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交渉人・遠野麻衣子
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交渉人・遠野麻衣子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 21~40 2/3ページ
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10年くらい前にTVドラマになったシリーズなので、 話は違いますが、若村麻由美の演技を頭の中で想像して読むことが出来て面白かったです。 新刊本への導入という位置づけですが、これはこれで十分に楽しめました。 これはまたTVに登場しそうですね 五十嵐 貴久さんの作品は、読んでいてなんでそうなるのさw というモヤモヤが少ないので話にスーッと入り込んでいけます。 サスペンス系初心者の人も伏線などしっかり把握できるので オススメなんじゃないかなって思いました。 | ||||
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これって以前数作発表されたシリーズだけど、今になって文庫復刊?と思いきや、久々の続巻が刊行予定であり、その新作へスムーズに繋げるために内容も改稿されています。 どこが変わったのかと言うとネタバレになるので詳細は控えますが、まあ、身の回りの技術進歩に対応するために時間軸の微調整という感じですかね。 ということは、新作の内容は、当時から20年が経ち、、という類ではなく、直近の話としての続きという体ではなかろうかと推測されるのですが、その辺りを想像しながら読むのも、また面白そうです。 ただ、それに伴い改題した(正確には副題を付けた)のはいかがなものかと思います。なんか商売っ気を感じるというか、あざといというか。 旧作でも、3作目に繋げるためであろう2作目の改題もしているし、節操ないなぁとも思いました。 | ||||
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普段こういったジャンルは読まないのですが、 「交渉人」というワードに惹かれて注文してみました。 おもったよりすらすら読めて面白かったです。 たまに自分が読まないものを読むと、興味や世界が広がっていいなとあらためて思いました。 | ||||
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ベストセラーとなった傑作サスペンスが大幅改稿の上で、待望の復刊!ということで気になって注文。 あとがきからは元々は2002年の夏の執筆だったとのこと。作家の2010年問題と書かれておりこちらも興味深く感じました。 さて内容に関しては読みやすいです。思ったよりテンポよく話が進みます。飽きずに最後まで読み続けられます。 | ||||
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五十嵐さんの交渉人シリーズ、大幅な改稿による復刊とのことで楽しみにしていました。 交渉人・爆弾魔・籠城の3部作を3か月連続で復刊され、4か月目には交渉人ゼロが単行本として発行されるとのこと、楽しみです。 復習ではなく、改稿版3作を読み、新作を楽しみにしたいです。 | ||||
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ご本人が 「交渉人・遠野麻衣子」は単なる復刻、復刊ではなく、ほぼ新刊本と同じでございます。とネット上で書かれている本書 昨今の目まぐるしい時代の変化による 人々の生活の移り変わり それに合わせて物語が再編成されるという大掛かりな変更 もしあの時 スマートフォンがあれば? もしもあの時ネット環境が たくさんの今だったらの答えが見える 是非2003年発行の本と読み比べたい | ||||
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警察ものが好きな方には良いと思います。 文章も読みやすいです。 | ||||
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会話が多いので2時間ほどで読めます。 エンタメとしては読ませる力がある作品で、なかなか面白かったです。 帯に「この犯人は絶対見破れない」とありましたが、ある意味でその通りでした。 (犯人たちの動機が後出しじゃんけんなので。それでもなんとなく途中で犯人わかりますが) | ||||
