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娼年
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娼年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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感情移入できるほど内容は入ってきませんでした。 | ||||
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石田衣良という著者をよく知らず、松坂桃李主演で映画化が決まった話題の原作だから、という理由だけで本を手に取ったのがそもそもの間違いでした。 文庫のカバー裏に載せられていた著者の写真を見たとき、正直もうその時点から「きっついなぁ」。結局この物語の主人公(大勢の女と寝て金を貰い、なんでか知らないけどモテまくる青年)は、著者の投影、もしくは理想像なのではないかなと疑ってしまったからです。 読み進めると、予想通りというべきか、なんとまぁ気持ち悪いこと、気持ち悪いこと。 嫌悪しかありません。この本は「女性のさまざまな欲望」を描いた作品であるはずなのに、男性が「女性の欲望はこうあってほしい」「こういうの、好きなんでしょ?」と押し付けているようにしか思えませんでした。「おしっこを見たい」?寒気がしました。 あらすじは、バーで働いてる主人公を、御堂静香っていうおばさんが自分の経営する秘密クラブにスカウトして、なんでか知らないけど売れまくってヤりまくって、でもその御堂静香は元売春婦のHIVキャリアで、結局主人公の女友達に秘密クラブの営業を警察にチクられて逮捕っていう、ものすっごい汚くて、安くて、救いのない物語です。 それをこれまた陳腐な比喩で何とかこぎれいに飾り付けようとしてるから、もっと汚く感じてしまう。汚いなら汚いなりに、もっと魅せ方があるだろうに、「こういうのかっこいいでしょ?いかすでしょ?」みたく鼻にかけた表現がほんっと……アレルギー反応。 石田衣良は、サイコパスなんじゃないか?? 大切にしてる聴覚障碍者の娘を、母親が行きずりの男に抱かせるわけがないでしょ。頭がおかしくなるかと思いました。言い方悪いの承知で書きますけど、オナニー小説ここに極まれり。 松坂桃李はもっと仕事を選んだ方がいい。 あと、解説の姫野カオルコは石田衣良に媚びすぎ。弱みでも握られてんのか?「多くの男性作家、漫画家が描く女性像は銀座の高級クラブのママ像になるけど、石田衣良だけは違う」って……呆れてしまいました。一読者の見解にすぎませんが、姫野カオルコの言う「多くの男性作家」の方がよほど女性を理解してますよ。姫野カオルコの解説を要約すると「とにかく優しい物語です!!優しいって言ったら反感買うのわかってますけど、優しいんです!!理由ハッキリしないけどとにかくとにかく癒されます!!」なんですけど、この本をそう感じる姫野カオルコが書いたものは、買わないと決意しました。 私はどんな本も、一定期間は本棚に仕舞って、そのまま取っておくか、中古屋に持って行くかするのですが、これは速攻ごみ箱に捨てました。持っているのも不快で。ほんと、400円返してほしいくらいです笑。 本に対してこれほど嫌悪感を覚えたのは初めてです。そういう意味では、石田衣良は天才なのかもしれません……。 映画化される本がみんな良作とは限らない。 その実例が、この本です。 | ||||
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主人公がからっぽで、存在を感じられない 空のグラスに氷を入れて、溶けてゆくのをただただ眺めてるような。 私の好みではありませんでした。 | ||||
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文芸書ではなく、ただのエロ小説として読むと期待は裏切られない。 | ||||
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松坂桃李くん主演で映画化されたので興味がわき読んでみました。 あまりリアリティがなく冷めてしまいました。良くも悪くもファンタジーだと割り切れば面白いのでしょうか。 色んな女性客(30代~70代)の性癖をリョウが神のように優しく受け入れるという設定は救われますが、二十歳の青年がここまで悟りを開いてるというのがファンタジーすぎる気が。 性描写に不快感がないのは良かったですが、 全体的に30~40代以上の女性に向けて「こんな子がいたら嬉しいでしょう?」「こんなすごい設定びっくりしたでしょ?」と言わんばかりでちょっと冷めました。 1回読めばじゅうぶん。もう一度読もうとは思わないてます。 | ||||
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期待が大き過ぎたのかも。刊行当時であれば多少、衝撃的だったかもしれませんが、今の時代では内容的には陳腐だと感じました。文体は、非常に読みやすくセックス描写も清潔にさえ感じる程。映画化も、あまり期待出来ません。 | ||||
