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青の炎



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【この小説が収録されている参考書籍】
青の炎
青の炎 (角川文庫)

青の炎の評価: 4.12/5点 レビュー 347件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 41~60 3/14ページ
No.225:
(4pt)

正しい事とはなんだろう?

映画にもなって。有名な作品ですが。
感想としては、
とても真っ直ぐに「自分が出来る最も最善な事は何か?」をひたすら考え実行してきた主人公の、悪い面と良い面を、折角読むなら心に刻んでほしい内容かな…と思いました。

「人として」常に誰もが何かを判断、実行をすると思います。歳を重ねて経験が重なっても、「絶対的に正しい事」は難しいですね。

個人的には。社会的な様々なルールに即して選択肢を絞るのが今出来る最良の判断である。と、思う事も多いのですが。

そこに甘んじて、何かを諦める事の出来ない主人公の選択と実行を追ううちに、判断基準とは?正しさとは?
と、自身が信じてきた「正しい事」を推考したくなる作品だと思いました。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064
No.224:
(5pt)

青春×サスペンス、貴志祐介さんの最高傑作!

貴志さんの作品は何作も読まさせて頂いていますが、1番好きな作品です。

ジャンルとしてはミステリーと言われていますが、犯人が分かっているためサスペンスのような要素があります。

家族想いの男子高校生が巻き込まれる事件、ハラハラしてそして切ない、そんな作品。
ノンストップで読み終えてしまいました。
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4041979064
No.223:
(5pt)

物語に引き込まれてしまいました。

黒い家に引き続き貴志祐介さんの本は2冊目です。
長編なのに物語に引き込まれて数時間で読み終えてしまいました。
残酷な世界で垣間見える人の思い、最後の決意のところでは自然と涙が出ていました。
この物語に出会えて更に貴志祐介さんの本に触れようと思います。
ありがとうございました。
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4041979064
No.222:
(5pt)

淡々と。

物語りが淡々と、でも鮮明に進んでいきます。私も湘南に生まれて育ったので、読みながら景色が浮かびやすいのはありますが、あまりにもリアルに情景が浮かびました。その分生々しい感触が残り、後味の良いものではないかもひれませんが、各登場人物の『想い』が響きました。
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4041979064
No.221:
(4pt)

青の炎

櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意した。自らの手で曾根を葬り去ることを……。
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No.220:
(5pt)

原作も映画も好きな作品です。

学生の頃二宮和也さん主演の映画を観てから原作も気になり読んだ作品ですが、20歳を過ぎてまた読みたくなりもう一度買い直しました。

愛する家族を守る為に考えに考え抜いた完全犯罪、殺人は決して許されることでは無いけれど"人間というものは愛する存在や守りたい存在が居ればここまで体を張れるんだな"と感じながら、作中はもちろんラストでは特に"こんなにも切ない犯罪者が居るのだろうか"と思いました。

話のテンポが良く風景の描写もとても丁寧に描かれていて、どんどん惹き込まれていき次々読み進められます。
何より主人公・秀一の心理描写がとても細かく繊細で読んでいる側も思わず苦しくなりそうなくらいです。
映画でもそういったシーンがあり好きなのですが、文章から感じる切迫感だったり圧というものを感じて、読み終えた後言葉には出来ない"虚無感"というものが生まれてきます。
…短いスパンで何度も読める話ではありませんが、とても好きな作品です。
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No.219:
(5pt)

どうすればよかったのか

もし主人公を非難する方がいればじゃあどうすればよかったのか?と問いたいぐらいどうしようもない状況の物語だった。
ただ1点を除けば主人公はいい人たちに囲まれていた。その1点、たった1人のせいで人生が狂わされるということがよくわかった。ただ周りに相談していたらなにか変わっていただろうか?それが叶わないこの状況では多数が主人公と同じ行動を取るのではないかというやるせない気持ちになった。
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No.218:
(5pt)

読んでて苦しい、、、

読んでて、とても苦しかったです。特に、3人の警察から強迫のような取調べを受けてるときの心情とか、こういう感情なんだろうなというのが痛いくらいに感じました。でも主人公は立派です。自分ならきっと泣きながら苦しみから解放されるべくすぐに自白したでしょう。自信を持って友達にオススメできます。
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No.217:
(5pt)

”青の炎”

私がこの作品で感じたのは、人の心の美しさだ。

主人公が1件目の殺人を犯したのは、純粋に母と妹のためだった。
愛する家族を守るためとはいえ、殺人は許されることではないし、実際問題発覚する可能性も高い。
ただ、彼の眼にはそんなことは入ってこなかったのだろう。それは愚かなことではあるが、その愚かしいまでの純粋さが、私には美しく感じられた。

殺した後の描写も生々しい。人を殺してしまったという罪悪感と、発覚するのではないかという恐怖が彼を苦しめる。
そこで描かれているのも、また心だ。どんなに冷静ぶっていても、自然に出てしまう、感情。その姿が美しい。

2件目の殺人は、ためらいながら実行する。なぜなら1件目と違い、殺すのは憎んでいる相手ではなく、かつての親友だからだ。ただ、家族を守るため、そして1件目ですでに殺人という一線を超えてしまっているため、実行に至ってしまう。

結局すべては露見してしまうが、発覚した後の彼は、初めて自分を客観的に見ることができるようになっていた。そして、自分の行いを後悔しつつも、家族を守るため、最後の手段に出る。