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コンビニ強盗が夜中の病院に人質を抱えて立てこもる。そこに呼ばれた交渉人と呼ばれる警視庁のエリート石田。数々の 難事件を解決してきた彼は巧みに犯人グループと接触、身代金を用意し逃走用のバイクまで貸し与える。要は人質を 抱えて逃げ出したところを逮捕という手はずだった。しかし、犯人一緒に連れだされた看護師の女性は殺害され、 病院でも医師二人が惨殺される。何が間違ったのか。作品のほぼ8割のところまでは、ちょっと軽めの人質事件くらいの 感覚で読み続けていた読者は、人質が惨殺されてきたところくらいから、何か様相が異なることに気付く。そして、 石田の愛弟子である、遠野麻衣子がこの事件を解決していく。なかなか、凝ったプロットで読者をひきつけて行く筋運びだ。 結局は逃げ込んだ病院自身が犯人達の目的の場所であり、医療過誤で子供や身内を亡くした人間達の復讐劇が この作品のテーマとなる。そして大きな驚愕となるエンディング。面白かった。 | ||||
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久しぶりに「えー」と声に出してしまった。 それほど凄いドンデン返しというほどでもないとおもうけれど、『誘拐』よりはびっくりした。 犯人グループの真の動機には、驚きだったし、それ以上に同情というか、考えさせられるものがあった。 詳しく書きたいところだけど、内容に触れてしまうので詳しくはいわない。 ただひとつ読む人に解ってほしいのは、作中の事件が明日にでも起こってもおかしくないということだ。 そして、そのとき犯人の立場にあるのか、被害者の立場にあるのかは分からない。 これから本作を読もうと思っている人には、次にもしくはその前に、日向恩『ロード&ゴー』を勧める。 きっと深く理解することができるのではないかと思う。 | ||||
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内容には無理もあるけど話のアイデアはかなり面白い! | ||||
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2チャンネルのミステリー板で紹介されていたので読んでみました。 読みやすい文体でリーダビリティも十分、どんどん先に読み進めます。次々と起こる新展開も面白く、プロットは秀逸、一気に最後まで読ませる筆力で楽しめました。 とは言いながら、実は、「真相」の章を読む前に、著者の張った伏線も細かな仕掛けも謎も全て解ってしまいました。それでも、面白く読めたのは、登場人物(主に2名)がとても魅力的に描かれているからでしょう。謎解きの面白さより小説としての出来が良かったと思います。 次回作「交渉人 遠野麻衣子・最後の事件」が楽しみです。 毎度ながら映像化するとしたら、遠野には眞鍋かほりさん、石田には藤木直人さん、かなぁ。いや、遠野は次回作も考え合わせると、常盤貴子がベストチョイスかな(高いけど・・・)。 | ||||
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多分、この本を読んだほとんどの人がまったく違うものを期待して読み始めたのだろうが、そのほとんど人が見事に期待を裏切られたことだろうと思う。いやあ、面白かった。特に第3章の追跡までは本当にスリリング。ほとんど会話だけで、描写をいれずに筋を追わせるテクニックとか、ぐいぐいとアクション映画さながらの追跡シーンを会話で思い描かせるテクニックとか、この作者の力量は凄いのひと言。 ほとんど脱帽に近いのだが、ただ、第4章の真実で明かされる、もっとも重要なはずの動機が甘いのが惜しい。気持ちはわかるが、その動機で大のおとながここまでやるか、という思いが残ってしまい、それまでの積み上げが台無しになってしまうのだ。それと、女主人公のキャラが女々しすぎる。最終章では特に、もっと凛々しい女であってほしかった。 技術的には満点に近いが、人の心の描写でやや減点というところか。なかなかその両方を兼ね備えた作品に出会うのは難しいのだが…。 | ||||