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著者によるナレーションは、いまひとつです。 地の文なのかセリフなのかが分かりにくいです。 それから、音の編集が雑です。 急に音量が小さくなる箇所が何カ所かあります。 「章の終わり」と「次の章の開始」の間の「間」が短すぎます。 全体に、作りが雑です。 | ||||
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表現が稚拙すぎる(特に比喩)。 何の破綻もない物語。 予定調和の世界。 女のイカせ方も既知事項。 計算づくのプロット。 ただウケをねらった石田の小説家としての低俗性と低能性。 所詮はコピーライターの限界。 フローベールは「いかなる名おいて、私は物語ることができるのか」と問うたが、この問いに石田は何と答えるのか?脳天気な自称小説家よ。 潔く筆を折ることをお薦めする。これ以上恥をかかないためにも。 。 | ||||
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石田衣良って雰囲気イケメン この作品も雰囲気文学 タイトルから匂わせる重みは微塵もない これを読むぐらいならラノベやBLを読んだ方がマシ | ||||
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有名なのでとても期待して読みましたが、他の方もレビューされていたように、ウケを狙いすぎていて残る物もなく軽薄で、かと言ってエンターテイメント性に優れているかと言ったらそうではない。中学生くらいが読むには丁度いいかな? 表現も難しくはなく、簡単には読めるけどおお〜 と感心するようなものもなかったです。 メグミはただウザい登場人物だし…。 ただ、なんとなく逝年も読むような気はします。 | ||||
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んー私はあまり・・好みが分かれると思うので少し興味のある方は購入しても○マル!! | ||||
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読んでいるときは面白いけれど、なにが伝えたかったんでしょう?なにが書きたかったんでしょう? と思っちゃいました。 自分が書きたいことを書いてるんじゃなくて、買ってもらえそうな本を書いてる感が凄くて、軽薄です。 得るものがなかったです。 | ||||
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石田さんがテレビに出てられるのを見るのは好きなのですが、どうも石田さんの作品とは私は合わないらしい・・・。 割とさっぱりと、まさに「娼年」を描いているのですが、だから何なのかというと、何も感想が持てない・・・。 石田さんの作品て、どこかひねくれてるような気がするんですよね・・・。 | ||||
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1.文章の未熟さ。特にもレトリックは劣悪。 例:「中指の腹が咲良の足のつけ根で小さな水を発見する。」 2.魅力を感じない女性に出会わない不可思議。抱こうと思えない、欲情できない、耐えられないといった感情が皆無。 3.男とも突然抵抗なく寝る。普通ホモセクシャルの一線を越えるときに、困惑、葛藤、嫌悪を感じると思うが、2行ほどの説明で迷い無くやっちまう。 4.地名をモロに出し、自分で場面を細かく描写することなく読者の記憶に放り投げ。 5.出てくる曲名、作家、画家、映画の引用が表面的。女友達にやってることがばれるシーンでのビル・エヴァンスの『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』は陳腐この上ない。 6.最初のカクテルの比喩も、『こうくるだろなあ』と予想できるほど安直。 7.服装や顔かたちくらいをなぞるくらいで、感情描写の著しい欠落。 8.語彙の貧困。なんでも「セックス」。もうちょい様々に表現しようぜ。 この本を買おうと思ってる人へ。俺ならジャン・ジュネの『泥棒日記』や谷崎潤一郎の『痴人の愛』を買うよ。 | ||||
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端的に言えばコールボーイの話。作品に入り込もうとするが、ブランド名や店の名前、音楽のタイトル等が邪魔をし文章が切れてしまう。飛び飛びに文章を追う様になり、さらっと後味なく読み終わってしまう。これが石田節だと思うのだが、どうも馴染めない。心に響く前に消えてしまう。印象に残らない。時間をあけてもう一度読み直してみようと思う。 | ||||
