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ブルータワー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブルータワー
ブルータワー (徳間文庫)

ブルータワーの評価: 3.65/5点 レビュー 86件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全86件 41~60 3/5ページ
No.46:
(5pt)

読みやすいSF

SFはあまり読みつけない。タイムマシンやら失われた世界などの古典的作品を
読んでいるくらいだ。
石田衣良のほうもR25の巻末エッセイや数本の短編程度しか手にとっていない。
しかしそれでも良く分かる。
この本は素晴らしい。どうか恋愛小説や推理小説を好む人にこそ読んでもらいたい。
必ず清清しい読後感と明日への活力を得ることができるだろう。
ブルータワー (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータワー (徳間文庫)より
4198927510
No.45:
(5pt)

これは傑作。

スバラシイの一言です。
よく調べられていて難しい話も出てきますが
物語の流れのテンポがとてもいいです。
長編だが読みやすい!
ブルータワー (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ブルータワー (徳間文庫)より
4198927510
No.44:
(4pt)

読みやすい!!

読書初心者ですが、すぐに読めました。
長編ですが、話に入りやすいです。
『約束』も買ってしまいました。
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4198927510
No.43:
(5pt)

涙目になる

私は結構本を読むのが苦手なのですが、この本は読むのを中断しても続きが楽しみでした。インフルエンザ、今話題になっているものが中心となっているので親しみと興味もわいてきます(わたしだけかも・・・)。キャラクターにも愛着がわいてきましたしね^^
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.42:
(4pt)

連載小説でよくここまで持ちこたえた

数ある連載小説でも、かなり良い出来の部類に含まれると思います。確かに連載につき物の、張った伏線を拾い忘れるとか拾いきれないとかそういう感じはありますが、それでも雰囲気で読み込めてしまう感じです。
ネタが似ているとかいうご意見もありますが、この手のネタはどこでも語りつくされているわけで、いまさら何かに似ているかどうかというよりも、むしろ同じネタでどう味付けしているか、という方向で読めば楽しめると思います。オマージュ、と著者自身も言っておられるように、それが逆に楽しかったりするわけです。
マンガ的に傾倒しがちな日本のSF作品ですが、この作品はギリギリの線で、設定も人物描写も小説的なリアリティを保っている部分が好きです。
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No.41:
(5pt)

おすすめです

圧倒的なスケールとよく調べられたディティール・・・ホント一息で読める素晴らしい小説でした。
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No.40:
(4pt)

続きが気になる、引力のある作品

石田氏初のファンタジーで、珍しい長編小説。
主人公の「周司」が、大きすぎる期待を背負わされ、
自分の無力さを噛みしめながらもなんとか現状を打開しようともがく姿に、
こちらも力が入ってしまう。
長編なので何日かに分けて読んだが、続きが気になってしょうがない。
ぐいぐい引き込まれた。
『現在』と『未来』を行き来するわけだが、
今が“いつ”なのか分かりやすいので、分けても混乱せずに読めた。
今まで読んだ石田氏の作品の
“登場人物の吐息まで聞こえそうな描き方”とは少し異なる気がするので、
「別物(=ファンタジー)」と頭を切り替えて読むことをお奨めしたい。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
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No.39:
(5pt)

衣良ワールド全開!ぜひ一読を。

死のウイルスが蔓延して、塔に人間達が閉じこもらざるを得ない200年後の世界。
そして、その世界と現在の世界を行ったり来たりする、癌末期患者という存在。
あり得ない設定なのに、あっというまにその世界に引きずり込まれる。
それは、主人公の設定や心理描写が身近で共感しやすいからなのかもしれない。
私達読み手は一緒に主人公と考え、悩み、苦しみ、決断する存在となっている。
長編ではあるが、あっというまに読み終えてしまった。
読み終えた後には、自分が世界を救ったような充実感。
9.11のテロ問題とか鳥インフルエンザの話とか、そういった時代背景を置いておくとしても、一読すべきだと思う。
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No.38:
(5pt)

中学生の僕には少し難しかったです。

アキハバラ@DEEPで石田衣良さんの作品にはまってこの方を購入しました。
内容は面白くて半分くらいあっという間に読んでしまったんですけど人の名前が当て字になっていてカタカナ表記のときは読めても漢字で書かれているときは読めないときがありました。
「振り仮名が欲しい」とかおもいながら読みました。
でも内容的にはスピード感というか勢いがあって早く次のページに行きたいと思うような本です。
まだ全部は読みきってないけど、どんな展開になるのかは楽しみな本です。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
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No.37:
(3pt)

