(短編集)

4TEEN フォーティーン

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評判

4TEEN フォーティーンの評価:

3.76/5点 レビュー 177件。 C ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全230件 121〜140 7/12ページ
No.110
(5pt)

作品全体を覆う雰囲気が見事です

石田衣良さんの小説は始めて読みました。
意外にしっとりした作品を書くんだなあと思ってしまいました。
著者が言うように14歳という年頃には
思い入れのある方は多いのではないでしょうか。
僕自身はどこか背伸びしてて冷めている人間だったからか、
作中の登場人物がみんな素直で等身大の自分を認めて
日々を過ごしていく姿には羨ましいと思ってしまいました。
非現実な描写や過剰な表現があるのは確かですが、
そういうのも楽しむのが小説ではないでしょうか。
著者のスタイリッシュな文体に青春の儚さややるせなさが
見事に合わさったとても良い作品だと思います。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.109
(3pt)

少年

少年犯罪が多い現代、この本を読んでいるとまだまだ純粋な子供はいるのだなと思ってしまいます。舞台が下町で、少し子供にしては人情くさい気もしましたが、素朴でやさしい少年達の話が描かれていてとてもよかったです。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.108
(3pt)

ちょっと背伸びした中学生の青春小説

ブックオフで100円だったので読んでみました。
石田衣良さんの小説を読むのも初めてだし、直木賞とったとかで期待して読んでみたけど思ったほどではなかったかなというのが感想です。
この人は小説を作る能力はあるんだと思うんですが、この本に関してはなにか足りないなって感じがしました。
一話、一話にメッセージみたいなものをつめこもうとしてるんだけどそれに
至る過程なんかも簡単すぎて重みが薄れていたような気がします。
登場人物たちも14歳にしては大人びすぎてる感じがしたし、
今どきの中学生がなに考えてるかわからないけどなんか気取りすぎてる気もしました。
でも、読後感は爽やかで気持良く読めました。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.107
(4pt)

爽やかで、面白く、読みやすい

石田衣良さんの著作はこれが初めてなのですが、
クールな顔して結構過激なの書きますねえ!
最初はただの官能小説かと思いましたよ。
でもすべてのストーリーは共通して、何らかのメッセージを含んでいて、
中盤に暗い話が続いても、ラストは希望をもった形で終わっている。
登場人物の微妙な心情も情景の描写も、とっても上手いと思います。テンポもいいですしね。
他の作品も読んでみたいと思いました。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.106
(4pt)

後味スッキリ、サッパリな青春小説。きれいな夕焼け空を眺めているみたいに気持がイイ。

次の日にまた会うに決まっている友達にさよならをいうのは、いつだってなかなか楽しいものだ。
なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.105
(5pt)

素直に良かった

この本は良かった。
私は普段、本を読んだ後の感想を上手く人に伝えられないのですが、この本は心から良かったと言えます。
14歳の素直な気持ちがいっぱい詰まっていて、冒険してみたいというどきどきする気持ちが、同い年の私の心にもキました。
難しいことは考えずに、読んでみると良いと思います。こんな世の中でも、良いものがあるなって感じることが出来ます。
中学生の純粋さや単純さに笑ってしまうところや、中学生だからこそ起こる感情、正直に書かれた文章が訴えてくるものがあります。
楽しいとか、面白いとかじゃない、別の「良さ」がこの本にはありました。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.104
(4pt)

大人が想像する今時の子の青春?

今時の燃えない子達だって、彼らには彼らの青春があるんじゃない?的な作者の希望的小説?
それは、私が14歳の子を持つ母だからそう感じるのかな?
「性」や「拒食症&過食症」「ドメスティックバイオレンス」「虐待」などなど、
今、社会問題とされるテーマを「これでもか!」って盛り込んでるところは、
ちょっとやり過ぎっぽいけど、しつこく弄り回してないから許せる。
それに、確かに世の中にはそんな問題が氾濫していて、直接関わってなくても
情報として触れることは多いだろうから、あながち全くでたらめでもないんだろう。
さらっと読めるし、子どもとの話題づくりに良いかもしれません。
ちなみにうちの息子14歳は「頭ヘンだろー」って言いながら
面白がって読んでいます。
読後感が良いので星4です。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.103
(4pt)

素直な感想は、『7TEEN セブンティーン』

読んだ素直な感想は、『7TEEN セブンティーン』という
感じであった。
私の中学二年生の頃を思い出すと自我が目ざめたころで、
友情、恋、性などについては、そこまでは、とうてい考えて
いなかったと思うので少し違和感を持った。
高校二年生ならそうかなーと共感できるところもある。
私が好きな話は、「十五歳への旅」である。
二泊三日の都会の公園でのテント生活も面白かったが、
旅行の最後に、各自の悩みをひとつずつ仲間の前で話
して、悩みを共感するところが良かった。
悩みを共感できる仲間が出来れば最高であると思った。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.102
(5pt)

