スプートニクの恋人

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評判

スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全386件 341〜360 18/20ページ
No.46
(3pt)

代表作とは呼ばれないでしょう。

この「スプートニク」、古くからの読者には評判良くないそうですね。ひとつの例外を除いて、あのお馴染みのムラカミ的要素がこれでもかっ!というくらいてんこもりで、ある意味では安心して楽しめる作品だと思いましたが。別に否定的な意味ではなく、彼ほど固定ファンがついている作家であれば、その望まれている世界・ストーリーを維持していくのが自然であると思います。彼は読み手、というかファンのスノビズムを刺激することにきわめて長けた書き手であるといえます。それは作品を特徴付ける趣味のよさ、軽妙さという点で一貫しています。具体的にいえば、食事・洋服・音楽などのディテイルです。超現実的であるが故に心地よい世界。生身の痛みは遠く霞んでいます。衒学趣味的な面!にも惹かれる人も多いのでしょう(含む私)。その「例外」について。これももう散々語られていることではありますが、「にんじん」と警備員のくだりが、この作品を自作の劣化コピーに陥ることから辛うじて救っています。警備員が「ぼく」に向かって最後に言うセリフが、この作品のいわば裏ベストシーンではないでしょうか。作者がそのような視点を敢えて採り入れたことは意外でした。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.45
(3pt)

代表作とは呼ばれないでしょう。

この「スプートニク」、古くからの読者には評判良くないそうですね。ひとつの例外を除いて、あのお馴染みのムラカミ的要素がこれでもかっ!というくらいてんこもりで、ある意味では安心して楽しめる作品だと思いましたが。別に否定的な意味ではなく、彼ほど固定ファンがついている作家であれば、その望まれている世界・ストーリーを維持していくのが自然であると思います。彼は読み手、というかファンのスノビズムを刺激することにきわめて長けた書き手であるといえます。それは作品を特徴付ける趣味のよさ、軽妙さという点で一貫しています。具体的にいえば、食事・洋服・音楽などのディテイルです。超現実的であるが故に心地よい世界。生身の痛みは遠く霞んでいます。衒学趣味的な面!にも惹かれる人も多いのでしょう(含む私)。その「例外」について。これももう散々語られていることではありますが、「にんじん」と警備員のくだりが、この作品を自作の劣化コピーに陥ることから辛うじて救っています。警備員が「ぼく」に向かって最後に言うセリフが、この作品のいわば裏ベストシーンではないでしょうか。作者がそのような視点を敢えて採り入れたことは意外でした。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.44
(3pt)

これは、普通という意味の星3つ

「恋人」と題名にある割には、甘い話ではないのです。それぞれが、それぞれの思いをかかえつつかかわっていくのですが、私がいままで読んだ村上さんのお話は,圧倒的に「よかった」って思えたのですが、これはそれほどでもなかったな。「すみれ」という女の子の性質が、はじめの頃と最後ではちょっと違う風になっちゃっていて、それが成長もしくは、変わったことなのかもしれないけれどうまくなじめなかったのかも。読むのに、面白くなかったとは思わないけれど。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.43
(3pt)

これは、普通という意味の星3つ

「恋人」と題名にある割には、甘い話ではないのです。それぞれが、それぞれの思いをかかえつつかかわっていくのですが、私がいままで読んだ村上さんのお話は,圧倒的に「よかった」って思えたのですが、これはそれほどでもなかったな。「すみれ」という女の子の性質が、はじめの頃と最後ではちょっと違う風になっちゃっていて、それが成長もしくは、変わったことなのかもしれないけれどうまくなじめなかったのかも。読むのに、面白くなかったとは思わないけれど。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.42
(3pt)

ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ、全然わからないぞ!?

という感想を持ちました。村上春樹の本でも他の本で気に入った本はたくさんあるのですが、こればっかりは理解できませんでした。何が理解できないって内容自体が読み込めなかったのもありますが、それより何より村上春樹が読者を意識する余裕をあまり持っていない感じにまごつきました。もしもこれがデビュー作というなら納得ですが、この本を書いた時点で村上春樹は「羊をめぐる冒険」とか「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とか他にも、確立した感のある、しかも小さくまとまっていないすごい本をいくつも書いているので、この必死に模索している感じが、とても意外だったのです。ですからこの本を読んで感じたのは、内容に関してどうこうというよりも、まだ先にいけるのか村上春樹!という嬉しいような驚きでした。村上春樹、只者じゃないな認識を新たにしました。期待と戸惑いの星三つ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.41
(3pt)

ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ、全然わからないぞ!?