ブルータワー

 直木賞作家である著者が、満を持してSFに初挑戦した大作である。本作を書くにあたって、著者は「現在日本の出版界は社会的リアリズム全盛で、SFやファンタジーなど想像力に傾斜した小説は商売にならないといわれている。天邪鬼なぼくは、今こそファンタジーを始める時期だと思う」と語ったそうだ。
 SFファンにとっては非常に嬉しく、心強い言葉である。そしてかつてのようにSFブームを巻き起こしてもらいたいと願う。
さてこのように期待は大きく膨らんだのだが、残念ながら従来のSFの殻を打ち破るほどの大殊勲はあげられなかった。
 ストーリーは、脳腫瘍を病む主人公瀬野周司が、その激しい痛みとともに200年後の世界へ「精神だけ」タイムスリップする。その未来は暗く、黄魔と呼ばれる生物兵器に汚染されていた。人々はその黄魔から身を守るため、2Kmの巨大なタワーを作り、その中でヒエラルキー社会を構築しているのだった。そうしたタワーのひとつで旧新宿にそびえるのが、『ブルータワー』(青の塔)なのである。
 瀬野周司の精神が移転する体は、そのタワーの最上階近くに住み、ブルータワーの特権階級での一人セノ・シューであった。彼は正義感に燃え、黄魔から世界を救おうと、未来と現代を何度も往復するのである。
 ここまで話せば、映画ファンならなんとなく『マトリックス』や『バイオハザード』等を組み合わせたような臭いを感じるであろう。もう少しオリジナリティーが欲しかったね。
 またハッピーな結末は良いのだが、あの親切過ぎるエピローグは、不要だったのではないだろうか。
 だからと言って決して駄作ではないし、つまらない作品ではない。余りにも期待を膨らませ過ぎた裏返しなのだろう。著者の次回SF作品に期待したいところだ。
 ところで映画化すればヒットしそうだが、大人の視覚に耐えられる作品に仕上げるには、莫大な製作費が必要となるので、日本だけの配給では難しいね。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.36:
(5pt)

一生忘れられない作品

”本て、こんなにおもしろいのか”、と初めて知らしめてくれた作品だった。
読書をする習慣がなかった私は、この本をきっかけに読書をする習慣が身に付いた。
初めて自分から読んだ小説がこの本でなかったら、自分が読書する習慣は身に付かなかったと思う。
瞥見すると、この本にしたためられたようなことは今の時代において、今、日本という平和な国に住んでいて、
まずあり得ないだろう、と思ってしまう。でも今日、日本で話題になっている格差社会、世界で起きている
紛争や貧困といったことに想いを巡らしたとき、行き着く先がこの本に出てくる”青の塔”のような世界であっても
おかしくはない。
筆者が、あとがきで述べている”9・11に触発されて執筆した”というのは読み終わればわかるような気がした。
本書の中で印象的だったのは、主人公が口にした、“人間は誰かに必用とされているとわかった時、それが
今までとは計り知れない、生きるための力になり得る“という行だ。
不治の病に苛まれ生きる勇気を失っていた主人公。
それが、現在ではない時代であっても、だれかが自分のことを心底から必用としてくれるのであれば、それがどれだけ
少人数であろうとも、人間は自分自身が生きていくための莫大な糧になりうる。
自分のこれからの考え方にも影響を与えられたかもしれない。
そして何より、この本を読んでから、それまで3年に1冊くらいしか本を読まなかった自分が、本というものの
おもしろさを知り、読書をする習慣がつき、常に何かしらの本を読んでいなくてはいられなくなったという生活を与えてくれた。
そんな筆者と本書に感謝したい。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
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No.35:
(3pt)

ヨカッタ。

9.11のテロの事件で倒れてしまったツインタワービルを見て
絶対に倒れない塔の話を書こうと思ったと書いて
ありましたが、同じニュースを見ていて考えもしないような
そんな話でした。
石田衣良さんの世界ってすごいなっと思いました。
内容は主人公が脳のガンに侵され自分の人生というものに
生きる希望を失いつつある時に、ひどい頭痛により
200年後の時代に精神のみとばされるという話です。
そこで彼は人生において自分の生きる目的を見つけ、
命をかけてその目的を達成するために奮闘するという話です。
ぜひ一度読んでみてください。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
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No.34:
(2pt)

現実を書くか。現実に近いフィクションを書くか。

この作者は、やはり
「現実」
を書くのがものすごく、自然で上手い人なのではと思ってしまった。
というかこの本への期待が高かった分、がっかりしたというべきか。
物語の中では「現実」と「フィクション」が
クロスオーバーしていくのだけれど、
その描き方の習熟度がチグハグすぎて物語りに入り込めない気がした。
単に「フィクション」側のストーリーテラーとしての未熟さを感じたのかも。
フィクションの可能性を現実世界とリンクすることで狭めてしまったというか。
「フィクション」は何でもできる。自分が作った世界(ルール)さえ逸脱しなければ。
その前提に立ってもう一度、再チャレンジしたこの作者のフィクションが見たいと思った。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
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No.33:
(3pt)

