神狩り2 リッパー

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神狩り2 リッパーの評価:

2.63/5点 レビュー 30件。 C ランク

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平均点2.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 21〜40 2/3ページ
No.40
(2pt)

前作と同じレベルを期待してはいけません

私は作者の小説は好きなので多くの作品を読んでいます。前作「神狩り」を読んだときは、読み進めるにつれて、動機が激しくなっていったのを覚えています。「早く次のページをめくりたい、先が知りたい!」と。その続編が出ているのを知って即、購入しました。前作のレベルを期待してはいけません。はやり(?)の脳科学を取り入れたのはいいですが、専門用語が多く出てくるのでイメージが沸きません。ヒットラーがユダヤ人殺戮にいたる動機の説明なぞ、飛躍しすぎて自分の理解力の問題かと思い何度も読み返しました。キリスト教の成り立ちの説明は面白かったですけど。時代が前後するのは作者の得意とするところですが、これも今回は失敗していると思います。(ミステリオペラはすばらしかったのですけどね)多くの場合、続編は失敗するというものの見本です。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.39
(2pt)

前作と同じレベルを期待してはいけません

私は作者の小説は好きなので多くの作品を読んでいます。
前作「神狩り」を読んだときは、読み進めるにつれて、
動機が激しくなっていったのを覚えています。「早く次の
ページをめくりたい、先が知りたい!」と。
その続編が出ているのを知って即、購入しました。
前作のレベルを期待してはいけません。はやり(?)の
脳科学を取り入れたのはいいですが、専門用語が多く出て
くるのでイメージが沸きません。
ヒットラーがユダヤ人殺戮にいたる動機の説明なぞ、飛躍
しすぎて自分の理解力の問題かと思い何度も読み返しました。
キリスト教の成り立ちの説明は面白かったですけど。
時代が前後するのは作者の得意とするところですが、
これも今回は失敗していると思います。(ミステリオペラは
すばらしかったのですけどね)
多くの場合、続編は失敗するというものの見本です。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.38
(1pt)

神は死んだ

いつからだろう・・この人の書く小説が急激に、ホントに急激につまらなくなったのは・・
中坊時代に読んだ「神狩り」と「弥勒戦争」を読んだときの衝撃があまりに強すぎたのは確か。
醒めるきっかけになったのは、「謀殺のチェス・ゲーム 」の中に、モートン.D・デービスの「ゲームの理論入門」からのあまりに表面的な引用
(その時はそう思った。その後正確な検証をしているわけではないので悪しからず)を見つけたことかなあ・・
「ゲームの理論入門」は専門書ではなくブルーバックスだったんだから、読んでるヤツ多いことに気は回らなかったのかな・・と猜疑心を抱いたのはよく覚えている。
当時はゲーム理論を小説の形で世に問うというだけで、斬新な出来事だったのかもしれないが・・
それにしても、「神狩り2」が小説の形をなしていないことには恐れ入った。
1600枚の原稿を必死で1000枚近くまで削ったようなことをあとがきの中で書いているが
20代の頃の山田正紀ならば確実にこの三分の一いや五分の一で書けた内容だろう。
論理の飛躍、大いに結構。認知科学で神の「実在」を探るのもよし。
我々が同質のクオリアを共有できる事実も確かに興味深い。
だが、全編にわたってダラダラダラダラ同じような繰り言を羅列するのは勘弁して欲しい。
どうせ論理ジャンプを行うならば、神の言語には二つしか論理記号がない、というところから
奇想天外なストーリーを組み立てて欲しかった・・というのが個人的感想。
それと、ラスト。
ヒロインが炎だらけの異空間でオッパイむき出しでショットガン構えて神と対峙するのが「カッコイイSF」というのならば
もう私には山田正紀は必要ない。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.37
(1pt)

