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背の眼
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背の眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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また機会が有れば、注文したいと思います。 大変安く手に入れる事が出来ました。 | ||||
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起こっている事件の謎があまりにも不可解で、 とても先の展開がまったく読めない緊張感が とても良いです。 霊が起こした事件なのか、人が起こした 事件なのかさえ予測できない怪しさと妖しさが 共存していて翻弄されます。\(◎o◎)/! 自分は知らずに先に続編の「骸の爪」を読んで いましたが、うまく前編にあたる本作の謎や答え につながる要素をかわしていて、順番を逆から読んで も対応しているミステリアスなストーリーに引き込まれますね。 上巻、下巻と分かれ、長編ですが全く苦にならないです!ヽ(・∀・)ノ | ||||
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内容も面白く、商品の状態もまあ良かったので、いい買い物だったと思います。 下巻とカバーの絵が違ってしまったのが、やや残念でした。 | ||||
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最近よく読んでいる道尾秀介さんのデビュー作 ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した作品です! ホラー作品はあまり読んだことがなくて 貴志祐介の『黒い家』くらいかな〜。 本当のホラー作品は読んだことがありませんw なのでどんな感じかと期待しながら読みました。 福島県にある寒村で聞こえてきた奇妙な声、 読んでいて、その意味が明瞭になっていく感じで、 デビュー作なのに、まず上手いなと思いました。 文章も読みやすく、ページを捲る手を止めさせないのはさすがの一言。 天狗や憑依に関する薀蓄も読んでいてよく調べてるなといった感じ 背に現れる眼はなぜなのか、心霊現象による自殺なのか、神隠しなのか…… 上巻の終わり方も、下巻が読みたくなるような終わり方でした。 上下巻を通読しての感想で言えば、ちょっと強引な展開や、事件解決後がやや冗長な感じでしたが 全体として悪くなったのではと思いました。 評価としては3.5といった感じですが、4にしておきました。 ホラーと言う割には、恐怖感は感じないが、ミステリーとして楽しめました。 巻末の解説も良かったと思います! | ||||
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ストーリー展開がテンポよく、先が気になりどんどん読み進められます。散りばめられた伏せんも全て回収されて、納得がある終わりかたでありきれいな収束のしかたかと思いました。 心霊現象を大方は人間心理が作り出したものとしながら、少数ながらも本当の心霊現象も認めているのが、夢というかある種の希望を感じさせます。特にラストシーン。 著者の他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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怖い!!という方もおられるようですが、ストーリー仕立てとしては、次はどうなるのか?? と引き込まれる感情の方が強いと思います。 | ||||
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先が気になりどんどん読み進められます。 "あれ"とは霊の仕業か、現実の人によるものか、心理的な錯覚なのか、どう物語を収束させていくのか、下巻が楽しみです。 また、心霊現象に対する分析を登場人物が話しているのが印象に残りました。いわく、人は自分が理解できない事象に出会うと、神仏による現象と解釈しがちであること、嗅覚が発達してないので、顔や表情を認識する能力が高まり、ゆえに何でもない物まで目や顔のように見えてしまうとのこと。 先が気になるのでレビューはこのくらいにしておきます。。 | ||||
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内容、構成共に京極堂シリーズを模範にしたような雰囲気が感じられる。 京極堂シリーズよりもポップで読み易い分、薀蓄は深くまで掘り下げていない。 登場人物の軽快なやりとりを読んでいると、作者は楽しんでこの作品を作り上げた のだろうと想像してしまう。 終盤まで楽しく読めたが、ラストのインパクトが小さかったのが惜しい。 | ||||
