スプートニクの恋人

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評判

スプートニクの恋人の評価:

3.95/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全386件 381〜386 20/20ページ
No.6
(3pt)

軽快なストーリー展開

小説家になりたい不思議な主人公の魅力と突然失踪してしまう事によって振り回される人々。登場人物は3人なのだが みなとても個性的だ。エンディングもハッピーエンドで良かったと思います。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.5
(3pt)

軽快なストーリー展開

小説家になりたい不思議な主人公の魅力と突然失踪してしまう事によって振り回される人々。登場人物は3人なのだが みなとても個性的だ。エンディングもハッピーエンドで良かったと思います。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.4
(4pt)

孤独なスプートニクの末裔たち

 22歳の春、すみれは年上の女性ミュウに恋をし、性欲を感じる。ミュウはすみれを愛しているが、性欲を感じることができない。ミュウは14年前のある出来事が原因でふたつに分割され、もうひとりの自分を「性欲と……生きるための意志のようなもの」と共にあちら側に置いてきてしまったのだ。 すみれの唯一の友人「ぼく」はすみれを愛し、性欲を感じている。すみれは「ぼく」を好きではあるが、愛しておらず、性欲を感じることができない。一方「ぼく」は別の年上の人妻に性欲を感じているが、愛してはいない。「ぼく」は思う。「まるで実存主義演劇の筋みたいだ。すべてのものごとはそこで行きどまりになっていて、誰もどこにも行けない。選ぶ選択肢がない」  だが、ギリシャの小さな島ですみれは突然煙のように消えてしまう。「鏡を抜けて、すみれはあちら側に行ってしまったのだ。おそらくあちら側のミュウに会いに行ったのだ。こちら側のミュウが彼女を受け入れることができない以上、それはむしろ当然の成りゆきではないか?」  あちら側とこちら側で成り立った世界という著者の強迫観念は、否応なしに「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い起こさせる。 物語は最後まで曖昧模糊として、どこまでが現実でどこまでが登場人物の想像の産物なのかが判然としない。読者を不安定な中空に放り出したまま、この物語は終わる。「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」と「ぼく」は思う。まるで、「地球の引力を唯ひとつの絆として天空を通過しつづけているスプートニクの末裔たち」のように……。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.3
(4pt)

孤独なスプートニクの末裔たち

 22歳の春、すみれは年上の女性ミュウに恋をし、性欲を感じる。ミュウはすみれを愛しているが、性欲を感じることができない。ミュウは14年前のある出来事が原因でふたつに分割され、もうひとりの自分を「性欲と……生きるための意志のようなもの」と共にあちら側に置いてきてしまったのだ。 すみれの唯一の友人「ぼく」はすみれを愛し、性欲を感じている。すみれは「ぼく」を好きではあるが、愛しておらず、性欲を感じることができない。一方「ぼく」は別の年上の人妻に性欲を感じているが、愛してはいない。「ぼく」は思う。「まるで実存主義演劇の筋みたいだ。すべてのものごとはそこで行きどまりになっていて、誰もどこにも行けない。選ぶ選択肢がない」  だが、ギリシャの小さな島ですみれは突然煙のように消えてしまう。「鏡を抜けて、すみれはあちら側に行ってしまったのだ。おそらくあちら側のミュウに会いに行ったのだ。こちら側のミュウが彼女を受け入れることができない以上、それはむしろ当然の成りゆきではないか?」  あちら側とこちら側で成り立った世界という著者の強迫観念は、否応なしに「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い起こさせる。 物語は最後まで曖昧模糊として、どこまでが現実でどこまでが登場人物の想像の産物なのかが判然としない。読者を不安定な中空に放り出したまま、この物語は終わる。「どうしてみんなこれほどまでに孤独にならなくてはならないのだろう」と「ぼく」は思う。まるで、「地球の引力を唯ひとつの絆として天空を通過しつづけているスプートニクの末裔たち」のように……。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290
No.2
(3pt)

残酷さと癒しと

ストーリーテラーとしてすごいなぁと思います。 重いテーマをあきさせずに読ませる力は、春樹ファンのみならず、初めて作者の作品を読んだ人(男も女も)を引きつけるにおいを完全に身につけたようです。 生理的な痛みを伝える残酷なトーンが全体をつつんでいますが、最後はあっけなく前を向いています。 喪失することで、次に進むことができる。喪失には血が流れるが、誠実に何も言わずに受け入れることで乗り越えていく。がんばって乗り越えて行けというのが、メッセージなのかなぁと、作者の前作を読み返す気をおこさせます。作者の喪失感は時代のそれとシンクロすることで、勝手に体に入り込んできますが、少しだけその先への答えがしめされたように思います。
スプ-トニクの恋人 Amazon書評・レビュー: スプ-トニクの恋人より
4062096579
No.1
(3pt)

残酷さと癒しと

ストーリーテラーとしてすごいなぁと思います。 重いテーマをあきさせずに読ませる力は、春樹ファンのみならず、初めて作者の作品を読んだ人(男も女も)を引きつけるにおいを完全に身につけたようです。 生理的な痛みを伝える残酷なトーンが全体をつつんでいますが、最後はあっけなく前を向いています。 喪失することで、次に進むことができる。喪失には血が流れるが、誠実に何も言わずに受け入れることで乗り越えていく。がんばって乗り越えて行けというのが、メッセージなのかなぁと、作者の前作を読み返す気をおこさせます。作者の喪失感は時代のそれとシンクロすることで、勝手に体に入り込んできますが、少しだけその先への答えがしめされたように思います。
スプートニクの恋人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: スプートニクの恋人 (講談社文庫)より
4062731290