なんだか希望が生まれる小説

 読み始めたときは、正直「こんな中学2年生ありえないー」と思っていましたが、不思議に話にどんどん入っていって、一日で全部読み終えてしまいました。かなり面白かったです。
 読み終えた時、なんか明るい希望みたいなのが生まれる不思議な小説でした。
 登場人物がそれぞれに抱える悩みは現代を象徴しているようで、結構深刻なはずなんだけど、ちゃんと受け止めて明るく前向きで。でも気をはっている感じもなくて。
 そういう感じがすごく良いなと思いました。
 
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.101
(4pt)

とても甘酸っぱくて切ない青春小説

2003年直木賞受賞作品ですが、非常にいいです!
なんか、とても甘酸っぱくて切ない青春小説。
現代社会の問題を底辺にちりばめながらも、
少年たちの清々しい姿がなんともいえない。
特にはじめの話「びっくりプレゼント」には驚き!
おもしろいのでネタバレしませんが、
このようなテーマをこんな風に描くのかってのが、
すごく斬新でおもしろかった。
おすすめできる本です。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.100
(4pt)

4teenなんで星四つ。

ちゃりんこ(bike)で月島を駆け回るがきんちょ4人組の話です。
短編が数話掲載されているので、短くて、文字も大きくて小説初心者の方でも気楽に読めます。
ただ、内容は気楽じゃない。
今の社会、(昔にもそんなことはあったけれどそれと名称するものがなかった)
が抱える問題を、子供の目線から、(というかその4人のまわりに巻き起こるので)描かれています。
おもしろいです。今こんな行動的ながきんちょいるのだろうか?
中学生日記?みたいなNHK教育の子供向けドラマを大人になって見たとき、
ああこれ、成人男性が脚本かいたんだなあ。としみじみ思いますが、それがなきにしもあらず。
とにもかくにも、すごく考えさせられます。しょっぱな(第一話)から、おおーと思います。
ただ前まで明治の文豪の小説を読んでいたので、文字がでかっとおどろきました。
池袋ウエストゲートパークのように行間に妙なマークがないので、私にはこちらの作品のほうが読むのが楽でした。
是非手にとってください。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.99
(5pt)

素直に楽しませてもらいました

石田衣良さんの著書を初めて読みました。
これは、面白かったです。
ステレオタイプだとか、ありえない設定とか、そんなのどうだっていいじゃないのと思います。
だって小説なんだから・・・。
素直に騙されて、本の世界に漂っていられる、さわやかな青春小説でした。
そしてこれは個人的なことですが、
私は東京在住ではないのですが、数回旅行しただけの東京がなぜかもともと好きです。
この本の描写から、東京特有の雰囲気というかキラメキのようなものがすごくすごく伝わってきます。
私には、一粒で二度おいしい小説でした。
石田さんの他の本も読んでみたいな。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.98
(5pt)

変わるもの、変わらないもの

時代によって人を取り巻く環境は変わっていく。
世代によって感じるきっかけやモノだって変わっていく。
石田さんの小説はいつも希望的観測に基づくファンタジーではあるけれど、
でも、この物語に描かれているような気持ちは、時代や世代を超えた普遍的なこと。
仲間を大切にする気持ちや、女の子との事、ちょっとした冒険心、
大人に対する不信感や、それでも信頼に足りる大人もいるということ。
人生とか、社会とかそんな大きなものの存在を前にして混乱したり、臆病になったり、
ちょっと背伸びして虚勢をはって見たりしてたあの頃の気持ちが
読んでいる自分にみずみずしく蘇ってきた、そんな本でした。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.97
(3pt)

なかなか

なかなかの秀作です。
14歳の少年の心情がよく表わされています。
一話一話が短くて、軽く読むことができます。
でも内容もしっかりしていて、詰まっています。
甘酸っぱくて、少し苦い、大人の入り口がそこにはあります。
あのころを思い出したい方におすすめ。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.96
(3pt)

平均的「中2」の話とは違うが、面白い

登場人物が色々と飛び回る。
とても読んでいて気持ちがいい作品だった。
主人公「僕」の一人称で書かれているので文章が多少幼稚に見えるが、たぶんそれは計算だと思う。
ただ・・・
やはり中学生にしては大人びているな、という印象を持った。
某漫画で「中2男子は人類で一番バカな生き物」というような表現があったが、本当にそうだと思う。
少し大人の世界に足を突っ込んではいるものの、受験戦争や将来の不安なんて感じない能天気な中2という存在。
もっとはっちゃけててもいいんじゃない?と思う。自転車旅行のあたりはそんな感じだけど。
子どもっぽい部分がまだまだ残る中2は、ちょっとしたことでクラスメイトを差別するしそれがいじめにつながることもある。
この本にはそういうドロっとした部分があまり無くて(いじめっ子がいるにはいるけど)全てさわやか、勧善懲悪で描かれているのが物足りない。
けれども何も考えずに読むにはいい本(けなしているわけではなく)。
自分の中の「青春」エピソードに触れる部分がちょこっとだけでもあるような、そんな懐かしい気分を味あわせてくれる本だから。
それから二度と戻らない「中2」に嫉妬する本なのかもしれない。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.95
(2pt)

ほう

正直な感想としてはあまり人に薦めたいと思うような本ではなかったです。内容に無理がありすぎるんですよ。設定の細部が粗いと思いました。病気なんかの設定も細部が粗い。知ってるとおかしいと思えるところが多すぎる。IWGPのほうが断然おもしろいです。これが直木賞でしたっけ?はぁそうですか。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.94
(2pt)

これが中学生??

