スプートニクの恋人

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スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全386件 221〜240 12/20ページ
No.166
(3pt)

作品自体が難しい訳ではないが、トータルでは難解だ。

村上春樹にとっては少し変わった(他の作品も変わっているが)恋愛小説。
主要登場人物は3人。
村上作品は主要登場人物が3人のことが多い。
ただし、今回は多少人物の関係性が他の小説とは異なる。
そして、ストーリーの展開も他の作品とは異なっている。
人物の関係性については読んでいただくとして、ストーリーの主題がこれまでと違うことが面白い。
他の小説であれば「生と死」が大きなテーマとなっている。
この小説は「生」に重きを置かれて書かれているような気がする。
確かに途中「すみれ」に絡んで死が意識されないわけではない。
しかし、それは飽くまで仮定としての死であって、存在の消滅にはつながらない。
そして、結末に向けての展開がやや唐突な感がある。
他の作品も確かな解が示されているわけではないが、この作品についてはとにかく解も何もあったものではない。
最後の最後の展開は非常に驚く。
そこまで投げ出して私たちはあなたの何を理解すればよいのだろう。
作品自体が難しい訳ではないのに、トータルではやはり難解だ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.165
(3pt)

作品自体が難しい訳ではないが、トータルでは難解だ。

村上春樹にとっては少し変わった(他の作品も変わっているが)恋愛小説。
主要登場人物は3人。
村上作品は主要登場人物が3人のことが多い。
ただし、今回は多少人物の関係性が他の小説とは異なる。
そして、ストーリーの展開も他の作品とは異なっている。
人物の関係性については読んでいただくとして、ストーリーの主題がこれまでと違うことが面白い。
他の小説であれば「生と死」が大きなテーマとなっている。
この小説は「生」に重きを置かれて書かれているような気がする。
確かに途中「すみれ」に絡んで死が意識されないわけではない。
しかし、それは飽くまで仮定としての死であって、存在の消滅にはつながらない。
そして、結末に向けての展開がやや唐突な感がある。
他の作品も確かな解が示されているわけではないが、この作品についてはとにかく解も何もあったものではない。
最後の最後の展開は非常に驚く。
そこまで投げ出して私たちはあなたの何を理解すればよいのだろう。
作品自体が難しい訳ではないのに、トータルではやはり難解だ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.164
(4pt)

スプートニクの恋人

村上春樹さんの作品を初めて読みました。色々勉強させていただきました。ペダンティックで性欲の強い作家だと友人から聞いていましたが、僕は表現が豊かで知識を増やしてくれる作家さんだと思います。スプートニク号であったり観覧車のような円を運命に例える作品はほかにもある。でも、ロシア語で旅連れを意味するスプートニク使うあたりはさすがだと思いました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.163
(4pt)

スプートニクの恋人

村上春樹さんの作品を初めて読みました。色々勉強させていただきました。ペダンティックで性欲の強い作家だと友人から聞いていましたが、僕は表現が豊かで知識を増やしてくれる作家さんだと思います。スプートニク号であったり観覧車のような円を運命に例える作品はほかにもある。でも、ロシア語で旅連れを意味するスプートニク使うあたりはさすがだと思いました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.162
(4pt)

最初は好きではなかった。けど・・・

最初読んだ時は、好きではありませんでした。
しかしタイトルと表紙の絵が好きだったからか、何度か読み返していくうちに段々と良さが分かった気がします。
なぜだろうと考えてみても、はっきりとした答えが浮かばないのですが、そういう曖昧な領域こそがこの小説の魅力ではないかなとも思います。
本文中に、「理解とは常に誤解の総体にすぎない」という言葉があります。その言葉の意味に注意しながら読んでいくと違った世界観が感じられると思います。それはミュウが閉じ込めれていた世界であったり、すみれが入っていってしまった世界だったり、また読者がいつの間にか迷い込んでしまった世界だったり・・・・。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.161
(4pt)

最初は好きではなかった。けど・・・

最初読んだ時は、好きではありませんでした。
しかしタイトルと表紙の絵が好きだったからか、何度か読み返していくうちに段々と良さが分かった気がします。
なぜだろうと考えてみても、はっきりとした答えが浮かばないのですが、そういう曖昧な領域こそがこの小説の魅力ではないかなとも思います。
本文中に、「理解とは常に誤解の総体にすぎない」という言葉があります。その言葉の意味に注意しながら読んでいくと違った世界観が感じられると思います。それはミュウが閉じ込めれていた世界であったり、すみれが入っていってしまった世界だったり、また読者がいつの間にか迷い込んでしまった世界だったり・・・・。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.160
(5pt)

