ノルウェイの森

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,951件 621〜640 32/98ページ
No.1331
(2pt)

オタク特有の自分の価値観が絶対正しい的視点で語るノルウェーの森

この作品を端的に説明するとスクイズと四月は君の嘘を足して2で割ったような作品

読んだ直感的な感想としては、これが世界的ベストセラーで毎年芥川賞候補に選ばれたりする作品とか世の中、訳が分からない。
このレビュー見ても星1のレビューが参考になった上位を占めてる異色の作品といえるだろう。
レビュー星5つけてる人は、普通に良かったみたいな短い感想もあれば、私は読んでないけど母にプレゼントしたら好評でしたー☆5とか、後は自分に酔ってるコメントが多々見受けられて爆笑した。それだけでも読む価値あったかも、、、
何が酷いって、登場人物殆ど自殺したり、エロゲーも青ざめるレベルの性的な描写とかセリフの多さ。登場人物自殺させるのは構わないんだけど、そこに至る理由が殆ど描かれていない。描かれていないって言うと語弊があるか、物語としてドラマ性が一切無いと言うか、ある程度の推察は出来ても自殺するだけの決定打に欠ける。そして死ぬ前も死んだ後もこれと言った別段変わった事が起こる訳でもない。
唯一良かったのは文章が上手いって事かな、普段使わない難しい言葉を使って緻密に文章表現をする事が多いなか、あれだけ平易な言葉だけで独特の雰囲気を作り出してしまうのは天才だと思う。それだけにあれだけの天武を持っていてどうしてあんなに山なし、落ちなし、意味なし、な話にしたのか腑に落ちる。
ただ、もしかしたらそれこそがこの作品のメッセージなのかもしれない。つまり、作中にも(死は生の対極にあるのではなく我々の生のうちに住んでいるのだ )って描写があったけど何か独特な理由があるから自殺する訳でもないのかもしれない、「死」、それは生活の一部であるようにそれこそコンビニでも行く気軽さで死ぬ。レイコが直子の自殺で病院から出る切っ掛けになったように、自殺は負の面もあれば正の面もあると言うこと、人は性行為や自殺に何か特別な意味や価値観を見いだそうとするがそういう杓子定規な物の見方に対するアンチテーゼを作者は表現したかったのではないだろうか。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1330
(4pt)

隠れエロ本としての側面

この本は中学校の時の推薦図書に名前が挙がっていました。
それで読んでみました。大変感動しました。これが文学なのかと衝撃を受けました。

またもう一点、エロい場面が何度か出てきて、それが中学生の理想とするファンタジック(かつ少し病的)なエロだったので、これまたびっくりして何度も何度も読んだのを覚えています。

彼氏が死んでしまい、傷ついている女の子と……。
本命がいるのに、別の女の子とベランダでキス。
療養所がある山の森で……。
元気はつらつな、しかし複雑な過去の有る年上の女性と……。

このように、「文学」としてだけでなく、「中学生に許された合法的なエロ小説」としての価値も、この小説については語り継いでいくべきではないでしょうか。

「文学表現として必要だったエロ」と解釈できれば、ちょっとセクシャルでも、大人は許してくれるようです。
その点、この作品は文学とエロの配合が絶妙なので、「好きな本は『ノルウェイの森』です」といえば、先生からの評価が期待できるし、自身のエロリビドーの慰みにもなるのです。いいですね。

あわせて山田詠美さんの『放課後の音符』も読むといいかと思います。
やはり、文学とエロが含まれており、中学推薦図書になっているからです。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1329
(3pt)

新品でなくとも

ベストセラー本ですが、今読んでも面白い本です。ようやく春樹ファンになりました
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1328
(3pt)

村上春樹はバターの味

私にとって2作品目の村上春樹。翻訳家としての彼の力量を買っていて、彼自身の創作に挑んでみるのだかハルキストへの道は険しい。セックスの描写は体操のようで私の好みではない。過激なセックスと壊れていく恋人、、、映像なら「ベティブルー」小説なら「赤い髪の女」であると断言しよう。

私はこれは単純な恋愛小説だとは思わない。恋愛は暗喩でしかなく、革命という軸を喪失してしまった世代の傷みを描いているのだと思う。学生運動の描写は遠景のようにしか出てはこないけれども。同世代とも共有できる精神を持てなくなった若者が心の飢えを抱えつつ性的にも放浪しながら自分の位置を確かめて行く。