という感想を持ちました。村上春樹の本でも他の本で気に入った本はたくさんあるのですが、こればっかりは理解できませんでした。何が理解できないって内容自体が読み込めなかったのもありますが、それより何より村上春樹が読者を意識する余裕をあまり持っていない感じにまごつきました。もしもこれがデビュー作というなら納得ですが、この本を書いた時点で村上春樹は「羊をめぐる冒険」とか「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とか他にも、確立した感のある、しかも小さくまとまっていないすごい本をいくつも書いているので、この必死に模索している感じが、とても意外だったのです。ですからこの本を読んで感じたのは、内容に関してどうこうというよりも、まだ先にいけるのか村上春樹!という嬉しいような驚きでした。村上春樹、只者じゃないな認識を新たにしました。期待と戸惑いの星三つ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.40
(4pt)

哀しい存在

 人間は大宇宙に浮かぶ小さな人工衛星に閉じ込められた、絶対的孤独をさまよいつづける哀しい存在だ。本書の世界観だ。 私見では、小説はテーマに共感を覚えると、そのプロットはどうでもいいという感がある。「よい」小説は人間の心を描くからだ。仮に風景が描かれていようともそれが描き出そうとしているのは心だ。風景描写が心理描写であることはよくある。 『スプートニクの恋人』に共感できる人間、それはこの世界を人間として生きる孤独を知ってしまった哀しい存在なのだろう。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.39
(4pt)

哀しい存在

 人間は大宇宙に浮かぶ小さな人工衛星に閉じ込められた、絶対的孤独をさまよいつづける哀しい存在だ。本書の世界観だ。 私見では、小説はテーマに共感を覚えると、そのプロットはどうでもいいという感がある。「よい」小説は人間の心を描くからだ。仮に風景が描かれていようともそれが描き出そうとしているのは心だ。風景描写が心理描写であることはよくある。 『スプートニクの恋人』に共感できる人間、それはこの世界を人間として生きる孤独を知ってしまった哀しい存在なのだろう。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.38
(3pt)

6月の雨のような

この小説を表現する言葉の一つ一つにしっとりとした雨にぬれるような語感があります。ある種のやさしさといってもいいかもしれません。それが心地よくもあり、難解でもある小説でした。村上の小説は全般的にそうなんでしょうが理解するというよりは感じるべきだと思いますね。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.37
(3pt)

6月の雨のような

この小説を表現する言葉の一つ一つにしっとりとした雨にぬれるような語感があります。ある種のやさしさといってもいいかもしれません。それが心地よくもあり、難解でもある小説でした。村上の小説は全般的にそうなんでしょうが理解するというよりは感じるべきだと思いますね。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.36
(2pt)

タイトル負けしている感が・・・

実は、私にとって、はじめての村上春樹作品だったりします。短期間のフランス留学時に読んでいたのですが、はっきりいって、お洒落なタイトルとは程遠い、マニアックな小説のように思えました。ここにでてくる女性は、「恋人のいない男性にとっての女性像」のように思えたし、すみれがミュウの会社に入って始めた仕事も、「日本の会社に飽き飽きしている若者の、理想の仕事(すなわち、楽で、お洒落で、欧米の国と関係し、語学の勉強をしながら自分らしく働ける)」を映し出しているようでした。でも、「人は、出会って仲良くなっても、結局は分かり合えずに別れていく。」という絶望的なテーマを、宇宙を漂う衛星に例えた題名は、カッコイイと思います。名前で惹かれて、思わず手に取った方も多いのでは?
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.35
(2pt)

タイトル負けしている感が・・・

実は、私にとって、はじめての村上春樹作品だったりします。短期間のフランス留学時に読んでいたのですが、はっきりいって、お洒落なタイトルとは程遠い、マニアックな小説のように思えました。ここにでてくる女性は、「恋人のいない男性にとっての女性像」のように思えたし、すみれがミュウの会社に入って始めた仕事も、「日本の会社に飽き飽きしている若者の、理想の仕事(すなわち、楽で、お洒落で、欧米の国と関係し、語学の勉強をしながら自分らしく働ける)」を映し出しているようでした。でも、「人は、出会って仲良くなっても、結局は分かり合えずに別れていく。」という絶望的なテーマを、宇宙を漂う衛星に例えた題名は、カッコイイと思います。名前で惹かれて、思わず手に取った方も多いのでは?
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.34
(3pt)

