見た、ヴィヴィッドな深淵にたどり着くことはできず、結局、表面的な傍観者の観察と考察で終わってしまった感が否めません。 目的地も曖昧にしか定めず、飛び乗った電車は結局目的地には着かなかった。 そんな印象を受ける一本でした。 でもそのような空振りは日常よくあること。一個人の心の中で起こる事象としては、限りなくリアルです。 村上春樹が徹夜で居座り観察して成果あろう、東京の深夜のファミレスの雰囲気を体感したい人にはお勧めです。 | ||||
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読み終わった瞬間にゴミ箱に投げ捨てました。 態度があまりに卑怯。現代文学に迎合し過ぎ。 果たしてこれを出版する必要があったのでしょうか? | ||||
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春樹さんの小説(翻訳でなく自作のほう)はほとんど全部読んできたけれど、本作品は唯一読了できなかった作品でした。 冒頭シーンは悪くないと思ったのですが、すべて現在形で書かれる部分で挫折してしまいました。 内容云々でなく、残念ながら「文体注射」が効かなかったみたい。 ごめんね、ハルキさん。 『海辺のカフカ』にも少々現在形の語りが出てきて、そこも少し違和感を感じた。 (カフカは好きでしたよ) だからもともと私はそれが苦手なのでしょう。 実験的な文体である気がしました。 現在形が続く文体が気にならない人ならいいんじゃないかな? | ||||
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皆さんのレビュー、どれを読んでも納得できます。 あえて言うとすれば、タイトル通りです… | ||||
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流石にこれでは読者に対して解釈を丸投げしているだけのように思う。 変に偉そうな調子の文体はアリだとは思うが、私は好きにはなれない。 ラブホテルでの少女と従業員のやり取りの場面など、 雰囲気的には悪しからぬ場面もあっただけに、全体的な脈絡の訳分からなさは残念。 さてこういう感想を抱く読者の僕の頭が足りないのか、それとも……。 | ||||
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薄っぺらで面白くありませんでした。 登場人物らの話し方が独特で不自然なので(いつも通り) 村上ワールドが大好きな人はそれだけで楽しめるんじゃないかと思います。 話自体や登場人物の完成度には期待しないほうがいいかも。 | ||||
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あの読んだ後、心にジワーッと広がる春樹ワールドなるものを期待して読んで見たが、これまでのものとはまったく違う印象を受けた。時間を追いって様々な視点からものごとが進んで行く書き方には変わりはないが、最終的にそれぞれの謎がクリアになることはなかった。これは己の解釈で合点してくれということなのだろうか?難しい。 | ||||
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初めて村上春樹の小説を読んだのですが・・・ 終わり方が物凄い中途半端なんですが。 それとも余韻を楽しむものなのかなあ。 僕にはよく分かりませんでした。 | ||||
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むう。村上 春樹さんの実験的作品。 しばらくぶりに読んでみましたが、とっかかりが少ないです。私は春樹さんに好意的な方だと思いますが、この作品の目指す所がワカラナイ。 固有名詞の含有率を高くした事で、文章からの、あるいは文体(3人称多数というか、神の視点ですらなく、あえて名づけるなら「映画カメラ的」視点)からもヒロガリを狭めた、想像する遊びの部分が(今までの村上 春樹作品と比べて)極端に少なく、まるで春樹さんの後追いの作家さんが書いた小説の様です。 ストーリーとしても特に起伏が少なく感じました。残念。時間を空けての2度目の通読でも特に評価に変わりなし。残念。 | ||||
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『海辺のカフカ』とは反対に、 物語性を極限まで削ぎ落としてみたら、 やはり面白くはならなかったという感じ。 エリがこんこんと眠り続ける理由や、 画面の中の透明なマスクをつけた男の存在、 白川が中国人娼婦を殴るに至った過程など、 本書には思わせぶりな設定がいくつもあって、 これらについては結局、何の説明も与えられないままなのだが、 かといって、謎本を誘発するような面白さや惹き込まれる感じもなく、 ただ思いつきで中途半端に放り出されただけという印象が強い。 本書がダメな理由は、ほかにもいくつかある。 まず、高橋が初登場する場面で、 ファミレスのチキンが体に良くない理由をマリが説明すると、 高橋が、「わお!」「ジョージ・オーウェル風チキンサラダ」 などと反応するのだが(p.14)、 実際にこんな男がいたら、単なるバカである(笑)。 