漱石の「三四郎」はたいした事件も無く、会話も描写も行間を読ませるが、村上春樹は事件山盛り、たっぷりバターを塗ったパンのような描写、そして豊富な会話、、、対極の青春小説だと感じた。早稲田で演劇を学んだことの影響かとも思えた。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.1327
(5pt)

決して薄っぺらな雰囲気小説などではない

この小説は多くの方々が暇つぶしに読んでいるような娯楽的大衆小説ではない。そのためこう言った純文学作品を真剣に読んだことのある人、読みたいと思っている人、文学を解する心の持ち主にしかお勧めできない。

先に断っておく私は村上春樹の作品は全て読んでいるが彼の小説、考え、ライフスタイルに陶酔する浅はかで愚かなハルキストではない。村上春樹の作品を読んだはいいものの考えることをせずにただ「この小説は考えるものじゃなくて感じるべきものなんだよ」などと戯言をかましている彼らハルキストを私は厳しく非難する。だがこの小説を読んで考えることはもちろん世界観や登場人物の心情を感じ取ろうとさえせず、ただただ理解できなかったと非難をする輩はさらに厳しく非難し罵倒さえし文学を読むに値しない者とみなす。彼らノルウェイの森を非難する者はにわか読書家か間抜けな機械じかけやろうだ。
この小説は決して雰囲気小説などではないではない。官能小説でもない。情景描写はもちろんのこと登場人物の一挙手一投足一言一句にさえ全て意味がありそれが読み取れる。
多くの人々が薄々でも理解しているだろうが、この小説で重要視されていることの一つが生と死である。この小説は途中多くの人が死ぬ作品である。その点を非難する者も少なからず見かけるが、西洋文化が多く流入してきた近代以降では小説には主題というものがつきものとなっており、主題無きもの文学にあらずといった考えが今でも文学の大前提となっている。このノルウェイの森の作品中多くの死者が出ることはいた仕方ないことである。また「なぜ彼らが自ら死の道を選んでしまったかわからない薄っぺらなストーリーだ」などと言う意見も聞こえるがそんな意見を言う者が浅はかである。確かに作品中それぞれがいかにして死にいたってしまったのかは、直接的には書かれていない。だが彼らの言動や過去、人間関係について書かれている部分を読めば大した想像力を駆使せずとも理解できるはずである。例えば直子とキズキの関係を読めばキズキの死の意味が、キズキの死後過去を踏まえて直子とワタナベの関係を読めば直子が死に至った理由が大方理解できるはずである。またワタナベが生きてはいるが死というものに取り憑かれあの世に片足を突っ込んだ状態でいたということもわかるであろう。そしていかにして生の世界へと無事戻ってきたかもわかり、ワタナベを生の世界に繋ぎ止めてくれていた緑の存在が大きいということもわかるだろう。そしてこのワタナベが半分死の世界いたことと緑の役割を考えれば最後のシーンのワタナベの台詞の意味も自ずと理解できる。
この本の装丁は村上春樹自らが手がけたものだという。これは考えすぎかも知れないが、本文中での「生は死の対極としてではなく、その一部として存在する」という箇所と緑の「私ね、ミドリっていう名前なの。それなのに全然緑色が似合わないの。変でしょ。そんなのひどいと思わない?」という台詞、緑が作品中で生の象徴のように力ずよく書かれているところから、この本が上下巻緑と赤で装丁されいる意味が見えてくるように思える。
題名について「ビートルズのNorwegian Woodっていうのは本当はノルウェイ産の木材っていみなんだよ、だからこの題名は間違っている」などとインテリを気取っている輩も見かけるがそんな意見は愚の骨頂、アホの極みとしか思えない。本文を読めば作者がなぜ敢えてこのノルウェイの森という日本語訳の題名にしたかがわかるだろう。本文中で直子が言っている。そしてこの題名の意味するところがこの作品全体を包み込む空気である。ほとんどの文学作品について言えることだが作者がどのような意図を持って如何なる題名をその作品に付けたかと言うことは読者として必ず理解しなければならない重要な点のひとつである。
村上春樹作品の多くに認められるところだが、この作品もまた歴史や神話、小説などからの影響が見て取れる。例えば、ワタナベが直子を訪ねて阿美寮へと赴く箇所などは日本神話のイザナギ・イザナミと重なるように思える。しかし村上春樹の小説ではギリシャ神話からアイデアを得た作品も見られるので、ここはイザナギ・イザナミではなくオルペウスの方かもしれない。また緑がワタナベに語る完璧なわがまま、愛についての箇所は村上春樹も日本語訳している「おおきな木」という絵本と共通するところが見て取れる。
村上春樹の小説はクセが強いとも言われている。作品全体を好きになることは難しいかも知れないが、たった一行の言葉や登場人物のキャラクター、作品中で使用されるグレート・ギャツビーなどの小説や音楽など部分部分で誰もが惹きつけられる好きになれる箇所があること間違いない、だから作品全体を嫌いになることも難しいだろう。細かな魅力が随所に、散りばめられた至高の一冊であると私は思う。
最後に、映画ノルウェイの森は見るに値しないとんでもない駄作であることをここに高らかに宣言しよう。監督がこの小説をちゃんと読んだことがあるのかさえ疑わしい。評価できるところと言えば緑の役を水原希子にしたところだけだ。あの映画は腹立たしいことこの上ない。小説よりも先に映画を観てしまった人々が可哀想だ。原作を読む機会を多くの人から奪った無価値の愚作である。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1326
(2pt)