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この方の著作、よくお見かけしてたのですが、実際に読んだのは初めてです。 良いテンポで、サクサク読めつつ、キチンと内容や、情景もイメージでき、解りやすかったです。 ミステリーとホラーと推理って、よくある組み合わせですが、 先が気になるので、一気読みしちゃいました。 薄っぺらな感想になりましたが、下巻に取りかからないといけませんのでf(^^; | ||||
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月と蟹を読んで、こちらを購入。 むつかしい事はわかりませんが、面白かったです。 なんて言っていいのか、すごく怖いところがあるわけではないのですが、心のどっかがゾクっとするというのか・・ 先を読みたい!っと思いながらというより、怖々そろりと読み続ける感じでした。 読み返してみようかな。 | ||||
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月と蟹を読んで、こちらを購入。 むつかしい事はわかりませんが、面白かったです。 なんて言っていいのか、すごく怖いところがあるわけではないのですが、心のどっかがゾクっとするというのか・・ 先を読みたい!っと思いながらというより、怖々そろりと読み続ける感じでした。 | ||||
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個人的にはホラーかミステリーかは全く関係なく楽しめる小説だと思う。著者自身もエッセイの中で自分の小説をカテゴライズされるのは好きではないと言っている通り、あまりカテゴリーにはこだわっては読んでいない。人間の心理作用がもたらすものが物語を構成するという著者のその後の小説の底流に流れているコンセプトは、このデビュー作でも発揮されており、いろいろな伏線を持つ長編小説になっている。受賞コメントでは、長すぎるとのコメントがあったが、個人的にはその長さは気にならずに一気に楽しめた。 | ||||
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単なるホラーものではなく、霊現象の解説、 人物描写も含めて丹念に物語が構築されています。 きちんと伏線が回収されていて、 ホラー部分もミステリー部分もうまくさばけていたと思う。 悲しい話だけど、救いもあって、 読んだあと置いてきぼりにされないので 読後感も(悲しい割に)悪くない点が良かったです。 | ||||
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本書を読んだとき、著者はこの路線で行くんだと思った。 だから、のちに本シリーズから離れて、次第にミステリ色が薄くなるとは思わなかった。 ミステリとホラーというのは、なぜか相性が良い。 だからホラーミステリというのがある。 小説なら三津田諸作や竹本「狂い壁狂い窓」など、傑作が多い。 映画でも、アルジェントの諸作や「血のバレンタイン」などがある。 本作も、分類すればホラーミステリといえるだろう。 しかも、あの怪異については、結局怪異のままなのだから。 しかし、ミステリとしては、張ってある伏線もきちんと回収される。 解決のロジックもまた、著者が信奉する都筑道夫ばりである。 ホラー風味については、まさに風味といった感じで、著者のスタンスはミステリにある。 このジャンルの作品、特に本格度の高い作品は、実は日本には少ない。 海外だとスレイドみたいな作家もいるのだが。 本シリーズの新刊を読みたい、というのは贅沢な望みだろうか。 最近の著者は、なかなかミステリ度の高い作品を書いてくれない。 都筑道夫は、晩年まで本格ミステリの創作意欲が枯れることはなかった。 著者にもぜひまた、ミステリ度の高い作品を期待したい。 | ||||
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田舎の旅館とその周辺地域を舞台にしたホラー・ミステリものです。 伝説やら怪奇現象とそれを田舎内で行うといった展開が大好きなので この本も楽しめました。 謎解きももちろん楽しいんですが、本作の見どころはなんといっても ホラーの部分にあると思います。どうしてそんなことが? という先 の気になる展開が延々と続くのでぶ厚い本ですが一気読み出来ると思い ます。 結構エグイ(と個人的には感じた)人物描写などもあり、ところどころ で読むのを止めて考えることがありました。そういうところが道尾作品 の魔力みたいなものと思ってます。 真備や道尾といった登場人物に既視感があったのも事実ですが、読んで いればそれぞれに魅力を感じ、今では続編を希望している私がいます。 | ||||