こっちの方が100%の恋愛小説

「僕」が帰ってきたとか、そんなことはどうでも良いです。
年齢も性別も超えて、ただ純粋に恋に落ちて、誰かに死ぬほど恋焦がれるなんて、
ロマンチックじゃないですか。
すみれみたいな理屈も保身もない恋、
一度でいいからしてみたいものです。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.159
(5pt)

こっちの方が100%の恋愛小説

「僕」が帰ってきたとか、そんなことはどうでも良いです。
年齢も性別も超えて、ただ純粋に恋に落ちて、誰かに死ぬほど恋焦がれるなんて、
ロマンチックじゃないですか。
すみれみたいな理屈も保身もない恋、
一度でいいからしてみたいものです。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.158
(3pt)

慣れが必要か

初めて触れた村上作品。
もちろん好き嫌いはあるだろうが、独特な言い回しや展開に慣れが必要だなと感じた。
ノンフィクション作品に親しみがある身には現実離れ感が先に来てしまう。
他の作品も読んでみる必要がありそうだ。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.157
(3pt)

慣れが必要か

初めて触れた村上作品。
もちろん好き嫌いはあるだろうが、独特な言い回しや展開に慣れが必要だなと感じた。
ノンフィクション作品に親しみがある身には現実離れ感が先に来てしまう。
他の作品も読んでみる必要がありそうだ。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.156
(5pt)

徹底的な孤独と喪失感に満たされた恋愛小説

 当初、単行本で発売当時(10年くらい前)に読み、同著者の「ダンスダンスダンス」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に比べてあまりよい作品とは思えなかった。物語のカタルシスがなく、単調なストーリーに思えた。
 今回、文庫本で再読すると、自分に変化があったのか、前回のような印象はまったくなかった!村上春樹の文章そのものが魅力的で、『気の毒なお月様が使い古しの腎臓みたいにぽこっと浮かんでいる」や「くだらない冗談を燃料にして走る車が発明されたら、あなたはずいぶん遠くまで行けるわよね」といったフレーズにあたると、目を閉じて、ゆっくりその言葉を味わって楽しめた。
 スプートニクという人工衛星からイメージする無重力の広大な宇宙空間で絶対的な孤独と、大切なものを失う喪失感、それらにすべて許容して生きていかなければならない悲しさと勇気が与えられるような小説だった。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.155
(5pt)

徹底的な孤独と喪失感に満たされた恋愛小説

 当初、単行本で発売当時(10年くらい前)に読み、同著者の「ダンスダンスダンス」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に比べてあまりよい作品とは思えなかった。物語のカタルシスがなく、単調なストーリーに思えた。
 今回、文庫本で再読すると、自分に変化があったのか、前回のような印象はまったくなかった!村上春樹の文章そのものが魅力的で、『気の毒なお月様が使い古しの腎臓みたいにぽこっと浮かんでいる」や「くだらない冗談を燃料にして走る車が発明されたら、あなたはずいぶん遠くまで行けるわよね」といったフレーズにあたると、目を閉じて、ゆっくりその言葉を味わって楽しめた。
 スプートニクという人工衛星からイメージする無重力の広大な宇宙空間で絶対的な孤独と、大切なものを失う喪失感、それらにすべて許容して生きていかなければならない悲しさと勇気が与えられるような小説だった。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.154
(5pt)

恋について

話の内容を簡単に説明すると、主人公、「僕」がする恋について、または「その他の登場人物」のお話です。
主人公と密接な関係を持っている「すみれ」は小説家になりたい22歳の女の子で、僕とは友達という関係でとても沢山話をするのです。恐らく世界中のどの恋人たちより最も長く語り合っている仲であると主人公は語っています。そう思います。
しかしその関係は恋に発展することはありません、なぜなら「すみれ」はある在日韓国人の女性と出会うことによって、生まれて初めての恋に落ちるからです。
「すみれ」はレズビアンなのです。そういうことについても彼女は「僕」に多く話します。在日韓国人の女性は会社を経営するとても奇麗な女性でした、名前は「ミュウ」といいます。
ミュウは「すみれ」を仕事の秘書として雇うことにします。そこから「すみれ」と「ミュウ」の関係というものが始まっていきます。しかし決してレズビアンの話ではないのでご安心ください。
「すみれ」「ミュウ」「僕」の関係がラブ・ストーリーで展開していきます。
展開していく様とか最終的なエンディングは・・・
まず印象的だったのは、その村上さん独特な登場人物同士の会話の表現です。
また、会話とは別に主人公の思考状態が逐一表現されます。その描写もとても面白くて、やっぱり惹かれるものがありました。
また、主人公と僕自身についての思考パターンにいくつかの接点がありました。
僕が本を読むとき、主人公に少なからず感情移入をしてしまいます。
そのことも思考パターンにいくつかの接点があった理由かもしれませんがそういう感じ方が小説の中の登場人物とリンクするということは結構まれです。
そう何冊もの本がそのようにリンクすることはないので、この本は特別な魅力みたいなもので僕は惹きつけられているのだと感じました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.153
(5pt)