オタク特有の自分の価値観が絶対正しい的視点で語るノルウェーの森

この作品を端的に説明するとスクイズと四月は君の嘘を足して2で割ったような作品

読んだ直感的な感想としては、これが世界的ベストセラーで毎年芥川賞候補に選ばれたりする作品とか世の中、訳が分からない。
このレビュー見ても星1のレビューが参考になった上位を占めてる異色の作品といえるだろう。
レビュー星5つけてる人は、普通に良かったみたいな短い感想もあれば、私は読んでないけど母にプレゼントしたら好評でしたー☆5とか、後は自分に酔ってるコメントが多々見受けられて爆笑した。それだけでも読む価値あったかも、、、
何が酷いって、登場人物殆ど自殺したり、エロゲーも青ざめるレベルの性的な描写とかセリフの多さ。登場人物自殺させるのは構わないんだけど、そこに至る理由が殆ど描かれていない。描かれていないって言うと語弊があるか、物語としてドラマ性が一切無いと言うか、ある程度の推察は出来ても自殺するだけの決定打に欠ける。そして死ぬ前も死んだ後もこれと言った別段変わった事が起こる訳でもない。
唯一良かったのは文章が上手いって事かな、普段使わない難しい言葉を使って緻密に文章表現をする事が多いなか、あれだけ平易な言葉だけで独特の雰囲気を作り出してしまうのは天才だと思う。それだけにあれだけの天武を持っていてどうしてあんなに山なし、落ちなし、意味なし、な話にしたのか腑に落ちる。
ただ、もしかしたらそれこそがこの作品のメッセージなのかもしれない。つまり、作中にも(死は生の対極にあるのではなく我々の生のうちに住んでいるのだ )って描写があったけど何か独特な理由があるから自殺する訳でもないのかもしれない、「死」、それは生活の一部であるようにそれこそコンビニでも行く気軽さで死ぬ。レイコが直子の自殺で病院から出る切っ掛けになったように、自殺は負の面もあれば正の面もあると言うこと、人は性行為や自殺に何か特別な意味や価値観を見いだそうとするがそういう杓子定規な物の見方に対するアンチテーゼを作者は表現したかったのではないだろうか。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1325
(4pt)

隠れエロ本としての側面

この本は中学校の時の推薦図書に名前が挙がっていました。
それで読んでみました。大変感動しました。これが文学なのかと衝撃を受けました。

またもう一点、エロい場面が何度か出てきて、それが中学生の理想とするファンタジック(かつ少し病的)なエロだったので、これまたびっくりして何度も何度も読んだのを覚えています。

彼氏が死んでしまい、傷ついている女の子と……。
本命がいるのに、別の女の子とベランダでキス。
療養所がある山の森で……。
元気はつらつな、しかし複雑な過去の有る年上の女性と……。