ストーリーはどこにでもあるようで、平凡で陳腐過ぎる。それよりもおかしいと思うのは、少年たちの会話だ。会話の内容だけ取れば、中学生の会話というよりも、高校生に近い。しかも友のために泣いてくれる場面が多いが、そんな中学生っていないと思う。著者は解説でロケーションは面倒なので自分の住んでる月島を選んだと述べてるが、ロケーションどころか中学生までもリサーチしなかったのだろうか?ここに出てくる少年たちは、なんも調べないで著者の頭にある「中学生」を文字に起したようにしか見えない。だからこんなに大人すぎる中学生ばかりが登場するのだ。読書好きにとっては、理想論まみれのこの作品に直木賞に値する力があるとは思えないし、元中坊の男の子にとっては、これは「中学生」じゃない。当時の僕が読んだら「なにスカしてんだ!」と怒るだろう。青春って、もっとみっともなくて、最低にカッコわるいもんだ。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510
No.93
(5pt)

個人的に

 本作の舞台に縁がある者だから余計になのかもしれませんが、私は個人的に非常に楽しめました。やや脚色されている部分があるものの、ほぼそのままの世界が現実にあることを感じながら読むと、実際に4人の中学生がそこにいるようで、臨場感が味わえました。
 それは勿論、石田氏の人間の描き方のうまさによるものであります。彼の描く登場人物は、人間味があって、それぞれが個性を持っている。だから私は感情移入しやすかった。どうしてこうも多感な時期の「子ども」(敢えてここではこう呼んでおきます)を上手く描けるのか不思議でなりません。
 彼の、リピートというか、短い一言の文章で前後の様子を表現する独特の間が、文章全体を通して、良いリズムを持つことにつながっているのでしょう。簡潔明瞭なだけでない、リズムのよさ、爽やかさ、情景を想像させる力を彼の文章は持っています。直木賞を取っただけのことはあると、私は素直に評価したいと思います。
 興味のある人はぜひ、本作品の舞台となった街に足を運んでみてください。そのままの情景が、風景が、街並みがそのままひろがっています。高層ビルが乱立するようにはなりましたが、いつまでも変わらない街並みがそこにはずっと待っていてくれると思います。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.92
(3pt)

14歳について

私は、随分この作者の本を読んだ後にこの本を読んで見ました。
発行が2003年5月20日となっているので、今の中学生とは違いがあると思います。
でも、作者は中学生の生活を描きたいのではなく
多感な時期の、それもいい友達を持つことに憧れさせられた本でした。
俺には、こんなに腹を割って話したり、思ってくれる友達がいたのだろか..いなかったなー
人物設定が変わらずに、8話の完結する物語が収められており、手軽に一話ずつ読めます。
設定が、普通の中学生から多少かけ離れているが、そんな事を問題としない友達への暖かさ
がある。
そんな所が直木賞に結びついてるのかなと思ったりもした。
4TEEN Amazon書評・レビュー: 4TEENより
4104595012
No.91
(4pt)

14歳の輝き

著者はあとがきでこの物語の設定について触れている。
「十代の中で一番たのしかった年はいくつだったろうか。高校時代は本ばかり読んで暗かった。やはり中学生がいいだろう。それも受験勉強が厳しい三年生でも、まだ中学に慣れていない一年生でもない。やはり底抜けにたのしかったのは、中学二年生十四歳のときだ。」
中学二年生といえば、男子にとってはまさしく子供から大人へ変化する時期ではないだろうか。
著者が言うように、中学生活でも一番安定しており、身体的変化、精神的変化に対して戸惑い、悩み、そして学んでいく時期だったと思う。
その頃の友達というのは、同じ感覚を持っているので固い絆で結ばれているだろう。
また、大人のように打算的に交友関係を持とうとしないので、頭のいい子も悪い子も、金持ちの子も貧乏人の子も、同世代という絆だけで結ばれる。
これは、その後の人生ではなかなか出来ないことであるし、中学二年生がそんな友達を持つ最後のときではないだろうか。
本書のストーリーはそんなことは現実離れしているだろう、という内容かもしれない。
しかし、その出来事に接した時の少年の気持ちには共感させられるものがあった。
今、中年になってしまった我々を、中学時代にトリップさせ、新鮮な気持ちを思い起こさせる物語である。
4TEEN (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 4TEEN (新潮文庫)より
4101250510