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カンニング少女
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カンニング少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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タイトルに惹かれて購入しましたが、中年のおっさんでも楽しめました。 「スリル満点の胸キュン青春コンゲーム小説」という帯には違和感を持ちますが、中高生が読むには面白いんじゃないかなぁと思います。 薄いページで、この中にカンニングと姉の死と全部まとめられるのかと思いましたが、意外とあっさりまとまりましたし。 確かに最後に教授がネタばらしのヒントを長々と発言するくだりはおかしいとは思いますが、小説ですからそんなに目くじら立てなくても。。。 もうちょっと他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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厳密なプロットの部分では、たしかに幾つか違和感が残るかもしれません。馳田学院への入学を決意する理由、具体的なカンニングのシステム、大学の異常なセキュリティ、そしてこの物語の一番の根底にある「事件」の真相など。 (個人的には「動機」なんてものに必然性がある方がおかしいようにも思う部分もあります。それにこの動機も物語の中で変化、強化されていきます。カンニングとか大学のシステムに関しては、完全に「設定」として読み飛ばしてしまいました) 私はこの作品を完全な青春小説と呼んだので、カンニングという題材を絡めた心理的なドキドキ感も絡めて非常に楽しく読みました。 もう少し分量を多くして、登場人物の心情をもっと書き込んでもらえれば、さらに楽しめたような気はしますが……。 | ||||
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ミステリを中心に読んでるんで こういうジャンルはあまり手付けなかったんですが 本屋さんにて見つけて タイトルからなんとなく気になって買ってみた本です。 読み終わってみるに いい本でした。 なんか素直に感動しました。 「カンニング」を題材しているあたり 一風変わった物語ではあるんですが 軸としては、純粋な青春小説に思います。 最後、意外と急に物語が終わっちゃって 結果すら語られないことを 最初はちょっと不満に思いましたが そういったこの本の本質を考えれば あれ以上は、蛇足とは言わなくとも 必要のないことなのかと思えます。 なんとなしに その後の展開を想像して 〜玲美と愛香の再会とか またちょっと感動しちゃいました。 なにげに この本のおかげで青春小説っていうジャンルが 自分の中でアリだということに気づいて 恩田陸さん「夜のピクニック」とか 森絵都さん「DIVE」とか これまたすばらしい作品に出逢えたていうのがあるので そういう意味で、感謝している一冊です。 | ||||
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難関大学に受かりたい一心の少女に協力し、カンニングを企てる仲間たち。 よくないことではありますが、役割分担をしているうちに団結し、成長していく過程は引き込まれます。 明るく読める本だと思います。 | ||||
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真面目でおとなしい少女・玲美は 事故で亡くなった姉の遺品である手帳を見、 その死に疑問を持つようになった。 その鍵を握る人物と接触し、真相をさぐるため 玲美は名門・馳田学院大学への入学を決意。 けれど玲美の成績では合格は難しいのは明かだった。 玲美の友人たちは、彼女を合格させるため さまざまなカンニングでサポートする。 カンニング、いっぱいです。 玲美の親友の優等生・愛香と機械マニアの隼人、 陸上インハイ選手の杜夫が連携して、あの手この手を編み出します。 敵側にあたる高校の嫌な先生や、不正を憎む馳田の助手もさるもので 思わず手に汗握るドキドキ感。 身近な悪いことなだけに、そのスリルも身近なコンゲームです。 でもこの本のほんとうの見どころは、 玲美と彼女をサポートする仲間たちの友情です。 見事に姉の死の謎を解いた玲美がつむぐラストは、爽快。 カンニングはよくないことですが、玲美が勉強をつづけ 実力を積み上げてきたこともあり、すっきりと楽しめるお話でした。 | ||||
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カンニングの手法よりは、それをサポートする人間関係が楽しめた。優等生、機械オタク、陸上選手という一見なんのつながりもない彼らが一人の女性のためにドタバタする様子がおもしろかった。特に陸上選手の杜夫の活躍は危なっかしくて楽しめた。また、大学側がとったカンニング防止策に携帯の電波を妨害する方法や国語の試験問題を小論文にする方法などよく考えられていたのにも感心した。結局カンニングがいいか悪いかは何とも言えないが、優等生の愛香が言っているセリフにあるように、「カンペごときで高得点がとれる暗記力テストに何の意味もなく、本当に大切なのは無数のデータの中から必要なものだけを抽出して新しい答えを導き出す力」というのは同感である。 | ||||
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姉の死の真相を探るため妹の玲美は名門私立馳田学院大学を受験する。それも不正な手段を用いて。 主人公の玲美と杜夫はじゅうぶん書かれているのですが、仲間の秀才の愛香と機械オタクの隼人は狂言回しに徹していてその視線で書かれる章は無かったですね。ページ数がそれ程多くないぶん、玲美と杜夫と試験官の恭子に視点を絞っていたのは作者の賢明な判断だと思います。 読後感はというと、確かにカンニングとという不埒な目的で結束した仲間だけど友情は本物だったな、て思いました。 カンニングの仕掛けは物凄く凝っていて、最先端の技術なのにどうしてフリークとはいえ一介の高校生が作れるのかっていうのばかりでした。 しかも隼人が心血注いでこしらえている場面が全然無かったので、ドラえもんのポケットから出しているような印象を受けました。 総じれば、手軽に読めてそこそこ感動出来たので、満足のゆく一冊でした。 | ||||
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玲美はどうしても、馳田大学に受かりたい理由があります。←理由は本見てね。 それを聞いた、杜夫、愛香、隼人は立ち上がる! その合格の秘訣は・・・カンニングだった。 これを現実に考えると、いくつか疑問を投げかけたくなるけど、 そんなことはどうでもいいです。 一応断っておきますが、玲美は懸命に勉強をしています。 とはいっても、私はカンニングはずるいなと思いました。 でも笑ってしまうくらい、それを応援してしまった私。 仲間っていいな。 カンニング仲間っていいですよね…。 いや、そこじゃなくてそこまでして協力してくれる仲間。(笑) 私もこんな仲間いたらなぁ。 カンニングをいかに成功せるのか、それが楽しみで買った本なのに、 感じたのは別のことでした。 私は玲美を応援したい気持ちでいっぱいです。 | ||||
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カンニングで早稲田を目指そう、という本。しかし、話の方向性(シリアス路線とか、ユーモア路線)は間違っているように思える。もっとめちゃくちゃに馬鹿らしく突っ走ればよかったのかと思える。そういえば、サーブだけでウィンブルドンを目指す小説がありましたっけ。それくらいやってくれたほうがよかった。主人公、めちゃめちゃ勉強してますやん。 ネタ的には全然悪くない。カンニング方法もよく考えられていて面白い。最後の展開はなんとなく読めてしまうので、もうひとひねり欲しかったか。 どうでもいいけど、携帯のバイブ機能を使って答え教えるのは無理ですよ。ブーブー鳴ってたらばれますって。マナーモードでも持ち込み禁止って言ってるんだから。 | ||||
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