このように、「文学」としてだけでなく、「中学生に許された合法的なエロ小説」としての価値も、この小説については語り継いでいくべきではないでしょうか。

「文学表現として必要だったエロ」と解釈できれば、ちょっとセクシャルでも、大人は許してくれるようです。
その点、この作品は文学とエロの配合が絶妙なので、「好きな本は『ノルウェイの森』です」といえば、先生からの評価が期待できるし、自身のエロリビドーの慰みにもなるのです。いいですね。

あわせて山田詠美さんの『放課後の音符』も読むといいかと思います。
やはり、文学とエロが含まれており、中学推薦図書になっているからです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1324
(3pt)

新品でなくとも

ベストセラー本ですが、今読んでも面白い本です。ようやく春樹ファンになりました
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1323
(3pt)

村上春樹はバターの味

私にとって2作品目の村上春樹。翻訳家としての彼の力量を買っていて、彼自身の創作に挑んでみるのだかハルキストへの道は険しい。セックスの描写は体操のようで私の好みではない。過激なセックスと壊れていく恋人、、、映像なら「ベティブルー」小説なら「赤い髪の女」であると断言しよう。

私はこれは単純な恋愛小説だとは思わない。恋愛は暗喩でしかなく、革命という軸を喪失してしまった世代の傷みを描いているのだと思う。学生運動の描写は遠景のようにしか出てはこないけれども。同世代とも共有できる精神を持てなくなった若者が心の飢えを抱えつつ性的にも放浪しながら自分の位置を確かめて行く。

漱石の「三四郎」はたいした事件も無く、会話も描写も行間を読ませるが、村上春樹は事件山盛り、たっぷりバターを塗ったパンのような描写、そして豊富な会話、、、対極の青春小説だと感じた。早稲田で演劇を学んだことの影響かとも思えた。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.1322
(5pt)

決して薄っぺらな雰囲気小説などではない

この小説は多くの方々が暇つぶしに読んでいるような娯楽的大衆小説ではない。そのためこう言った純文学作品を真剣に読んだことのある人、読みたいと思っている人、文学を解する心の持ち主にしかお勧めできない。

