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波のうえの魔術師
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波のうえの魔術師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全115件 101~115 6/6ページ
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テンポもよく展開もスリリング、主人公には感情移入できて単純に楽しめた。ただ、あくどい銀行相手に復讐するというのはよいのだけれど、どうしても納得がいかないのはその手段が株価操作をして利益を得るというところ。不利益を被る人間のほとんどは他の投資家などで実際には筋違いではないか? | ||||
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主人公のキャラクターがなかなか魅力的です。テレビドラマの原作なので、ついついテレビの配役が頭の中につらついてしまいますが、主役が例えばSMAPの誰かだったら、じいさんが山崎努だったらとか、自分なりに入れ換えて考えながら読むのも面白いです。経済小説としては、株式の取引などちょっと現実味がないように感じられる部分もありますが、独特の雰囲気の魅力はありますね、この本は。 | ||||
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テーマは意欲的ですよね。ただ、小説のストーリーとしては古典的かな。やはりこういったテーマを扱う際はやさしい経済・株式の説明がいると思います。今回はいわゆる「空うり」の話ですよね、だとしたら信用で売っている株の値段がマーケットで値下がりする際の主人公の心的興奮に同化するにはそれなりの経済的知識があって初めて可能と思われ、読んでいて???で、調べてやっとわかりました。調べて知識が増えるのはありがたいですが、小説では物語の勢いをそぐことになってしまいますよね。 | ||||
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この本を読んで、「株っておもしろそう」などと思わないように。小説はおもしろくても、そこで使われる題材も同じだけおもしろいとは限らない。いや、違う。株はおもしろい、ただ、難しいだけだ。この小説に出てくるような、いいおじいちゃんにもし出会ったら、株をやってもいいかもしれない。厳しくて、やさしくて、実力を判断してくれて、スーツを誂えてくれるようなおじいちゃんに。ただ気を付けなければ行けない。株をやっている人は、どこでひっかけてくるかわからないから。この小説に出てくるキャラクターも、どこで何を仕掛けてくるかわからないように。言い忘れた。石田衣良の小説に登場するひとは、みんな、やさしい。 | ||||
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就職浪人の男が、超やり手の株ジジイに目をかけられ、育てられて・・・という、株をテーマの中心に添えた小説。しかし、100パーセント石田衣良小説。登場人物の個性がしっかりしているし、言葉やセリフのかっこよさや自然さ、読みやすさにも抜かりがない。 株を扱う男たちの話なので、全く株のことなんて知りません、という人には、正直わかりづらい部分が多少あると思う。しかしまあ、その辺は、自分で調べて納得するのも勉強になっていいだろうし、最悪、「いろんな要素が株式の値段に反映され、その波を完全に把握しきることは誰にもできない」ということだけ頭に置いて、分からんところは流しても、十分楽しめると思う。 まあそういう方にとっては、☆を一つ減らす必要があるが。 | ||||
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池袋ウエストゲートパーク以来石田衣良の虜となっている私だが、こと購入に関しては文庫版として発売されるのを待つというスタンスのため、この本も2年遅れの待望の1冊だった。 石田衣良の本は何と言っても、読んでいる間の軽快さ、読んだ後の爽快さがたまらない。当然この本も株という一般人にはなじみが薄いテーマであるにも関わらず、難解な表現がなくすらすらと読める。そして登場人物の白戸則道とおじいさんが銀行に復讐を果たした後のやりとりが人間のつながり、生きていく希望を感じさせる。石田の本は希望とともに読み終えられる爽快感がある。一度読んで欲しい本である。 ただあまりにも軽快かつ爽快過ぎて自分も株で生きていけるという錯覚に陥ることもあるのでご用心を。 | ||||
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緻密な積み重ねで大きな成果!その過程のディティールもよく書き込まれています。主人公は、大学でたけど、無職のパチンコセミプロ。成長していく青年の姿と、そのやさしさは、おなじみいつもの石田衣良作品です。コンゲーム小説の王道をいく傑作です。多くの人にお勧めします。 | ||||