神は死んだ

いつからだろう・・この人の書く小説が急激に、ホントに急激につまらなくなったのは・・
中坊時代に読んだ「神狩り」と「弥勒戦争」を読んだときの衝撃があまりに強すぎたのは確か。
醒めるきっかけになったのは、「謀殺のチェス・ゲーム 」の中に、モートン.D・デービスの「ゲームの理論入門」からのあまりに表面的な引用
(その時はそう思った。その後正確な検証をしているわけではないので悪しからず)を見つけたことかなあ・・
「ゲームの理論入門」は専門書ではなくブルーバックスだったんだから、読んでるヤツ多いことに気は回らなかったのかな・・と猜疑心を抱いたのはよく覚えている。
当時はゲーム理論を小説の形で世に問うというだけで、斬新な出来事だったのかもしれないが・・
それにしても、「神狩り2」が小説の形をなしていないことには恐れ入った。
1600枚の原稿を必死で1000枚近くまで削ったようなことをあとがきの中で書いているが
20代の頃の山田正紀ならば確実にこの三分の一いや五分の一で書けた内容だろう。
論理の飛躍、大いに結構。認知科学で神の「実在」を探るのもよし。
我々が同質のクオリアを共有できる事実も確かに興味深い。
だが、全編にわたってダラダラダラダラ同じような繰り言を羅列するのは勘弁して欲しい。
どうせ論理ジャンプを行うならば、神の言語には二つしか論理記号がない、というところから
奇想天外なストーリーを組み立てて欲しかった・・というのが個人的感想。
それと、ラスト。
ヒロインが炎だらけの異空間でオッパイむき出しでショットガン構えて神と対峙するのが「カッコイイSF」というのならば
もう私には山田正紀は必要ない。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.36
(3pt)

思い出に郷愁を、記憶に感情を織り込む夢

30年前、「神狩り」を読んだときには、山田正紀に魅せられて、続けざまに弥勒戦争や宝石泥棒などを読みあさりました。ジャコーモ・リッツォラッティがマカクザルの下前頭皮質に電極を刺してミラーニューロンを発展したのが1996年なので、仕方ないとは言え、あまりに待たされすぎました。
自身も30年たち、人間もスレて、余計な知識も付いたので、あらたなアイデアが見えなかった、と言うか、ごちゃ混ぜにしすぎのような印象です。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.35
(3pt)

思い出に郷愁を、記憶に感情を織り込む夢

30年前、「神狩り」を読んだときには、山田正紀に魅せられて、続けざまに弥勒戦争や宝石泥棒などを読みあさりました。ジャコーモ・リッツォラッティがマカクザルの下前頭皮質に電極を刺してミラーニューロンを発展したのが1996年なので、仕方ないとは言え、あまりに待たされすぎました。
自身も30年たち、人間もスレて、余計な知識も付いたので、あらたなアイデアが見えなかった、と言うか、ごちゃ混ぜにしすぎのような印象です。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.34
(5pt)

賛否両論になるのは凄く分かるがあえて傑作と言おう

ご多分に漏れず私も「神狩り」で山田正紀にノックアウトされた人間です。
ですからこの「神狩り2」についても期待は凄くありました。

でも読んでみると「神狩り」の続編ではなく、むしろ「幻象機械」や「神獣聖戦 PerfectEdtion」の方の系譜、と考えた方がスッキリすると思います。
結局山田正紀さんにとって「想像できないものを想像する」というのは創作でのモチーフでもあり、呪いでもあったのだと思います。
「想像できないもの」を描写した瞬間、それは「想像できるもの」に変貌してしまう、その矛盾をどうやって解くのか。この難問を延々と山田正紀さんは抱えていて、最終的に「想像できないもの」を「更に想像できないもので記述する」という反則に近い手法で記述する方向になっている気がします。

だから「神狩り」の島津の様に意気軒昂であった山田さんはその呪いを受けて消耗し、この「神狩り2」の島津の様に満身創痍な状態になっており、しかし、であるからこそこのラストの非常に決まらない島津の啖呵が山田さんの今の状況に照応しているかのように読めて、異様な感動がありました。

奥泉光さんの「モーダルな事象」のラストのように!