読んでいる間は面白い

石田氏の作品としては、かなり長い小説だが、一度読むと読むのがやめられない。短編ないし中編の作品が多い印象のある作家で
あるので、その点では意外性を突かれた。
しかし、内容的にいえば平凡、というか「お約束」の積み重ねでさほど斬新さを感じることはない。読んでいる間は確かに楽しいが、
一度読んだらもう十分という気がしないでもない。
石田氏が好きな人にはオススメするが、そうでない人にはちょっと勧めにくい印象がある。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.32:
(4pt)

著者入魂の1冊

長い、重い、でも、面白い!
読んでいるうちにぐんぐんひきつけられていった。
ストーリーの展開がかなりぶっ飛んだ設定(SFだから当然か!?)にもかかわらず、
違和感はまったく感じられない。
池袋シリーズなどに見られる軽さ、スタイリッシュさは感じられないが、
その分、著者の気合を感じる1冊だった。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.31:
(4pt)

フィクションだけれど

この話は作り物で、人によっては、アクション、SF、恋愛とさまざまなジャンルの見方ができる。
ただ、フィクションだと見ていても、現実にインフルエンザの恐怖というものはあるし、しかも中国で鳥インフルエンザが流行したし。
現実に起こっていることとリンクする部分があるので、現実にこういう世界になったら…と思うとぞっとします。
それくらい、リアルに描かれていると思った。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.30:
(5pt)

ヒーロー

思いもかけず、自分がヒーローにならざるを得なくなった時、私は、期待に応えられる、本物のヒーローになれるだろうか?そんなことを教えてくれる本です。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.29:
(3pt)

40代のファンタジー

黄魔という名のインフルエンザウィルスが猛威を振るう23世紀。そんな世界へ、末期癌で余命いくばくもない40過ぎの男がタイムスリップする。このストーリーの骨子はファンタジーだと思う。昔なら小学生の男の子が、学校にも家庭にも居場所がなく、ある日ふいに四次元への扉を開けてしまう。現実社会への“いたたまれなさ“がMAX値に達したときに“跳ぶ”それが、21世紀の現代では40代の成人男性の身に起こる。それを脳腫瘍にからめているところが、作者のソツのなさだろう。40過ぎの男も救いを求めているのだろうか?一度自分の人生をリセットしてみたいという誘惑に駆られているのだろうか?そう言えば、「明日世界が滅びるとしたら・・・不治の病にかかったとしたら・・・」好きな人に告白しよう、思い切ってやりたいことをやろう、なんてことを昔はよく考えたっけ。みんな、その“きっかけ”を探しているのかもしれない。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182
No.28:
(4pt)

精神タイムスリップ

読みながら自分も謎解きをするかのような面白さ!終盤の暗記のエピソードには首をひねったものの最後まで読み通せた。日本人には珍しい本格SF!読むべし!!
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4198619182
No.27:
(4pt)

ブルータワー その名も青の塔(そのまんまw)

ブルータワー 石田衣良 2005年05月20日 今回は、前回読んだアキハバラ@DEEPが面白かったので、同じ作者の作品を続けて読んでみました。まず、作者を少し調べてみると広告制作会社を経て、フリーのコピーライターをしながら小説を書く。1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞受賞。2003年、『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞受賞。となってます。この作者の次に何を読もうかと考えて(全部読んでもいいかなとも思ったのですがw)選んだのがこの一冊w4TEENとは最後まで迷いましたですw読んでみると、帯の紹介を読み(案外好きなんです帯がw)創造した本の内容とは全く異なる感じでしたw(あくまで感じね)現在、そして200年後....テレビのコマーシャルで、北野たけしが言ってる、今が便利になったって事は素直に喜べない、何故かって?、将来の資源を食いつぶしているから...なんかそんな感じの話ししてたでしょ?(言葉は随分違うかー^^)未来については、鈍感な世代と言われている今を生きている、私たちに自分たちの行いが未来に通じているだ。次の世代に何が残せるのかって考えさせられました。人の欲望は深く、今は簡単には変わらない...混沌とした現在...でも、少しでも、ほんの少しでも、自分で何かを出来る。うーーーん、奥が深い。と、何か難しい本の様に思えますが、SFとして良く出来ています。お勧めの本です。
ブルータワーAmazon書評・レビュー:ブルータワーより
4198619182

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