今回は、ワイン

作品自体の感想として、時間が経ってしまっている、という感がまっ先に浮かんでしまう。鮮烈な痛み、とか、刺すような感覚、とか、村上作品のかつてあったものが厚みのある何かに包まれているような気がするのだ。過ぎ去った時をワインを飲みながら懐かしく見送る感じ。ここからどこへいくのだろうか、村上作品はという気持ちで。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.33
(3pt)

今回は、ワイン

作品自体の感想として、時間が経ってしまっている、という感がまっ先に浮かんでしまう。鮮烈な痛み、とか、刺すような感覚、とか、村上作品のかつてあったものが厚みのある何かに包まれているような気がするのだ。過ぎ去った時をワインを飲みながら懐かしく見送る感じ。ここからどこへいくのだろうか、村上作品はという気持ちで。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.32
(4pt)

これまでの村上春樹とは違うラスト

村上春樹はこれまで、「求めるもの」が最後には指の間からこぼれ落ちていくような、喪失感とか虚無感とかいった感覚を巧みに「物語化」してきた作家だと思うけれど、今作ではこれまでとは違ったラストが待っている。「ねじ巻き鳥クロニクル」のあたりから感じられる作風の変化が、本作でも一つの形となって現れているようだ。確かに作中の「分裂するミュウ」というメタファーなどは、これまでの「(「ノルウェイの森」における)僕と直子」「(「羊をめぐる冒険」における)僕と鼠」といった「光と陰(あるいは日常と非日常)」の対比という手法そのままなのだが、「作家・村上春樹クロニクル」としては、新たな局面を向かえつつあることがはっきりと感じられる作品になっていると思う。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.31
(4pt)

これまでの村上春樹とは違うラスト

村上春樹はこれまで、「求めるもの」が最後には指の間からこぼれ落ちていくような、喪失感とか虚無感とかいった感覚を巧みに「物語化」してきた作家だと思うけれど、今作ではこれまでとは違ったラストが待っている。「ねじ巻き鳥クロニクル」のあたりから感じられる作風の変化が、本作でも一つの形となって現れているようだ。確かに作中の「分裂するミュウ」というメタファーなどは、これまでの「(「ノルウェイの森」における)僕と直子」「(「羊をめぐる冒険」における)僕と鼠」といった「光と陰(あるいは日常と非日常)」の対比という手法そのままなのだが、「作家・村上春樹クロニクル」としては、新たな局面を向かえつつあることがはっきりと感じられる作品になっていると思う。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.30
(3pt)

人工衛星

人と人とは、互いにこの地球をまわるさびしい鉄の塊(人工衛星)のようなもの・・・この小説の中に流れる一貫として流れる寂寥感。愛している人でもたがいに完全に理解することの難しさ。それでも少しでも分かり合えたときの喜び。人はみなさびしい生き物だけど、さびしいからこそお互いを理解しようと努力する。この作品でそのことを教えられた気がします。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.29
(3pt)

人工衛星

人と人とは、互いにこの地球をまわるさびしい鉄の塊(人工衛星)のようなもの・・・この小説の中に流れる一貫として流れる寂寥感。愛している人でもたがいに完全に理解することの難しさ。それでも少しでも分かり合えたときの喜び。人はみなさびしい生き物だけど、さびしいからこそお互いを理解しようと努力する。この作品でそのことを教えられた気がします。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.28
(4pt)

流れ星の邂逅

 村上春樹作品を読み続けてきた人にとっては、少しもどかしく感じる部分が多いかもしれない。 しかし、根底に流れているものは、ひどく似通っている。 人が絶対的に孤独であること。それゆえに、人との「関係」を渇望すること。そして、関係に永遠はないこと。 文中にも出てくるように、人と人の交わりは、流れ星が一瞬すれ違うかのようなものかもしれない。 私の読後感は「ノルウェイの森」ほどの哀しみは残らなかったものの、すとんと腑に落ちたということでもなく、何かしら、そう何かしら残り、毎日それが少し顔を出す、といったものです。 ごめんなさい。わけわからなくて。 
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.27
(4pt)

流れ星の邂逅

 村上春樹作品を読み続けてきた人にとっては、少しもどかしく感じる部分が多いかもしれない。 しかし、根底に流れているものは、ひどく似通っている。 人が絶対的に孤独であること。それゆえに、人との「関係」を渇望すること。そして、関係に永遠はないこと。 文中にも出てくるように、人と人の交わりは、流れ星が一瞬すれ違うかのようなものかもしれない。 私の読後感は「ノルウェイの森」ほどの哀しみは残らなかったものの、すとんと腑に落ちたということでもなく、何かしら、そう何かしら残り、毎日それが少し顔を出す、といったものです。 ごめんなさい。わけわからなくて。 
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290