先に断っておく私は村上春樹の作品は全て読んでいるが彼の小説、考え、ライフスタイルに陶酔する浅はかで愚かなハルキストではない。村上春樹の作品を読んだはいいものの考えることをせずにただ「この小説は考えるものじゃなくて感じるべきものなんだよ」などと戯言をかましている彼らハルキストを私は厳しく非難する。だがこの小説を読んで考えることはもちろん世界観や登場人物の心情を感じ取ろうとさえせず、ただただ理解できなかったと非難をする輩はさらに厳しく非難し罵倒さえし文学を読むに値しない者とみなす。彼らノルウェイの森を非難する者はにわか読書家か間抜けな機械じかけやろうだ。
この小説は決して雰囲気小説などではないではない。官能小説でもない。情景描写はもちろんのこと登場人物の一挙手一投足一言一句にさえ全て意味がありそれが読み取れる。
多くの人々が薄々でも理解しているだろうが、この小説で重要視されていることの一つが生と死である。この小説は途中多くの人が死ぬ作品である。その点を非難する者も少なからず見かけるが、西洋文化が多く流入してきた近代以降では小説には主題というものがつきものとなっており、主題無きもの文学にあらずといった考えが今でも文学の大前提となっている。このノルウェイの森の作品中多くの死者が出ることはいた仕方ないことである。また「なぜ彼らが自ら死の道を選んでしまったかわからない薄っぺらなストーリーだ」などと言う意見も聞こえるがそんな意見を言う者が浅はかである。確かに作品中それぞれがいかにして死にいたってしまったのかは、直接的には書かれていない。だが彼らの言動や過去、人間関係について書かれている部分を読めば大した想像力を駆使せずとも理解できるはずである。例えば直子とキズキの関係を読めばキズキの死の意味が、キズキの死後過去を踏まえて直子とワタナベの関係を読めば直子が死に至った理由が大方理解できるはずである。またワタナベが生きてはいるが死というものに取り憑かれあの世に片足を突っ込んだ状態でいたということもわかるであろう。そしていかにして生の世界へと無事戻ってきたかもわかり、ワタナベを生の世界に繋ぎ止めてくれていた緑の存在が大きいということもわかるだろう。そしてこのワタナベが半分死の世界いたことと緑の役割を考えれば最後のシーンのワタナベの台詞の意味も自ずと理解できる。
この本の装丁は村上春樹自らが手がけたものだという。これは考えすぎかも知れないが、本文中での「生は死の対極としてではなく、その一部として存在する」という箇所と緑の「私ね、ミドリっていう名前なの。それなのに全然緑色が似合わないの。変でしょ。そんなのひどいと思わない?」という台詞、緑が作品中で生の象徴のように力ずよく書かれているところから、この本が上下巻緑と赤で装丁されいる意味が見えてくるように思える。
題名について「ビートルズのNorwegian Woodっていうのは本当はノルウェイ産の木材っていみなんだよ、だからこの題名は間違っている」などとインテリを気取っている輩も見かけるがそんな意見は愚の骨頂、アホの極みとしか思えない。本文を読めば作者がなぜ敢えてこのノルウェイの森という日本語訳の題名にしたかがわかるだろう。本文中で直子が言っている。そしてこの題名の意味するところがこの作品全体を包み込む空気である。ほとんどの文学作品について言えることだが作者がどのような意図を持って如何なる題名をその作品に付けたかと言うことは読者として必ず理解しなければならない重要な点のひとつである。
村上春樹作品の多くに認められるところだが、この作品もまた歴史や神話、小説などからの影響が見て取れる。例えば、ワタナベが直子を訪ねて阿美寮へと赴く箇所などは日本神話のイザナギ・イザナミと重なるように思える。しかし村上春樹の小説ではギリシャ神話からアイデアを得た作品も見られるので、ここはイザナギ・イザナミではなくオルペウスの方かもしれない。また緑がワタナベに語る完璧なわがまま、愛についての箇所は村上春樹も日本語訳している「おおきな木」という絵本と共通するところが見て取れる。
村上春樹の小説はクセが強いとも言われている。作品全体を好きになることは難しいかも知れないが、たった一行の言葉や登場人物のキャラクター、作品中で使用されるグレート・ギャツビーなどの小説や音楽など部分部分で誰もが惹きつけられる好きになれる箇所があること間違いない、だから作品全体を嫌いになることも難しいだろう。細かな魅力が随所に、散りばめられた至高の一冊であると私は思う。
最後に、映画ノルウェイの森は見るに値しないとんでもない駄作であることをここに高らかに宣言しよう。監督がこの小説をちゃんと読んだことがあるのかさえ疑わしい。評価できるところと言えば緑の役を水原希子にしたところだけだ。あの映画は腹立たしいことこの上ない。小説よりも先に映画を観てしまった人々が可哀想だ。原作を読む機会を多くの人から奪った無価値の愚作である。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.1321
(2pt)

オタク特有の自分の価値観が絶対正しい的視点で語るノルウェーの森

この作品を端的に説明するとスクイズと四月は君の嘘を足して2で割ったような作品

読んだ直感的な感想としては、これが世界的ベストセラーで毎年芥川賞候補に選ばれたりする作品とか世の中、訳が分からない。
このレビュー見ても星1のレビューが参考になった上位を占めてる異色の作品といえるだろう。
レビュー星5つけてる人は、普通に良かったみたいな短い感想もあれば、私は読んでないけど母にプレゼントしたら好評でしたー☆5とか、後は自分に酔ってるコメントが多々見受けられて爆笑した。それだけでも読む価値あったかも、、、
何が酷いって、登場人物殆ど自殺したり、エロゲーも青ざめるレベルの性的な描写とかセリフの多さ。登場人物自殺させるのは構わないんだけど、そこに至る理由が殆ど描かれていない。描かれていないって言うと語弊があるか、物語としてドラマ性が一切無いと言うか、ある程度の推察は出来ても自殺するだけの決定打に欠ける。そして死ぬ前も死んだ後もこれと言った別段変わった事が起こる訳でもない。
唯一良かったのは文章が上手いって事かな、普段使わない難しい言葉を使って緻密に文章表現をする事が多いなか、あれだけ平易な言葉だけで独特の雰囲気を作り出してしまうのは天才だと思う。それだけにあれだけの天武を持っていてどうしてあんなに山なし、落ちなし、意味なし、な話にしたのか腑に落ちる。
ただ、もしかしたらそれこそがこの作品のメッセージなのかもしれない。つまり、作中にも(死は生の対極にあるのではなく我々の生のうちに住んでいるのだ )って描写があったけど何か独特な理由があるから自殺する訳でもないのかもしれない、「死」、それは生活の一部であるようにそれこそコンビニでも行く気軽さで死ぬ。レイコが直子の自殺で病院から出る切っ掛けになったように、自殺は負の面もあれば正の面もあると言うこと、人は性行為や自殺に何か特別な意味や価値観を見いだそうとするがそういう杓子定規な物の見方に対するアンチテーゼを作者は表現したかったのではないだろうか。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.1320
(4pt)