恋について

話の内容を簡単に説明すると、主人公、「僕」がする恋について、または「その他の登場人物」のお話です。
主人公と密接な関係を持っている「すみれ」は小説家になりたい22歳の女の子で、僕とは友達という関係でとても沢山話をするのです。恐らく世界中のどの恋人たちより最も長く語り合っている仲であると主人公は語っています。そう思います。
しかしその関係は恋に発展することはありません、なぜなら「すみれ」はある在日韓国人の女性と出会うことによって、生まれて初めての恋に落ちるからです。
「すみれ」はレズビアンなのです。そういうことについても彼女は「僕」に多く話します。在日韓国人の女性は会社を経営するとても奇麗な女性でした、名前は「ミュウ」といいます。
ミュウは「すみれ」を仕事の秘書として雇うことにします。そこから「すみれ」と「ミュウ」の関係というものが始まっていきます。しかし決してレズビアンの話ではないのでご安心ください。
「すみれ」「ミュウ」「僕」の関係がラブ・ストーリーで展開していきます。
展開していく様とか最終的なエンディングは・・・
まず印象的だったのは、その村上さん独特な登場人物同士の会話の表現です。
また、会話とは別に主人公の思考状態が逐一表現されます。その描写もとても面白くて、やっぱり惹かれるものがありました。
また、主人公と僕自身についての思考パターンにいくつかの接点がありました。
僕が本を読むとき、主人公に少なからず感情移入をしてしまいます。
そのことも思考パターンにいくつかの接点があった理由かもしれませんがそういう感じ方が小説の中の登場人物とリンクするということは結構まれです。
そう何冊もの本がそのようにリンクすることはないので、この本は特別な魅力みたいなもので僕は惹きつけられているのだと感じました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.152
(4pt)

絶対的な存在を2度失う者と邂逅する者の物語

絶対的な存在を持つ3人、言い換えれば、それを失えば完全なる孤独に陥る3人の物語。
「ミュウ」は25歳の時、絶対的な存在だった芸術(音楽)から捨てられ半身を失った女性。彼女は芸術(文学)を目指す17歳年下の若きすみれから彼女の芸術への想いを無意識に奪い、決して戻ることのない失った半身を取り戻そうとする。
「すみれ」は僕から深く愛され、求められているのを知りながら(文中のセリフから判断)、絶対的な存在を小説家になることからミュウへの恋と性欲と愛を貫くことへと変じる。
「僕」は不実な恋(不倫)で自らの精神(性欲)の均衡を図りながら、苦悩と共にこの世でただ一人の絶対者すみれを愛し抜く。
やがて3人はギリシャの島での出来事から、ある帰結へと導かれる。完全なる孤独を抱えてしまった人間の恋と性欲と愛の物語。村上さんのベスト作品ではなくとも、人間が抱える根源的な孤独と理不尽な恋と性欲と愛を深く考えさせられる稀有な価値ある小説です。
ミュウはすみれと(恐らく村上さんと)共にベートーヴェンの32曲のピアノソナタを音楽史上最も重要なピアノ曲とし、Wilhem Backhausの解釈を最も適切とした感性の持ち主ですが、絶対的な存在足り得るクラシック(音楽)と小説(本)は本書の裏の重要なファクターでもあり、「僕」と同様、本と音楽を絶対的な存在とし、絶対的な他者を喪失した人は深くシンクロせざるを得ない作品です。しかしそれは、決して負ではなく正(生)へのシンクロでした。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.151
(4pt)