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田舎の旅館とその周辺地域を舞台にしたホラー・ミステリものです。 伝説やら怪奇現象とそれを田舎内で行うといった展開が大好きなので この本も楽しめました。 謎解きももちろん楽しいんですが、本作の見どころはなんといっても ホラーの部分にあると思います。どうしてそんなことが? という先 の気になる展開が延々と続くのでぶ厚い本ですが一気読み出来ると思い ます。 結構エグイ(と個人的には感じた)人物描写などもあり、ところどころ で読むのを止めて考えることがありました。そういうところが道尾作品 の魔力みたいなものと思ってます。 真備や道尾といった登場人物に既視感があったのも事実ですが、読んで いればそれぞれに魅力を感じ、今では続編を希望している私がいます。 | ||||
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この作品はミステリーなのか、ホラーなのか?道尾さんといえばミステリー、だけど「ホラーサスペンス大賞特別賞受賞」となればホラー。帯を見てもよく分からず、とりあえず読み始めるとホラーの色合いが濃い。ならばゾクゾクと怖がりながら読み進めようと思っていると、ところどころにどうも引っかかる伏線がある。やはりミステリーとして読むべきかと思い直し、自分なりに推理をめぐらしながら読む。うーん、でもやっぱり心霊写真は心霊写真として話が進むし。。。というわけで、結局かなり結末に近づくまで、ミステリーなのかホラーなのか、宙ぶらりんなままで読みました。読み終わってみれば、その宙ぶらりん加減が実に気持ちよかったです。これぞサスペンスというべきか。。。欲を言えば、数多い伏線のなかのいくつかの解決のしかたに拍子抜けしました。登場人物それぞれに味があって、このシリーズの他の作品も読んでみたくなります。 | ||||
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この作品はミステリーなのか、ホラーなのか? 道尾さんといえばミステリー、だけど「ホラーサスペンス大賞特別賞受賞」となればホラー。 帯を見てもよく分からず、とりあえず読み始めるとホラーの色合いが濃い。ならばゾクゾクと怖がりながら読み進めようと思っていると、ところどころにどうも引っかかる伏線がある。やはりミステリーとして読むべきかと思い直し、自分なりに推理をめぐらしながら読む。うーん、でもやっぱり心霊写真は心霊写真として話が進むし。。。 というわけで、結局かなり結末に近づくまで、ミステリーなのかホラーなのか、宙ぶらりんなままで読みました。 読み終わってみれば、その宙ぶらりん加減が実に気持ちよかったです。これぞサスペンスというべきか。。。 欲を言えば、数多い伏線のなかのいくつかの解決のしかたに拍子抜けしました。 登場人物それぞれに味があって、このシリーズの他の作品も読んでみたくなります。 | ||||
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<上・下巻の評価> 「向日葵」と同じように、精神や人格といった素材を使いながら、今作は心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。 ただ、タイトルにまでなっている、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声という心霊現象の謎の真相については、「え?そんなこと?」といった感じで、正直、拍子抜けしてしまった。この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきたのに、現実に起こった事件との相関の説明としては、あまりにも呆気ない真相。すべてを論理的・科学的に説明し切る必要は無いが、心霊現象を肯定的に扱う割りには中途半端な扱い。 | ||||
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<上・下巻の評価>作品としてのインパクトは「向日葵」の方が上だが、精神や人格といった同じ素材を使いながら、心霊現象のようなオカルト要素を強くし、また違うテイストに手堅く仕上げている手腕はなかなか。 ただ、上巻で提示される、「写真に写る背中の眼」や「レエ、オグロアラダ、ロゴ……」と聞こえる不気味な声というオカルト部分の謎の説明には、正直、拍子抜けしてしまった。すべてを論理的に説明し切る必要は無いが、この不可知的な謎のインパクトで全体を引っ張ってきただけに、現実に起こった事件との相関の説明としては少し物足りなかった。 また、ちょっと物語が冗長に感じられるのも難点(特に上巻)、もう少し割愛すれば本来は文庫でも一冊にまとめられる内容だと思う。 | ||||
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