という訳で、これは「想像できないモノを想像する」というフレーズの呪いに立ち向かうぞ、という山田さんの宣言なのではないでしょうか。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.33
(5pt)

賛否両論になるのは凄く分かるがあえて傑作と言おう

ご多分に漏れず私も「神狩り」で山田正紀にノックアウトされた人間です。
ですからこの「神狩り2」についても期待は凄くありました。

でも読んでみると「神狩り」の続編ではなく、むしろ「幻象機械」や「神獣聖戦 PerfectEdtion」の方の系譜、と考えた方がスッキリすると思います。
結局山田正紀さんにとって「想像できないものを想像する」というのは創作でのモチーフでもあり、呪いでもあったのだと思います。
「想像できないもの」を描写した瞬間、それは「想像できるもの」に変貌してしまう、その矛盾をどうやって解くのか。この難問を延々と山田正紀さんは抱えていて、最終的に「想像できないもの」を「更に想像できないもので記述する」という反則に近い手法で記述する方向になっている気がします。

だから「神狩り」の島津の様に意気軒昂であった山田さんはその呪いを受けて消耗し、この「神狩り2」の島津の様に満身創痍な状態になっており、しかし、であるからこそこのラストの非常に決まらない島津の啖呵が山田さんの今の状況に照応しているかのように読めて、異様な感動がありました。

奥泉光さんの「モーダルな事象」のラストのように!

という訳で、これは「想像できないモノを想像する」というフレーズの呪いに立ち向かうぞ、という山田さんの宣言なのではないでしょうか。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.32
(2pt)

どうかな?

脳に関する専門書ではないので、当然SFとして読むべき本です。
ですが、SFとして楽しもうとすると、脳に関する専門用語による記述がくどすぎて、楽しみにくいです。
そして、一番盛り上がる終盤、大雑把な感じがします。「『神々の埋葬』のエンディングに注文がついた」という話を聞いていますが、それをさらに雑にした感じです。
少なくとも、「神狩り」の続編として読むと、期待を裏切られることは間違いないでしょう。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.31
(2pt)

どうかな?

脳に関する専門書ではないので、当然SFとして読むべき本です。
ですが、SFとして楽しもうとすると、脳に関する専門用語による記述がくどすぎて、楽しみにくいです。
そして、一番盛り上がる終盤、大雑把な感じがします。「『神々の埋葬』のエンディングに注文がついた」という話を聞いていますが、それをさらに雑にした感じです。
少なくとも、「神狩り」の続編として読むと、期待を裏切られることは間違いないでしょう。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.30
(2pt)

うーん・・・・。

前作「神狩り」から時間が経ちすぎた・・・。そんな印象。前作は謎に満ちていた。最後は全てを失った島津が、それでも立ち向かうのだ、という決意で終わっていた。当然続きもそこから始まると思いこんでいたのだが・・・・・。島津はとうに老いていて、物語の世代は一世代先。物語のテンポはとてもいい。しかし、突然特殊能力に目覚める人間がどんどん出てきて・・・・。そんな唐突な話があるだろうか。そして、最後はやはり消化不良。結局「神」とはなんだったのか。「古代文字」の謎という伏線はなんだったのか。残念ながら成功作とは思えなかった。というか、続編ではなくて全く別な作品を読んでいるような読後感だった。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.29
(2pt)

うーん・・・・。

前作「神狩り」から時間が経ちすぎた・・・。そんな印象。前作は謎に満ちていた。最後は全てを失った島津が、それでも立ち向かうのだ、という決意で終わっていた。当然続きもそこから始まると思いこんでいたのだが・・・・・。島津はとうに老いていて、物語の世代は一世代先。物語のテンポはとてもいい。しかし、突然特殊能力に目覚める人間がどんどん出てきて・・・・。そんな唐突な話があるだろうか。そして、最後はやはり消化不良。結局「神」とはなんだったのか。「古代文字」の謎という伏線はなんだったのか。残念ながら成功作とは思えなかった。というか、続編ではなくて全く別な作品を読んでいるような読後感だった。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.28
(4pt)

