スプートニクの恋人

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スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全386件 261〜280 14/20ページ
No.126
(4pt)

珠玉のラブストーリー

これを純粋に゛ラブストーリー゛と捉える人は、ほとんどいらっしゃないだろうけれどそれでもわたしは、やっぱりこの物語は゛ラブストーリー゛なんだと感じた。この物語の一つのキーセンテンスである、すみれの失踪の原因については遂に、作者の手で語られることはないがしかし、日本には古来より゛神隠し゛なる現象が伝わっている。即ち、わたしたちが、生活を営むこの世界と、薄いヴェール一枚隔てて、別な世界が存在し、なにかの拍子に、そちらの世界に迷い込んでしまうものもいる、と。そうした面からこの物語を読み解けば、これは民俗小説だとも、言えなくはないのかもしれない。だが、このような、現実には起こり得ない出来事が小説(=フィクション)という形式、言わば゛フィルター゛を通して語られるとき、その抽出物の多くは、大底、現実世界にすむわたし達が抱える、諸々の問題を、濃く煮詰め、そしてより鮮明にしたものである。わたし達は、生涯を通じ、様々な友人を作り、恋人と巡り会い、非常に、その人間関係は複雑になる。が、それと同時に、誰とも分かち合えない(場合によっては、誰とも分かち合いたくないのかもしれない)、孤独な領域を、だれしもが抱えている。本当の意味では、誰もが孤独だ。゛スプートニク゛に残されたライカ犬のように。たまには、急接近した別な衛星や彗星と対話することもあるだろう。しかし、彼等は時が来ればまた、自分自身の軌道を周り続けてしまう。だとしたら、そのあとに残された時間を淋しいと思うか、それとも例え一瞬でも出会えた事、それ自体を素晴らしい物と思うのか。そんなことを、この物語は、わたし達に問いかけている。そう、これは「ぼく」と「すみれ」の恋物語なのではない。わたし達自身の暗い場所に手を伸ばす、ラブストーリーなのである。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.125
(4pt)

珠玉のラブストーリー

これを純粋に゛ラブストーリー゛と捉える人は、ほとんどいらっしゃないだろうけれどそれでもわたしは、やっぱりこの物語は゛ラブストーリー゛なんだと感じた。この物語の一つのキーセンテンスである、すみれの失踪の原因については遂に、作者の手で語られることはないがしかし、日本には古来より゛神隠し゛なる現象が伝わっている。即ち、わたしたちが、生活を営むこの世界と、薄いヴェール一枚隔てて、別な世界が存在し、なにかの拍子に、そちらの世界に迷い込んでしまうものもいる、と。そうした面からこの物語を読み解けば、これは民俗小説だとも、言えなくはないのかもしれない。だが、このような、現実には起こり得ない出来事が小説(=フィクション)という形式、言わば゛フィルター゛を通して語られるとき、その抽出物の多くは、大底、現実世界にすむわたし達が抱える、諸々の問題を、濃く煮詰め、そしてより鮮明にしたものである。わたし達は、生涯を通じ、様々な友人を作り、恋人と巡り会い、非常に、その人間関係は複雑になる。が、それと同時に、誰とも分かち合えない(場合によっては、誰とも分かち合いたくないのかもしれない)、孤独な領域を、だれしもが抱えている。本当の意味では、誰もが孤独だ。゛スプートニク゛に残されたライカ犬のように。たまには、急接近した別な衛星や彗星と対話することもあるだろう。しかし、彼等は時が来ればまた、自分自身の軌道を周り続けてしまう。だとしたら、そのあとに残された時間を淋しいと思うか、それとも例え一瞬でも出会えた事、それ自体を素晴らしい物と思うのか。そんなことを、この物語は、わたし達に問いかけている。そう、これは「ぼく」と「すみれ」の恋物語なのではない。わたし達自身の暗い場所に手を伸ばす、ラブストーリーなのである。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.124
(4pt)

