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硝子のハンマー
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硝子のハンマーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 81~85 5/5ページ
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貴志祐介さんの作品は好きで、全て読んでいます。この小説は4年ぶりの新作、さらに初の本格ミステリーということで前評判も高く、期待して読みました。自分の中では『青の炎』が一番の傑作だと思っているのでこの本の持つ雰囲気や展開は好みでは無かったのですが、構成の緻密さや今作を書く為に要した調査を察すると充分おもしろい作品に仕上がっていると思います。欲を言えば終盤、防犯コンサルタントの正義感が強くなり過ぎてキャラが変わってしまっている印象を受けたので、個人的には最後まで飄々としたままでいて欲しかったです。 | ||||
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第一部はまさに本格ミステリの王道。これでもかというくらい贅沢にトリックが盛り込まれています。そして怒涛の第二部、貴志祐介の本領発揮といったところでしょうか。すさまじいリーダビリティで、時を忘れて久々の貴志ワールドにどっぷり浸りました。 | ||||
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貴志祐介が書く倒叙物は本当に上手くて面白い!青の炎もそうだったけれど、完璧主義的な思考回路を持つ犯人の心理描写の数々は、読んでいてゾクゾクさせられるくらい興奮します。犯罪者の心理描写をこんな風に現代的でリアルに表現できる作家はざらにはいないと思います。しかも犯人はサイコではなく、まったく人間的な面を持つことから、臨場感たっぷりでどこか応援したくなる雰囲気にもっていかされます。さらにトリックがまったく予測不能なくらい秀逸で、惚れ惚れさせられます。そのトリックを見破る探偵役の反則技も手伝って、次々に浮かんでくる疑惑をひとつひとつ論理的に解決していき、盛り上げも抜群。休む暇なくページをめくり続けること間違いなし!待ちに待った甲斐があったってもんですよ。 | ||||
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とにかく労作です。著者初の本格、密室物です。数ある密室ミステリーを現代風(貴志風)にさらっと書き綴る所はさすがでしょう。とにかく本作のプロットから判断すると、新作まで4年半もかかってしまったことが何となく分かります。意外な犯人にえっとおもうかもしれませんが、練りに練ったプロット、若手女性弁護士と防犯コンサルタントが苦労の末に、犯人を導き出す部分は手に汗握る展開の連続です。とにかく、待ちに待った新作はミステリーファンの期待に十分こたえた充実作でしょう。。自作は2年後ぐらいまでにはぜひ出してほしいものです。 | ||||
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4年以上も彼の作品を待ち続けました。長かったですねぇ……今回は、密室殺人モノです。著者初挑戦ということで、やや不安に思いながらも読み始めたのではありますが…もう、休むヒマ・眠るヒマも与えてくれませんでした。美貌の弁護士をサポートする防犯コンサルタント。二人のチームワークで、攻略不可能かと思える密室殺人に挑んでいくのです。謎解きもさることながら、多くの登場人物が織りなす人間模様の「綾」こそがこの作品の見どころではないのでしょうか。貴志祐介ファンの皆さま、早いところ読んでください。私のように、一気に読むのもいいでしょうがせっかくならば、楽しみながら読むのもいいのではないでしょうか? | ||||
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