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’01年に『リカ』で「第2回ホラーサスペンス大賞」を受賞した五十嵐貴久の2作目の長編。 夜遅く、コンビニに押し入った3人組の強盗が病院に逃げ込み、入院患者、医師、看護師ら50人を人質に立てこもるという事件が発生した。警視庁は500人体制で周囲を固め、犯人との交渉を特殊捜査班に要請する。ここで登場するのが、FBIで研修を受け、これまでにも輝かしい実績を残している人質解放交渉と犯人逮捕のエキスパート、石田警視正だ。彼は、犯人たちの言うことにはいっさい逆らわず、すべて聞き入れ、愚痴や悩みさえ聞いていきながら、実は逆にコントロールするという高等技術を駆使しながら、順調に交渉を進めてゆく。そして、事件の解決も間近と思われたあたりから急転直下、予想もしなかった真相へとなだれ込んでゆく。 思えば石田警視正の「交渉」自体が、すべて驚愕の真実への伏線であり、トリックだったのである。 本書は、手に汗握る人質解放交渉プロセスの形をとっているが、警察内部の葛藤あり、タイムリミットあり、叙述ミステリーの仕掛けと意外な真相、そしてある種の告発小説の要素を含んだ感動の人間ドラマありと、面白要素がてんこ盛りの作品である。 | ||||
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主人公、遠野麻衣子の心情が丁寧に描かれ、 無理なく感情移入ができる。 途中、交渉人について説明っぽい台詞が鼻をつくものの、 登場人物の会話がとてもなめらかで心地よい。 犯人追跡にいたっては、 まるでドラマか映画を見ているようで手に汗握る。 それだけに、交渉人として着地しなかったラストがもったいない。 人質の扱われ方が描写された時点でおおよそのラストがつかめてしまった。 そして真相にたどり着くきっかけとなったあの一言は 遠野麻衣子でなくても気づいてしまうだろう・・・。 推理小説の「掟」も破ってしまっているしね。 でもドラマ化されたら、やはりそれなりにまとまって 見ごたえはあると思う。 及第点。 別の五十嵐作品を読んでみたくなった。 | ||||
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本作品はテレビドラマ化され、石田は椎名拮平、遠野は永作博美が演じていた。ドラマとは結末が違っていたので本も十分に楽しめた。印象に残ったのは、殺人者に対して遠野が毅然として態度を最後まで貫いていたこと。鋭い観察眼もさることながら、自分の信念を持ち、それを決して曲げないところに惹かれた。 | ||||
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交渉人という主人公設定を舞台に、人間の怨念を晴らす。 刑事ミステリーではない。 刑事ミステリーで読んでいくと、結末に驚かされる。 | ||||
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著者が意図しているのが、「交渉」か別の「何か」という部分に疑問符がつく。 「交渉」を道具として「何か」に繋ぐ形になっていると思えるので、筋が通っておらず、このタイトルは反則だと感じた。 少なくない方たちがこの本を支持していることを考えると、まぁ「これもありなのだとは思える。」 テンポ自体は悪くはなく、サクサク読み進めた。 ただ、タイトルにもなっている「交渉」を描いた部分の講義めいたやりとりの描写が目障りに感じた。 それが分かりやすくてよい、という人もいるだろう。 悪くはなかったと思うが、手放しで絶賛するほどではない。 よっぽど読むものがなければどうぞ。といった感じ。 | ||||
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ネゴシエイターの活躍を披瀝しているような展開が中盤まで続いて、小説としてはかなり甘いかもと思っていましたが、最後で予想を裏切ってくれました。プロの作家の力を見せて貰った思いです。しかし、真相を明かす後半が思いのほか早く来て、新味の無い倫理感を喚起させる説明は冗長に思えました。犯人の動機は頷けましたが、反論する主人公の説得は虚く、優秀なネゴシエーターが言うセリフであるとは思えません。落しどころをエンターテイメントに徹した方がより面白くなっていた気がします。 しかしながらじゅうぶん楽しめたのも事実。五十嵐先生の作品の中ではなかなか楽しめる方でした。 | ||||
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病院に銃を所持した3人が立てこもる。 人質は入院患者、医師、看護婦、タクシー運転手。 交渉の第一人者「石田警視正」が電話で犯人と交渉にあたります。 犯人との交渉が余りにも順調に進む事から、違和感を感じるのですが、それが何故なのかは後半部分で分ります。 臨場感とスピード感があり楽しく読み進めて行くことが出来るのですが、最後に判明する犯人の動機が説得力に欠けます。 | ||||
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