心地よい世界

実は村上春樹の小説を読んだのはこれが初めてだった。
彼の小説を初めて読んだ人間としては、
彼のエッセイと同じで、その独特の比喩表現、人の内面の描写がとても心地よかった。
ストーリーを追うよりも、むしろその文章に惹かれた。
彼の本を読みなれている人にとっては当たり前なのかもしれないけれど。
彼独特の比喩表現はこの小説で打ち止めという本人の弁があったらしいので、
これからは彼の書いた昔の小説をもっと読んでみたい。
少しストーリーについても書くと、
すみれと年上女性との恋愛がテーマなのではなく、
ぼくとすみれについての話なのだと感じた。
ふたりがいかに強く結びついていたのか。
お互いがそれを理解するための過程として、
すみれとミュウとの嵐のような恋愛は必要だったのだと思う。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.123
(4pt)

心地よい世界

実は村上春樹の小説を読んだのはこれが初めてだった。
彼の小説を初めて読んだ人間としては、
彼のエッセイと同じで、その独特の比喩表現、人の内面の描写がとても心地よかった。
ストーリーを追うよりも、むしろその文章に惹かれた。
彼の本を読みなれている人にとっては当たり前なのかもしれないけれど。
彼独特の比喩表現はこの小説で打ち止めという本人の弁があったらしいので、
これからは彼の書いた昔の小説をもっと読んでみたい。
少しストーリーについても書くと、
すみれと年上女性との恋愛がテーマなのではなく、
ぼくとすみれについての話なのだと感じた。
ふたりがいかに強く結びついていたのか。
お互いがそれを理解するための過程として、
すみれとミュウとの嵐のような恋愛は必要だったのだと思う。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.122
(5pt)

村上春樹シリーズ

 『ノルウェイの森』を読んだ直後に読んだので村上春樹の特徴が
モロ浮き彫りになって読むことができました。大体、レズ、官能、ピアノ、歴史家、
生きること、病気、などなどが挙げられます。あと国立、吉祥寺、新宿笑
なんだか村上春樹の本って好きなフレーズ、印象的なものが多くてですね
今回もすきなフレーズがたくさんあります。一番すきな箇所は記号と象徴の違いの説明
しているところです。よくあんな説明うかぶなって感心しました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.121
(5pt)

村上春樹シリーズ

 『ノルウェイの森』を読んだ直後に読んだので村上春樹の特徴が
モロ浮き彫りになって読むことができました。大体、レズ、官能、ピアノ、歴史家、
生きること、病気、などなどが挙げられます。あと国立、吉祥寺、新宿笑
なんだか村上春樹の本って好きなフレーズ、印象的なものが多くてですね
今回もすきなフレーズがたくさんあります。一番すきな箇所は記号と象徴の違いの説明
しているところです。よくあんな説明うかぶなって感心しました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.120
(4pt)

ひんやりさらっと。でも海水浴バケーション。

知性的で、きれいで品のいい人物ばかりでてくるのです。そういう気分になりたいときに読んでみると気持ちいいですね。そうはいっても、深い傷をおっていて、その傷のために無意識の世界に埋没していっていまいかねない危うさをみせてくれます。
ヨーロッパチックな東京のお仕事もかっこいいんですけど、所詮東京なので、深い根が張れてないという限界にしんどさを感じたところで、場面転換。ギリシャの孤島でバケーションしている間に無意識の世界にはいって抜け出せなくなってしまう事態になってしまいます。
秀作です。わたしが好きな理由は、作者が神戸出身なので、つたわってくるものがおおいことです。
外国人在住者が自然にとけこんでいて、外国の良さ、悪さ、外国の日常生活のいろんなことが感じられ
ます。
反面、有馬温泉や神社(神戸には楠神社をはじめ、由緒ある神社が結構おおい)から日本人の
禅的諦観みたいなものも、感じて育ったのかなあ、と感じさせるところがいいですね。
まあ、本書はさらっといってて読みやすいほうなのではないでしょうか?
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.119
(4pt)