絶対的な存在を2度失う者と邂逅する者の物語

絶対的な存在を持つ3人、言い換えれば、それを失えば完全なる孤独に陥る3人の物語。
「ミュウ」は25歳の時、絶対的な存在だった芸術(音楽)から捨てられ半身を失った女性。彼女は芸術(文学)を目指す17歳年下の若きすみれから彼女の芸術への想いを無意識に奪い、決して戻ることのない失った半身を取り戻そうとする。
「すみれ」は僕から深く愛され、求められているのを知りながら(文中のセリフから判断)、絶対的な存在を小説家になることからミュウへの恋と性欲と愛を貫くことへと変じる。
「僕」は不実な恋(不倫)で自らの精神(性欲)の均衡を図りながら、苦悩と共にこの世でただ一人の絶対者すみれを愛し抜く。
やがて3人はギリシャの島での出来事から、ある帰結へと導かれる。完全なる孤独を抱えてしまった人間の恋と性欲と愛の物語。村上さんのベスト作品ではなくとも、人間が抱える根源的な孤独と理不尽な恋と性欲と愛を深く考えさせられる稀有な価値ある小説です。
ミュウはすみれと(恐らく村上さんと)共にベートーヴェンの32曲のピアノソナタを音楽史上最も重要なピアノ曲とし、Wilhem Backhausの解釈を最も適切とした感性の持ち主ですが、絶対的な存在足り得るクラシック(音楽)と小説(本)は本書の裏の重要なファクターでもあり、「僕」と同様、本と音楽を絶対的な存在とし、絶対的な他者を喪失した人は深くシンクロせざるを得ない作品です。しかしそれは、決して負ではなく正(生)へのシンクロでした。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.150
(3pt)

実はシンプルに、孤独な愛の物語?

結局、焦点は「僕」と「すみれ」の関係だったと思う。
この2人は、夜中に突然電話をしあえるぐらいの仲であり、
ある意味、恋人同士のような関係と言ってもいいぐらいだった
しかしながら、そこに性的な関係はない。(「僕」の片想いだった。)
でも、「僕」は、その「すみれ」を
地球の周りを交わることなく飛ぶ人工衛星(スプートニク)のように見守る・・
そして、まるで保護者のような愛を注ぐ。
(他にガールフレンドを作りながらも。)
そして、「すみれ」が行方不明になった時、
その思いは、より自覚的になる。
その後の出来事の描写(「にんじん」への告白など)が、
「僕」の中で、「すみれ」が不在になった時の虚無感を鮮明にしている。
『すみれは彼女にしかできないやり方で、ぼくをこの世界につなぎとめていた』
最後「すみれ」から電話がかかってくる、という結末はHappy Endだったけど、
その後、2人が交わるかどうかは、また別の話だ。
また、「すみれ」が消えた理由については、最後までわからないけど、
それも、ある意味、どうでもいい。
不在だったものが、存在になった。
『血のあとはもうない』
『僕らは同じ世界の同じ月を見ている』
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.149
(3pt)

実はシンプルに、孤独な愛の物語?

結局、焦点は「僕」と「すみれ」の関係だったと思う。
この2人は、夜中に突然電話をしあえるぐらいの仲であり、
ある意味、恋人同士のような関係と言ってもいいぐらいだった
しかしながら、そこに性的な関係はない。(「僕」の片想いだった。)
でも、「僕」は、その「すみれ」を
地球の周りを交わることなく飛ぶ人工衛星(スプートニク)のように見守る・・
そして、まるで保護者のような愛を注ぐ。
(他にガールフレンドを作りながらも。)
そして、「すみれ」が行方不明になった時、
その思いは、より自覚的になる。
その後の出来事の描写(「にんじん」への告白など)が、
「僕」の中で、「すみれ」が不在になった時の虚無感を鮮明にしている。
『すみれは彼女にしかできないやり方で、ぼくをこの世界につなぎとめていた』
最後「すみれ」から電話がかかってくる、という結末はHappy Endだったけど、
その後、2人が交わるかどうかは、また別の話だ。
また、「すみれ」が消えた理由については、最後までわからないけど、
それも、ある意味、どうでもいい。
不在だったものが、存在になった。
『血のあとはもうない』
『僕らは同じ世界の同じ月を見ている』
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.148
(3pt)

絶望的な切なさから感じる安心感

宇宙を漂う衛星のように完全なる孤独の空間に佇みながら、
果てしなく低い確率でありながらも お互いを感じながら同じ軌道を進む・・・。
どんなに接近しても、完全なる孤独の中にいる。
そんな絶望的な切なさを感じさせながら、相手を感じることができるだけで、
何もかもが繋がっていると感じられる安心感。
かけ離れた感情がうまく表現された小説でした。
読み終わったあと、放心状態になりました。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.147
(3pt)

絶望的な切なさから感じる安心感

宇宙を漂う衛星のように完全なる孤独の空間に佇みながら、
果てしなく低い確率でありながらも お互いを感じながら同じ軌道を進む・・・。
どんなに接近しても、完全なる孤独の中にいる。
そんな絶望的な切なさを感じさせながら、相手を感じることができるだけで、
何もかもが繋がっていると感じられる安心感。
かけ離れた感情がうまく表現された小説でした。
読み終わったあと、放心状態になりました。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290