隠れエロ本としての側面

この本は中学校の時の推薦図書に名前が挙がっていました。
それで読んでみました。大変感動しました。これが文学なのかと衝撃を受けました。

またもう一点、エロい場面が何度か出てきて、それが中学生の理想とするファンタジック(かつ少し病的)なエロだったので、これまたびっくりして何度も何度も読んだのを覚えています。

彼氏が死んでしまい、傷ついている女の子と……。
本命がいるのに、別の女の子とベランダでキス。
療養所がある山の森で……。
元気はつらつな、しかし複雑な過去の有る年上の女性と……。

このように、「文学」としてだけでなく、「中学生に許された合法的なエロ小説」としての価値も、この小説については語り継いでいくべきではないでしょうか。

「文学表現として必要だったエロ」と解釈できれば、ちょっとセクシャルでも、大人は許してくれるようです。
その点、この作品は文学とエロの配合が絶妙なので、「好きな本は『ノルウェイの森』です」といえば、先生からの評価が期待できるし、自身のエロリビドーの慰みにもなるのです。いいですね。

あわせて山田詠美さんの『放課後の音符』も読むといいかと思います。
やはり、文学とエロが含まれており、中学推薦図書になっているからです。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.1319
(3pt)

新品でなくとも

ベストセラー本ですが、今読んでも面白い本です。ようやく春樹ファンになりました
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.1318
(3pt)

再読して・・

映画化されたものを録画していたのだが
お正月休みにようやく見ました。
ということで『そうだったかなー』という感覚で読み直してみました。
時代は違うが自分の学生時代を思いおこしたりしてみた。
それにしても暗くなるのはどうしてだろう・・。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1317
(3pt)

再読して・・

映画化されたものを録画していたのだが
お正月休みにようやく見ました。
ということで『そうだったかなー』という感覚で読み直してみました。
時代は違うが自分の学生時代を思いおこしたりしてみた。
それにしても暗くなるのはどうしてだろう・・。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.1316
(3pt)

再読して・・

映画化されたものを録画していたのだが
お正月休みにようやく見ました。
ということで『そうだったかなー』という感覚で読み直してみました。
時代は違うが自分の学生時代を思いおこしたりしてみた。
それにしても暗くなるのはどうしてだろう・・。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.1315
(1pt)

人として

このような作品を書いた人間、
 売ってきた出版社、

 資本主義社会に 憎悪の気持ちと、

 同じ人間として 恥ずかしい。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.1314
(2pt)

ヤマがなく、オチがなく、意味のない作品

昭和の独特な雰囲気の出た作品。
登場人物は個性的で独特だが、特にドラマがあったり、得られるものがある作品ではない。
私は低評価を付けさせてもらっているが、高評価の人と意見は同じで、これは雰囲気を楽しむ作品だと思う。

ただ、それも特に読者が積極的に楽しむ作風ではなく、何か平坦で受動的な印象を受ける。
「こうだったからこうでした。」「こうだったからこうでした。」と淡々とやっていくような。
それでも雰囲気が楽しめるなら読むと良いと思います。
私は最後まで面白いと思えませんでした。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1313
(1pt)

ベストセラーは信じない

ベストセラーだからと表紙がX'masっぽく可愛いので、つい買ってしまいましたが…ラストに救いが無く読後感が好きになれませんでした。

何故みなさんが騒ぐのか謎です。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.1312
(1pt)

精神の殺人

『ライ麦畑』のオマージュのような感じだし、
自殺をした女の子の描き方が酷い。

ようするに 僕の好みであるフェラチオを何度もして 最後 口の中で射精した という話。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681