ひんやりさらっと。でも海水浴バケーション。

知性的で、きれいで品のいい人物ばかりでてくるのです。そういう気分になりたいときに読んでみると気持ちいいですね。そうはいっても、深い傷をおっていて、その傷のために無意識の世界に埋没していっていまいかねない危うさをみせてくれます。
ヨーロッパチックな東京のお仕事もかっこいいんですけど、所詮東京なので、深い根が張れてないという限界にしんどさを感じたところで、場面転換。ギリシャの孤島でバケーションしている間に無意識の世界にはいって抜け出せなくなってしまう事態になってしまいます。
秀作です。わたしが好きな理由は、作者が神戸出身なので、つたわってくるものがおおいことです。
外国人在住者が自然にとけこんでいて、外国の良さ、悪さ、外国の日常生活のいろんなことが感じられ
ます。
反面、有馬温泉や神社(神戸には楠神社をはじめ、由緒ある神社が結構おおい)から日本人の
禅的諦観みたいなものも、感じて育ったのかなあ、と感じさせるところがいいですね。
まあ、本書はさらっといってて読みやすいほうなのではないでしょうか?
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.118
(2pt)

村上春樹の限界か?

久々に読んだ村上春樹の小説。読み終えた感想は、うーんやっぱり。。
最近どうもネタ詰まりという気がして敬遠していたのだが、この話もどこかで読んだ村上春樹の話のようで、出てくる登場人物も女性も、テーマもほぼ同じ。井戸とかパラレルワールドとか、少し斜に構えた若い女性と、お金持ちで美人の年上の女性。。ま、あこがれなのはわかりますが、ちょっと食傷気味。。
あと、時代設定的には90年代なんだろうが、どう考えても主人公は70年代くらいに青春を送った人の発想。「ノルウェイ」の主人公とたいして変わらないし、ちょっとちぐはぐ。さすがに春樹君も若くはないからね。
ストーリー、構成ともやはり中途半端感は拭えず。村上作品に多く登場するスノッブな比喩も、ちょっと乱発気味のような。。しかもちょっと無理あるなあとか、思っちゃったりしたし。
やっぱり「時代の人」だったんだろうか。。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.117
(2pt)

村上春樹の限界か?

久々に読んだ村上春樹の小説。読み終えた感想は、うーんやっぱり。。
最近どうもネタ詰まりという気がして敬遠していたのだが、この話もどこかで読んだ村上春樹の話のようで、出てくる登場人物も女性も、テーマもほぼ同じ。井戸とかパラレルワールドとか、少し斜に構えた若い女性と、お金持ちで美人の年上の女性。。ま、あこがれなのはわかりますが、ちょっと食傷気味。。
あと、時代設定的には90年代なんだろうが、どう考えても主人公は70年代くらいに青春を送った人の発想。「ノルウェイ」の主人公とたいして変わらないし、ちょっとちぐはぐ。さすがに春樹君も若くはないからね。
ストーリー、構成ともやはり中途半端感は拭えず。村上作品に多く登場するスノッブな比喩も、ちょっと乱発気味のような。。しかもちょっと無理あるなあとか、思っちゃったりしたし。
やっぱり「時代の人」だったんだろうか。。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.116
(3pt)

村上春樹のアクロバット

この作品は謂わば作家の練習帳?と考えると少し納得が行くと思います。作家本人も言っているように、ここで行われている事は文体磨きの飽くなき筋肉トレーニングです。ですから、ここに出て来る登場人物に自分を重ね合わせて、ストーリーの展開を楽しもう?という読者にはちょっと物足りないと思います。
村上春樹はこうした中篇小説で次に自分が本当に書きたい長編の準備をする習慣があるらしく、この作品の前には「国境の南、太陽の西」の例があります。これらふたつの作品は共に一般読者の期待に応えるべく都会的な外観をとっている恋愛物語ですが、実際は作家にとってあまり大きい意味のない実験小説なんだと思います。後者は文体の実験というよりは、同時に執筆されていた「ねじまき鳥クロニクル」の現代日本経済社会への痛烈な批判又は苦い意思表示に似た行為の縮小版です。
村上春樹はこのように商業的に読者出版社を満足させながら、同時に自分のやりたい事をキッチリ押さえる稀有な実力の持ち主と言えます。このような実力のある作家にはアメリカの作家ジョン・アーヴィングがいます。しかし、村上春樹も体力落ちて来た感じですね。この「スプートニク」も昔の彼なら、筋書き自体にももう少し纏まりのある、ちょっとクールで味のあるお涙物に仕上げていただろうと思います。
もう「ノルウェイの森」の書ける作家はいなくなってしまったんでしょうか?それはそれで仕方のない事です。作家の成長と受け取りたいと思います。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.115
(3pt)