彼の中の純粋な”青の炎”が勢いよく燃え盛り、そしてゆらゆらと揺らぎながらも、最終的には落ち着いた炎になって静かに消えていく。人の心をこれほど純粋かつ情熱的に描いた作品は他にないのではないだろうか。
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No.216:
(5pt)

倒叙推理小説の傑作

ネタバレなしでレビューしてみます。

解説の佐野洋さんも言ってますが
倒叙推理小説の傑作です。

気になった方は面白いのでオススメしてます。

倒叙推理作品、というとテレビドラマで
「警部補 古畑任三郎」や「刑事コロンボ」が有名ですね。

犯人側が犯行を行う様子を描き、あとから
警察側がアリバイ崩しをしてゆく形式のものです。

犯人側から犯行を描くのでスリリングなのですが
当然、悪いことをする犯人には感情移入しにくいので

どちらかというと読者、視聴者の感情移入は
正義である探偵、警察側です。

この作品は、主人公が犯行を行う作品ですが
主人公に感情移入しやすくなってます。

私自身は、映画版を先に観たのですが
結末を知った状態でも原作である本書を
楽しめました。

作品の最後に推理作家であり評論家でもある
佐野洋さんの解説があるのですが、
さすがベテランだけあって素晴らしい解説です。

解説というのは、本編よりも前に読む人もいるので
ネタバレになってしまうケースも有るのですが
こちらの解説は大丈夫です。
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No.215:
(4pt)

作品は面白いがオーディブルだとどうだろうね。

オーディブルの体験で聴きました。貴志 祐介さんの小説はホントに面白いね。でも気がかりなのはオーディブルがコイン制になってから、追加で購入した場合この本は3500円と画面に出るのだが、これは適正価格なのか?その30%で購入できるとしたとしても高くね?アマゾンさんは今だ、追加で購入した場合の各書籍の定価を公表しないけどやっぱ1か月に一冊は足りないよ。
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No.214:
(4pt)

『新世界より』を超えるものは感じなかったが、一気読みした。

内容的には、2時間サスペンスドラマを彷彿とさせるものがあり、主人公は決して悪人はないのに、殺人の闇に堕ちていく様は、

他の書物でもあった気がする。

元義父である曽根の悪辣さが甘いので、主人公が抱く殺意への共感が薄くなってしまった分、

主人公への感情移入はあまりできなかった。

ラストは予想できたが、やはり物悲しいものがある。主人公が守ろうとした、母と妹が結局は一番辛い思いをするのが、

痛ましい。
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No.213:
(5pt)

切ない犯罪物語

家族のために殺人を行う主人公。
主人公の感情表現が豊かで曽根に対する怒りがよく読み取れた。犯罪を行う前後は読んでてハラハラし、緊張感を終始感じた。また山月記の虎の表現も良かった。
後半は家族や学校の友人が主人公を庇おうとし、最後の紀子の別れから主人公の最期は切なく、燃え盛る炎が静かに燃え尽きる様で、殺人という罪を犯しながらどうにかならなかったのかと思いました。末期ガンのこと知ってたら何か変わったのかな…
家族を大事にする反面自己犠牲となり、悲しい殺人犯を描いた物語です。
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No.212:
(5pt)

良かった

解説で佐野洋氏が倒叙推理小説とか書いてるけど、それってサスペンス小説のことなんじゃないのかな。これ、つまらないとどうしようもないんだがさすがに貴志さんは別格です。
ホラー要素を入れれば「黒い家」、SF要素を入れれば「天子の囀り」。あくまでミステリのフォーマットに準じれば「青い炎」。
文才はすごいは。
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No.211:
(4pt)

暗い!

おもしろいと言っては的確ではないかもしれませんが、おもしろいです。
読了後もずっとひきずりますし、多分2度目はない本ですがオススメできます。
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No.210:
(5pt)

何度も読み返したい

レビュー初めてで、拙くて申し訳ないですが…
この本、発行されたのが1999年なんですね。私も1999年生まれで、現在高校3年生の18歳です。どれだけ主人公が大人っぽいと言っても「あぁ、それわかるよ〜」と同年代だから共感できるところもあります。それだけにラストにものすごいやりきれなさというか、切なさを感じました。
あまり本を読まないからかもしれませんが、とても強烈で余韻が残る小説でした。
出会えて良かったです。
高校3年生の現代文の教材に使って欲しいなあ。
青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
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No.209:
(4pt)

バッドエンドストーリー

途中まで、主人公が秀才なのがありありとわかる文面がしつこくて面倒でした。
487ページと長い小説です。半ばまで、大変長く感じました。実際に日にちも一週間以上、前半だけでかかりましたが、後半はすごく早く読めました。後半は予想外の展開で引き込まれました。逆に前半は、なかなか馴染めずでした。バッドエンドストーリーなのが切ない
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No.208:
(5pt)

これはつらい

ラストがとてつもなく切ない。
全部切ないけどラストで言葉を失う。
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No.207:
(5pt)

いたたまれない

人を庇っても、むくわれない歯がゆさと
悲しさが痛いほど伝わってくるストーリーでした。
素直に感動しました。
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No.206:
(5pt)

強くお勧めします。

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青の炎 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:青の炎 (角川文庫)より
4041979064

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