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全編とにかくマネーゲームのお話。株、株、株。なのにおじさんっぽさのまったくないわかりやす話です。面白く読めます。石田衣良という人は、わかりやすく書くという才能にあふれている人だと思います。 | ||||
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マネー小説、と言うと、どうしても大手企業のブラックマネーがどうとか野心だ企みだというイメージが強かったけれど、これは見事にそれを一掃してくれた。この本の主人公は大学を卒業し、現在就職浪人中。パチンコをして日銭を稼いでいたある日、一人の老人と出会う。そこからマーケットという波にのまれて行くのだが、主人公が今までマーケットなどに興味が無かったという設定だけあって、株の取引等に詳しくなくても十分に楽しく読める。経済がテーマのわりに、スポーツ小説のような軽快さがある。ただ、行われているゲームが数字を追うものだというだけの違い。マーケットのおおまかな流れや雰囲気を知ってかつ楽しめる小説として、特に10代、20代の人にはオススメ。個人的に、この本を読む前の予備知識として、「細野真宏の経済のニュースがよくわかる本世界経済編」を読んでおくとさらに楽しめると思います。世界経済が一気に身近になります。 | ||||
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経済もの、証券ものとしても読みやすく取っ付きがいい。気がつかないうちに頭に入ってきます。 | ||||
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CX系ドラマ「ビッグ・マネー」の原作となった小説。就職浪人生の主人公が、かつての有名相場師との出会いを通じて、マネーの世界へ落ちて行くヒューマニズムに満ちた経済小説。様々な出会いから主人公の成長をつづり、マネーの正義とは何かに関して疑問を投げかける話題作。現在社会の疑問をも鋭く突いた、最高傑作。 | ||||
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この本は特に証券会社の人に読んでほしい。確かに「仕手戦」は格好いいが、株式投資の「いろは」が書かれているのを忘れてはならない。株式投資はまず「新聞」をすみからすみまで読破し「過去のトレンド」を徹底的に分析する。こんな簡単なことがきちんとできているかい?特に新人営業マンは読むべきである。 | ||||
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フジテレビ系列で放送されているドラマ「ビッグマネー!」を見て、原作である本書を一気に読みましたが、実に面白いマネーゲームが描かれる物語でした。預金量第3位の大手都市銀行がバブル期に絶対儲かると勧めた変額保険。この変額保険のせいで多くの人々が苦しみを味わうこととなり、やがては自殺者も。まつば銀行被害者の会にも関わる相場師の小塚老人と主人公の青年・白戸則道は、まつば銀行へ復讐としてのマネー戦争を仕掛けていく。 ここまでのドラマ放送と原作での違いもありますが、やはりというかドラマよりも原作の方が面白みを満喫できます。経済の素人の主人公が、相場師と共に手を組み、マーケットに挑戦していく姿は、スリリングさ、緊迫感もヒシヒシと読み手に伝わり、ページを読み進!!むにつれて期待感が増してきます。経済の複雑さよりも、経済の流れやマーケット市場の動きが読み取れ、比較的経済に疎くても実に楽しく読めました。経済を舞台とした小説は数多いですが、主人公の白戸青年と小塚老人のコンビが何とも魅力的で、白戸が今後どこまで成長続けるかもぜひ読んでみたいものです。また後半のまつば銀行との5週間戦争での仕掛ける罠や作戦、意外な白戸のその後の展開……とドラマの先読みはしてしまいましたが、満足いくラストでもあり、今までに読んだ経済サスペンス小説では一番の面白さでした。 | ||||
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大手都市銀行を破綻させる為に仕掛ける株式市場操作ゲームの話ですが、本当に個人の力でこんなことが出来るのかしら?(=出来たら良いな!)といった感情を持ちながらズイズイと読みつづけてしまう一冊です。地道な調査と濡れ手に泡の大もうけ…ギャンブルの神髄??のようでありながら、悪事には見返りもがあったりする。また、マーケットに骨の髄まで浸かってるカッコイイ老紳士が“パチプロ大学生”にマーケットの波乗り方法を伝授するには実は(優しい)裏があったり。これを読んで株に手を出そうとは思わないけど、小さな力が大きな力を『はめる』面白さが十二分に楽しめます。 | ||||
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