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長編恋愛小説として買った。安かったし買った。読んでみたらおもしろくなかった。というか官能小説じゃないっすか!!!?この作品が世間に認められて評価されているのも知っているし石田 衣良がいい作家だというのも14を読んでWOW WOWの2時間ドラマを見て知っている。しかしこれは...性描写のない恋愛小説などつまらない。それはだれもが感じることだし必要なコトである!しかし本作ではそれが主をしめていてなんだか4時間性交をしている気分になった。せめて40分ぐらいにしてくれ。限りなく透明に近いブルーとそーいう所似ているよなー。ただその中での人間関係とかの表現は◎。こんな本、ピュアな恋愛小説と間違えて小学生が買ってしまったらとんでもない。 | ||||
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売春はいかんとか、変態たちから学ぶものなどないとかいう考えから論ずるつもりはありませんが、女は退屈と考えている、醒めた20歳の男リョウが情熱を見出す世界が女性向け男性紹介クラブってのはちとはてなでした。 他の人とは少々異なった性的嗜好を楽しむ人たちは多いでしょうが、その背景にそれほど人間の魅力が潜んでいるとも思えないんですよね。初めての石田作品でしたが、続けて読もうという気にはなりませんでした。覚醒するのが難しい時代ですね。 | ||||
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この小説を読んで考えさせられる部分とか、気付かされる部分は、私の場合はなかったなぁ。 いろいろな女性と出会うけれども、なんだか現実離れして感じられた。 その女性の種類が、、とかそういう問題じゃなくて、基本的にあらゆる人物について、 あるいはそういった職業について、あまり書きこまれていない小説だったと思う。 あと、「めぐみ」だっけ?主人公のことを思ってくれている人。 彼女のしていることは、けして間違いではないと思う。 もしそれなりの能力を持っている友人が娼夫という職業をしていたら、私も止めると思うし。 最後で彼女が止めたことに対して間違いのように書いてあったけど、 自分を大切に思っている人の言うことはそれなりに重くとらえた方が良いと思う。 「おもしろい」って言う人が周りに結構いたので、 読んでみても良いかもしれないけど、私は、あまりおもしろいと思う部分はなかったかな。 | ||||
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何事にも冷めきっている一人の大学生が、高級クラブの男娼にスカウトされ成り上がっていくという話。ストーリー自体は青年誌のマンガなんかでありそうな話だが、この作品は一面しか捉えておらず、物足りなさを感じた。というのも、若い男を買う客として出てくる女性が、総じて主人公にとって魅力的な女性として描かれているからである。(そういう女性のケースしか詳しく書かれていない)金とひきかえに身体を売るという仕事をしていく以上、そこには金だけ持っていても人間的には魅力に欠ける女、あるいは美醜と言う点からいえば目を背けたくなるような女とのセックスもあるはずで、そういう客のケースや「そういう客にさえ売る、そこでの主人公の心の動き」を書くことを避けては通れないだろうと思っていたのだが、残念ながらごっそりと省かれてしまっている。自意識の葛藤が少なく、現実に対して淡々としていながらも、どこか浮遊している印象を与える主人公のキャラクターや、「セレブ向けの高級クラブ」という設定上、あえて省いたのかもしれないが、やはり書き手として逃げているという感は否めない。物語のリアリティを損ねて全体を薄っぺらいものにしている。 | ||||
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川端康成の「眠れる美女」の逆設定ということだが、「娼年」は行為と出来事の描写が連続するのみ。主人公は単に日々の生活に“退屈”している無気力な少年というだけで、読者である私にとっても最初から最後まで退屈な存在のままであった。眠れる美女は存在としての眠れる美女ではなく、生き生きとした生命力そのものの象徴であるはずだ。川端作品と比較してはいけないのだろうか…。少年のお客に老女の描写があった。「娼年」では少年の目から見て、行為に対する老女の反応しか描かれていないが、逆設定というなら、例えばこの老女の視点から、少年の行為を、あるいは、少年を買う自分(老女)の心理を掘り下げて描写したほうがよかったのではないかと思う。しかしながら、「眠れる美女」の逆設定を現代版でというのは難しいかもしれない。“少年を買う老女の孤独と老い”などというテーマはあまりにも切実で物悲しいし、その点では、“少年の視点を通した女の欲望”というテーマで終始してよかったのかもしれない。 | ||||
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