村上春樹のアクロバット

この作品は謂わば作家の練習帳?と考えると少し納得が行くと思います。作家本人も言っているように、ここで行われている事は文体磨きの飽くなき筋肉トレーニングです。ですから、ここに出て来る登場人物に自分を重ね合わせて、ストーリーの展開を楽しもう?という読者にはちょっと物足りないと思います。
村上春樹はこうした中篇小説で次に自分が本当に書きたい長編の準備をする習慣があるらしく、この作品の前には「国境の南、太陽の西」の例があります。これらふたつの作品は共に一般読者の期待に応えるべく都会的な外観をとっている恋愛物語ですが、実際は作家にとってあまり大きい意味のない実験小説なんだと思います。後者は文体の実験というよりは、同時に執筆されていた「ねじまき鳥クロニクル」の現代日本経済社会への痛烈な批判又は苦い意思表示に似た行為の縮小版です。
村上春樹はこのように商業的に読者出版社を満足させながら、同時に自分のやりたい事をキッチリ押さえる稀有な実力の持ち主と言えます。このような実力のある作家にはアメリカの作家ジョン・アーヴィングがいます。しかし、村上春樹も体力落ちて来た感じですね。この「スプートニク」も昔の彼なら、筋書き自体にももう少し纏まりのある、ちょっとクールで味のあるお涙物に仕上げていただろうと思います。
もう「ノルウェイの森」の書ける作家はいなくなってしまったんでしょうか?それはそれで仕方のない事です。作家の成長と受け取りたいと思います。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.114
(5pt)

最後の比喩の奔流

著者インタビューによると、本作品を持って独創的なユーモアに満ちた比喩を多用するのをおしまいにしたそうです。確かにそれ以後の文章は肌触りが違ってきました。あの比喩が大好きなのだという方には残念ですが、そのかわりこの本ではまさに出血大サービスのごとくめまぐるしく比喩が登場します。今回で読んだのは3回目だったのですが、恋しく思っていた分、充分に堪能できました。地図帳ですぐに見つけだせないようなギリシアの小さな島が物語の中で重要な場面として出てくるのですが、光、空、自然がとても美しいです。「こちら側」と「あちら側」の世界。喪失と再生。魅力的で謎めいた女性たち・・・。村上ワールド満載で村上ビギナーにもおすすめしたい一冊です。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.113
(5pt)

最後の比喩の奔流

著者インタビューによると、本作品を持って独創的なユーモアに満ちた比喩を多用するのをおしまいにしたそうです。確かにそれ以後の文章は肌触りが違ってきました。あの比喩が大好きなのだという方には残念ですが、そのかわりこの本ではまさに出血大サービスのごとくめまぐるしく比喩が登場します。今回で読んだのは3回目だったのですが、恋しく思っていた分、充分に堪能できました。地図帳ですぐに見つけだせないようなギリシアの小さな島が物語の中で重要な場面として出てくるのですが、光、空、自然がとても美しいです。「こちら側」と「あちら側」の世界。喪失と再生。魅力的で謎めいた女性たち・・・。村上ワールド満載で村上ビギナーにもおすすめしたい一冊です。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.112
(3pt)

中盤まではかなり面白いです。('-,_ω-`)プッ

レズビアンの女の子が登場します。この女の子は自分より十歳くらい年上の人妻が好きで、主人公である《僕》はこのレズビアンの女の子のことが好きなのです。で、まあ、内容ですが相変わらずよく分かりませんでした。強いて言うならば"あちら側とこちら側の話"です。それ以外言いようが無い。('-,_ω-`)プッ
前半から後半に入りかけの部分まではかなり面白いです。ヒロインであるすみれと人妻のミュウと僕とのやりとりが面白いです。すらすら読めました。しかし、このすみれという女の子がある理由で失踪することになるのですが、それ以降、急につまらなくなった。春樹作品特有の不思議さは残してはいるものの、どうもしっくり来ない。終わり方も釈然としない。後半からラストにかけては何だか作者の主張をそのまま聴いているような錯覚に陥りました。オチも曖昧でぼかしているように見えるから、作者はひょっとしたらこの作品における恋愛とかはどうでもよくて、自分の考えのみを伝えたかったのかもしれない。ああいうラストを迎えられたとなると、この小説の登場してきた魅力的なキャラクターもすべては作者の思想を読者に伝えるための手段、あるいは材料に過ぎなかったんじゃないかと思えてならない。('-,_ω-`)プッ
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.111
(3pt)