ほとんど初対面に近いのにこんな反応を見せる男とは、 一刻たりとも一緒に居たくないと思うのが普通だろうし、 何よりも、今までは音楽をやっていて、 これからは司法試験に向けて法律を勉強しようかという、 20歳そこそこの男の語彙や教養の中に、 「ジョージ・オーウェル」が平気な顔で入っていることの 不自然さに気づけない村上春樹は、 やはり脇が甘過ぎると言わざるを得ない。 また、コオロギがマリにする打ち明け話にしても、 宮部みゆきの『火車』の迫力には到底及ばないのだが、 これはおそらく、彼女が逃げている理由が曖昧なままぼかされていて、 結局は作者もよく考え抜いてはいないらしい、 という印象を与えてしまうせいだろう。 同様に、この街が具体的にはどこなのかをはっきり書いたほうが、 (渋谷のようではあるが、とくにどことは書かれていない) 少しは話に深みが出たのではないかという気がする。 | ||||
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評価はあまりよくないと聞いたが、一応読んでみた。 実際読んでみてはじめから(村上春樹っぽくない文体だな〜)と思った。 読み終わると何一つ解決していないことに物足りなさを感じた。 しかし、もうすこしじっくり読んでみると何か得られるものがあるのかもしれないのかなあ。と思ったりもした。 また、視点をかえて読んでみたいと思う。 | ||||
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作品に作者らしい雰囲気は感じましたが、 村上春樹にしては、こころを揺さぶる何かは なかったです。 次回の作品を期待したいところです。 | ||||
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村上春樹らしい文体と構成ですが、残念ながら大して盛り上がる展開もなく、 そしていつも以上に、これで終わりなの?っていう結末です。 私にとっては、村上作品の中で非常にがっかりする作品に該当しました。 | ||||
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村上春樹は現代についていけないのかな。 10年前ぐらいで頭がストップしてるんじゃないかな。 10年前にこの本を出せば、意義が見出せるが、 今、この本を出しても、ステレオタイプ化された従来の典型的現代社会を描いているだけで、 本当の現代社会を映す鏡になりえていない。 現代人の心の病みたいなものを都市生活者のさまざまな人物を出して表し、 現代社会を問うというようなことがテーマなんだろうけど、 それにしては随分稚拙なデキだなと思う。 | ||||
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ノーベル賞をもらえそうだと聞いて、何か読まなければと思い、村上春樹さんの本を始めて読んだのがこの作品。 第一印象から変な感じがした。登場人物も普通でないし、表現のスタイルも小説というより、ト書きと会話だけの 演劇か映画の脚本のよう、一晩だけの時間刻みの話というのも劇場向きだが、わざとらしい。一番納得できる人物は主人公の若い女性だが、饒舌ないつもハイ気分の高橋という男とのカップルは不自然だし、似合わない。どこか歪んでいる。ファンタジーでないのに 異次元への移動があったり、白川という役割の分からない男の描写に時間を割いたり、わざと歪めてあるのだろうが、理解できない。 | ||||
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はじめに想像をめぐらせる期待が大なだけに 後半その期待がどこかへ飛んでいってしまう空白感があります 村上春樹さんの本だと思えば大いなる謎も 解ける作品なのでしょう…。 | ||||
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村上春樹を読むのはこれで4作目になりますが、やっと彼がどういった作家か理解できた気がします。 1行目で物語を始め、最後のページで完結させないまま宙に放り出す。そういったちょっと特殊な種類の小説を書く作家です。好きな人はハマれるのかもしれませんが、私には理解できそうもありません。 物語は深夜0時から日の出までの数時間、ある姉妹と姉妹に関わる人々に視点をあてて進んでいきます。抜きん出て美しい姉と、決して醜いわけではないのに姉と比較され続け自分を閉ざしてきた妹。ファンタジー的な謎を抱えたまま物語は日の出を迎えます。 簡潔でスッキリした読後感がほしいのなら、本書に手を出してはいけません。美しい文体と「村上春樹」を楽しみたいならお勧めします。 | ||||
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村上春樹、新境地を開拓! ああ----しかし失敗だった。全然おもしろくない。村上さんも終わりか----- 「偉大なるマンネリ」過去の作品群を、どなたかがこう述べていらしたけど、この作品より私はマンネリの方がいい。 内容もさる事ながら、文章の輝き、村上さん独特の「言葉」の使い方の魅力が目立たなくなってしまっている。この路線でいくのなら、「さようなら,村上さん」と言うほかないだろう。 | ||||
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