残酷な狂った神が、嘲う

ラストで超空間に屹立する巨大な神に、
主人公のひとり、理亜(ユリア)が一撃を加えるシーンは、
たまらないカタルシスである。
神狩りの物語として、
認知科学や哲学の問題も登場するので、
知的な話題が好きな人は楽しく読めるであろう。
小説の視点は、一人称に近い三人称で、
トリックを仕込むことが可能だが、
語り手の正体は明示されない。
絶対、物語りの語り手の正体は、
悪魔に覚醒した人間だと思ったのだが…。
羽田空港の神秘ネタ、
明確に語ってないが、
小説としてOKですかね?
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.27
(4pt)

残酷な狂った神が、嘲う

ラストで超空間に屹立する巨大な神に、
主人公のひとり、理亜(ユリア)が一撃を加えるシーンは、
たまらないカタルシスである。
神狩りの物語として、
認知科学や哲学の問題も登場するので、
知的な話題が好きな人は楽しく読めるであろう。
小説の視点は、一人称に近い三人称で、
トリックを仕込むことが可能だが、
語り手の正体は明示されない。
絶対、物語りの語り手の正体は、
悪魔に覚醒した人間だと思ったのだが…。
羽田空港の神秘ネタ、
明確に語ってないが、
小説としてOKですかね?
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.26
(1pt)

30年越しの悪意。

神=絶対創生者=作者による30年越しの悪意と取らずに、どうやってこの本を遇すればいいというのか。
前作において、『決してあなたの死を無駄にはしない』と誓った主人公、島津圭介に痺れたSFファンなら、この凄まじく主体のぶれた語り口(意識しての配慮と思いたい)と、延々と続く仕掛けの解説、完膚なき程に貶められたかつてのヒーロゥの姿に、自分自身を(そして幸福な読書体験を)侮辱されたような怒りを覚えたのではなかったか。『宝石泥棒2』にも既にその片鱗は見えていたけれど、このときは『作者のオトシマエ』として受け流すことができた。書かずにはおれなかったのだろうな、と作中の自虐的キャラクターに同情することもできた。しかし、『神狩り』においては、やって欲しくなかった、決して! 
70年代の山田氏の文体は硬質でとても美しかった。ご本人もインタビュウで語っていたと思うが、同世代の丸山健二、マイクル・クライトンや矢作俊彦を意識した、どうかするとレン・デイトンまで連想させるような、若くて、シャイで、抑制の効いた、陰影を秘めた美しさを持っていた。
それがこの作品においてはどうだ。
これが本当の意味での『オトシマエ』なら諦めもつくが、『あとがき』を読むとそうではないと仰る。(最後に嘆息してしまった)
カッコイイSF、大いに結構!我々には何年でも待つ覚悟がある。だが、語られる文体が鈍らでは、我々はせっかくのイマジネーションに取り込まれる幸福感を味わえない。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.25
(1pt)

30年越しの悪意。

神=絶対創生者=作者による30年越しの悪意と取らずに、どうやってこの本を遇すればいいというのか。
前作において、『決してあなたの死を無駄にはしない』と誓った主人公、島津圭介に痺れたSFファンなら、この凄まじく主体のぶれた語り口(意識しての配慮と思いたい)と、延々と続く仕掛けの解説、完膚なき程に貶められたかつてのヒーロゥの姿に、自分自身を(そして幸福な読書体験を)侮辱されたような怒りを覚えたのではなかったか。『宝石泥棒2』にも既にその片鱗は見えていたけれど、このときは『作者のオトシマエ』として受け流すことができた。書かずにはおれなかったのだろうな、と作中の自虐的キャラクターに同情することもできた。しかし、『神狩り』においては、やって欲しくなかった、決して! 
70年代の山田氏の文体は硬質でとても美しかった。ご本人もインタビュウで語っていたと思うが、同世代の丸山健二、マイクル・クライトンや矢作俊彦を意識した、どうかするとレン・デイトンまで連想させるような、若くて、シャイで、抑制の効いた、陰影を秘めた美しさを持っていた。
それがこの作品においてはどうだ。
これが本当の意味での『オトシマエ』なら諦めもつくが、『あとがき』を読むとそうではないと仰る。(最後に嘆息してしまった)
カッコイイSF、大いに結構!我々には何年でも待つ覚悟がある。だが、語られる文体が鈍らでは、我々はせっかくのイマジネーションに取り込まれる幸福感を味わえない。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.24
(5pt)