中盤まではかなり面白いです。('-,_ω-`)プッ

レズビアンの女の子が登場します。この女の子は自分より十歳くらい年上の人妻が好きで、主人公である《僕》はこのレズビアンの女の子のことが好きなのです。で、まあ、内容ですが相変わらずよく分かりませんでした。強いて言うならば"あちら側とこちら側の話"です。それ以外言いようが無い。('-,_ω-`)プッ
前半から後半に入りかけの部分まではかなり面白いです。ヒロインであるすみれと人妻のミュウと僕とのやりとりが面白いです。すらすら読めました。しかし、このすみれという女の子がある理由で失踪することになるのですが、それ以降、急につまらなくなった。春樹作品特有の不思議さは残してはいるものの、どうもしっくり来ない。終わり方も釈然としない。後半からラストにかけては何だか作者の主張をそのまま聴いているような錯覚に陥りました。オチも曖昧でぼかしているように見えるから、作者はひょっとしたらこの作品における恋愛とかはどうでもよくて、自分の考えのみを伝えたかったのかもしれない。ああいうラストを迎えられたとなると、この小説の登場してきた魅力的なキャラクターもすべては作者の思想を読者に伝えるための手段、あるいは材料に過ぎなかったんじゃないかと思えてならない。('-,_ω-`)プッ
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.110
(3pt)

恋心と喪失の物語

すみれを軸にした語り手と、それを取り囲む世界の物語。安部公房の「燃えつきた地図」と同じテーマを違う側面から語っているような気がした。現実世界と人物、そして過去のある一点で、終わってしまった時間。3人がそれぞれを経験する。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.109
(3pt)

恋心と喪失の物語

すみれを軸にした語り手と、それを取り囲む世界の物語。安部公房の「燃えつきた地図」と同じテーマを違う側面から語っているような気がした。現実世界と人物、そして過去のある一点で、終わってしまった時間。3人がそれぞれを経験する。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.108
(4pt)

正直、退屈してしまった。

僕は一応村上春樹のファンで、長編小説は「世界の・・・」と「海辺の・・・」以外すべて読んだのだけれど、
この作品については、長編小説の中で、一番つまらなかった。
これは、ほとんど個人的な理由からきているが、
まず、登場人物の生活が現実離れしすぎている。
主人公は小学校の先生なのだが、実際の先生とはかけ離れた生活をしている(僕の親が教員であるからわかる)。
無駄な風景描写が多すぎる。ギリシャの町並みの描写は、読んでいるだけで本当に退屈してくる。
ラストが気にくわない。印象的なシーンが無い。好きな登場人物がいない。
しかし、これらはあくまで個人的なものですので、
皆さんは興味深いと感じるかもしれません。
村上春樹はもっとも好きな作家のなので、甘めに☆☆☆☆。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.107
(4pt)

正直、退屈してしまった。

僕は一応村上春樹のファンで、長編小説は「世界の・・・」と「海辺の・・・」以外すべて読んだのだけれど、
この作品については、長編小説の中で、一番つまらなかった。
これは、ほとんど個人的な理由からきているが、
まず、登場人物の生活が現実離れしすぎている。
主人公は小学校の先生なのだが、実際の先生とはかけ離れた生活をしている(僕の親が教員であるからわかる)。
無駄な風景描写が多すぎる。ギリシャの町並みの描写は、読んでいるだけで本当に退屈してくる。
ラストが気にくわない。印象的なシーンが無い。好きな登場人物がいない。
しかし、これらはあくまで個人的なものですので、
皆さんは興味深いと感じるかもしれません。
村上春樹はもっとも好きな作家のなので、甘めに☆☆☆☆。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290