強烈なイマジネーション

簡単にまとめれば、「小さくまとめるより、大きくぶっ壊れた物語」です。

この小説の欠点を挙げようと思えば、たやすくいくつも指摘できるでしょう。

しかし、私はこの小説が示す想像力がもたらす強烈な力強さを評価したいと思います。空を飛ぶ天使、ヒトラーの見る人類を監視するパノプティコン、ラスト数ページに描かれる情景描写などなど。禍々しく、時には美しいとさえいえるイメージの力強さに、私はただただ圧倒されました。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.23
(5pt)

強烈なイマジネーション

簡単にまとめれば、「小さくまとめるより、大きくぶっ壊れた物語」です。

この小説の欠点を挙げようと思えば、たやすくいくつも指摘できるでしょう。

しかし、私はこの小説が示す想像力がもたらす強烈な力強さを評価したいと思います。空を飛ぶ天使、ヒトラーの見る人類を監視するパノプティコン、ラスト数ページに描かれる情景描写などなど。禍々しく、時には美しいとさえいえるイメージの力強さに、私はただただ圧倒されました。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905
No.22
(4pt)

エンターテイメントとしては十分な域に達してはいるが

やっと読みました(^_^;。後半は結末に向かっての怒涛の展開で一気に読めたところはさすがです。前半はどうも人物が動かずに退屈したし、語り手が扇情的なせりふで煽りまくるのに辟易ぎみでしたが、これならエンターテイメントとして十分なできだと思いました。
 とはいっても、あの超傑作の「神狩り」の続編を名乗っているのですから、比較しないわけにはいきません。前作でよかったのは、「神」と呼ばれる存在が絶対的なものでなく、意外にもつけいる隙があり、人間も対抗できる余地がある、というところだったと思います。超能力者的な人物も出てきましたが、あくまでも神に対抗するのは普通の人間だったのですね。ですから、続編でも、やはり普通の人間が知力を駆使して対抗するという形でなければならなかったのではないかと思います。
 それが、神に対抗するには、人間が別の次元に進化したり(もしくは覚醒したり、何でもいいんですが)、神と同じところまでいかなくてはならないというのであれば、それはちょっと違うんじゃないか、という印象を持ちました。
神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 神狩り〈2〉リッパー (徳間文庫)より
4198931771
No.21
(4pt)

エンターテイメントとしては十分な域に達してはいるが

やっと読みました(^_^;。後半は結末に向かっての怒涛の展開で一気に読めたところはさすがです。前半はどうも人物が動かずに退屈したし、語り手が扇情的なせりふで煽りまくるのに辟易ぎみでしたが、これならエンターテイメントとして十分なできだと思いました。
 とはいっても、あの超傑作の「神狩り」の続編を名乗っているのですから、比較しないわけにはいきません。前作でよかったのは、「神」と呼ばれる存在が絶対的なものでなく、意外にもつけいる隙があり、人間も対抗できる余地がある、というところだったと思います。超能力者的な人物も出てきましたが、あくまでも神に対抗するのは普通の人間だったのですね。ですから、続編でも、やはり普通の人間が知力を駆使して対抗するという形でなければならなかったのではないかと思います。
 それが、神に対抗するには、人間が別の次元に進化したり(もしくは覚醒したり、何でもいいんですが)、神と同じところまでいかなくてはならないというのであれば、それはちょっと違うんじゃないか、という印象を持ちました。
神狩り 2 リッパー Amazon書評・レビュー: 神狩り 2 リッパーより
4198619905